グラフは血圧変化.入院中も血圧は規則的に測っていただいたが,なか1週間ほどは自分で記録する気力がなかった.このように入院を契機に血圧が下がった.質素なものを食し寝てばかりいれば血圧は下がるらしい.
以下はキタナイおはなし.
退院後 10 日となった.現在の課題は,ストーマとの付き合いのリズムを掴むこと.
直腸それも肛門に近い位置に癌があったので,直腸を切除,下腹部に孔を開けてそこに大腸の切り口を繋いでくれた.これがストーマすなわち人工肛門である.
健康な人は直腸に排泄物を集積するが,ストーマの場合は体外に集積場所が必要.これが袋の形状をしていてパウチと言う.パウチを腹部に貼り付け,パウチの一端から排泄物をトイレに捨てることになる.また 2-3 日おきにパウチそのものを交換する必要がある.退院前の最後の数日はもっぱらパウチのハンドリングの実習であった.
Amazon の一部のページはストーマ・パウチのことを糞尿袋と書いている (実際は糞袋で尿は入れない).身も蓋も無い !!
毎日 自分の排泄物と付き合うことが不可避だが,パウチはうまくできていて,排泄物が漏れる心配はない.ただし下痢をするとすぐにパウチがいっぱいになってしまい,悲劇 !
そのまま入浴もできるが,J 子の後塵を拝すこととなった.
排泄物がいつ溜まるかというリズムがまだつかめない.寝ているときに大量に溜まると寝苦しい.子どもの頃,夜中に飼い猫が布団の上に乗ってきたのを思い出した.
外出先では排泄物はどこのトイレにでも捨てられるのだけれど,外で転んだりしたくないので,今のところ家でおとなしく様子を見ている.
遠からず,外見では身障者とわからない境地に達する予定.
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