久しぶりにハードカバーを買った.サブタイトル「高機能自閉症」との不思議な結婚生活,泉 流星,新潮社 2005年9月刊.
知人友人に該当する人がいないと,「自閉症」については過度に内気なヒトというイメージしか持てないが,自閉症とは異星人のことと思えば,当たらずといえども遠からず.この本は異星人・地球人カップルの愛と涙の物語.知らずに結婚したら相手は高機能自閉症だったという,夫の立場から書かれている.しかも結婚相手すなわち妻も,自分は当初は高機能自閉症だという自覚がなく,診断が下されたのは結婚生活7年目か8年目.遠距離恋愛から結婚までの経緯もさらりと書いてはあるが,ここはいまいち分からない.もう一冊の同じ著者の本を読めと言うことかな.
過去も現在もけっこうシビアな状況と思うのだが,相手を「夫は...」「妻は...」と呼び合う会話など,どこかとぼけていて,「ダーリンは外国人」を思わせる部分も.エイリアンの第一義は外国人ですけどね.
これは著者ではなくお医者さんへのコメントですが,フーリエ屋の僕としては「自閉症スペクトラム傷害」という診断には違和感.自閉症は広いスペクトルを持っていて,それのどこかに位置するということらしいが,日本語としておかしいんじゃないかな.
著者あとがきのどんでん返しにびっくり.
知人友人に該当する人がいないと,「自閉症」については過度に内気なヒトというイメージしか持てないが,自閉症とは異星人のことと思えば,当たらずといえども遠からず.この本は異星人・地球人カップルの愛と涙の物語.知らずに結婚したら相手は高機能自閉症だったという,夫の立場から書かれている.しかも結婚相手すなわち妻も,自分は当初は高機能自閉症だという自覚がなく,診断が下されたのは結婚生活7年目か8年目.遠距離恋愛から結婚までの経緯もさらりと書いてはあるが,ここはいまいち分からない.もう一冊の同じ著者の本を読めと言うことかな.
過去も現在もけっこうシビアな状況と思うのだが,相手を「夫は...」「妻は...」と呼び合う会話など,どこかとぼけていて,「ダーリンは外国人」を思わせる部分も.エイリアンの第一義は外国人ですけどね.
これは著者ではなくお医者さんへのコメントですが,フーリエ屋の僕としては「自閉症スペクトラム傷害」という診断には違和感.自閉症は広いスペクトルを持っていて,それのどこかに位置するということらしいが,日本語としておかしいんじゃないかな.
著者あとがきのどんでん返しにびっくり.