【菅首相の一日】： 6月21日（月）
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【菅首相の一日】： 6月21日（月）
【午前】７時５９分、官邸。敷地内を散歩。１０時２４分、大島一博厚生労働省官房長。１１時３分、ジャーナリストの田原総一朗氏。２２分、阿達雅志首相補佐官。
元稿：東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・首相の一日】 ２０２１年０６月２２日 ０８：１４：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【社説①】：河井被告に実刑 巨額資金の闇も解明を
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【社説①】：河井被告に実刑 巨額資金の闇も解明を
元稿：東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 ２０２１年０６月２１日 ０８：０６：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【社説②】：イスラエル連立 和平機運を醸成したい
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【社説②】：イスラエル連立 和平機運を醸成したい
イスラエルで新連立政権＝写真はゲッティ・共同＝が生まれ、同国史上最長のネタニヤフ政権が終幕した。「反ネタニヤフ」の寄り合い所帯で先行きは不透明だが、国際社会は和平機運を育みたい。
元稿：東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【社説】 ２０２１年０６月２１日 ０８：０６：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【筆洗】：米国などでよく使われる温度の単位は「カ氏」。「セ氏」にしか…
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【筆洗】：米国などでよく使われる温度の単位は「カ氏」。「セ氏」にしか…
米国などでよく使われる温度の単位は「カ氏」。「セ氏」にしかなじみのない日本人は「カ氏」の表示を見ればまごつく。カ氏六〇度と言われても、暑いのか寒いのかピンとこない▼米国赴任中、日本人には便利だからと簡単な計算式を先輩から教えてもらった。「カ氏」から二十八を引き、それを二で割る。正確ではないが、だいたいの「セ氏」の目安になる。この程度の計算なら頭の中でもできる▼すでにカ氏一〇〇度を超える地点が相次いでいるそうだ。あの計算式ならば、セ氏三六度、正確には三七・七度。ひゃあ。アリゾナ、カリフォルニアなど米国西部が熱波に早くも見舞われている▼今年の夏至は二十一日だが、本格的な夏の時期を前にしてのこの熱波は異常らしい。聞き慣れない「ヒートドーム」と呼ばれる現象が原因だそうだ。西部上空で巨大な高気圧が居座り、ドームのように熱を閉じ込めているという▼この高気圧は勢力が強く雨雲も寄せ付けぬと聞くから恐ろしい。六月から熱波とは身がもたぬ。これも気候変動のしわざか▼＜夏至といふ日の暑からず寒からず＞瀧春一（たきしゅんいち）。さて「セ氏」の日本の六月。さほど気温も上がらず、過ごしやすい日が続くが、夏至を過ぎれば、水銀柱も急上昇へと向かう。ご注意を。長期予報によれば今年の夏の気温は平年並みか平年よりやや高く、全国的に暑い夏となるそうだ。
元稿：東京新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【筆洗】 ２０２１年０６月２１日 ０７：１２：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【菅首相の一日】： 6月20日（日）
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【菅首相の一日】： 6月20日（日）
【午前】東京・赤坂の衆院議員宿舎で過ごす。
元稿：東京新聞社 朝刊 主要ニュース 政治 【政局・首相の一日】 ２０２１年０６月２１日 ０８：０８：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京五輪】：観客上限１万人が５者協議で決定も「無観客が一番安全」分科会メンバー
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京五輪】：観客上限１万人が５者協議で決定も「無観客が一番安全」分科会メンバー
東京オリンピック（五輪）・パラリンピックの観客数上限を決める国際オリンピック委員会（IOC）国際パラリンピック委員会（IPC）と東京都、政府、大会組織委員会による5者協議が21日、都内を拠点にオンラインで行われた。
/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/ND5U2P5OWVJGZCNMF2EEPHA24Y.jpg)
オンライン形式で会談した左から東京都の小池知事（画面）、組織委の橋本会長、ＩＯＣのバッハ会長（画面）、丸川五輪相＝２１日午後、東京都中央区（代表撮影）
日本側が示した方針にIOC、IPCが合意。五輪の観客数上限は、日本のイベント開催制限を踏まえ、全ての会場において「収容定員50％以内で1万人」に決定した。
東京五輪の観客上限は5者協議で1万人とすることが決まったのを受け、政府などに五輪開催に伴う新型コロナウイルス感染拡大リスクを提言した専門家からは「無観客が一番安全」「具体的な対策の情報を示して」などさまざまな声が上がった。
コロナ分科会メンバー舘田一博・東邦大教授（感染症学）は「無観客が一番安全で、リスクが少ないというのは誰でも分かることだ」と指摘。「観客を入れる場合にはどのように対処して、競技場内外でのリスクを高めないでやっていけるのかを説明してほしい。リスクを負ってでもなお観客を入れるのを決めたのであれば、感染拡大が起こった場合の責任を明確にして安全安心な大会を開いてほしい」と注文を付けた。
提言に加わった小坂健・東北大教授（公衆衛生学）は「7月から8月に再流行が懸念される中で、連休中に開会式をやってお祭りムードになるのはかなり感染拡大リスクがある」と指摘する。「観客を入れるに当たり、例えば大会関係者は皆ワクチンを打ってくるなど具体的対策の情報を示してほしい」と要望した。
専門家有志は18日に公表した提言で、十分な感染対策をしていない観客や、応援イベントで盛り上がる人たちの姿が映像などで多くの人の目に触れ「対策を緩めてもよい」と受け取られてしまうことを強く警戒。専門家有志の一人は「観客を入れて開催することが対策への協力要請と矛盾したメッセージになってはいけない」と強調する。
提言取りまとめの中心となった尾身茂・コロナ分科会長は秘書を通じて「今日は対応できない」としている。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・東京オリンピック2020・パラリンピック】 ２０２１年０６月２２日 ０７：５４：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：「宮本から君へ」助成金不交付は違法 文化芸術に対する「公益性」とは？
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：「宮本から君へ」助成金不交付は違法 文化芸術に対する「公益性」とは？
映画「宮本から君へ」（真利子哲也監督）の製作会社スターサンズが、助成金交付内定後に下された不交付決定の行政処分の取り消しを求め、文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」（芸文振）を訴えた裁判で、東京地裁は21日、不交付決定処分の取り消しを命じる判決を下した。
会見を開いた映画「宮本から君へ」の河村光庸エグゼクティブプロデューサー（撮影・村上幸将）
会見を開いた映画「宮本から君へ」の河村光庸エグゼクティブプロデューサー（中央）と弁護団（撮影・村上幸将）
映画が完成した19年3月12日、出演者のピエール瀧がコカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕。同6月18日に懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡された。製作側には芸文振から1000万円の助成金交付内定が通知されていたが、同7月「公益性の観点から適当ではないため」との理由で不交付決定通知書が送られた。
原告側は行政裁量の逸脱、乱用だと一貫して主張してきたが、東京地裁は「芸術団体等の自主性等を重んじる観点から、裁量権の範囲の逸脱またはその乱用にあたり違法」とし、主張を全面的に認めた。弁護団の伊藤真弁護士は会見で「文化芸術は世間や政治に忖度（そんたく）は無用ということ。画期的な判決」と評価。スターサンズの河村光庸代表は「うれしく思うが、文化芸術に対する公益性は何か、明確に答えてもらいたかった」と語った。【村上幸将】
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・助成金交付内定後に下された不交付決定の行政処分の取り消しを求め、文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」（芸文振）を訴えた裁判】 ２０２１年０６月２２日 ０７：０１：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：遺族松永さん絶望の涙「真実をという夢破れた」飯塚被告控訴問われ返答一変
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：遺族松永さん絶望の涙「真実をという夢破れた」飯塚被告控訴問われ返答一変
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（90）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。被害者参加制度を使って裁判に参加した遺族の松永拓也さん（34）の被告人質問が行われたが、同被告は「私の過失はない」と無罪主張に変わりはないと主張。松永さんは「私は、あなたに刑務所に入って欲しい」と怒りをあらわにした。
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
◇ ◇ ◇
松永さんは公判後の会見で、目を涙で濡らして「被告人の口から真実を述べて欲しいという夢は破れた」と絶望感すらにじませた。
事故発生後、飯塚被告から心からの謝罪は一切ない。過去7回の公判では、検察側が車の故障診断センサーにアクセル、ブレーキともに故障の記録がないと指摘。専門家の分析に目撃者の証言もあったが「アクセルを踏んでもいないのにエンジンが異常に高速回転し、加速した」などと、事故を車両のせいにして無罪を主張。松永さんは同被告が妻子の死と遺族に向き合っているとは思えなかった。
松永さんは最初に妻子の名前と漢字が分かるか問いかけたが、飯塚被告は「難しい字なので書いてみることが出来ない」と答えた。証拠として提出した生前の妻子の写真を、具体的に説明するよう求めると「クリスマスと遊園地の」などと答えた。ただ写真は花見、夏祭り、紅葉の観賞、温泉に行った際のもので、回答はでたらめだった。
一方で「記憶では（アクセルとブレーキの）踏み間違えはしておりません。私の過失はないものと思っております」と無罪主張は変わらなかった。真菜さんの父上原義教さんが事故から2年、どう思って生きてきたかと聞いても「（事故後）難病になり、リハビリでつらい毎日」と全く筋違いな自分本位の返答をした。
松永さんが「あなたに刑務所に入って欲しい。入る覚悟はありますか？」と追及すると、同被告は「あります」と答えた。「もし有罪になったら控訴しますか？」との問いにも「なるべく控訴しないようにしたいと思う」と答えたが、弁護士の同じ質問に「分かりません」と一変。松永さんは「そういう人です」と失望した。7月15日に心情を述べる意見陳述を行い、結審するにあたり、松永さんは「苦しみと悲しみ、2つの命の重みを全て話す」と訴えた。【村上幸将】
◆池袋暴走事故
19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含め、2歳から90代の男女10人が重軽傷を負った。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された裁判】 ２０２１年０６月２２日 ０７：００：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：飯塚幸三被告「リハビリ…つらい毎日」 筋違い回答に遺族涙し憤り「軽蔑」
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：飯塚幸三被告「リハビリ…つらい毎日」 筋違い回答に遺族涙し憤り「軽蔑」
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（90）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。被害者参加制度を使って裁判に参加し、飯塚被告に直接、質問した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）と父の上原義教さんが公判後、会見を開いた。
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
上原さんは被告人質問の際、飯塚被告に「あなたは（事故から）2年、どう生きてきた、生活してきたんですか？」と質問した。それに対し、同被告は「事故の年の暮れくらいから、ふらつきが非常に大きくなりまして、病院を変えました。難病であることも秋に分かり、毎日、リハビリしか…薬が効かないんです。運動機能を低下させないよう毎日、やっております。なかなかつらい毎日です」と答えた。
上原さんが、娘と孫を車でひいてから、自己とどう向き合ってきたかという趣旨でした質問に対し、飯塚被告の回答は筋違いなものだった。上原さんは公判後の会見で「答えの1つ、1つに腹が立って…この人は、どうしても直らないんだな。少しは気付くかなと思ったんですけどね…私がバカでした。2年間についても聞きたくない話を…。心の傷、癒えるわけないじゃないですか？」と涙ながらに首を傾げた。
松永さんも「義父さんが、この2年間、何をしていたかと聞かれ、リハビリが苦しい毎日だったとか自分のことを言った。そんなことを聞いたわけじゃないですか？ 毎日つらかったですって、よく言えたなと。遺族がつらい思いをするって考えられないんですか？」と憤った。その上で「自分の感情に従うと決めてきた…いつもは冷静であろうと努めていますが、今日は言います。彼に刑務所に入って欲しい。汚い言葉を使わないようにやってきた。今日は心を鬼にして質問したが、あの人は2年間、変わらない…質問して分かった。あの人は変わらない…軽蔑しました」と突き放した。【村上幸将】
◆池袋暴走事故
19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含め、2歳から90代の男女10人が重軽傷を負った。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された裁判】 ２０２１年０６月２１日 ２２：５８：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：飯塚幸三被告の回答でたらめ 「そんなのはない」遺族松永さん怒りにじませ
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：飯塚幸三被告の回答でたらめ 「そんなのはない」遺族松永さん怒りにじませ
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（89）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
被害者参加制度を使って裁判に参加し、飯塚被告に直接、質問した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）が公判後、会見を開いた。松永さんは、証拠として妻子の生前の写真を提出したので見たか、見たなら具体的に答えるよう問いかけた。それにに対し、飯塚被告は「家族でご一緒の、楽しそうな写真。クリスマスと遊園地の（写真）莉子さんがお菓子を片手に手を上げていた」などと答えたが、松永さんは会見で「クリスマスや遊園地の写真なんて入れていない」と、飯塚被告の回答がでたらめだったことを明らかにした。
松永さんは写真の前に、妻子の名前を言うことが出来るか？ と問いかけたが、飯塚被告は漢字では難しい旨の回答をした。松永さんは「私が1番、感じ取りたかったのは2人の命と我々の無念を問うためだった。『難しい、分からない』とか言って、逃げようとしたんだと思う。証拠に2人の生きていた写真を入れていた。見ていますか？ と聞いたら『クリスマスと遊園地の写真』とか言ったが…そんなのはない」と怒りをにじませた。
その上で、松永さんは「莉子の名前も難しくて分からないと…難しいですかね？ 自分が奪った命の名前、難しいですかね？ 確認するために、私は聞いた、写真も間違っているし、名前も言えない。（飯塚被告の）2人や私たち遺族に対する認識は、この程度。なんでこんな人に、2人は命を奪われなければいけなかったのか…」と苦悶（くもん）の表情を浮かべた。
◆池袋暴走事故
19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含め、2歳から90代の男女10人が重軽傷を負った。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された裁判】 ２０２１年０６月２１日 １７：２０：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：遺族松永さん「それでも無罪主張？」飯塚被告は投稿フォロー 池袋暴走事故
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：遺族松永さん「それでも無罪主張？」飯塚被告は投稿フォロー 池袋暴走事故
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（89）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
被害者参加制度を使って裁判に参加し、飯塚被告に直接、質問した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）が公判後、会見を開いた。
飯塚被告は質問される中で、松永さんが妻子を突然失ったつらく苦しい思いや、交通安全への思いを発信しているブログ、各種SNSをフォローし「ブログも最近の記事を見ております。新聞記事も読んでフォローしておりますので、十分理解しているつもりです」と答えた。
そのことに、松永さんはあきれ果てたと会見で吐露した。「驚いたのはSNSかブログか分からないですけど、私の日々の投稿をフォローしていると…。フォローしていて、これだけの悲しみ、苦しみをつづって、証拠を見ても、なお、自分は無罪と主張する。どういう精神をしているのか？ と驚きました」。
7月15日に松永さんが心情を述べる意見陳述を行い、裁判は結審する。松永さんは「次の私の心情を述べる意見陳述で、私は苦しみと悲しみ、2つの命の重みを全て話すつもり。受け止める人じゃないけれど…全て受け止めて聞いてください。今日、ブログを上げますから、しっかり見てください。それを見て心情の意見陳述を聞いてください」と飯塚被告に呼びかけた。
◆池袋暴走事故
19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含め、2歳から90代の男女10人が重軽傷を負った。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された裁判】 ２０２１年０６月２１日 １７：０７：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：池袋暴走飯塚幸三被告「私の過失があると思っておりません」無罪主張
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：池袋暴走飯塚幸三被告「私の過失があると思っておりません」無罪主張
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（89）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。
事故現場で実況見分に立ち合った飯塚幸三被告（中央） ＝２０１９年６月１３日、東京都豊島区東池袋で
この日は、被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）が、同制度を使って飯塚被告に直接、質問した。
松永さんは「まず、亡くなった私の妻と娘の名前を言えますか？ 漢字が分かりますか？」と問いかけた。飯塚被告は名前は答えられたが「真という字に…定かではありませんが、菜の花の菜ではないか？ 莉子さんは難しい字なので、ちょっと書いてみることが出来ないかと…。申し訳ありません」と答えた。
また4月27日に行われた初の被告人質問の際、ドライブレコーダーの映像と自身の記憶に食い違いが4つあると認めたことは、改めて認めたものの「アクセルを踏んでもいないのにエンジンが異常に高速回転し、加速した」などと、あくまで問題は車両の方にあり、自身には過失はないという主張を繰り返した。その上で「心苦しいとは思いますが。私の記憶では（アクセルとブレーキの）踏み間違えはしておりませんので、私の過失があると思っておりません」と主張した。
松永さんが「本心で主張に無理はあると思ってないんですか？」と問いかけても「暴走状態の車を止められなかったことは悔やんでいます」と答えた。「証人、証拠を見ても気持ちは揺るがない？」と松永さんが問いかけると、飯塚被告は「はい。同じ思いでおります」と無罪主張に変わりはないと断言した。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判、東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故】 ２０２１年０６月２１日 １６：１５：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：飯塚幸三被告「なるべく控訴しないように」と答えるも…一転 池袋暴走事故
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：飯塚幸三被告「なるべく控訴しないように」と答えるも…一転 池袋暴走事故
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（89）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。この日は、被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）が、同制度を使って飯塚被告に直接、質問した。
公判後の会見で涙する松永拓也さん（右）と義父の上原義教さん（撮影・村上幸将）
松永さんは「31歳…まだまだ、生きるはずだった真菜と莉子の命を奪ってしまった事実を、心から真剣に考えたことはありますか？」と問いかけた。飯塚被告は「ございます。非常に…私が松永さんの心を思い起こしてみると、私も子供がおりましたし、妻と子供が突然、亡くなったことを考えたら、本当につらい思いをされたと思います」と答えた。
その返答を聞いた松永さんは「私は、あなたに刑務所に入って欲しい。入る覚悟はありますか？」と単刀直入に追及した。同被告は「あります」と答えたが、松永さんに「入って欲しい理由は分かるか？」と聞かれると「最愛の奥さんを亡くされた苦しみ、悲しみを…お、お、思って…そうお思いになるのでは？ と思っております」と答えとは言えないような回答にとどまった。
松永さんが「もし有罪になったら、控訴しますか？」と聞くと、飯塚被告は「分かりませんが、なるべく控訴しないようにしたいと思う」と答えた。ただ、後になった弁護人から同じ質問をされると「分かりません」と一転、言葉を濁した。
この日は、事故で負傷した被害者3人の意見陳述書を裁判長が読み上げて終了。7月15日に意見陳述を行い、結審する予定。
◆池袋暴走事故
19年4月19日午後0時25分ごろ、東京都豊島区東池袋4丁目の都道で、乗用車が交差点2つを含む約150メートルにわたって暴走。赤信号を無視し横断歩道に突っ込んだ。自転車に乗っていた松永さん母子が死亡し、運転していた飯塚被告と助手席の妻を含め、2歳から90代の男女10人が重軽傷を負った。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判・東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で起訴された裁判】 ２０２１年０６月２１日 １６：１４：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【東京地裁】：池袋暴走飯塚幸三被告「なるべく控訴しないようにしたい」と答えるも 一転
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【東京地裁】：池袋暴走飯塚幸三被告「なるべく控訴しないようにしたい」と答えるも 一転
東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故で、自動車運転処罰法違反（過失致死傷）罪で在宅起訴された、旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告（89）の第8回公判が21日、東京地裁で開かれた。この日は、被害者参加制度を使って裁判に参加した真菜さんの夫の松永拓也さん（34）が、同制度を使って飯塚被告に直接、質問した。
莉子ちゃんのおもちゃが残る自宅で交通事故防止への思いを語る松永拓也さん＝東京都豊島区で
事故現場で実況見分に立ち合う旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長（中央）＝2019年6月
松永さんは「31歳…まだまだ、生きるはずだった真菜と莉子の命を奪ってしまった事実を、心から真剣に考えたことはありますか？」と問いかけた。飯塚被告は「ございます。非常に…私が松永さんの心を思い起こしてみると、私も子供がおりましたし、妻と子供が突然、亡くなったことを考えたら、本当につらい思いをされたと思います」と答えた。
その返答を聞いた松永さんは「私は、あなたに刑務所に入って欲しい。入る覚悟はありますか？」と単刀直入に追及した。同被告は「あります」と答えたが、松永さんに「入って欲しい理由は分かるか？」と聞かれると「最愛の奥さんを亡くされた苦しみ、悲しみを…お、お、思って…そうお思いになるのでは？ と思っております」と答えとは言えないような回答にとどまった。
松永さんが「もし有罪になったら、控訴しますか？」と聞くと、飯塚被告は「分かりませんが、なるべく控訴しないようにしたいと思う」と答えた。ただ、後になった弁護人から同じ質問をされると「分かりません」と一転、言葉を濁した。
この日は、事故で負傷した被害者3人の意見陳述書を裁判長が読み上げて終了。7月15日に意見陳述を行い、結審する予定。
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【裁判、東京・池袋の都道で19年に乗用車が暴走し、松永真菜さん（当時31）と長女莉子ちゃん（同3）が死亡した事故】 ２０２１年０６月２１日 １６：１３：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
【2021年06月20日 今日は？】：上野発着だった東北・上越新幹線の東京駅乗り入れスタート
『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【2021年06月20日 今日は？】：上野発着だった東北・上越新幹線の東京駅乗り入れスタート
◆6月20日＝今日はどんな日
上野発着だった東北・上越新幹線の東京駅乗り入れスタート（1991）
◆出来事
▼ドイツ連邦議会が東西ドイツ統一後の首都をベルリンとする決議案採択（1991）▼将棋現役最高齢記録の加藤一二三・九段が引退（2017）
| ドイツ連邦議会 Deutscher Bundestag |
|
|---|---|
 |
|
| 種類 |
| 議事堂 | |
|---|---|
 |
|
 |
◆誕生日
▼石坂浩二（41年＝俳優）▼酒井一圭（75年＝純烈）▼鬼龍院翔（84年＝ゴールデンボンバー）▼相武紗季（85年＝女優）▼宇賀なつみ（86年＝フリーアナウンサー）▼May J．（88年＝歌手）▼AYAKA（03年＝NiziU）
元稿：日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は？】 ２０２１年０６月２０日 ００：００：００ これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
