九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

新聞の片隅に載ったニュースから(22)    大西五郎

2012年06月07日 18時43分29秒 | Weblog
大西さんの「新聞の片隅に載ったニュースから(22)」です。らくせき
今回は、ちょっと異色なニュースです。

「ヒバリ捕獲した3容疑者を逮捕」

滞空時間競争会開催(2012.6.6毎日新聞夕刊)

「飼育が禁じられた野鳥のヒバリを捕獲したなどして警視庁は6日、
千葉県市原市島野、無職、小出政行(69)ら3容疑者を鳥獣保護法違反容疑で逮捕し、
7人を同容疑で書類送検したと発表した。
10人は68~87歳の男で、75年からヒバリを飼育。
『関東雲雀連合保存会』を組織して小出容疑者が会長を務め、毎年春に
ヒバリが空中を飛ぶ時間を競う『揚げ雲雀会』を開いていた。」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

 ヒバリを捕まえたり、卵を捕って孵化させて飼ったりすると犯罪になるのですね、
知りませんでした。
 記事に「鳥獣保護法違反」とありましたので、久しぶりに六法全書を
ひも解いてみました。
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」というのが正式名称で、
「鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、
生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、
自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資する」
(第一条)ことがこの法律の目的だそうです。

 法の対象となるのは、「鳥類又は哺乳類に属する野生動物」とされており、
ヒバリだけではなく、すずめも捕まえたり飼ったり、ましてや食べたりしては
いけないのです。尤も学術・研究などのため許可を受けて飼育する場合は
別だそうです。
ペットショップで文鳥などを売っていますよね。環境省の鳥獣保護業務室に
聞いてみましたら、文鳥やカナリヤ、インコなどは日本の固有種ではなく、
外国から輸入されたもので、飼育種に指定されており、
飼育種は飼ってもいいのだそうです。

 ところで私が疑問に思うのは、テレビでよく金子みすずの詩の朗読が流れますが、
その中に

            子どもが 子雀 つかまえた
            その子の かあさん 笑ってた
            雀の かあさん それみてた
            お屋根で 鳴かずに それみてた

というのがありますが、この詩が詠まれた時はまだ鳥獣保護法はなかったので、
勿論この詩が法に触れるということはないでしょうが、
テレビのコマーシャルとして使われることはどうなんでしょう。
そこまで顰め面して問題にすることはないのかも知れませんが、
法の理解(普及)という点で適切ではないような気がするのですが、どうでしょうか。

                                       大西 五郎
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ザックジャパン(37) 明日ヨルダン戦、前田遼一に期待  文科系

2012年06月07日 10時48分17秒 | スポーツ
 明日ヨルダン戦・・・前田遼一にマン・オブ・ザマッチ期待

 明日ヨルダン戦だ。このゲームを日本は、この6月世界順位23位で迎えた。オマーン戦の勝ち方が良かったからだろう。ここで前にも言ったように、明日ヨルダン戦と13日のオーストラリア戦を鮮やかに勝てば世界15位ほどになるのではないか。他のスポーツを断然引き離して、世界220ほどの国に順位が付くフットボール。これだけで、他すべてのスポーツを合わせたオリンピックに匹敵する世界ダントツの人気なのだから、マスコミはもっともっと大きく扱って欲しいと、常に願っている。

 さて、8,13日の2連戦である。ザックがオマーン戦で最も強調したように「皆で最後までフォローに走る」。これさえできれば日本は「先手先手の良循環」となるのであって、激しすぎる好不調の波を良い方に導いてくれるはずだ。
 それに、この1年のJリーグ(組)は随分球際が激しくなったしして、チームとしてのボール奪取能力も急に高まったはず。長谷部誠、本田圭佑など海外組は元々この力は高いのであって、ボール奪取能力に自信が高まったならば、攻めては縦パス、スルーパスを入れるリスクも随分冒しやすくなったはずなのである。
 7月度にはかってない、世界15位! かなりの確率で確信するものだ。僕の予言はさっぱり当たらぬが。

 僕が期待する選手は今回も相変わらず、一に前田遼一、二に岡崎慎司。特に前田には、是非ブラジルへ行って欲しい。ゴン中山と並んでJリーグ二人目の年間得点王2回取得者にして、2年連続得点王なのだから、真っ盛りの日本の顔といって良いのだと思う。その彼、外国籍日本人選手などと比べて巷の話題が少ないのは、日本マスコミが野球に肩入れしているせいだと僕は確信している。Jリーグ人気が出ない方が都合良いとでも考えているのだろう。
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        東海三県たったの六人      只今

2012年06月06日 16時11分10秒 | Weblog
    “原発再稼働には再考を”
     という民主党議員117人の署名簿が首相に提出され、その氏名が『朝日』『東京』に載りました。
     東海三県の署名者の氏名は次の通り。(敬称略)
     【三重県】0人。
     【岐阜県】1人。小見山幸治=元自民党所属議員も、卒業校が福島大学。
     
     【愛知県】5人。近藤昭一=ネトウヨから頻繁に攻撃を受けている「リベラルの会」の代表世話人。
              
              谷岡郁子=最近のツイッターでは、「圧力ありはしないかとご心配かけていますが、
                    私は(電力)の支援を受けていませんので大丈夫です」。
                    今日のツィッターは「たとえ政府が断行しても、それで終りとは思っていません。 
                    狂気の再稼働をブロックするまで見届けてください」
              
              斎藤嘉隆=元愛教組委員長。「連合愛知」で干されても大労組の利を活かして!             
   
              鈴木克昌、牧義夫=小沢派主要議員として著名。
                  しかし、小沢派の代表者とみられる山岡賢次、中井治議員などはその名見えず。 
                  最後まで、踏ん張られたし。


      ◆『中日』が氏名載せなかったのは、いかにこの地方で電事連の影響を受けている議員が多いか、 
        を物語っているのではないか、と推察。
        

       



 
 
     
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自由か?公平か?     らくせき

2012年06月06日 14時51分57秒 | Weblog
アメリカ大統領選挙の争点は
自由な経済活動をという共和党。
この裏側は、お金持ち減税と社会保障費の削減。
一方の民主党は、公平な社会。
新自由主義経済で没落した中間層の救済。
お金持ちへの増税と社会保障の回復。
争点は、税金をどう分配するかということ。
これはフランスの大統領選挙も同じ構造。

日本も同じ対立軸で政権交代があった。
しかし結局は自民党政権の継続と同じ結果になった。

これは日本が官僚の支配する国家であったから。
日本国民は政治家を選ぶとともに、官僚とも戦わねばならない。
しかし、官僚と戦う術を持っていない。
これが大阪の橋下さんのような政治家を生み出す背景にも。



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        「再稼働許さじ」の声は、全国→71%  大阪→18%     只今    

2012年06月06日 12時15分26秒 | Weblog
   ●大阪府民のこの数字、どうみるか。
    「橋下市長をどうみるか」という大阪府民を対象にした世論調査を、6月2~3日毎日新聞とJNNが行ないました。
    【再稼働を認めた橋下市長を支持しますか】
     〔支持する〕49%。 〔支持しない〕18%。

     〈参考〉
     この調査の1日前、全国を対象にした世論調査では
     【再稼働についてどう思いますか】
      〔急ぐ必要はない〕71%。   〔急ぐべき〕23%。   
 
     大阪府民対象の調査数字 
    【橋下市長を支持しますか】
     〔支持する〕54%。  〔支持しない〕16%。
    【支持の理由は】
     (1)スピード感→54%。  (2)指導力→22%。  (3)政策→19%。

     〈参考〉
     (1)橋下市長の支持率は知事時代より数ポイント低下していますが、これは誤差の範囲とみます。
     (2)支持理由は、「スピード感」が二位以下を大きく引き離しています。
        いわゆる「橋下現象」といわれるものを解く鍵の一つがここにあるのではないか?
     
     

   
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              このまま放置するわけにはいかない 〈九条 スパイ 暴力団〉     只今

2012年06月05日 18時40分37秒 | Weblog
  ●5月国会で開かれていた正規の委員会は
   衆院の「消費税法案委員会」だけ。しかし一つだけ開かれていた特別委員会があった。
   それは「憲法調査会」。それも衆参両院とも開催。
   このことを動画で知った。それは「暴対法改正に異議あり」という集会の動画で、そこでの又市征治議員の報告で知った。
   
  ●この集会の呼びかけ人は三人の労組委員長。
   労組といっても、組合員はナマコン会社を始め雑多の『全日建』。
   〈個人のわがままを認める〉をモツトーに掲げ独りでも入れる『管理職ユニオン』『東京ユニオン』
   不払い、突然解雇等の事案で交渉に行くと、先ず応対するのが警官OBということが多くなった。
   そうしたことがあってかこの集会の主催者名は〈暴力団排除に名を借りた警察の天下り量産法に反対する会〉となっている。
    
  ●賛同者としての田原総一郎、宮崎学氏の言。
   =70年安保、オーム事件を利用して警察は増強に務め、このままでは警察国家になってしまう=
   そう言えば、ストーカーの訴えに人手不足を嘆いたが、釧路の冷凍庫殺人事件で
   「夫を逮捕した県警本部は、約百人の態勢で詳細を調査と発表」(『北海道新聞』5/29付)
    加害者の夫は逮捕、被害者は妻、いったい百人もの人数で何をで調べるのだろう。
   
   =昨年の伸介追放から芸人の生活保護問題、そして中国大使館員の騒動に、何かあると思いませんか= 
   そう言えば、
   ★生活保護費の不正受給対策の名目で、既に全国74箇所で警察官OBが配置され、
    民間企業でも、コンプライアンスの名目で監査役等の名で就任している事例が増えているとのこと。
    中国大使館員の問題は、小遣銭稼ぎしか証拠としては出てこない。もっと大変なスパイ行為は行なわれているに違いない
    が、このことには蓋をして、狙っているのは予算とオクラになったスパイ防止法?

   ★暴対法の冒頭には、国民ひとり一人の内面まで支配しようとする「国民の責務」という項目があるという。
    そして、“あの子とは遊んではいけません。お父さんは暴力団だから”という責務が課せられている。
    “お前を逮捕する。国に楯突いたからだ”
     となるまでの距離は、それほど、離れてはいない。 
          

  
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保安院の大罪(70)「再稼働は言語道断」と河村市長も  文科系

2012年06月05日 15時30分33秒 | 国内政治・経済・社会問題
 本日の中日新聞ニュースにのった河村名古屋市長の昨日の言葉を、全国に発信したい。合わせて、訴えたい。「民主主流派こそ、落選させるべきだ! 」。本日書いた二つのコメントを並べて、エントリーとする。

本日の河村発言
2012-06-05 09:54:41
埼玉さんへ
 本日の中日新聞(30面社会面)に河村市長発言が載っていた。大飯原発再稼働に関したものだ。
【 「備えなく言語道断」
 名古屋市の河村たかし市長は4日、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働に関して「ハザードマップ(放射性物質の拡散予測図)が作られておらず備えができない状況で再開するのは言語道断だ」と批判した。(中略)
 河村市長は「脱原発」に向け、中部電力とは別に発電する仕組みを検討中とした上で「橋下さんとは仲ようやっていかないといかん。もし本当に大阪の電力が足らんようなら応援できるようにしたい」とも述べた 】

民主主流派こそ、落とすべき!
2012-06-05 15:17:55
 電力会社労組全国組織の委員長の言葉をば、心ある国民は是非逆手に取って逆のことを訴えたいと思う。電力労組の全組合員、その家族に対してこそ、そう訴えたいと思う。
「再稼働派の民主主流派議員をこそ落とすべきだ」
 何一つ安全策が取られていない。特に、近々起こりうる地震に関わっては福島事故原因に占める地震の割合すら究明されていない。これで再稼働とは、電力会社組合員に地獄へ行く覚悟をせよと命じているも同じではないか。組合の委員長が率先して、そう命じているのである。東海・東南海など3連動地震も遠くないと言われ、東北地震地殻変動などから地震学の根本的見直しも始まっているのに。

 民主党主流派はおかしい。鳩山の普天間政策を潰した。菅直人が突然消費税を叫んで総理になった。その菅首相が「脱原発」を言い出したとたんに即座に首を切られた。そして野田は、消費税は絶叫するは、再稼働は急ぐは! これら民主党マニュフェストからの急旋回後退は、こう思う。官僚に対する屈服なのだと。官僚が、自民永久政権下で培ってきた既得権への屈服以外の何物でもないのだと。

 再稼働派民主党議員をこそ落選させよう!幸い名古屋では、河村市長さえそういう立場だろう。「大飯再稼働は、備えなく言語道断!」と語る市長が、再稼働派民主党議員を応援できるとは思えないことでもあろうし。
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民主党の中のせめてもの良心         あんころもち

2012年06月05日 13時11分37秒 | Weblog
 さきごろここでも話題になった、「裏切った民主党議員には、報いをこうむってもらう」という東京電力労働組合の新井行夫中央執行委員長によるゴロツキまがいの恐喝にも屈せず、以下の記事のように、民主党内部からも野田執行部の先ずは再稼働ありきの暴走に批判が寄せられています。
 政権自身、自分たちがどれほど民意と離反しているかの自覚がないか、あるいはそれがあっても原子力ムラを守るために強行を試みるのか、ここのところはしっかり見極めたいと思います。

 ====================================

再稼働不満で署名提出へ 民主120人超「慎重に」
東京新聞 2012年6月5日 朝刊

関西電力大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働問題で、
政府に慎重な判断を求める民主党の国会議員の署名が4日、120人を超えたことが明らかになった。
再稼働を近く最終決定したい野田佳彦首相に、身内の与党から不満が噴出した。 

署名文は首相宛てで、大飯原発再稼働問題について
「今夏は節電などで乗り切ることが国民の大部分の考え方」と指摘。
党の作業チームがまとめた免震施設の設置など事故対策が
「一つも実現されていない」として、再稼働は慎重にするよう要請した。

署名は、荒井聡元国家戦略担当相と増子輝彦元経済産業副大臣ら有志議員が呼び掛け、先月31日から開始。
五日間で党所属国会議員の三分の一近くに達した。近く首相官邸に提出する。

民主党は5日、関係閣僚の出席を求めて、関連する部門会議や作業チームの合同会議を開催。
再稼働した場合の安全問題について議論する。
作業チーム事務局長の川内博史衆院議員は
「安全対策はすべて福島第一原発事故以前のままの体制で行われている。
住民の安全が担保できない状況で、再稼働はあり得ない。慎重に判断すべきだ」と主張している。
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ザックジャパン(36) 攻撃戦略浸透の現状  文科系

2012年06月05日 09時16分48秒 | スポーツ
 オマーン戦を振り返りつつ、改めて、ザックの攻撃戦略とその浸透の現状とを少々。

 ザックは、守備はイタリアの守備を築いたアリゴサッキから、攻撃はオランダ人クライフ(バルセロナの今を築いた人)から学んだと語っている。イタリアの浪人時代には自分で車を運転して陸路はるばるバルセロナまで長期見学に行っている。バルサ流の「中盤でやるサッカー」を日本なら出来ると確信して来日してきたに違いないのである。そんなことから僕は、日本にやってきた当初のこの言葉を鮮烈に覚えている。
「日本には良い点取り屋がいないと聞いたが、そんなことはなかった。僕は良いFWを見つけたよ」

 当時のいろんな行動、文脈から言って、一に前田、二に岡であることは確実だと、僕は受け取った。メッシを除いたバルサ流のこんなFWなのだ。中盤と一緒に流れるようなパス交換の中からパスのようにゴールに流し込むFW。この流し込むチャンスを作る為に敵守備を縦にも横にも広げる戦略。そのためにワントップには深さを要求するから飛び込み大歓迎だし、両サイド(ウイングとサイドバック)には幅を要求するからサイドに張っておれと命ずる。

 ところで、こういう点取り戦略には必ず、パス交換で先手先手を取る事が不可欠である。敵ゴール前でさえそうのはずだ。前田は元々そういうFWだし、ここ2年の岡は、ダイビングの他にパス交換も急速に上達した。あのダッシュ力はレシーバーとしても随分な余裕をもたらしたはずである。そこへ香川が入り、困った時にボールが納まる拠点・本田が戻ってきたという日本は相当強くなっていた。以前の欠点「体力勝負に持ち込まれてパス交換が後手を踏む事態」は、随分少なくなったはずだ。得点力もかなり上がるのではないだろうか。
 世界10位代も近いと思う。今の30位は、極東にいて強いチームとやれないから自動的に落ちてきたということも大いに関わっているからにほかならない。最終予選でオーストラリア(世界21位)に2連勝すれば、その勝ち方によっては15位も夢ではない。パスが回る時の日本はオランダやアルゼンチンとも互角に闘うのであって、オーストラリアの体力勝負やカウンターなどモノともしないはずなのである。攻撃から守備への切り替えももの凄く速くなったことだし。オーストラリア2連戦が、今から待ち遠しい。
 一昨日のオマーン戦、気付いた人は気付いたろう。前田遼一、大開眼、MVPである。本田の一得点目は、長友のアシスト・クロスに余裕を与えた見事な縦パスを供給した。2得点目は、前田自身が香川のアシストによって。岡の3得点目は、前田のシュートの跳ね返りを押し込んだものだった。
 この前田と岡、トップ下の本田が得点して、左ウイング香川がやはりこの3得点にアシストなどで絡んだこのゲーム! 「前と中盤が流動的にパス交換しつつゴールになだれ込むサッカー」そのものではないか。

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                   関西連合と異口同音の集団?(その2)     只今       

2012年06月04日 21時09分07秒 | Weblog
             
             本稿をなぜ提起したか。
    3、11を経て私たちが知ったのは原子力ムラの存在でした。
    しかしそれと関係なくとも、結果として原発推進の側に身をおいたことになる人間、集団はなかったか。
    「人間」とは先ずは私自身であり、「集団」には進歩的と称されてきた集団はなかったか。

    ●原子力をどうみてきたか。
     戦後のこの国の大勢は、原子力の軍事的利用は否定するも平和利用は肯定するというものでした。
     しかしこれを崩したのは、ソ連の核実験。
     直前の原水禁大会はアメリカの核実験再開を想定し、「再実験する国は平和の敵とみなす」との決議をしました。
     これを受けて、ソ連に抗議すべきというグループと、米ソを同一視してはならないというグループに分裂。
     社会党・総評を主とするグループは「原水禁国民会議」を結成。
     代表の森滝市郎氏は「核と人類は共存できない」を掲げました。
     これを基に、原発立地での反対住民に理論的根拠を与えたのが、高木仁三郎氏はじめ「原子力資料調査室」の皆さん。

     一方、日本共産党の原子力政策の基本は、→『日本経済への提言』1977年
     (1)原子力の軍事的利用を阻止し、
     (2)研究・開発の民主的総合的発展を図り、      
     (3)安全・有効な平和利用をすすめる。   
              
     ●この結果、
      共産党はチェルノブイリ以降も、個別の原発推進政策には反対しつつも、
      原発自体は認める立場をとってきた。
      私が寒心を持つのは、この立場をとる大きな一因に、原水禁との対立関係がありはしないか、ということ。

     ●しかし昨年の「さよなら原発集会」は、
      そうしたことを払拭した集会となりました。
      しかし、それは一過性のものであった、という声が聞こえてこなくもなく、
      その心配と憤りがあっての一文であります。
 
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鳩という字は九偏に鳥と書く九条守れ平和守れと      山仲勉

2012年06月04日 09時19分55秒 | Weblog
朝日新聞の投稿歌(高野公彦・選)に、こんな歌がありました。らくせき



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         かって関西連合と異口同音の集団があった      只今

2012年06月03日 19時00分36秒 | Weblog
        関西首長連合の「再稼働容認」は、多くの善意の人のこんな呟きを引き出しています。
        ‘責任ある立場にあると、やはり認めるしかないんだよな’

      ●そこで思い出したのは、
       チェルノブイリ事故発生直後のこと。
      原発の危険性を告発した広瀬隆著『危険な話』が大きな話題となり、
      これに対して電事連は『デタラメだらけの〈危険な話〉』と題するパンフレットを大量に散布。
                    
      ●しかし
      =しかしこの「ヒロセタカシ現象」にとどめを刺したのは、
       共産党系といわれる日本科学者会議だった= 中村政雄著『原子力と報道』(中公新書)  
            
      =原子力推進側の学者、役人が苦々しく思いながらも何も出来なかったことを、
       非体制側の学者グループがやってのけた=吉岡斉著『原子力の社会史』(朝日新聞出版)

    
      ●では科学者会議原子力問題研究会は、原発にどう対処したのか。
      =原子力そのものの開発、平和利用を、核兵器と同列に置き、全面的に禁止すべきである 
       というような〈反科学〉の立場をとるべきではない=『赤旗』1978年8/11付 
   
          ★こうして、故高木仁三郎、小出祐章、そして原子力資料情報室の皆さんは、  
           左右を問わず、日本原子力研究者の世界から村八分された。
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言葉だけ世界への自戒  文科系

2012年06月03日 12時04分11秒 | その他

 言葉だけの世界って、難しい。ましてや、見ず知らずの関係のままの人々が言葉だけで自分をもさらけ出しつつ話そうとするブログのような所は、特に難しいと思う。反論・再反論、批判・反批判と続いていけば、誰でも嫌でも自ずから自分をさらけ出していくことになるのである。自己評価のようなもの絡みの喜怒哀楽も伴わざるをえぬせいか、言葉がどんどん過激にエスカレートしていく場合も多いようだ。
 かと言って、喜怒哀楽が伴わない言葉だけの世界は、僕で言えば実がないような気もして、さっぱり面白くない。特に日本人の政治論などは、慇懃無礼な官僚世界と大差ないものに感じられてならないのである。抽象的活動家、30年近く使用してきた僕の造語だ。家庭内民主主義がない自称「民主主義者」のような者だと言ったらよいだろうか。言葉だけの世界では、民主主義者と「民主主義者」のこの区別も付きはしない。よって後者が前者に民主主義をお説教するなどということも日常茶飯に起こっているのではないだろうか。そんな事実を良く見知っていると、言葉だけの世界なんて幻滅することも多いのだ。

 面と向かいあったコミュニケーションでは、言葉自身の果たす効果的役割は5割以下に過ぎないそうだ。口調、全身表情、相手との歴史・間柄などが果たす役割が意外に大きいということだろう。コミュニケーションの武器を5割以上も持参し忘れた討論場! 外国人と話すようなモノだと思っておいた方が良いのかも知れない。が、なんせ常時エントリーを書いて来るほどの人ならば言葉遣いには一応自信もあるのだろうし、言葉だけ世界でも意は伝わると思いがちと、そういう自戒を自分にも、相手に対する場合にもしておいた方が良いのだろう。

 また、こんなすれちがい、過剰反応または過小反応などもあるはずだ。各人の話にはその世界観、そういう構造があって、そのどこかをその時々いはば無意識に「ポンという感じで出してくる」わけだが、聞く方はその話、命題が相手の構造のどのステージのものかなんて全く分からない。
 比較的大きくない批判をとても大きな話と捉えて反批判する場合もあろう。この場合は反批判された方とした方と、一方は軽く他方は重くという扱いの違いから、諍いすら起こりうるだろう。
 他方、その人にとってもの凄く大きい話をどうでもよい話と扱うのは問題は起こらないが、相手を励ますことにはけっしてならないはずだ。普通の世間であれば、何年も付き合ってきた相手になら多少はその気分にも配慮するであろうに、つれない世界ではある。ここが自分の晩年にそれなりのエネルギーを使おうとしている1ステージとしたら、このつれなさは大きな悲しみ、寂しさも伴ってくる。ここでもやはり面談であれば「これは、相手の相当な覚悟も伴ってきた重要な話だな」という感触も受けるのだが、言葉だけからはそんなモノは伝わりにくいのだし。
 まーお互い面識はないのだが長いつきあいなのだし、大切な晩年のそれなりのエネルギーをお互い費やし合っている場所なのだし、もう少し友人らしく対してもよいのではないかと、ちょっと反省している。
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            いたたまれなくなって地下鉄に乗ってきた人たち      只今                 

2012年06月02日 16時08分28秒 | Weblog
  先日、ともすれば萎えそうになる自分を鼓舞する意味から「素人バンザイ」と呟きましたが、
 それを裏付けてくれるようなリポート(「ほぼ足りて」のhatenaさん)がありました。
 再稼働決定近しの報を受けた金曜の夜、首相官邸前で抗議した状況を伝えてくれた新聞は、
 関東地方以外では『中日新聞』だけのようでが、hatenaさんのリポートを紹介させてください。
     ……………………………………………………………………………………………
  〔これが今の新聞記者〕
  地下鉄「国会議事堂前」に降りると、
  国会記者会館に沿った歩道には3~4列に並んで抗議する人たちがみられた。
  私は最初その建物が新聞記者が常時詰めている建物だとは知らなかった。
  黒塗りのハイヤーが何台も出たり入ったりするので、国会議員やその種の人間がいる建物かと思った。
  かっては社旗を掲げて誇らし気に走った車に代わって今はチャーターした車で取材。
  しかしマスコミはほとんど興味を持っていない。
  腕章して取材しているのは「しんぶん赤旗」だけ。
  テレビクルーがカメラ抱えているのは一社だけだった。  
 
  〔ひとりひとりの参加〕
  一頃のデモに比べると、抗議する人たちは非常に地味。
  去年の最初の頃のデモは、参加者の殆どがリタイア組だった。
  しかし今日の集団の主流は勤め帰りのの人たちだった。
  それも30代、40代が圧倒的で、若い女性たちもグループでなく、一人ひとりの参加。
  だから、べちゃくちゃというおしゃべりが全くない。
  
  一方、取り締まる側は相変わらずの圧倒的な数。
  できるだけ反感を持たれないようとにしていることはわかるが、
  道路の向こう側にも無数の私服。
  議員会館の窓からは誰も見ている様子はない。
  こんなことで抗議の意味はあるのだろうか、と誰もが思いながらも
  みんな、いたたまれなくなってここに来ている。
     …………………………………………………………………………………………………
  この首相官邸前に抗議しにきた人たちの写真は、『中日新聞』と『東京新聞』に載っています。
  去年たくさん見られたリタイア組の姿がみられないという感想に、忸怩たる思いがしますが、
  子どもを持つ親がとうとう我慢しきれなくなったという事態になったことは、間違いありません。  
コメント (3)
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保安院の大罪(69)「とりあえず再稼働」?  文科系

2012年06月02日 07時14分03秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 本日の中日新聞「中日春秋」は、やはり全国に発信しておきたいと思い立った。中部地方の「顔」新聞の一面最下段、朝日の「天声人語」に当たるコラムだ。東京新聞も同じ記事なのだろうか。誰かご確認頂ければ嬉しい。
 なお、この地方外の人にこうお伝えしておきたい。例えば名古屋市では、中日新聞と他社との比率は多分、20対1ですらないと思うと。原発に反対する関東の方々、兄弟社・東京新聞に替えられたらどうだろうか。それが他社やNHKに与える影響は計り知れないと思う。中部財界の体質が、中央経済、中央直結マスコミとはちょっと違うのではないかと、そんな気さえするのだ。中部電力が確か、原発比率もダントツに少なかったはずだし。

【 (前略)関電・大飯原発(福井県)3、4号機の再稼働について、反対していたはずの関西広域連合が、事実上の容認に転じた▼政府が再稼働方針を決めた時、「政権を倒す」とまで息巻いていた橋下大阪市長も、である。首長らはこのままだと15%の節電を強いられるという現実を突きつけられ、「再稼働認めず」という理想を引っ込めたわけだ▼それにしても、これを潮にすっかり、近々にも首相が再稼働決断という空気になっているのには暗澹となる。既に国民の信を失った政府機関が安全評価にOKを出しただけのことで、新たな規制庁の発足もまだなら、後回しにされた安全対策も多い▼蓋し、電力不足という現実は”難敵”だが、解せないのは首相の無抵抗ぶり。現実と切り結びつつ、原発に依存しない社会という理想に向かう工程表を描くのが先決のはずではないか▼それもなく、「とりあえず再稼働」とは、ただ、手もなく現実に負けるということ。それは理想主義ではないのは無論、現実主義でさえない。敗北主義である。 】

 野田首相が近く「再稼働決断」方向! 本当に暗澹たる気分だ。何故こんなに急ぐのだろうかと、連れあいとも話し合っていた。原発断念方向をハードランディングさせると、莫大な投資が損益となって次のようなことが起こる?
「原発関連の日本を代表するような大企業株が軒並み大幅に、かつ長期にわたって下がる?」
「そういう不況が、税収や就職戦線・失業対策に重大影響?」
「ギリシャ・ユーロ・中国経済の沈没方向ともあいまって?」
「こうして、累積公的赤字問題が、その見通しさらに真っ暗?」
 これら全てを考慮してもなお全く理解できないのが、この「再稼働決断」だ。新活断層発見。地震予想科学の大々的かつ深刻な見直しも始まっている。福島事故原因に地震自身がどれだけ関わっていたかもまだ明らかにされていず、この点は他全ての原発の安全予測にも深刻な関わりを持っているのである。そして何よりも、いまだ、国会事故調査報告さえ出ていないのだ。その段階での「再稼働決断」? そこに加えて、東海・東南海など三連動地震である。
 これほど蛮勇を震っても進む道であるならば、この道の邪魔者は今後、全て押し潰されるに違いない。それが良識、常識的判断というものだ。例えば、福島内部被爆者。その兆候が速くも出始めたのだが(5月18日「大罪68」参照)、この被害患者たちは間違いなく覆い隠されるはずだ。甲状腺癌の子どもも、白血病の大人も、心臓病の人々も、全てけし潰される。ちょうど初期の公害病や、薬害エイズをミドリ十字が押しつぶしたように。

 本当に、正気の沙汰とは思えない。「昔、陸軍・関東軍」、この轍を原子力村が踏み進んでいる自己疎外現象。このムラの主は間違いなく、経産省・財務省等の官僚だ。ムラの学者は専門バカ・スノッブでしかないのだし、政治家は無能すぎて世界経済も絡んでくるこんなに領域の広い世界は、判断はもちろん処理などさらに不能なのだろう。だから皆、官僚にこそイカされているにちがいないのである。官僚たちが自らの福島の罪を不問にさせる為にこそ、この道を押し進もうと開き直りの決意をしているに違いないのである。持っている全組織力量、全情報、全論理をフル動員して、主導的に。彼らのこれは、財界の所有物よりも遙かに強力なはずなのだし。
 以上のこの分析が正しいとしたら「官僚体制危機管理のための再稼働決断」、これが事の本質なのではないか!
コメント (7)
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