JA にセレベス親芋とかを発見.小玉スイカ大で 150 円也.スーパーに棒鱈パックがあったので,ふたつの合体を試みた.
目指すは写真トップ 京名物 円山公園の平野屋本家「いもぼう」.何十年か前に食べたきりで,もう一度食べたいという欲望はあるのだが,味は...実は覚えていない.ほんものは海老芋を使うそうだが,うちで食べるのだからセレベスだってかまわない.
セレベスは上の方を切ったら紫タマネギのような断面でびっくり.皮を剥くのに苦労したが,ネットによれば電子レンジを使えば簡単だったらしい.あっという間に煮えてしまい,しかも煮崩れしない.おまけに色は悪いが,美味であった.
スーパーの棒鱈は甘ったるく添加物も感じられた.茹でこぼしてから,醤油・酒・味醂などで改めて芋と煮るべきであったと反省.
平野屋さんによれば,海老芋のアクが棒鱈を柔らかくし,棒鱈のコラーゲンが海老芋の煮崩れを防ぐ.だから干物の棒鱈を使うことが must.
うちのは商品登録された「いもぼう」とは,似て非なるもの.しかし費用も考えればそこそこ満足.
檀一雄「暖流クッキング」にもいもぼうが出ていたと思うが,あの文庫本が見つからず.
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