Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

「東京のぼる坂くだる坂」

2022-04-14 08:35:39 | 新音律
ほしおさなえ,筑摩書房 (2021/5).

Amazon の紹介
*****「活版印刷三日月堂」シリーズの著者が贈る変わりゆく“坂の街" 東京が舞台のお散歩小説

アラフォーで母と二人暮らしの富野蓉子。
父・タカシは引っ越し好きの変人で、亡くなるまでに移り住んだ家は20箇所を超る。
それらはすべて東京の有名な坂の近くに建っていた。
幼い頃家を出ていった父の遺言状には、自分が住んだ坂のリストがあった。
その一つ「幽霊坂」を通りかかったことをきっかけに、蓉子は父の足跡を辿り始める。
坂をめぐりながら土地に刻まれた記憶をたどり、坂のある風景が、父の、母の、そしわたしのさまざまな人生模様を描き出す――。*****

ガイドブックのようなもの,かと思ったら,小説だった.登場人物の名はみなカタカナ.「上り坂と下り坂はどちらが多いか」という謎々がリフレインされる.

東京生まれの東京育ちにして地方在住者にとっては,こたえられない本.
ブックデザインについて,また後日.
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« くらら こもれび広場 ロビー... | トップ | 「東京のぼる坂くだる坂」の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

新音律」カテゴリの最新記事