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Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

芥川賞受賞の2作

2012-02-18 08:55:04 | 読書



カットに単行本の表紙を並べたが,買ったのは月刊文春です.

「共喰い」田中慎弥
餓鬼の暴力的セックスのはなし.何十年か前なら喜んで読んだと思うが,今の自分は半分ほど読んでいやになった.でもストーリーが気になったので,最後の 2 ページに飛んだら,殺人がったらしかった..
著者は不機嫌記者会見が話題になったが,誌上のインタビューはふつう.

「道化師の蝶」円城 塔
おおかたの審査員とは逆で,こちらのほうが読みやすかった.SF とかミステリとかに慣れているか,いないかの違いだろう.著者は物理屋で,こちらにとってはスタンスが分かりやすいのかもしれない.
ちょっと,ジャズみたい.
でも,これはおとぎ話だな.

この文春では「ジャイアント馬場は好投手だった」が面白かった.
コメント (4)
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