九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

朝鮮日報より     らくせき

2010年10月18日 09時54分13秒 | Weblog
日本の領土問題、一気に表面化してきましたが、
朝鮮日報が、外務省のホームページを紹介して
分かりやすい解説となっています。転載します。

      


日本は本土から見て、東部・西部・北部の3方面で領土をめぐる国際紛争に直面している。
東部では「北方領土(千島列島南端の4島)」をめぐりロシアと、
西部では尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり中国と争っている。
北部では韓国固有の領土、独島(日本名:竹島)を日本の領土だと主張している。

外務省はホームページで、これら3カ所に対する日本政府の立場をまとめている。
これを細かく読み込むと、「主張の強さ」と「論理的説得力」の側面で、
少なからぬ違いが見られる。

最も強い立場を表明している対象が尖閣諸島だ。
外務省は、独島・北方領土を領土紛争地域として別に分類している一方、
尖閣諸島についてはこうした分類はせず、
「最近の日中関係」という項目の中に紛れ込ませ、日本固有の領土だと主張している。
紛争の事実そのものを認めないというわけだ。
内容も、A4用紙1枚程度の分量にしかならない。
▲1895年1月に閣議を経て日本の領土に編入したこと
▲中国と台湾はこの海域の大陸棚に石油資源が確認された後の1970年代まで
何らの関心も示さなかったこと-などが記されているだけだ。

その次が北方領土だ。
外務省は、この4島には日本人が先に住み始め、
1855年に日本と帝政ロシアの間で結ばれた日魯通好条約(下田条約)により、
日本領と認められたと主張している。
ところが第2次世界大戦後に旧ソ連が進駐し、一方的に自国領に編入したという。
従ってこの4島は、現在のところロシアが実効支配しているが、
もともとは日本領で、「返還」すべきだという主張だ。
旧ソ連も一時、4島のうち2島を返還するという意向を表明しているため、
日本側の主張をある程度認めていると見なさなければならない。


独島に関する内容は異なる。
独島が存在するという事実を認知した時期および領有権をめぐる韓国の主張と、
これに対する日本側の反論が主な内容だ。
1952年に当時の李承晩(イ・スンマン)大統領が宣言した「李承晩ライン」により、
実効支配下に置かれた経緯について違法だという内容もある。
独島については、半分以上が韓国の主張に対する反論となっている一方、
尖閣諸島と北方領土については、相手国の主張の紹介すらない。


韓国政府の関係者によると、日本の政治家や高官の中には、
尖閣諸島と北方領土については中国やロシアが口出しできることはない一方、
独島については、韓国が領有権を主張できる歴史的経緯があるようだ、
と話す人が少なくないという。


 つまり日本の立場から見ると、尖閣諸島は日本が実効支配しており、紛争地域ですらない。
北方領土はロシアが実効支配しているが、歴史的に日本の領土だという事実は明白で、
返還されるべきだ。
独島は、韓国が「不法占拠」しており、紛争地域化しなければならない。
これが、日本が独島について絶えず挑発を行っている理由というわけだ。

        

竹島問題についての解釈が韓国に有利に書かれているのは
韓国の新聞だからという点を差し引いても当っているかも。

一度、ロシアとの間で北方2島を返還で合意しかかった。
鈴木さんたちがガンバッタが、反対勢力の巻き返しで
鈴木さんはついに監獄行きとなってしまった。

これは外交ということに無知な勢力が日本に多いということかも。
ここが妥協できていたら、中国との対応もまた
違った展開になったかも・・・

領土というと判断力が低下するのは、どこの国も同じみたい・・・

そんなに固執するものじゃなくなる時代が案外近いかも・・・
生物多様性条約などの議論を政治的に解釈すると。
国境など吹き飛ばすもっと大変な事態が足元で起っていることは間違いないでしょう。





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 狂った世界  文科系

2010年10月17日 21時04分11秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 今の世界は実に恐ろしく狂っている。どこで狂っているかという根本問題をごく端的に書いてみたいと思っていた。これは、何度叫んでも良いことであって、今回もまとめてちょっとやってみる。結局新自由主義経済が狂っているということなのだが。ただし僕が言うまでもなく、新自由主義経済学というのには何の学問的根拠、正当性もないものだと言われてきた。それは、近代経済学者たちも含めてまともな経済学者が皆語ることのはずである。この場合のまともな経済学者とは、西欧ではケインズのようにノーブレスオブリージを、日本では「経済」(経世済民)の心をも理解する者ということだ。つまり、弱者のことを考えるという意味で倫理的にも正しい、人間の経済学という意味である。

 世界にはいまだに餓死者も多い。家族に必要な水を汲むためだけに女性や子どもらが半日を費やしている地方も多いと聞くが、車や、せめて自転車かリヤカーでもあればずいぶん楽になる理屈だ。山を刈り取ってしまうなどで水がなくなって困っている国、地方が、中国、アラル海沿岸諸国、アフリカ諸国なども含めて実に多い。新生児死亡率はちっとも下がらないし、世界的高度医療の恩恵を受ける国はごくわずかだろう。栄養失調は世界にますますはびこってきたはずだ。寒空に、燃料のない人々も返って増えているのではないか。
 さて、このような問題を解くための技術などは世界のどこにでも転がっている。では、なぜこのような問題がちっとも解決できないのか。そういう国には、問題を解決するための資本がないからである。では世界に資本はないのか? ダブダブに有り余るほどある。先進国にはカネがだぶついていて、投資場所にさえ困り果てていると言える。そこから、土地バブルが起こったり、サブプライム関連商品などが売れに売れたりで、マネーゲームにさえ興じてきた。

 さて、一方に生きるか死ぬかの大変な貧困。他方にはマネーゲームに興ずるような大変な金余り現象。ここに来るまでにはさらに、この両者の間には、こんな関係があったはずなのである。金が不足している所から、カネが余っている所へと、世界のカネがどんどん吸い寄せられてきたという現象が起こったのである。これが、1990年代から世界に起こったグローバリズムの実態だろう。南米通貨危機、アジア通貨危機、ロシア通貨危機、サブプライム爆発以降に起こったドバイ、アイスランド、南欧諸国などの経済破綻。これらのたびに起こったのは、こういうことだったはずだ。世界中のカネが、先進国の金融会社に集まっていった。そもそも、サブプライム爆発って上のような文脈においてこそ実におかしなものだったと言える。家を買えないような貧乏人に家を買わせる仕組みを作って、大いに買わせた。また、家の値をつり上げて更に贅沢をさせた。その果てに家も取り上げて、借金マルケ。そうさせた金持ちたちの「損失?」は、政府資金で救われるということだった。

さて、以上の結果に世界が、また困り果てているというわけだ。こんなふうに。ごく少数の人だけに世界の莫大な金が集まるようになってしまったが、彼らはその金を一体どこに投資したらよいのだ? 高価なものを買ってくれる人々は世界からどんどん減ってきたのだしして。中国などを除いては、先進国がどこも内需拡大に困っているというのが、その最大の証拠である。これが今の『先行きも見えない不況』の正体と言える。ますます少数になった大金持ちと、どんどん増える派遣労働者などだけでは、どれだけかけ声をかけても景気回復なんかできるわけがないではないか。こういう結末こそ「競争が好景気を作る」の実態なのである。「原理的に大嘘」と断定して良かろう。

 世界は、これから一体、どうすればよい?
コメント (19)
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困った中国のナショナリズム    らくせき

2010年10月16日 19時03分12秒 | Weblog
尖閣列島の帰属をめぐって
まだ中国のなかのナショナリズムが
燃えている。

国民の間に、どんな不満が出口を
もとめて動いているんだろうか?

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随筆 不整脈ランナーの手記(22)「多分、完治」 文科系

2010年10月16日 19時00分28秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 10月1日入院、その日午後即、心臓カテーテル手術。3時間にわたって心房内壁を焼くなどの大手術なのに、術後の傷口は右脚付け根内側に2センチばかりの小ちゃなもの。それでも一時負担金は、約50万円。名古屋市の高額医療補助でほとんど戻ってくるが、これは知らない人もいるのではないか。僕は教えてくれる人がいて手を打てたが、病院は全く何も言ってくれないからだ。医療制度に無知な人は手術を遠慮して死ぬだけなのかな、なんて思った。そう、確かに「主張なければ権利なし」は、正しい理屈だろう。人が主権者として立派に育たねば、権利なんてものは守られるわけがないのだから。

 さて、退院時が日曜日とあって、主治医は不在。若い医師から受けた注意は「普通の運動ならもう、してもよろしい」。「どの程度の?」と、念のために質問してみた。すると、ちょっと慌てた感じでこんな返事が返ってきた。「大汗をかかない程度にということです」。さらに質問。「それは傷口に悪いということですか?」。これには「いえ、心臓自身に悪いということです」と、答えがあった。

 さて、好調なのである。2月の前回手術では、術後直ぐの脈拍が2段脈?というのかな、「トン、トン(休み)トン、トン(休み)」という感じで、分当たり80ほどだったのが、今回は全く正常で、同70ほど。心臓内壁の火傷が落ち着く1ヶ月後になってみないと、正しい判断はできないそうだが、多分完治だと思う。そもそも、術後脈拍異常が本日まで全くないのだから。この手術の発明から実施に移り始めた20年ほど前には、死ぬ人も出たということだが、よくもこんなに進歩したものである。

 それで早速、「大汗をかかない程度」に普通の運動をやってみる。10日には階段往復35回。本日は50回。いずれも、ギターレッスンから家事分担の掃除をやってウオームアップに努めてから、試みたもの。ギターとか部屋の掃除って、意外に体力、心臓を使うものであって、心拍が85~95程にまで上がるのである。ちなみに、階段登りは120程まで、8キロ走行になると130を越えるはずだ。
 ともあれ、こういう全ての運動の間中、心臓・心拍は全く異常なし。胸・腕に付けている心拍発信器、ハートレートモニターが、それを示してくれていた。このように好調だからこそ、今はこんな計画が持てる。手術前と同じように体力維持には努めておいて(その21を参照)、術後1ヶ月過ぎたら少しづつ運動負荷を上げていきたいと、考えている。多分走れるようになるだろう。ワクワクしている。
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円高      らくせき

2010年10月15日 15時34分26秒 | Weblog
日本の菅直人首相は13日の衆院予算委員会で、
「各国が自分の国だけ(通貨の相場水準を)低いところに
人為的に誘導するのは20カ国・地域(G20)首脳会議全体の協調から外れている」
と述べた。
野田佳彦財務相も「韓国ウォンは随時介入している。
G20で通貨安競争は大きな議題になるが、議長国として
韓国はその役割を厳しく問われるだろう」と指摘した。

日本政府が韓国政府の為替市場介入を問題提起したのは非常に異例のことだ。
同じ日に首相と財務相が為替問題で同じ内容の発言をしたのも過去に例を見ないことで、
次の出方が注目される。とはいえ、韓国政府は日本政府に事実を歪曲(わいきょく)したと反論することはできない。
韓国政府がウォン相場安定のため、市場介入を続けてきたことは事実だからだ。

しかし、日本は先月、円高を防ぐために、2兆1000億円のドル買い介入を行ったばかりだ。
野田財務相は6年ぶりの為替介入を「一時的なものだ」としたが、
円安に誘導し、輸出企業を支援しようとした政策的意図まで否定することはできまい。

日本が最後まで為替介入を思いとどまり、他国の為替政策を批判したとすれば、
G20首脳会議を控えた時点で大きな説得力を発揮したはずだ。

現在繰り広げられている為替戦争は、ある国が特定の国を一方的に責められる状況ではない。
米国はドル資金をばらまく政策を続けており、ドルは金融危機から2年2カ月で
過去最低水準にまで下落した。
円高も主にドル安によるものであり、ウォンやオーストラリア・ドルなどの通貨が原因ではない。
日本が他国の為替政策に不満を述べるならば、まず米国を狙うのが道理だ。

   

朝鮮日報の記事です。
今回の円高は、これまでのものとは違った要素があると思います。
つまりドル安が基本で、それにアメリカの国益がかかっている点です。

普通ならドルは世界通貨の地位を失うことになっていくのでしょうが、
それではアメリカの国益が大きく損なわれます。

日本が単独で介入していくのは、アメリカの力が弱くなったためですが、
日本はアメリカから独立できるほどは力がないので
他の相対的に弱い国に圧力を加えようとして韓国の反発をかったようです。

この為替戦争のキーマンは中国。
中国が、どんな態度で臨むのか?
今後の世界情勢に大きな影響を与えそうなケハイです。




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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(16)  文科系

2010年10月15日 11時23分57秒 | スポーツ
日本ディフェンス陣の意識改革

 本日のサッカーサイトで、二つの記事が格別に目に付いた。アルゼンチン戦、韓国戦を完封したセンターバック2人の記事だ。日本のサッカーマスコミが点取り屋や司令塔ばかりをクローズアップしているうちは、まだまだ未熟なのであって、程度も低いと思ってきた僕だから、この記事が特に嬉しかったのだ。
 しかも、今野は習ったやり方を自チームに即適用するという。メッシを押さえるほどの機敏性も身につけたいとも、語っている。これで良い。日本のディフェンダーに陽が当たらず、最後にはファールで止めている内は、日本の点取り屋も伸びないこと必定なのだから。万能の栗原も下の記事のように再出発を誓っているようだし、ここに同じく万能の吉田麻也や伊野波、森重らが加われば、さぞや激しいDF争いになるだろう。

 なお、いろいろ読んでいて改めて確信し直したことがある。ザックの最新防御術は、モウリーニョがバルサ相手に繰り広げた世界最新版のリメイクに違いない。メッシがインテルに完璧に押さえられ、サイドに追いやられた本年のチャンピオンズリーグ準決勝ゲームのあれのことだ。ザックが代表にこう語って、代表の面々は驚きで目を白黒させていたらしいから。
『プレスに行ったら、後ろなど全く見なくとも良い。後ろは他人の仕事と割り切って、徹底的にプレスに行け』
 代表はこうして、アルゼンチン、韓国のボール保持者を、サイドに追いやっていったのだった。この結果なのか、センターバックが楽そうだったこと!
 今野や栗原がこれをチームに植え付けられたら、FC東京や横浜はやがて完封を連続するかも知れない。ワクワクする。スポーツ文化の醍醐味の楽しみ、そういうワクワクなのだ! 政治も大事だけれど、それも生活の一側面。ワクワクする物がない生活なんて、意味もないのだし。「人はパンのみにて生きるにあらず」ね。旧左翼はここを間違ったから失敗したという一面も大きいと思う。ワクワクするのが政治だけのように見えたら、やっぱり賛成できないよね。文化が政治の手段のようにも受け取れる理論、事実そう見ていた人々も多いような理論でもあったことだしね。

【 今野 FC東京に“ザックナチオ”注入
 日本代表のDF今野泰幸(27)が、15位に低迷するFC東京に“ザックナチオ”を導入する。今野は14日、韓国遠征から帰国後、初めて実戦練習に合流した。16日にはアウェーで13位の仙台と対戦するが、残留争いのライバルとの直接対決だけに絶対に負けられない一戦。センターバックとしてアルゼンチン、韓国の強豪2カ国を完封したザック流の守備でチームを窮地から救う。
 青赤のユニホームで“ザックナチオ”を再現する。DF今野が仙台戦に向けた実戦練習に合流した。日本代表ではセンターバックで栗原とコンビを組み、鬼気迫る守備でアルゼンチン、韓国の強豪2カ国を完封した。そのザック流をFC東京にも還元する。「基本は変わらないし大事なのは自分の感覚。でも体の向きとか(ザック流を)頭に入れながらやっていきたい」。
 監督が代わり、日本代表の守備の戦術は大きく変化した。変化はゾーンディフェンス、体の向き、プレスのかけ方など多岐にわたる。9日間の合宿では日々意識付けが繰り返された。例えるなら受け身の守備をする岡田ジャパンに対し、ザックジャパンは攻めの守備。その中心にいたのが今野だった。チーム戦術は監督の専権事項だが、体の向きなど選手個々のプラスになることも多いだけに、代表で学んだことをチームに伝えていく。
 親善試合2試合は収穫も多かった一方で新たな課題も得た。アルゼンチン戦では世界最強のドリブラー、メッシのスピードを目の当たりにした。「ステップスピードの次元が違う。1歩動いてる間にフェイントを2回する。自分は身長(1メートル78)がなくアジリティー(機敏さ)で勝負している。そこは重点的に伸ばさないといけない」。これまで俊敏性には自信を持っていたが、さらなるレベルアップが必要と痛感した】(スポニチアネックス)

【 横浜M・栗原、代表へ執着「粘りたい」10月15日(サンケイスポーツ)
 J1横浜Mの日本代表DF栗原勇蔵(27)が14日、“本田効果”を口にした。
 「シンジ(香川)、本田とか、欧州のヤツらはレベルが違う。外国人と一緒にやると、日本人でも外国人みたいになれるんだなと思った」
 アルゼンチン、韓国と強豪からの2戦連続完封を導いた男は、この日からチームに復帰。代表で交流したMF本田圭ら欧州組の意識の高さに刺激を受けた様子で、「後悔するのもバカらしいし、なるべく粘りたい。ラストチャンスだからね」と珍しく代表への強い執着心を打ち明けた。
 「顔つきが違う」と変化を敏感に察知した木村和司監督(52)の言葉には、「時差で眠いね」と時差のない韓国帰りの定番ギャグで照れ笑いしつつ、「監督にほめてもらうのが一番うれしい。レジェンド(伝説)だから」と満足げ。負傷リハビリ中のDF中沢も「世代交代の波に負けないようにしたい」と誓いを新たにしていた】(MSNサイトから)
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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(15) 文科系

2010年10月14日 16時03分26秒 | スポーツ
随筆 「ザックにときめいている」

  ときめきの結論など
 日韓戦が終わって、僕はもうザックにときめきっぱなしだ。この4日に初めてあずかったチームで、8日にアルゼンチンに勝ち、12日には韓国と引き分けた。この結果の見事さは言うまでもないが、それよりも何よりも、そこからうかがえた彼の才能の煌めきをこう解釈して、1人でうなっている。結論を書けば、こんな表現になるだろう。

『ザックがイタリアで名をはせたのは本来、なによりもこういうこと。選手を育てながらチーム力を長期にじっくり積み上げていき、やがて大きく熟成させていくタイプの良い監督として。そういう人物が、こんな短期に、こんなに大きな結果を出したことが、先ず驚くべきことだと見ている。しかも、イタリア以外を指揮したことがないはずの彼が、文化も何もかも異なった遠いアジアのこの国において。こういう出来事は、サッカー界でも極めて珍しいものではないか。人として並々ならぬ才能、賢さを感じずにはいられないのである』
 つまり、大局も応急手当も両方ともを見ることができて、なおかつ短期速成の教育実践にも大成功してしまう人物。そんな人間は滅多にいるものではないと、組織運営になれた人ならば誰でもが気付くことだろう。僕は頭をひねってさえいる。

 アルゼンチンや韓国の監督は当然、日本の激変、強化に驚きの声を上げている。球際の強さを岡田ジャパンが植え付けたのは、南ア大会直前にやった阿部勇樹のボランチ起用のころからのことだ。これを踏まえつつザックが敵の両監督を驚かせた改善点は、主としてこの二つだと知られている。
①前からのプレスなどが密着して厳しくなった。その任務分担や個々人の位置取りまでを細々と、明確にさせてきた。ここから、DF、特に中央がなかなか破れなくなった。
②鋭い縦パスを使うなどから、攻撃が非常に速くなったことによって、相手DFを下げさせる力も身につけた。DFにもスピードと縦パスなどのフィード能力とを要求しているから、その位置も随分高くなった。  
 
  ザック語録
 さて、こんな人物ならば、その語録、思考ポイントを追いかけるのも一興。
①来日後チーム作りの第1標語はこうだった。「チームとしての攻守のバランスを重視したい」。
②教え始めたころには、こう。「日本の技術、球回しは世界でもトップクラス。攻めが遅いだけだ。もっとも、FWにも大変良い選手を見つけた(多分、前田遼一と岡崎慎司のこと。森本は前からよく知っているのだから)。ただし、日本の選手たちが、自分の高い能力に気付いていない事に驚く。(これを気付かせるのも私の仕事だろう)」
②アルゼンチン戦に勝って。「私の選手たちに抱いていた印象が『確信』に変わった。選手たちは、もっと自信を持って欲しい。Jリーグの監督さんたちには、本当に素晴らしい仕事をしていると申し上げたい。ただ、この勝利は嬉しいが、長期に力を積み上げていくことこそ大事なのだ。それはいつも語っているとおりである。きっと強くしてみせる」

  二つのエピソード 
 二つのエピソードを上げて今回の結びとしよう。
 まず、キャプテン長谷部によるザック評。
『今まで指導を受けた監督の中で、1、2を争うほどに細かい分析、指示を示す。アルゼンチン戦の後の総括は、前半だけで20項目もあった』
 次いで、このこと。代表の10番に香川真司が内定した。この連載でも彼を第1回目に扱ったが(9月17日、その1)、過去最高の在外日本人攻撃型選手に育つだろう。本田のスピードを香川のように上げるのは難しいが、香川がフィジカルを鍛えるのは長谷部に教えを請えば直ぐに可能だからだ。長谷部は、1年ちょっとのドイツ生活で鉄の鎧を数キロ身につけたのだから。バルサが既に香川の調査を始めたと報道されていることだし、彼をすぐにでも取りたいと動いているビッグチームは、5本の指では済まぬだろう。なんせ、急上昇中のドイツの、今期の看板選手になりおおせている。21歳。その成長スピードは、凄まじい。
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朝鮮日報より   らくせき

2010年10月13日 14時09分20秒 | Weblog
政府消息筋は12日「金正恩氏の側近たちが海外であれこれ話す金正男氏を
ただではおかないという動きを見せたが、
中国側が『正男氏に手を出すな』『中国の領内では(接触を)絶対に認めない』と
メッセージを送った」。

金正男氏は中国高位層の子弟の集団である「太子党」と親交が深い。

北朝鮮崩壊時、中国が金正男氏を指導者に据え、
北朝鮮を吸収しようとしているといううわさも、
こうした状況と無関係ではない。

同消息筋は「金正男氏は北朝鮮に戻らず、居住地であるマカオや北京など、
中国領域内に滞在するだろう」と話している。

王朝の跡目争いらしいエピソード。


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■民主党政権下の軍事計画を読みましょう     まもる 

2010年10月12日 20時12分09秒 | Weblog
★(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)の杉原浩司さんから民主党政権の軍事計画を知ろうというメールがはいりました。大切なことなのでお伝えします。  まもる

=========================================
>■民主党政権下の軍事計画を読みましょう。
  ~「新安保懇」報告書と概算要求を手がかりに~
 第二次菅政権下で外交・安保政策はどこへ向かうのでしょうか。沖縄差
別の辺野古新基地建設「日米合意」をはじめ、日米共同開発中の新SM3
の欧州輸出検討、日本・NATO機密保全協定の締結、米韓演習への海自
オブザーバー参加、陸自の一部海兵隊化の検討、12月「離島奪還」演習計
画(「尖閣奪還作戦」!)など、防衛官僚主導の動きが着々と進んでいます。

 年末の「防衛計画の大綱」改定に向けて提出された「新安保防衛懇」報
告書は、武器輸出三原則や集団的自衛権不行使などの平和原則を葬る
ことを提言。防衛省が提出した2011年度概算要求は、「最も削りにくい」
(防衛省幹部)として「思いやり予算」「ミサイル防衛」経費を政策コンテス
ト対象の「特別枠」に計上しつつ、中国等への「脅威対抗型」の兵器拡充
(那覇基地の空自部隊の一部PAC3化、「離島防衛」強化等)などを図ろ
うとしています。

 米国の動向を見ながら、「新安保懇」報告書と概算要求を素材に、民主
党政権下の軍事計画を読み取りましょう。一人で読むのは疲れる文書も、集ま
ればより明確に見えてくるものです。グループで取り組んでみたいものです。

【参考】

報告書「新たな時代における日本の安全保障と防衛力の将来構想」
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/shin-ampobouei2010/houkokusyo.pdf

我が国の防衛と予算 2011年度概算要求の概要
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2011/yosan.pdf

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敬して近づかず   らくせき

2010年10月12日 09時49分39秒 | Weblog
コップ10

韓国や中国のマスコミは、どの程度の注目度なんだろう?
と、朝鮮日報などを覗きました。
が・・・・
ほとんど注目されていない。

NHKの番組などが、しきりに使う「外来種」、
という表現に前から違和感を。
なぜか、日本古来の種を絶滅させる悪者という
イメージで報道されている。

外来種だって、役に立っているのもいると
思うのだけれど・・・

それと本質的な問題点は外来種問題ではなく
森林伐採などではないのでしょうか?

一年に数え切れない種が絶滅しているという。
温暖化と同じ数字のマジックが使われているのじゃ?
という疑問がわく。

もし一面の森林があっという間に
一望の荒野へと変わっていく映像を見せつけられたら・・・・
数字も信憑性を持つかもしれない。

会議そのものも、生物資源の取り合いで人間の欲。

生物の多様性を守ろうという精神がホンキで
議論されているのかしら?

でも、会議の重要性は、こうした意見によっても
決して損なわれることはい。
生物多様性・・・これこそ大義名分。
これがなくては時代は前に進まない。

9条なども大義ですよ。
これに反対しても余り意味がないと思うんだけれど。
ね、保守系さん。
せめて敬して近づかず、が良いんじゃない?





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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(14)  文科系

2010年10月12日 01時16分24秒 | スポーツ
本日の韓国戦を占う

 本日12日、アジアの2巨頭、日韓戦である。来年早々のアジア大会優勝の為にも、お互い負けられないガチンコの一戦となろう。熱戦になる理由が他にも多く、双方が一歩も引かない激しい闘いになると見て良い。
 アジア大会で長年優勝していない韓国がチョ・グァンレ新監督を早くに決定したのは、アジア大会の優勝を義務づけたからだと言える。そして、この監督がまた、大変な野心家、有能な人物なのだ。ザッケローニも真っ青な出生街道を辿った人、負けられないだろう。アルゼンチン戦勝利に続いて、このアジアの雄を見事に負かすことができれば、協会、選手からの信望も絶大なものになって、以降しばらく全権を委任されるも同じ事だろうから。ザッケローニは、若い選手1人1人の成長も図りつつ、遠大な計画のもとに長年かかって偉大なチームを作っていくタイプだから、即効性を要求されたイタリアビッグクラブでは失敗してきた人。そんな彼にとって、当分の間何をやっても良い自由な立場を獲得するというのは、この上ない魅力のはずだ。全知全能を絞って「日本を直ぐに強くする当面の着眼点」に手を入れたことだろう。日本には、ワールドカップベスト8、4への要件も色々そろっているのだから、ザックのモチベーションも上がるだろうし。

 さて、これを書くために種々読んで、学んだことなどを駆使して、この日韓戦を占ってみたい。結論は、日本勝利だ。その最大理由は、これ。新監督の下で、韓国伝統のやり方が急改造されているからである。その急改造がまた、現在のザック・ジャパンに向けてはとても相性が悪いだろうと、僕は観ている。
 グァンレ韓国は、こんな大改造を展開中なのだ。
①3-4-3で、ショートパスを駆使する、テンポの速いパスサッカー。
②3バックと言っても守備的なものではない。時には2バックにも、はたまた2シャドウストライカーがMFに下りてくる4中盤にもなりうる、全員攻撃全員守備のトータルフットボールである。 
③攻撃は、ワントップと2シャドウストライカーがどんどん入れ替わりながら、左右から展開される。

 さて、こういうトータルフットボール、パス・サッカーならば、日本に1日、いや数日の長があると思う。パスの精度や走り方などトータルフットボールに不可欠の技術には日本の方が遙かに長い歴史があるのだし、対韓国の昔の日本とは違って全く当たり負けなくなっているからである。更に加えて、ザックがこの間に施した2つの緊急手当が、韓国に対して効果絶大だろうとも、見ている。
①ザックが日本に急増させた縦パスが、韓国の防御ラインを下げさせるなど、かなり不自由にさせるだろう。そして、これに無理して抗えば、日本の得点チャンスが増えることになるだろう。
②同じくザックが密着、強化させたプレスが、韓国攻撃陣をサイドに追いやって、得意の中央突破攻撃を許さないだろうとも見ている。

 さらには、こんなことも大いに予想される。韓国のショートパスを日本がカットする場面が、序盤に多く見られるのではないか。これで韓国が自信を失ったら、ワントップを狙った「ロングボール放り込み韓国」に戻る可能性すらあるだろう。

 現在の世界順位などは、日本30位、韓国44位。南ア大会後のチーム成績も、韓国はナイジェリアに2対1、イランに0対1。日本はアルゼンチンに1-0だ。ナイジェリアは34位だが、多分25位ほどの実力。イランは上り坂とは言え57位であり、アルゼンチンは、言わずと知れた世界5位だ。
 要するにこういうこと。日本の得意な戦い方に改造中の韓国は、昔よりもむしろ怖くはないと。しかも、ザックよって、今までの韓国に衝かれてきた日本の重大欠点が手直しされてもいると。こうして、今の韓国が日本に勝つ確率は3割程度だと言っておく。ただ、いつものように、こういうお断わりはしておきたい。サッカーは番狂わせの多いスポーツである。20位ぐらいの順位の違いは、そのゲームのディテール次第でどうにでも入れ替わると。44位の韓国が57位のイランに負けたように。

 ザックは、長期にチームを預けるには非常に良い監督だと、いろんな資料から僕は思い始めた。今上り坂のドイツにいて目が肥えている長谷部キャプテンが、「相当の方ですよ」と評し始めているのも、とても心強い。
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防衛相、武器輸出三原則見直し発言!  文科系

2010年10月11日 08時28分19秒 | スポーツ
 最近しきりに、北沢防衛相がこれを発言している。これって、9条の理念から言っても、発言者が閣僚の1人であるという事から考えてみても、とてもおかしいことではないか。

 そもそも、戦争を放棄した専守防衛の国が、なんで武器を輸出するのか。これができるのか。特に武器輸出というものは必ず一人歩きしていくものであって、今のように世界的不景気時代には必ず輸出を増やしたくなるものだと、僕は考えている。もっともな理由を付けて。不景気の中で輸出がどんどん増えていった果てには、武器生産者、輸出者のなかから「戦争よ起こってくれ!」などと願う輩まで出てこよう。こういうこと全てが、歴史的に証明されたことでもあると、言えるのではないか。こんなことは、9条を持った我が国では、とうてい許されないことだろう。戦争を放棄した国ならば、いくら不景気でも歯を食いしばって、武器による金儲けを控えねばならないと思うが、どうだろうか。
 しかるに、北沢俊美防衛相は、最近、率先してこんな発言を続けている。一閣僚が、政府方針に違うことをこんな風に発言、アナウンスするのがそもそも許されることなのか? 例えば、「どこそこの紛争には日本もそろそろ出兵するべきだ」などと一閣僚が語ったとしたらどうだろう? 大変なことであって、武器輸出原則崩しもこれと同等の発言と、僕は考える。例えば、この北沢発言、現行の法令(解釈)に照らしてみたら9条違反であるとはならないものだろうか?   
 
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「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(13)  文科系

2010年10月10日 09時45分55秒 | スポーツ
ザックは岡田ジャパンをどう変えたか?


 8日のアルゼンチン戦は、岡田ジャパンが当初狙っていて果たせなかった「形」が、ちょっとした指示で実現されたのだと思う。つまり、あの好ゲームは岡田ジャパンを土台として2、3新たに手を加えたものに過ぎないと見た。本来のザックジャパンが見られるのは、まだまだ先のことだろう。ザックは今回、岡田ジャパンのどこに手を加えたのか。

1 岡田の狙いから、踏襲したこと

A 高い位置取り、コンパクトな布陣の、全員守備・全員攻撃
B 全員が限界まで走り回って、相手ボールに強く当たり、マイボールでは常にフォローに走る。
C 攻守の切り替えを速く。
 さて岡田ジャパンでは、このうちBははほぼできたが、他が不十分だった。そこから、ワールドカップ直前に、やり方を変えている。阿部を入れた低い陣形の、防御的にすぎるやり方に。低い陣形では当然、防御の切り替えも遅くならざるを得なかった。

2 どこに手を加えたか

A 「ボールを奪ったら直ぐに縦パス」と指導したことによって、相手を下げさせた。
B 相手ボールになったら、FWやDFが直ぐに接近し、独特の圧力のかけ方を指導して、敵をサイドに追い込んだ。この追い込み方が、ザック今回最大の真骨頂だったと思う。
C こうすることによって、自陣中央を崩させなかった。相手が中法へ中央へと来たにもかかわらず。
 さて、この結果がシュート数15対13、それも中央を崩されるきわどい場面が少ないという堂々たる勝利に繋がったのだと思う。

3 12日韓国戦に向けて

 12日の韓国戦は、こうはいかないだろう。個人中心で来たアルゼンチンよりも組織的当たりが厳しいまとまった陣形を目論んでくると思うからだ。でも、日本の縦パスが通れば、韓国も下がり気味になって、コンパクト陣形も崩れる。また、こと縦パス能力に限って言えば、日本の方がかなり高いはずなのである。その意味で世界水準に近い縦パスを出せる数少ない選手を、是非使って欲しい。DFでは伊野波、MFは長谷部と中村憲剛、ワントップは前田である。アルゼンチン戦によって、次のことも分かっているはずだ。森本よりも前田の方がはるかに能力が高く、ワントップにも相応しい。遠藤は、憲剛に比べて縦パスをよくカットされていたし、防御力も憲剛より落ちると思う。守備力だけを取れば憲剛よりも阿部がかなり高いだろうが、それを承知で憲剛を使うのは、その縦パス能力に依拠した「攻撃は最大の防御なり」という考えだ。センターバックは、栗原・今野でも良いのだが、伊野波評判の縦パス能力を是非見てみたいものだ。

4 中田ヒデ、「縦パス」という冒険

 フランスワールドカップにおける中田ヒデの縦パスは、当時の世界水準だった。彼は、失敗しても失敗しても、懲りずに出し続けた。これを解説していたベンゲル監督が、常に酷評していたのを思い出す。「中田はボールを失いすぎる」と。また、このころのヒデのパスは、日本関係者から総スカンを食っていたことも思い出す。「速すぎて、不親切なパスだ」と言われた。今の世界水準のこれは、国内では中村憲剛、国外では長谷部誠だろう。前者は多分ジュニーニョから学んだのだし、長谷部はドイツを見倣ったとご本人が述べている。
 今ベンゲルが大事な闘いで勝てないのは、このことと関係があるのではないか。ボールポゼッションを重視するあまり、縦への攻めに鋭さを欠くという。縦パスは4割失敗しても、成功すれば味方得点シーンが増えるとか、敵を下げさせるとかの効果があると僕は思うのだが、どうなのだろうか。ベンゲルの理想はバルサなのだろうが、あそこまで仕込むのは、バルサのように「少年時代からの同じコンセプト仲間」を集めなければ難しいのではないだろうか。
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明日・・・2010年「九条で平和 10・10」アピール行動!!!!  まもる

2010年10月09日 20時16分47秒 | Weblog
みんなで参加しましょう!
  2010年「九条で平和 10・10」アピール行動strong>
  

 日本国憲法公布62周年の一昨年11月3日、1,500人の参加で「あいち九条の会」が名古屋市中区内で「九条パレード」を行ったことをご記憶でしょうか。
 今年、2年ぶりに「九条で平和10・10アピール行動」が持たれることになりました。
7月の参院選の結果、改憲を支持する国会議員が増えるという事態が生じ、各地域九条の会から「九条の会は何ができるのか」「何をすべきか」という声が多く出されるようになり、「あいち九条の会」では、改めて「目先の政局にとらわれることなく、大局に立った活動を進める」という立場に立ち、草の根から九条の会をひろげ、身近にできることから活動に取り組み、九条の改悪を許さない世論を形成する活動を行うことを確認しました。
こうした観点から今回の行動が取り組まれることになりました。
アピール行動は、・・・・・・・・・
 ① 市民へ「憲法と九条を守ろう」の訴えを行う
② 市民へ行動参加を呼びかける
③ 「九条の会」をアピールする
④ 参加した「九条の会」相互の激励、活動を通
  じての交流を目的とする。
・・・・・・・・・・・というものです。     ― 一昨年のアピール行動 ―
先ず「辻々パフォーマンス」を、参加する各会が独自に栄周辺で取り組み、その後、集会とパレード、街頭からの宣伝に移ります。昭和区九条の会も、先回に続き参加することにしました。皆さんの参加をお願いします。
  10月10日(日)午後1時半 若宮広場(地下鉄 矢場町下車)集合
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中国の反体制家にノーベル平和賞   らくせき

2010年10月09日 13時30分29秒 | Weblog
フランスのニュースのコメント。
「いつもは弱腰で批判されている委員会が
今回は・・・」ですって。

佐藤栄作さんの受賞もあるけれど、
政治的な面では異論もありそう。

ロシアのテレビなどは冷静、というか
冷たいコメントも。

   

中国はいつになったら民主化されるのかな?
経済大国になった時、日本も大国意識が
芽生えたけれど、昔からの大国じゃないから
結局、身につかなかった。

しかし中国は秦の始皇帝の時代から大国。
こうした歴史意識が、劣等感を振り払って
躍り出てきそう。

それが正されるのと民主化とは同じことかも。

今後、中国はどんな大義名分を掲げることが
出来るのか?

義なくば覇。




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