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 保安院の大罪(36) 今時の総理候補  文科系

2011年08月23日 12時02分24秒 | 国内政治・経済・社会問題

 今時の総理候補らは、実に呆れた、馬鹿馬鹿しい輩。これは誰が見ても分かる、明白なことだろう。
 第1に、官僚全体がお墨付きを与えた奴らだということ。
 第2に、よって、福島原発問題では反国民的処理しかできず、「脱原発も遙か彼方」という輩だということ。つまり、海江田と同じく、経産省のお気に入りに違いない。
 第3に、同じく、このデフレの時代に消費税をアップして、景気を悪くする奴らだということ。つまり、財務省の権力を増やすことに邁進する、そのお気に入り。
 第4に、外務省・アメリカべったりでもあるはずだ。このことは、鳩山内閣の末路を見れば誰でも分かろうというものだろう。

 今朝の中日7面社説にこういうのがあった。『霞ヶ関改革はどうする』が大見出しで、題名が『増税 民主代表選』。この社説が実に、こんな結びになっているのだ。
『では、霞ヶ関改革をどう進めるのか。そこが聞きたい。民主党は「脱官僚・政治主導」を旗に掲げて政権を握ったが、いまや面影もない。日本経済の再建はもとより震災復興のためにも、霞ヶ関の縦割り行政打破が不可欠だ。本音の論戦を避けているようでは、次の政権も期待できない』
 僕も、『霞ヶ関改革をどう進めるのか。そこが聞きたい』。ところが、ここまでの内閣の崩壊に恐れをなして、民主党主流が官僚に下ったことは明らかなのである。アメリカに通じた外務省に反旗を翻されて、鳩山内閣が崩壊した。民主党マニュフェストを反故にして総理になった菅直人も、「脱原発依存」と叫んだとたんに、内閣の中で全く孤立してしまった。そして今の彼は、こんな本を読んでいるのだという。「反原発行動」の故に原発村の策動で無実の罪を着せられ、福島県知事を辞めさせられた佐藤栄佐久。その著作「知事抹殺」を。これには心からの共感を覚えるはずの菅直人さん、「脱原発依存」から今度はさらに改心して是非、「総理抹殺」でも物にして欲しいものだ。
 なお次ぎも、誰がなってもまたぶつ切れのツナギ。そう明言しておきたい。弱い2大政党を操って自分らのやり方を押し通すというのが官僚たちの狙いなのだから、当分政治主導になるはずなどないのである。その彼らはマスコミまでを従えているのだし。総理として少しでも主体性を見せれば、すぐに潰されてしまうはずだ。「消費税値上げ」を言質に総理になったが、「脱原発依存」を言いだしただけで閣僚からも袋だたきにあった菅直人を見れば分かることだ。

 さてこうして今の日本の諸悪すべて、他の誰よりも官僚に起因することは明らかである。官僚臭のあるモノは全て、現在日本の最悪物であろうと言いたい。今何よりも、この縦割り既得利権集団を正さなければ、国民のためになる何も進まない。これが僕の、現下最大の政治主張だ。
コメント (2)
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