Sixteen Tones

音律と音階・ヴァイブ・ジャズ・ガラス絵・ミステリ.....

My 7日間ブックカバーチャレンジ

2020-05-17 09:20:06 | 読書

ブックカバーチャレンジの目的とルール
- 読書文化の普及に貢献するためのチャレンジで、参加方法は好きな本を1日1冊、7日間投稿する
- 本についての説明はナシで表紙画像だけアップ
- 都度1人の FB 友達を招待し、このチャレンジへの参加をお願いする

誰が始めたものかわからない.何となく胡散臭いが,本を7冊挙げてみたい気もする.

ルールは伝言ゲームみたいに,「説明なし」が「説明なしでもよい」になったり,「都度1人」が毎日1人だったり,7日が終わったら1人だったりする.かずだい・ばりたけ さんのところに来たのは10日間に10冊だったそうだ.

かずだいさんに倣って,1日1冊というまだるっこしいことはやめ,7日分 (10 冊はきつい!) を一挙公開しよう.友達に参加をお願いすることもやめよう.本の短い説明も付け加えよう.

以下あいうえお順.文庫化されたものもあるが,原則として単行本の出版社と刊行年.

 

幻影城 (1978)

ある種のバカミス?  1970 年代末,水戸駅前で倒産した幻影城の本を二束三文で売っていた.このとき買ったこの本が泡坂作品初体験.こんなのありか !! と思った.周囲のミステリ好きにも読め読めと強要したが,全く評価しない人がいて当惑した記憶がある.著者は次第にバカミスに飽きたらしく,普通の小説で直木賞作家となり,このころから彼への僕的興味も薄れた.著者についてブログに書いたことがある.カバー絵の高塚省吾は後に裸婦で売れた.

 

話の特集(1990)

500ページ強だが安い紙を使ったためか,すごく厚い本.書店では表紙の下半身は腰巻が隠していた.山下勇三(この本では画伯)と共著のエロ絵本と言った方がいい.表面的には深刻なテーマは何もなく,もっぱら ことば遊びだけに徹している.これぞ著者の真骨頂.

 

筑摩書房(1991) 

若い女性が活字を拾って作った本で,ひたすら可愛い.ブログで紹介していた.

 

日本経済新聞社(1971)

単行本の函には活字がめり込んでいる.しかし装丁が無愛想なので,文庫のカバーも載せた.この画家は好きなので我がブログに何度も登場する.文化勲章をことわったところが偉い.新聞記者の「聞書き」で,幾多の「仙人伝説」がこの本から生まれたそうだ.その担当記者の本も読んだ.

 

 誠文堂新光社(1975)

コピーライターによることば遊び本.例えば「古池や...」の17の仮名を入れ替えると「数の子や水気を問わむいと古るび」「わずか見むふやけ男のビイトルズ」「お岩跳びすずと毛のこる闇深む」... てな作品が 250 ページ ! 

 

創文社(1961)

「山の画文」というスタイルの嚆矢.表紙は富士五湖・西湖畔津原(つぶら)からの眺め.内容はのんしゃらんとしている.「つじまことのこと」に書いたように,著者の父母は辻潤と伊藤野枝.著者の自死後現れた研究書の類によれば,著者のこころの中は複雑に深く暗かったようだ.

 

話の特集(1980)

帯に曰く「和田誠の偽作贋作大全集.これが遊びの真髄だ!」.しかしイラストの魅力の比重が大きい.殺しの手帖のページはこのブログで紹介した.有名な川端康成の「雪国」のパロデイも,絵が2/3,文が1/3という構成.「装丁物語」を読んだ後では,この装丁の活字も著者が描いたものに見えてしまう.

 

反省

物理の本も音楽の本もない.話の特集の本が2冊もある.今世紀に入ってから出会った本は入っていない...


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