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「よたよたランナーの手記」(54) 故障明け第二歩  文科系

2014年06月20日 03時34分50秒 | 文芸作品
 一昨日は故障明け試行錯誤報告としてこんなことを書いた。
『13日には40分かけて4・3キロを、「ほぼ歩いた」。その(右アキレス腱の)痛みも2日後にはアイシングで消える程度と分かったので、16日には「ほぼ走ってみた」。45分で5.6キロになった。時速にすれば13日は6.5キロ、14日には7.5キロほどになる。わずか時速1キロの違いだが「ほぼ歩いた」のと「ほぼ走った」のでは大違いだ。それなのに16日は事後もほとんど痛みはない。故障回復末期でこわごわ実験したにも等しい試みが、見事成功したと分かった時は、我ながら嬉しかった』

 こういう状況を踏まえて19日には、20日ぶりほどになるジムランニングに出かけた。怖々と走り始めた最初の30分は、速歩きの時間を長く取ってから走り始め、そのスピードもセーブにセーブを重ねて合計3.7キロ。痛みはないしまだ走れるとも分かったから、もう一度走り始めた。時速7.5キロから始めて後半8キロ時にしても意外に長続きして、結局30分を痛みもほとんどなく終えることが出来た。これが3.9キロで、合計60分、7.6キロ。故障明けの試行錯誤としてはこの上ない結果とあってほっとしたし、明日からまたさらに励めるということなのだ。とともに、今回のアキレス腱痛の原因もよーく認識できたので、今後の為に書き留めておく。

 30才前に手術した左脚つけ根かその上下の椎間板が、以来重傷軽傷とたまにいろいろと起こったように今回もヘルニア再発を起こした。軽い再発だったが左脚に神経障害が起こっていて、知らぬ間にわずかだが力が入らなくなっていた。これが原因で左脚の蹴りが甘くなり、右脚に負担が行った。特に、右足蹴り出しに大きい負担がかかっていて右アキレス腱を痛めたと、そういうことなのだと知った。色々走り方を変えてみた末に左脚をきちんと蹴っている時は右アキレス腱に痛みが出ないと分かったからである。ここから、以上の自己診断ができたのだが、不幸中の幸いとはこの事だ。いや、今回の故障を損して得取れという結果に出来るかも知れない。
 この手記を読み返してみると、3月後半あたりから起こった不調とこれもまた歳のせいなのかなという感想との二つをここにも何回か書いてあると分かったのだが(46、47回辺りに)、思えばその頃から左脚に異常があったのである。そのころもう左の蹴りが微かに甘くなっていたのだろう。右アキレス腱痛が出てからはずっと椎間板の管理に気をつけつつ痛みがない左脚を鍛えていたのだが、この鍛錬が今後のランニング全体を改善するのではないかと、今思えるのである。3月15日の最速時(1時間で9.85キロ)を超えられるのではないかという楽しみも生まれたほどだ。
 すぐに年のせいにするのではなく色々と足掻いてみるものだなと、改めてまた自分に言い聞かせることができた。73才ってもう白秋もいいところ。後期高齢者の入り口に立っているのだが、こんなふうにまだまだランニング記録の上下に時めくことが出来るのである。1時間10キロを春爛漫の山に見立てて、頂上目指しまたあれこれと工夫してみよう。
コメント (3)
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