ほしおさなえ,筑摩書房 (2021/5).
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*****「活版印刷三日月堂」シリーズの著者が贈る変わりゆく“坂の街" 東京が舞台のお散歩小説
アラフォーで母と二人暮らしの富野蓉子。
父・タカシは引っ越し好きの変人で、亡くなるまでに移り住んだ家は20箇所を超る。
それらはすべて東京の有名な坂の近くに建っていた。
幼い頃家を出ていった父の遺言状には、自分が住んだ坂のリストがあった。
その一つ「幽霊坂」を通りかかったことをきっかけに、蓉子は父の足跡を辿り始める。
坂をめぐりながら土地に刻まれた記憶をたどり、坂のある風景が、父の、母の、そしわたしのさまざまな人生模様を描き出す――。*****
アラフォーで母と二人暮らしの富野蓉子。
父・タカシは引っ越し好きの変人で、亡くなるまでに移り住んだ家は20箇所を超る。
それらはすべて東京の有名な坂の近くに建っていた。
幼い頃家を出ていった父の遺言状には、自分が住んだ坂のリストがあった。
その一つ「幽霊坂」を通りかかったことをきっかけに、蓉子は父の足跡を辿り始める。
坂をめぐりながら土地に刻まれた記憶をたどり、坂のある風景が、父の、母の、そしわたしのさまざまな人生模様を描き出す――。*****
ガイドブックのようなもの,かと思ったら,小説だった.登場人物の名はみなカタカナ.「上り坂と下り坂はどちらが多いか」という謎々がリフレインされる.
東京生まれの東京育ちにして地方在住者にとっては,こたえられない本.
ブックデザインについて,また後日.
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