●指折り数えれば39年前
読書会に招いた講師は、差し出した寸志を受け取ることを、こう言って固辞された。
“本も皆さんに買って頂いて売れてるようですし、本当は交通費も心苦しいのですが…’
〈売れてる本〉とは、『水俣病』(岩波新書1972)。〈講師〉とは、原田正純さん。
それだけの縁であるが、お別れ会は今日の午後一時。西方に向こうと思う。
来名された時は助教授になられたばかりだったが、それから熊本大学を退職されるまで
宇井純、小出祐章さんと同じように、教授になられることはなかった。
この原田さんのことを活写した「水俣病と生きる医師」というNHK・ETV作品がある。
●ETVといえば
6月17日(日)夜八時、「核燃料サイクルと“迷走”の軌跡」というETV作品が放映される。
原発を執拗に追い続け、松本会長に疎んじられながらも屈しないETVチームに敬意を!
復習すれば松本氏を会長に推したのは、時の経営委員会古森委員長。
彼はETV制作「問われる戦時性暴力」を改変させようと圧力をかけた安倍晋三議員を囲む会「四季の会」の世話人。
●グリーン車に乗ると
『WEDGE』という雑誌が無料頒布され、その目次にあるのは
「賠償スキーム 東電だけが悪者か」「それでも原発動かすしかない」「再稼働から逃げ回る政府の大罪」
この雑誌の出版元は、松本会長の古巣であるJR東海の子会社。
読書会に招いた講師は、差し出した寸志を受け取ることを、こう言って固辞された。
“本も皆さんに買って頂いて売れてるようですし、本当は交通費も心苦しいのですが…’
〈売れてる本〉とは、『水俣病』(岩波新書1972)。〈講師〉とは、原田正純さん。
それだけの縁であるが、お別れ会は今日の午後一時。西方に向こうと思う。
来名された時は助教授になられたばかりだったが、それから熊本大学を退職されるまで
宇井純、小出祐章さんと同じように、教授になられることはなかった。
この原田さんのことを活写した「水俣病と生きる医師」というNHK・ETV作品がある。
●ETVといえば
6月17日(日)夜八時、「核燃料サイクルと“迷走”の軌跡」というETV作品が放映される。
原発を執拗に追い続け、松本会長に疎んじられながらも屈しないETVチームに敬意を!
復習すれば松本氏を会長に推したのは、時の経営委員会古森委員長。
彼はETV制作「問われる戦時性暴力」を改変させようと圧力をかけた安倍晋三議員を囲む会「四季の会」の世話人。
●グリーン車に乗ると
『WEDGE』という雑誌が無料頒布され、その目次にあるのは
「賠償スキーム 東電だけが悪者か」「それでも原発動かすしかない」「再稼働から逃げ回る政府の大罪」
この雑誌の出版元は、松本会長の古巣であるJR東海の子会社。