昨今大阪ビジネスホテル事情

姉葉偽装の黒幕の総研内河所長は，ホテル開業コンサルタントの神様だったそうだが，「シャワートイレなんかもってのほか」が持論だったらしい．しかしお尻が文明にスポイルされてしまった結果，今ではシャワートイレの有無がビジネスホテル選択の鍵となりつつある．

いつも使うのは新大阪周辺，特に江坂だが，5000円程度でシャワートイレ付きから選ぶ．インターネットができて，ベッドが大きくて，大浴場ありというのがオプション．最近はたいてい禁煙室が指定できるのがよい．

ホテル側もいろいろ苦労しているらしく，シャンプーはたいてい大きなボトル，クリーニングの袋はスーパーのレジ袋か，あるいはなし．連泊しても新しい歯ブラシをくれるのは無駄だが，ホテルにしてみれば，だれが連泊などと細かく考えるのは面倒なのだろう．

朝食付きにせよ追加料金を払うにせよ，このクラスのホテルの食事場所はきわめて味気ない．スーパーで買うのが普通だが，朝から営業の定食やとかモーニングサービスをあさるのがささやかな贅沢．