九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

随筆紹介 「犬のいる暮らし」(3)  文科系

2011年01月11日 13時01分26秒 | 文芸作品
 同じ同人誌の友人の作品、連作の第3番目です。作者は50代の女性、まだまだ続きます。

  犬のいる暮らし(三)      Y・S

ボクと名づけた二匹目の犬を飼い始めて五年が経つが、いまだに呼んでも無視をする。食事と気が向いたときだけしか近寄らず、飼い主に媚びることも尻尾を振ることもない。
 飼い始めたはなは先住の犬とすさまじい喧嘩となりそれは大変だった。三キロぐらいの子犬でありながら、三十五キロの大型犬に向かっていくのだ。当時を再現すると多分、
 先住犬──ちょっと近づかないでよ。私はあんたのママじゃないんだからね。だいたいあんた、新入りで子どものクセして生意気よね。胴長、短足、頭でっかち。それにまあ、なんて不格好なの。
 ボブ──なにお! この年増女。だれがお前なんか。ちょっと可愛くて頭がいいからって偉そうに。回りにちやほやされて調子に乗るんじゃねえよ。
 とまあ、こんな感じで二匹は決して歩み寄ることをしなかった。
 ボブは成長するにつれて猟犬の本能を発揮し出し、先住の犬を獲物に見立てて部屋の隅に追い詰め、狩のようなことをするようになった。先住犬は穏やかで従順、盲導犬や介助犬に向く犬種である。次第にこのチビッ子ギャングのようなボブを怖がるようになった。
食べ物を横取りされて、生活全般ボブに遠慮するようになってしまった。むろん私たちも黙って観ていた訳ではない。常に先住犬を優先して、ことあるごとにボブを叱り飛ばしていたのだが、彼は涼しい顔でまったく動じないのだ。
 思えば彼を飼い始めたころ、獣医や動物専門学校の教師にも「スコティシュテリア?そりゃ大変だ。頑固で飼い難いよ」と言われたことがあった。それを身に染みて感じ始めるにはそう時間はかからなかった。
 とにかく喧嘩早い。それも大きい犬にしか闘志が湧かないらしく、秋田犬とは互角にやり合った。他の犬にも怪我をさせたり治療代を払ったりと、彼のせいで頭を下げることが増えた。散歩時に会う七十キロ以上の超大型犬たちは、ボブが背中に飛び乗って嚙み付いたことがあるので、今では向こうから道を空けてくれる。獲物を狙う眼で体を伏せて戦闘体勢を取るボブに、彼らはあきらかに困惑している。ところが居合わせた人々は「あらあら、大きいワンちゃんが怖いのよねえ」とボブに同情的だ。〈みんな解ってないなあ・・・・・〉私は曖昧に笑いながら複雑な心持ちになる。ちっとも散歩が楽しくない。
 先住の犬だって犠牲者だ。彼女は周囲のオス犬たちに絶大な人気があった。それら全てをボブが敵にまわしたので彼女は多くの友を失った。私がボブを衝動買いしたばかりに、申し訳ないと思う。家族にも責められて私の苦悩の日々が続く。
 だがそんなボブにも弱点があった。それもちょっと信じがたいほどの弱点が。
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柴田とよさんの詩、韓国紙も    らくせき

2011年01月11日 10時08分09秒 | Weblog
昨年日本で出版された詩集『くじけないで』が100万部を
突破するほどの人気を呼んでいる。
と韓国・朝鮮日報が伝えている。

柴田さんは現在一人暮らしで、今年6月26日に満100歳を迎える。
われわれ人間は家族、愛、希望といったごく平凡な価値を、
日常生活の中でつい忘れてしまいがちだが、
その大切さを淡々とした言葉使いで表現したこの詩集は、
日本全国で大きな話題となっている。

以下、とよさん語録。
「私ね、人から優しさを貰ったら心に貯金しておくの」
「寂しくなった時はそれを引き出して元気になる」
「あなたも今から積み立てておきなさい」
「年金よりいいわよ」

       



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『辺野古飛行場の新設を棚上』って本当?  文科系

2011年01月10日 14時36分57秒 | 国内政治・経済・社会問題

 8日の読売3面ににこういう記事が載ったとのこと。以下は間接報道ですが。

『読売が、日米政府の辺野古新飛行場断念を大きく伝える
 本日、読売新聞が3面で大きく、日米政府が辺野古飛行場の新設を棚上げにすることを報道している。冒頭の記事がそれだ。「日米同盟立て直し」というキーワードのもと、普天間の切り離し・決着先送りをすることを決めたという内容だ 』

 読売を取っている方、ちょっと記事の詳報をお願いできませんか?
 
 

 
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大河ドラマ50作がスタート   らくせき

2011年01月10日 10時33分32秒 | Weblog
第一回を見てしまいました。
秀吉や信長が、ホンネは、そうでも、
あんな場面であんな言い方をするのか?と
一人で突っ込みを入れながら。

大河ドラマの語源は、フランスの作家
ロマン・ロラーンだったんですね。
これは赤旗で、松尾羊一さんが言っていました。

また松尾さんは『過去を創造』する着地点を越えて
『未来を思い出す』人物像を描いてほしいと
書いていますが、
これって、どういう意味なんでしょうか?

どなたか教えて下しさい。

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随筆紹介 「犬のいる暮らし」(2)  文科系

2011年01月10日 01時26分45秒 | 文芸作品
 同じ同人誌の友人の作品連載を続けます。

   犬のいる暮らし(二)            Y・S

 五年ほど前、動物博覧会のイベントに参加したことがあった。世界中の多種多様の犬や猫が観られるというので、飼い犬を連れて気軽に夫と参加した。
 たしかに見たこともないような珍しい猫や犬がいる。ケージを覗きながら歩くうちに、黒い子犬の前で足が止まった。プレートにスコティシュテリアとある。〈ああ、この犬だ〉瞬間、なぜだかこの犬をずうっと待っていたような気がした。
 五、六歳の頃だったろうか。母親に黄色い手提げカバンを買ってもらい、とても大事に持っていた記憶がよみがえる。田舎で生まれ育ち、年子の兄がいて妹の私にまで贅沢なものを買ってもらえることは珍しかったあのころ、都会のデパートでそのカバンを手にしたときの胸のときめきを今でも覚えている。カバンの片隅には黒い犬のマークがついていて、異国にはこんなカワイイ玩具のような犬がいるのかと憧れを抱いた。黄色いカバンとともに、その見たこともない犬もずうっと私の記憶の中に仕舞われていた。
 博覧会場で、今、目の前にいるのがその時の犬だ。初めて本物を前にして、つい見入ってしまう。子犬なので真っ黒い毛玉のようで顔はよくわからない。係員が「抱っこしてみますか?」と、ケージから出して私の胸に押し付けた。ああーそうか、展示即売会もやっていたのだ。「最近ほとんど見かけなくなった珍しい犬ですよ。無駄吠えもしないし、いい子ですよ」若い女性の係員がにっこりと私に笑いかけ、子犬の頭を撫でた。
 このころ、私と夫にはよく諍いが生じていた。理由は些細なことばかり。多分こういうのを性格の不一致と言うんだろうなあと、いい加減うんざりしていた。が、唯一、私たちの共通点が動物好きだったので互いに気分転換にでもなればと、この動物博覧会に出かけて来たのだった。黒い子犬を抱いたまま動かない私に夫はにがい顔をしている。
 結局、夫の渋るのを尻目に衝動買いをしてしまった。五十数年来、私の胸の中にいた犬だもの・・・。この時は、この出会いが運命であるかのように感じてしまった。
 念のため、その場で先住の飼い犬(ラブラドールレトリバー)にも面通しをさせる。彼女は争いを好まない性質なので、この黒い毛玉に鼻を近づけただけで怒りはしなかった。彼女にしたら、この黒いのがこれから家族の一員になるなどと思いもよらなかったのだろう。ほんとに気の毒なことをした。あとの祭りとはこのことだと、のちのち思い知らされることになる。
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 日暮れて道遠しも、希望あり     只今

2011年01月09日 17時23分45秒 | Weblog
 昨年暮れの12月26日開催の西東京市市会議員選挙は、民主党が現職5人のうち4人までを落とし、3議席に減らしたことで注目を浴びました。
 
 小生もいっとき住まったことのあるこの地は、かって保谷と称して革新の牙城であり、そうしたこともあって当選者28人(立候補者34人)を調べてみました。
 
 当選者の内訳は次のようでした。()内はこれまでの数。
 自民党6(8)。公明党6(6)。共産党4(4)。民主党3(5)。みんな3(0)。生活者ネット2(2)。無所属4(2)。社民党0(1)。
 そして第1位の当選者の票は5427票。第2位は3461票。第3位は2462票。最下位当選者は1462票。

 二位に2千票の差をつけた当選者はどんな人物か、調べてみると森輝雄(無所属)といい、その選挙公報には次のような主張が掲げられていました。
 
 『平和な社会で豊かに暮らす権利が憲法の中にはある。生きる権利を侵す
  貧困を解決し、すべてを壊す戦争に反対しよう!』

 このような「憲法」に触れた主張を、他の候補の選挙公報の中ではみられませんでした。
 だからといって、このことが高得票の因とは勿論言えませんが、地方選挙であっても、憲法とか戦争とどう向き合っているか、を候補者に問うていくことは、とても大事なこと! ではないかと…。
 
 ちなみに森輝雄氏は、毎月「議員報酬」の収支を発表していますが、高得票の因として3年前の議員報酬問題に触れたことを、彼はその一つに挙げていますが、併せて次のようなマスコミ批判を。

 =マスコミは、この選挙結果を国政にひきつけて説明するために、民主党の
  凋落と「みんなの党」の伸張にのみ着目しています。
  他の要因を無視し、自分たちの描いた構図にあてはまる現象のみを取り上
  げて説明するのは、検察特捜部の捜査と同じようなものであります。
   国政との関係を否定する積もりはありませんが、それでは「無所属」が「み
  んなの党」の3人と同じくらいの票を得て当選したことは説明できません。
   説明できないことは視界から外して無かったことにする、というのでは、
  ジャーナリズムが泣こうというものではありませんか=
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随筆紹介 「犬のいる暮らし」  文科系

2011年01月09日 04時24分43秒 | 文芸作品
 友人の、随筆を紹介します。同人誌で一緒にやっているY・Sさん、50代の女性です。日を置いた連載になるかと思います。

   犬のいる暮らし(一) Y・S

最近、年老いた飼い犬のことが気掛かりだ。犬も人と同じく寿命は延びていると聞くが、昔ならとっくに犬の寿命に達する十二才。三十キロを超す大型犬なので、最後まで世話ができるかどうか自分たちの年齢を考え合わせて飼い始めた筈であったが、歩行や排泄が困難になり、想像以上に大変だ。住まいや車も、老犬対応にせざるを得なくなってきた。できれば、長患いをしないで逝ってほしいと願う。私たち人の終りとまったく同様の思いだ。
 実はうちにはもう一匹犬が居て、これが人に媚びない犬特有の従順さがない生意気な奴だ。体も十キロほどで若輩でありながら態度が大きい。気性も荒く、けんか早い。五年前にこのチビ犬がわが家に来てから、先住の大型犬は気の毒なほど遠慮がちに暮らしていた。
 当然二匹は仲良しではない。あいだに入って私たち人もずいぶんと気を使った。ところが最近、このチビで生意気な我が儘犬が奇妙な行動をとるようになったのだ。
 気がつくといつも老犬の近くに横たわっている。彼らのベッド(ハウス)は離してあったのだが、夜も老犬のすぐ横のソファで眠っている。彼のベッドに移してもすぐにソファに戻ってしまう。もともとマイペースな性格で勝手気ままな奴だと苦笑しながら観ていたが、ある日、ハッとした。本来動物は、怪我や病で倒れた仲間に寄り添うと聞いたことがある。「そうなんだろうか・・・?」半信半疑で、毎日二匹の犬を眺めている。
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「日本サッカー・希望の星」とザック監督など(28)アジア杯の予想布陣 文科系

2011年01月08日 09時09分29秒 | スポーツ
昨日、今日の報道から、明日のアジアカップ・ヨルダン戦の布陣を予想してみます。4-2-3-1で最も有力なのは、前から見てこう。以下全て、左から言います。
1 前田
3 香川、本田、松井
2 遠藤、長谷部
4 長友、吉田、今野、内田
 ザックによれば、ザック得意の攻撃的布陣(3-4-3)に替える能力も日本にはあるそうで、その練習もしています。その場合は
3 香川、前田、本田
4 長友、遠藤、長谷部、内田
3 伊野波、今野、吉田

 布陣というものは、メンバーの個性的能力で選ぶもの。それぞれの布陣が持つ長所を活かし、短所をカバー出来る能力の有無が問題になるわけです。ザックによれば、このメンバーの個性的能力とは、こういうものだそうです。
『守備は敵にスペースを与えすぎるし、(サイドに)追い込む身体の向きも、やり方も拙い。が、これらはすぐに直せた。それだけの力があるメンバーなのだ』
『サイドのスペースをうまく突いたときは、どんな(世界的強豪)相手にもかなり恐い存在になれると思う』
 左では長友と香川、右では内田と松井が組んで、それぞれに前田、本田が絡む得点力が、世界トップ水準のものだと見ているわけです。

 日本相手には常に「引いて守るカウンター狙い」のアジア。これを崩すことが出来れば、お見事、「お見立て・ご指導通り」となるのですが、さて? 

なお、最近の選手達のニュースを以下に少々。

遠藤が気合「勝ち点3を必ず」/アジア杯
   2011年1月7日 8時0分 (サンケイスポーツ)
 サッカー・日本代表合宿(6日、カタール・ドーハ)全体練習後にはMF遠藤&長谷部が、監督に呼ばれて青空会議。6日の紅白戦でも主力組のダブルボランチを組んだもようで、ヨルダン戦は経験豊富な2人が中盤の底を支えることになりそうだ。会談では、堅守速攻のスタイルや選手個々の特徴など、ヨルダンの詳細を説明され、遠藤は「相手のいいところなどをいわれた。守備的に来ると思うので、焦らずキープしてどこかで勝負しないといけない。初戦から勢いをつけるために勝ち点3を必ず取りたい」と意気込んだ。】

【 DFから固める…吉田、今野の先発濃厚
   Photo By スポニチ
 【日本代表練習】5日に行われたミニゲームは主力、控えがシャッフルされたが、DF吉田と今野とのセンターバックコンビは固定された。
 「先発決定?まだ、そんな段階じゃない。落ち着いてくださいよ」と本人は冷静そのものだが、ザッケローニ監督は国内合宿中に「DFから固めていかないといけない」と話しており、初戦ヨルダン戦のスタメンは濃厚。残された時間で連係を高めていく。 】

【 前田、1トップ先発濃厚…先輩・高原以来の得点王獲る!  アジア杯1次リーグ・ヨルダン戦  Photo By スポニチ
 カタール・ドーハで7日に開幕したアジア杯に出場する日本代表は9日に、カタール競技場で行われる1次リーグ初戦でヨルダンと対戦する。1トップでの先発が濃厚なFW前田遼一(29=磐田)は大会を通してゴールにこだわるプレーを見せることを強調した。前回07年大会で4得点を挙げたFW高原直泰(31=清水)に続く、日本人2人目の得点王を狙う。

 寡黙なストライカーが珍しく熱い思いを口にした。9日の1次リーグ初戦ヨルダン戦が目前に迫り、前田は「積極的に動いて点を取りたい。自分が得点して勝利で終わりたい。FWなのでゴールを求められていると思う」と力を込めた。4―2―3―1布陣の1トップで先発することが濃厚。チームの勝利とともに、ゴールに対する強いこだわりを示した。
 尊敬する先輩の背中を追い続けてきた。00年に磐田に入団後は、チームメートで日本代表のエースに君臨していたFW高原を目標にプレー。09年Jリーグで、その高原以来7年ぶりの日本人得点王を獲得した際には「高原さんのおかげ。いつか肩を並べられるように頑張っていきたい」と感謝の言葉を述べたほどの存在だ。前回の07年アジア杯では高原が4得点を挙げて得点王を獲得。前田は日本人2人目のタイトルを狙う。

 今大会では注目度の高い香川、本田にマークが集中することが予想される。A代表で実績のない前田が無印の存在であることも追い風となる。「コンディションは良い。日本の代表として恥じないプレーをしたい」。Jリーグ史上初の2年連続得点王に輝いた背番号11がゴールを量産すれば、おのずとザックジャパンの初タイトルも見えてくる。】
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米軍の爆撃訓練     らくせき

2011年01月07日 10時49分58秒 | Weblog
沖縄の米軍が訓練区域いがいで爆撃訓練を計画。
予告期間を無視したとして漁民が怒っている。

報道によれば、外務省の態度がよく分からない。

当然、日本の国民の側に立って
抗議したのでしょうな。

赤旗の伝えるように、公海上だから瑕疵なし、
なんて言ったんなら、看板をかけかえないと

アメリカ国務省日本出張所(日本外務省)って。



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日本企業は元気?    らくせき

2011年01月07日 10時31分46秒 | Weblog
中央日報の記事です。

韓国貿易協会は5日、「昨年の対日貿易赤字過去最大だ」と発表。
対日輸出も29.5%増えたが、輸入は31.8%も増加し、
赤字幅が過去最大になったのだ。

原因は、韓国の主力輸出品である半導体・家電などの核心中間材(素材・部品)を
日本に依存しているからだ。
最近の円高は、輸入価格の上昇、貿易収支の悪化を深刻にさせている。

三星(サムスン)経済研究所が4日に発表した報告書「日本の円高対応力」によると、
日本は輸出取引で日本円決済の比率を高める方法で為替の影響を減らしている。

村田製作所やキヤノンなど日本企業は圧倒的な品質力とシェアで
価格交渉力を強め、為替レートの変動によるコスト負担を海外に転嫁していると。

    

そのうえに法人税を減税させて・・・
大きいことは良いことか?

小さくても意地を忘れない・・・
国家などというものにココロを売らない。
これしかないか・・・






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ガラパゴス化    らくせき

2011年01月07日 10時23分15秒 | Weblog
ケータイの機能が一杯、高機能化して、
外国に輸出できない機種に進化することを
ガラパゴス化というそうです。

技術が進歩していくことは良いと思いますが、
ケータイのガラパゴス化は老人にとっては不幸。

私のような老人はケータイから疎外されています。
かなりの数にのぼるのでは?

日本の車なども同じ傾向があります。
高級化していく。ファミリーより、若者向けです。
自動車のセールスマンに老人仕様の車を
つくってほしいと話しても、良い返事はありませんでした。

技術が自己目的化して、本来、果たすべき社会的役割が
奇形化しているのでは?

売らんがためではなく、人の役に立つ、というのが
技術者の夢ではないのでしょうか?

老人が使いやすいケータイ。
安くて手軽なケータイの開発にも力を入れていたら
もう少し日本のケータイも世界で使われていたのでは?

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「日本サッカー・希望の星」とザック監督など(27)カタールの香川 文科系

2011年01月06日 12時00分42秒 | スポーツ
 ザック・ジャパン初めての公式戦、アジア・カップを開催するカタールから、続々とニュースが入っている。本日は、日本の新エース香川真司の2題を紹介しよう。今や「ドイツリーグの希望の星」となった香川。それも当然、所属チーム・ドルトムントはブンデスリーガの首位を走り、香川はそこのトップ下エースだし、得点もFWエースと確か同点? いずれもMSNトピックスから取った。

【 不動の自信!香川、タイトル両獲り宣言
2011年1月5日 8時0分 (サンケイスポーツ)
[ドーハ(カタール)4日]サッカー日本代表は4日、アジア杯(7日開幕)の開催地である当地入り。初練習を行った。エースとしての活躍が期待されるMF香川真司(21)=ドルトムント=はサンケイスポーツの独占インタビューに答え、アジア杯&ブンデスリーガのWタイトル獲りを宣言。ドイツ期待の若手MFトーマス・ミュラー(21)=バイエルン・ミュンヘン=にも「すごいとは感じなかった」と言い切り、不動の自信を漂わせた。

 16時間の長旅を経て、気温20度の陽気と白い民族衣装の地元記者に迎えられた一行。砂漠に降り注ぐ強烈な日差しを背に香川は決戦の地・ドーハに降り立った。
 「アジア杯はザッケローニ監督になって初めての大きな大会。いいサッカーをして、優勝を勝ち取りたい」
 現地入り直前、サンケイスポーツのインタビューに応じた男は、新年の目標としてまずアジア杯制覇を宣言。首位を走る所属のドルトムントについても、「やっぱり(リーグ)優勝したい」と明言。2011年の“Wタイトル獲得”を自信たっぷりに誓った。

 自信の源は半年間の経験にある。昨夏にC大阪からドイツに移籍。公式戦12得点などの活躍で前半戦の最優秀選手に選出された。国内リーグ、欧州リーグ(EL)で数多くのスター選手とも戦ってきた。
 それでも、「すごいなと思った選手? それが割といないんですよね」とキッパリ。「ミュラーも、そんなにすごいとは感じなかった」と、南アW杯で最優秀若手選手に選ばれ、史上最年少の得点王(5得点)に輝いた21歳のドイツの新星をも一刀両断。ビッグマウスで知られるMF本田圭佑もビックリ?の発言を遠慮なく繰り出した。
 さらに「(欧州の)ピッチはぬかるんでいるから疲労がくる。足腰の筋肉は絶対についている」とも。欧州で得た自信、成長への確信がある。

 試合前のロッカーで集中力を高めるために聞き「歌詞が好き」というミスターチルドレンの『終わりなき旅』は、こんな一節で幕を降ろす。
 ♪もっと大きなはずの自分を探す 終わりなき旅-。
 午後5時15分(日本時間同11時15分)からの現地初練習では、“ドーハの悲劇”の舞台、アル・アリ競技場で軽快な動きを見せた。「メッシのいるバルサ、レアル、ミラン。そういうトップクラブと真剣勝負をしたい」と夢見る21歳は、自身の終わりなき旅の一遍をカタールの地に刻む。】


MF香川、中国メディアから取材/アジア杯
2011年1月6日 8時0分 (サンケイスポーツ)
7日に開幕するアジア杯に向けて、当地で2日目の練習を行った。
 MF香川は、日本の練習会場に取材に訪れた中国メディアに熱望され、テレビの取材対応。「戦術理解度の高さが日本の特長。今回もそういう長所を出しながら、個人個人も磨きをかけているところを出していきたい」と伝統の組織力に加え、“個の力”を伸ばしつつある日本の現状に自信を示した。5日付カタール紙ペニンシュラもMF本田圭佑の写真を掲載するなど、ザック・ジャパンへの注目度は非常に高い。】

 アジアカップのメンバーが少しずつ見えてきました。4-2-3-1で、トップ下は本田で、香川が左MF。センターバックの一人に、吉田が入って、左右DFは言わずと知れた、左が長友、右が内田。守備的MFは、長谷部の他は誰でしょうか? 順当なら遠藤、新人を使うなら細貝か本田か? ワントップは前田で、右MFが岡崎でしょう。
もう一人のセンターバックは、伊野波か? 
 さーしばらく、このシリーズを続けることになります。 
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ウィキリークス(11) スパイを暴く 文科系

2011年01月06日 08時45分34秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 
ウィキリークスをめぐって、スパイの情報を二つお伝えしよう。一つは本日の毎日新聞に載った関連記事。概容はこういうこと。
「ウィキリークスの暴露行為にクリントン米国務長官がカンカンだそうだが、同情など『失礼』だろう。だって、米国自体がスパイ行為を無数にやっているのだから、人の振り見て我が振り直せと言いたいよね。米国が存在を認めないが、世界的なスパイ行為機関と言われているエシュロンを、そもそもどう弁解するの? 日本にも青森三沢基地にあるのだが」
そしてもう一つは、ウィキリークスが暴露した記事そのものの紹介で、ドイツがアメリカにこぼしたこと。「産業スパイ、仏が最も活発」。フランスも、その他産業スパイをやっている証拠のある全ての国も、ウィキリークスを批判する資格はないと言えるね。みんな2重基準だ。


【 発信箱:エシュロンはどうした=布施広(論説室)
 尖閣ビデオにウィキリークス。昨年は秘匿情報の暴露が目立った年だった。公電漏えいにクリントン米国務長官が怒ったのはもっともだ。が、長官にあまり同情するのも失礼な気がしている。米国の情報戦略はそんなに「ヤワ」ではないからだ。

 01年の同時多発テロ直後、空中警戒管制機(AWACS)に乗って米国上空を飛んだことがある。空と地上の交信を広範囲に、つぶさに拾うAWACSの能力は驚嘆すべきものだった。これでは携帯電話も全部聞かれているなと心配したほどだ。
 他方、米連邦捜査局(FBI)はカーニボー(肉食動物の意)というメール傍受システムを持っていた。「プライバシー侵害」と批判されて運用を停止したそうだが、訴訟を構えた民間団体の話によると、主なプロバイダーはすべて、盗聴・のぞき見の対象になっていたという。

 では公権力による「のぞき」はなくなったか。とても、そうは言えない。ブッシュ前政権は令状のない盗聴を米情報当局に認めていた。米議会もこれを追認した。してみるとカーニボー以外のシステムがあっても不思議ではない。米国が決してその存在を認めない「エシュロン」による情報収集も念頭に置かねばならない。
 米英中心の通信傍受システムであるエシュロンは青森県の米軍三沢基地に一拠点を置き、主に旧ソ連や中国の動静を探っていたとされる。冷戦後は欧州や日本の企業などの電話、ファクス、メールなどを傍受、自国企業に提供していたという産業スパイ疑惑も浮上した。実にありそうなことで、国家規模の情報収集は「ルール無用」である。

 そんな世界に私たちは生きている。ウィキリークスの暴露に驚く時は、それらの情報を政府がどうやって集めたかと考えることも大切だろう。
毎日新聞 2011年1月6日 1時12分 (毎日JPより)】


産業スパイ、仏が最も活発=中ロしのぐ?―米公電 2011年1月5日(水)06:03
 [ベルリン時事]ノルウェー紙アフテンポステンは4日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した米外交公電の情報として、ドイツの宇宙技術関係者が欧州ではフランスが最も活発に産業スパイ活動を行っていると批判したと伝えた。

 2009年10月の在独米大使館の公電によると、ドイツの宇宙技術・衛星大手OHBシステムの幹部は「技術を盗む点ではフランスは『悪の帝国』だ」と非難。「フランスはドイツ経済に、中国やロシアよりも深刻な打撃を与えている」と語った。 [時事通信社]】
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転変の重要官僚が語る「官の巻き返し」(後編) 文科系

2011年01月05日 10時30分34秒 | 国内政治・経済・社会問題
【 国のために己を犠牲にしない「官の論理」
――霞ヶ関は一体、何を守ろうとしているのでしょうか?
古賀 霞が関は基本的に、一種の共同体です。生活協同組合や互助会のようなものと言っていいでしょう。明文化された合意などありませんが、そこの住人たちは「一生、霞が関ないしその周辺で生きていきます」という誓いを立てているようなものです。中央官庁に入った時はそんなことは考えておらず、国のために己を犠牲にしようとまで思っている人がどれだけいるかはわかりませんが、少なくとも面白い仕事をしたいと思っている人が多いのは確かです。
 ところが、だんだんとやがて霞が関色に染まってくるわけです。それは当然のことで、組織である以上は上層部の意向が下部にまで浸透する。問題はその、浸透してくる論理と言いますか、構造なのです。
 上層部は年功序列でポストに上がった人たちです。すべてのポストに本当に国民のために仕事をする人、優秀な人がいるわけではありません。そうした人たちは、国のためを思って働いているわずかな例外を除いて、こう考えているんです。「俺もそろそろ先が見えてきた。どうやって生活しようか」と。その眼前には代々続いてきた仕組みが存在します。途中で役所を辞め、政府系機関や公益法人や所管の業界団体、あるいは民間企業に天下りし、時にそれらを渡り歩きながら悠々自適の生活を送る、という長らく約束されてきた構造です。
 次にそこに行こうと思っている人は、当然、その仕組みを守りたくなります。そして、自分がそこに行くためには、もちろんその組織に所属していなければなりません。霞が関生活協同組合、霞が関互助会にです。互助会のメンバーであろうと思ったら、変なことをしてはいけない、変なことをするくらいなら何もしないほうがいい。互助会が約束する将来の利益を享受するためには、自分が互助会の最も忠誠度の高いメンバーであることを示さなければなりません。だとすると、互助会のプラスになることをするわけです。

知恵は「組織」と「利権」のために
――プラスになることとは?
古賀 天下り先にたくさんお金が行くようにする。あるいは新しい天下り先をつくるために、もっともらしい政策目的で法律を立案し、予算を獲って団体を新設するとか。それが組織のためになるし、ひいては自分のためにもなる。
 そう考えるとお判りになると思いますが、官僚に「高い倫理観を持て」と言っても、あまり意味はないのです。彼らだって人間です。高い倫理観を持ちたいとは思っても、目の前にニンジンをぶら下げられると、どうしてもそちらに走ってしまいます。それは倫理感が低いからではなくて、ある意味では普通の真面目な人間だからなのです。こっちに行けば高い地位が保証され、生涯安泰である、というニンジンをぶら下げられた時、それには目もくれず、このような法律はやめましょうとか、こんな団体は潰しましょうとか、なかなか言えるものではありません。それを口にしたとたん、では天下り先がなくなっていいのだな、君は世話にならないのだな、となるわけです。自分はとてもそんな格好のいい、偉そうなことはいえないという“良心”が、官僚の心理規制になっている面もあります。
 結局、インセンティブの構造が問題なのです。国民のために意義のあることをしたら報われるという構造になっていない。組織のため、組織の利権のために知恵を絞って働いたら偉くなれるし、お金ももらえるという現状のような仕組みなら、誰しもそれに即した行動をとって当然なのです。

――その仕組みは、どうすれば変えられるでしょうか?
古賀 また事業仕分けを例にとりましょう。仕分けで「これを廃止せよ」との判断が下ったら、それを閣議できちんと決定事項にします。それに従わない大臣は罷免もあり得ますよと、まずは総理がはっきり言う。大臣は、それを役所に持ち帰って「これを廃止しろ」と、その件を所管する局の局長に明確な指示を出す。そして、ある刻限までに達成できたか否かを見るのです。もしできなければ、局長はクビになるかもしれないし、裏で看板の掛けかえをするようなことがあれば、それこそ即クビですよと明確に命令を下す。
 この時、課題を一生懸命にこなして期限より前倒しで達成できたとします。そのアイデアを出した課長なり、手腕を発揮した課長なりを部長に抜擢するようにするのです。局長ら幹部の働きぶりについては総理や官房長官もよく目を配り、頑張っていれば大臣に「次官にしてはどうか」と提案する。こうした構造になれば、ガラリと変わるでしょう。内閣の方針に従ってどこまで頑張ったかを評価の基準にする、政治主導の人事です。
 さて、よく頑張った人を抜擢するには、ポストが空いていなければなりません。そのためには何が必要か。無意味にポストに居座っている人に席を空けてもらうこと。つまりは降格人事です。
 現状では、官僚はよほど悪いことでもしない限りは降格させることができません。そうである限り、ポストは空かず、本当にそのポストを占めるべき人が占められない。それではダメです。私が「幹部の身分保障はやめましょう」と言うのは、そういうことなのです。幹部を任期制にして、「1年で与えられた仕事をこなせなければ、降格ですよ」といったことが可能な仕組みにする。民間企業の取締役なども任期1年や2年で、成果を出せなければ有無をいわさず降格やクビになったりするのですから、それを官庁も導入すればいいのです。

仕事はいくらでも作れる
古賀 キャリアにせよノンキャリアにせよ、今「上のほう」にいる人たちは役所に30年も勤めてその地位にあり、従来と全然異なる発想で仕事をしてくれと言っても、これは難しいでしょう。
 ですから、もはや高齢の職員をリストラするしかないと考えます。そう言いますと、必ず驚かれます。別に何も悪いことなどしていないじゃないかと。私はそこでいつもこう返すのです。今は平時ではなく、危機ですと。企業でいえば、不況で売り上げが下がったので今年はボーナスなしだとか、残業ゼロで給与10%カットだとか、そうした多少なりとも余裕のある状況ではありません。JALと同様、国は今や事業再生段階なのですから、事業仕分けをきっちり行ない、プライオリティを見直し、不要な仕事はやめ、予算をカットし、要らなくなった組織と人は削る。そして、JALで行なわれたように、希望退職を募り、希望者が集まらなければ、次に整理解雇へと進めていく。
 クビにできないとなると何が起きるかと言いますと、人が余っている、ならば仕事を作ろう、ということになるんです。必要な仕事はいくらでも作れます。「こんなにかわいそうな人がいます。だからこのような仕事をしましょう」「これは民間ではできません。行政でやりましょう」――。役所はこういうことならいくらでも考えつきますけれど、そうであってはいけません。

「危機」の意識はあるのか
――現状では何が足りないのでしょうか?
古賀 法制面でいえば、たとえば公務員リストラ法を制定することなどが挙げられるでしょう。公務員は失業保険料を払っていないため失業手当が出ませんので、その手当をするとか、退職金を割り増しするとか、リストラを宣告されてから一定期間は給与の支払いを受けながら職探しができるようにするとか。リストラと言うと苛烈に聞こえるかも知れませんけれど、組織の上のほうには偉そうな顔をして仕事もせず、面倒ごとは下に押し付けてばかりという人が少なからずいます。そんな人たちを早く何とかしてくれという声は、若手の中に強くあるのです。
 しかし、最も足りないのは危機感ではないでしょうか。街に出れば、派遣切りに遭ってハローワークに並んだけれど仕事は見つからない。仕事がないだけでなく、寮から追い出されて家もない。そういう話ばかりです。なのに公務員だけは仕事がなくても身分保障がある。給料も満額出るというのでは、税金で失業対策をしているも同然です。まるで身分制があるみたいです。国民の理解が得られるはずはありません。まして国の財政が危機だから消費税を上げてくれなどと言っても、誰も見向きもしてくれないでしょう。
 最も心配なのは、国に危機感が乏しくて改革が遅滞してしまう分を、民間の頑張りで補ってしまうことです。過去の遺産を食い潰し、民間の人たちが死に物狂いで頑張ることで今の日本は支えられ、しばらく支えられていく。これで仮に10年くらい持ったとしても、その間、肝心なことはまったく進まず、10年先でいきなり倒れてしまうのが怖いのです。倒れた時はもはや回復不能で、かたや世界は遥か彼方に進んでいて背中も見えない。IMF(国際通貨基金)が乗り込んできても、日本の財政のあまりの酷さに途方に暮れてしまうかもしれない。
 ギリシャやアイルランドは財政危機が急激に訪れたおかげで、かえってよかったのかもしれません。韓国は97年、アジア通貨危機のあおりを食って国がデフォルトの危機に陥り、IMFが介入して財閥解体などの果断な措置がとられました。これについては様々な評価がなされていますけれど、この時の改革が韓国の今日の経済発展の基盤を作ったということだけは確かでしょう。日本が今、あるいは数年のうちに、仮に国債が大暴落してお手上げになり、IMFの助けを求めるような事態になれば、むしろ思い切ったことができる可能性もあります。今のように危機感がないままダラダラ行くと、本当にまずい局面に立ち至ってしまうのではないかと私は危惧しているのです。】


 これで終わりです。ところで僕、文科系としては、ここに書いてあることは官僚人生、その特徴の一部だと見ています。最も重要な本質的なことが出ているかどうかも、分からないと言うしかありません。最強官僚財務省の人ではありませんし、政府が数十年間「外交、防衛こそ国家の主要な仕事」と語ってきた、それに携わる方でもありません。また、事務次官周辺のようなトップしか知らない「本質的な仕事」も多いはずです。実態はこれよりも遙かに酷いと見た方が良いと思います。
 でもとにかく、この「官の巻き返し」から、このことだけは分かります。民主の選挙マニュフェストと鳩山民主新政権が、上に述べられた程度の官僚制度大改革をしようとしていた。これに対して、防衛、外務辺りを先頭にして大変な反発やサボタージュがあった。従来から強調されていた「防衛と外交はくるくる替ってはいかん」という論理が働いたのは当然であろう。普天間・「抑止力」の揺れ、小沢問題、村木厚子冤罪事件、検察暴走などは、官僚の反乱に端を発し、これを大マスコミが助けて起こったものといえるのであって、これによって小鳩政権が倒れた。続く菅内閣は、官僚に屈服しつつある。親米、離中路線は、当面変わりそうもない。そのためにも、小沢をばまだまだ当面、叩き続けていくはずだ、と。
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びっくり!    らくせき

2011年01月04日 10時37分47秒 | Weblog
俳句を少し楽しんでいますが、
俳人の鎌倉左弓さんが
小澤一郎さんの陸山会に入会したそうです。

夫の夏石番矢さんと世界俳句をめざして
活躍している方です。

個人として出来ることは?と考えてのこととか。
いや、俳句の世界にもオモシロイ人がいるんだ!

お二人の句を一句づつ。

  花菜畑ざぶんと人を好きになる  鎌倉左弓

  未来より滝を吹き割る風来る  夏石番矢

陸山会か?!!・・・



コメント (2)
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