曽宮 一念 著 求龍堂 (1974).
古書だが二重の函に入った豪華本.スケッチが数葉挿入されている.
著者は画家だが 80 歳を前に両眼を完全に失明 (101 歳で逝去).この本は友達が作ってくれたプラスチックの枠を使いノートに「盲ら書き」した成果だそうだ.(解読がたいへんで)「周囲に迷惑をかけている」という文もあった.
タイトルの意味もすこし読んでから分かったが,あとがきにも著者自身の説明があった.
失明するとどうなるか,ということが克明に書いてあって,そういう事態にそなえるための心構えが出来そうな本.ただし,記述は飄々淡々.
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/75/b660b13286a2c7cd2c286903cd4e8f46.jpg)
以下はこの本とは関係のないこと.
かってはアルプなどにも寄稿しておられたが,曽宮画伯には山の絵が多い.この単純ですごい焼岳の絵は,かってテレビのお宝鑑定団に出てきたそうだ.
古書だが二重の函に入った豪華本.スケッチが数葉挿入されている.
著者は画家だが 80 歳を前に両眼を完全に失明 (101 歳で逝去).この本は友達が作ってくれたプラスチックの枠を使いノートに「盲ら書き」した成果だそうだ.(解読がたいへんで)「周囲に迷惑をかけている」という文もあった.
タイトルの意味もすこし読んでから分かったが,あとがきにも著者自身の説明があった.
失明するとどうなるか,ということが克明に書いてあって,そういう事態にそなえるための心構えが出来そうな本.ただし,記述は飄々淡々.
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以下はこの本とは関係のないこと.
かってはアルプなどにも寄稿しておられたが,曽宮画伯には山の絵が多い.この単純ですごい焼岳の絵は,かってテレビのお宝鑑定団に出てきたそうだ.