前立腺全摘出後の癌再発とは,まさに自分の身に降りかかったことだが,一般的にはどの程度の確率で起きることか,お医者さんに聞いてみた.
図は,ちょっと古いが,
D.J. Hernandez et al., Urology 70 (2007) 931
にある図に基づいており http://www.gan-pro.com/public/cancer/urol.html から引用した.「PSA(非)再発」は,手術をした場合は PSA が 0.2 を越えることと定義されている.
リスク分類は図の下に示したように,T 分類 = 癌の広がり方,PSA = 血液検査, GS = グリソンスコア; 癌細胞の微視的初見 を総合的に判断するものである.
自分の場合は,T2c, PSA=7.7,グリソンスコア 7 で,中間リスクないし高リスクというところだった.グラフとくらべると,1年で再発というのはちょっとひどいと思うが,お医者さんによれば,精嚢に湿潤が及んでいたので,リスクはもっと大きかったのだそうだ.PSA だけで安心していないで,早期に手術したのは成功だったらしい.
精嚢があった位置に放射線を当てたので,直腸が直撃された.副作用は当然であった.
全摘出手術をすればあとくされがないと考えたのは甘く,いちど癌になったら癌と一生つきあわなければならない.ただしこのグラフの横軸は 10 年単位だから,高齢の前立腺患者の場合は,癌以外の原因で,うやむやのうちに寿命がつきると期待できる.
癌と言われてまず本を買ったのだが,詳しいことは書かれていなかった.病院で聞いたことを,がんプロ.com,腺友ネットなどの HP で復習して納得することが多い.
図は,ちょっと古いが,
D.J. Hernandez et al., Urology 70 (2007) 931
にある図に基づいており http://www.gan-pro.com/public/cancer/urol.html から引用した.「PSA(非)再発」は,手術をした場合は PSA が 0.2 を越えることと定義されている.
リスク分類は図の下に示したように,T 分類 = 癌の広がり方,PSA = 血液検査, GS = グリソンスコア; 癌細胞の微視的初見 を総合的に判断するものである.
自分の場合は,T2c, PSA=7.7,グリソンスコア 7 で,中間リスクないし高リスクというところだった.グラフとくらべると,1年で再発というのはちょっとひどいと思うが,お医者さんによれば,精嚢に湿潤が及んでいたので,リスクはもっと大きかったのだそうだ.PSA だけで安心していないで,早期に手術したのは成功だったらしい.
精嚢があった位置に放射線を当てたので,直腸が直撃された.副作用は当然であった.
全摘出手術をすればあとくされがないと考えたのは甘く,いちど癌になったら癌と一生つきあわなければならない.ただしこのグラフの横軸は 10 年単位だから,高齢の前立腺患者の場合は,癌以外の原因で,うやむやのうちに寿命がつきると期待できる.
癌と言われてまず本を買ったのだが,詳しいことは書かれていなかった.病院で聞いたことを,がんプロ.com,腺友ネットなどの HP で復習して納得することが多い.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます