Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

音楽史を変えた五つの発明

2013-07-24 08:44:16 | 読書
ハワード グッドール, 松村 哲哉 訳,白水社 (2012/02) .

市立図書館で借用.原題のBig Bangs そのままの方が良いんじゃないかな.

TV 番組の書籍化とのことだが,エピソードで繋いだ音楽史の本という感じ.著者は作曲家で,随所にそれらしい見方が.

五つの発明とは,「記譜法」「オペラ」「平均律」「ピアノ」「録音技術」.
オペラについては,モンテベルディの名前を聞いたことがある程度だったので,新鮮だった.でもこの五つの中ではオペラが最も西洋音楽ローカルだ.
平均律の章には「偶然の産物」というタイトルがついているが,ほんとうに偶然の産物かどうかは疑問だ.平均律の普及におけるアコーディオンの役割は知らなかった.
録音に関しては,カラヤンを省いてでもストコフスキーを記述すべきではないかな.
コメント (2)
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