路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

 路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

【政界地獄耳・10.26】:補選に維新がない景色 立憲と共産が「共闘」左派勢力の衰退阻止が目的か

2023-11-01 07:40:20 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【政界地獄耳・10.26】:補選に維新がない景色 立憲と共産が「共闘」左派勢力の衰退阻止が目的か

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.26】:補選に維新がない景色 立憲と共産が「共闘」左派勢力の衰退阻止が目的か 

 ★22日に投開票が行われた衆議院長崎4区と参議院徳島・高知選挙区の補欠選挙は、自民党が1勝、野党が1勝と分けた形となった。両党ともに2勝をもくろんでいたが、選挙後は互いにすがすがしい顔だ。自民党は2敗にならずに踏ん張った思い、立憲など野党は国会前に弾みがつく思いだろう。だが双方がこの選挙で見た別の景色に両党の思いが宿る。

 ★衆参いずれの補選にも1つの共通点があった。「いずれも形は自民対立憲の構図だったことだ。参院補選は野党系無所属だったが他の政党が絡まない一騎打ちだったことから、久々の“本来の景色”だったのではないか。事実、解散になれば国会内では自民と共闘を組んでいるような維新も選挙では自民攻撃に明け暮れる。この補選には維新いない選挙という新鮮さが漂った」と両党の複数の関係者の感想だ。既に国政では自民党右側には維新参政党右派政党が並ぶ。最近、日本保守党なるものもできた。左右のバランスは自民党の近くに国民民主党がいて、政党の多くが穏健から右派の保守政党だ。

 ★この補選の結果を受け、23日には立憲共産が「共闘」すると言い出した。この共闘という言葉も、正しくは「連携」だという説明もあり、一体どこが合意なのか、相変わらず理屈が多い。ただ「共闘」でも「連携」でも構わないが、その在り方をこれから協議するというまどろっこしさだ。立憲は前身の民主党時代から国民の批判を正面から受けることができなくなり、批判されることに敏感すぎて、新しいことができない政党だ。これから国民民主党や連合から批判されれば、党代表・泉健太は耐えられないだろう。この程度のふわふわした合意はすぐにほごになるのではないかと心配する立憲の議員も多い。ただ国会の政党は保守系が大半で、国民の多くは穏健保守や中道リベラルとみられ、左派の勢力の衰退阻止が目的なのだろうか。それなら共産は組む相手を間違えていまいか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年10月26日  07:39:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・10.25】:「令和の3大バカ査定」大阪万博は日本の転換期

2023-11-01 07:40:10 | 【政策・閣議決定・予算・地方創生・能動的サイバー防御・優生訴訟・公権力の暴力】

【政界地獄耳・10.25】:「令和の3大バカ査定」大阪万博は日本の転換期

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.25】:「令和の3大バカ査定」大阪万博は日本の転換期 

 ★大型予算の議論のたびに出てくる言葉がある。1987年、12月の政府予算復活折衝で当時の大蔵省主計官・田谷廣明は税金の無駄遣いを揶揄(やゆ)した「昭和3大バカ査定」だ。「昭和の3大バカ査定といわれるものがある。それは戦艦大和、伊勢湾干拓、青函トンネルだ」。「もし(87年4月に民営化したばかりのJRで)整備新幹線計画を認めれば、これらの1つに数えられるだろう」と、せっかく累積赤字解消のために分割民営化したにもかかわらず、整備新幹線に着手したら元のもくあみだという意味だ。

 ★当時は中曽根内閣の「増税なき財政再建」「三公社(国鉄・専売公社・電電公社)民営化」が国民から支持され、そのあとを受けた竹下内閣が発足したばかりだった。田谷は整備新幹線について竹下内閣の幹事長・安倍晋太郎が推進派、政調会長・渡辺美智雄が慎重派、運輸相・石原慎太郎は新幹線より関心はリニアモーターカーと政府がまとまらないことも含めてバカ査定とけん制したのだろう。それぐらい当時の大蔵官僚は政権との距離、先見性などを兼ね備え政権に対峙(たいじ)してきたのがわかる。一方、令和の3大バカ査定とは何か。大阪万博、リニア新幹線、防衛費増強か。

 

 ★転じて現在、財務省は政権の増税か減税かの駆け引きの中にある。23日の日経の社説は「大阪万博は軌道修正を柔軟に」と題し「参加国を確保するために(建設費を政府が)肩代わりするのは趣旨が違う」とした上で「完成が開幕に間に合わなかったり、参加国が減ったりするのもやむを得ない」と踏み込み「万博準備の難航は、巨大事業を完遂する国力の衰えを映し出す。官民で知恵を絞り、この苦境を乗り越えることで、令和の道標を見いだす万博にしてほしい」と国力の衰え、すなわち政官財の衰えを指摘し身の丈に合うものにしろと訴えた。日本の価値観が大きく変わろうとしている転換期を見誤るな。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年10月25日  08:20:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【政界地獄耳・10.24】:マスメディアの実名報道 報道の自由を守るためにも立ち止まる時期ではないか

2023-11-01 07:40:00 | 【新聞社・報道・テレビ・ラジオ・公共放送NHKの功罪・マスコミ・雑誌】

【政界地獄耳・10.24】:マスメディアの実名報道 報道の自由を守るためにも立ち止まる時期ではないか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.24】:マスメディアの実名報道 報道の自由を守るためにも立ち止まる時期ではないか 

 ★ジャニーズ事務所が設置した「外部専門家による再発防止特別チーム」の調査報告書に「マスメディアの沈黙」という指摘があり、メディアはそれに飛びついた。NHKは「職員の行動指針として『人権、人格を尊重する放送を行うこと』を定めており、性暴力について『決して許されるものではない』という毅然(きぜん)とした態度でこれまで臨んできたところであり、今後もその姿勢にいささかの変更もありません」。日本テレビは「人権を尊重した企業活動に努めてまいります」。ほかの民放各社も「人権尊重」をこれからも続けると強く宣言した。

 ★だが19日、栃木県上三川町でレンタカーに女子高校生の遺体を遺棄したとして28歳の容疑者が逮捕された事件報道を見ると宣言とは裏腹な感想を持たざるを得ない。未だ詳しい事件の詳細は明らかでないが、東京新聞以外の多くの中央メディアは日刊スポーツも含め、実名や年齢、テレビに至っては顔写真をも放送し、記事化された。初動では実名報道したものの、その後匿名に切り替える判断をしたメディアもあったようだ。昨今の人権意識や一連のテレビなどの“宣言”に照らせば、社内で議論はあってしかるべきだ。また「宣言」の中の性被害者には人権はあるが、死亡した被害者には適用されないなどないはずだ。

 ★社会部の記者はひとたび飛行機事故が起これば乗客名簿から翌日の朝刊にそれがいくら昔のものだろうが、何人の顔写真を集めて載せられるかを競ってきた。それが当たり前の時代もあったろう。多くの被害者家族が実名や顔写真報道をやめて欲しいと訴えてきても聞き入れられなかった。報道は人権より勝るという考えもあったかもしれないが「死人に口なし」では浮かばれない。日弁連は「市民の『知る権利』は民主主義の根幹」と認めつつも「マスメディアは興味本位と営利目的に流され、市民に対する行き過ぎた取材・報道や誤報により、その名誉・プライバシーなどの人権を侵害し深刻な被害をもたらしている」と指摘している。報道の自由を守るためにも立ち止まる時期ではないか。(K)※敬称略

 ◆政界地獄耳

 政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】  2023年10月24日  07:22:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【内閣支持率】:低迷に苦しむ自民・公明、立候補者の擁立遅れる立憲民主…与野党が選挙準備を本格化

2023-11-01 06:55:30 | 【選挙・衆院選、参院選、補選・都道府県市町村長・地方議会・公職選挙法・買収事件】

【内閣支持率】:低迷に苦しむ自民・公明、立候補者の擁立遅れる立憲民主…与野党が選挙準備を本格化

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【内閣支持率】:低迷に苦しむ自民・公明、立候補者の擁立遅れる立憲民主…与野党が選挙準備を本格化

 ◆衆院任期折り返し

 衆院議員の任期は30日で折り返しを迎えた。与野党はいつ衆院解散・総選挙があっても対応できるよう、選挙準備を本格化させている。自民、公明両党が内閣支持率の低迷に苦しみ、立憲民主党などの野党も多くの空白区が残るなど、各党とも課題を抱えており、解決を急ぐ。

 「我が党としては、選挙区、支部長の調整を終え、準備は着実に進めてきた」

 自民は衆院選に備え、全289小選挙区中、275選挙区で候補者を決定した。連立政権を組む公明党が擁立する11小選挙区を除けば、候補者未定の選挙区は、保守分裂の様相で候補者の人選が進まない福岡9、10区と、今月17日に支部長が解任された大阪18区の計3選挙区だけだ。

 ただ、自民内では「今のままでは衆院選は戦えない」との声が根強い。物価高対策を盛り込んだ政府の経済対策や、所得税などの定額減税を打ち出しても、内閣支持率が上向く気配がないためだ。自民ベテランは「解散は何らかの政権浮揚が大前提だ」と嘆息する。

 公明は、2021年の前回衆院選で擁立した5都道府県の9人に加え、埼玉と愛知両県でも新たに2人を立てる。前回は候補者をすみ分けた日本維新の会と大阪、兵庫で全面対決するため、東京での選挙協力を巡って亀裂が入った自民との信頼関係の回復が重要となる。

 立民は小選挙区で200人以上の擁立を目標に掲げるが、30日時点で163人にとどまっている。党勢低迷が深刻で立候補希望者が集まらないといい、党内では「年内解散となれば擁立は間に合わない」(幹部)との声が漏れる。

 維新は野党第1党の奪取に向け、全289選挙区での擁立を目指す。ただ現時点では148人と目標の5割程度だ。浸透が薄い東北などで擁立ペースが上がらず、馬場代表は「ここから(の積み増し)は非常に厳しい状況」と語る。

 共産党は立民の泉代表ら幹部の選挙区を含めて120人を擁立した。立民と次期衆院選での連携で合意しており、候補者取り下げを材料に選挙協力の交渉を進める構えとみられる。国民民主党は26人を擁立した。立民が共産と連携する場合、協力見直しを示唆している。

 元稿:讀賣新聞社 主要ニュース 政治 【選挙・世論調査】  2023年10月31日  06:55:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:林真理子理事長の進退は「法人が考えること」アメフト部薬物問題の第三者委、辞任勧告せず

2023-11-01 06:10:50 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:林真理子理事長の進退は「法人が考えること」アメフト部薬物問題の第三者委、辞任勧告せず

『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:林真理子理事長の進退は「法人が考えること」アメフト部薬物問題の第三者委、辞任勧告せず 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、大学の対応を検証していた第三者委員会が10月31日、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。

 綿引万里子委員長は「この法人をどう立て直すべきかはこの法人自身が考えること」とし、林真理子理事長の進退への直接的な言及を避けた。

日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 

 日大アメフト部を巡っては、8月に3年生部員が麻薬取締法違反罪で起訴。10月16日には2人目の部員が逮捕された。部が昨年10月に実施した独自調査では、卒業生など約20人に大麻使用の疑いが生じていたことが判明している。

 一連の不祥事が続く中、林氏は8月2日の囲み取材で「違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」と発言。しかし、翌3日に2回目の捜索差し押さえがあり、同5日に大麻取締法違反等の容疑で逮捕者が出る事態となった。同8日の会見では「私はギリギリまで学生の潔白を信じたいという気持ちでいっぱいだった。祈るような気持ちで“茶葉”と思われるものが大麻でないようにと、そればかりを考えていたのでそのような発言になった」と説明していた。

 第三者委の綿引氏は林氏の態度を「特別に問題と考えていなかったことが記者会見からうかがえる。正しく認識してもらうことが不可欠だった」と糾弾した。

 30日に提出した調査報告書では辞任勧告に該当する内容の記載はなかった。報道陣から進退に関する質問を受けると「この人が辞めたからといって済ませられる問題ではない。特に経営陣の責任の問題については、理事長の選考委員会があるので、そこでどういう資質を有する人がいいのかを提言して、誰が理事長にすべきかを話していくしかない」と説いた。

 会見に同席した中村直人委員も「日大は大きな改革をしていかないといけない」と言及。理事長の進退は日大に委ねると強調し「第三者委員が言うのは簡単だが、それでは問題が内面化されない。自分たちでどのように問題を改善するかを考えてもらおうと思う。どういうメンバーがふさわしいのかを自分たちで考えてほしい」と内発的な改革を促した。

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年11月01日  06:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:アメフト部薬物問題の法人「ルールづくり全くできてない」第三者委、情報共有の杜撰さ指摘

2023-11-01 06:10:40 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:アメフト部薬物問題の法人「ルールづくり全くできてない」第三者委、情報共有の杜撰さ指摘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:アメフト部薬物問題の法人「ルールづくり全くできてない」第三者委、情報共有の杜撰さ指摘 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、大学の対応を検証していた第三者委員会が31日、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。

 第三者委の綿引万里子委員長は、同大学内の情報伝達の杜撰(ずさん)さを問題視。「ルールづくりが全くできていない」と厳しく指摘した。

日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 

 日大アメフト部を巡っては、8月に3年生部員が麻薬取締法違反罪で起訴。10月16日には2人目の部員が逮捕された。部が昨年10月に実施した独自調査では、卒業生など約20人に大麻使用の疑いが生じていたことが判明している。

 そんな中、7月には沢田康広副学長がアメフト部の寮で大麻のような不審物を12日間にわたって保管し、警視庁への報告が遅れたことが発覚。林真理子理事長も部員の大麻使用の申告などの情報を得ていながら、理事会などへの報告を怠ったとされている。

 綿引氏はこの一連の問題を調査し、同大に書面で情報を共有する文化が根付いていなかったと指摘。「危機管理の問題として、自分が職務上やったことについて、何を上司に報告しないといけないか、そういったルールづくりが全くできていない」と断罪した。

 会見に同席した中村直人委員も「報告をすることで責任が果たされる。報告を受けた上司には責任が生じる。報告と責任は裏表の関係ですが、そのような文化が全然ない」と厳しい言葉を並べた。その上で「ルールをつくることと報告する文化を定着させていかないといけない。この風土を定着させていくのはかなり大変だが、そういった新しい風を中に入れていただきたい」とし、同法人への改革を求めた。

  元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年10月31日  20:51:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:アメフト部「間違った判断基準で動いてしまった」薬物問題の第三者委、問題意識の低さ指摘

2023-11-01 06:10:30 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:アメフト部「間違った判断基準で動いてしまった」薬物問題の第三者委、問題意識の低さ指摘

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:アメフト部「間違った判断基準で動いてしまった」薬物問題の第三者委、問題意識の低さ指摘 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、大学の対応を検証していた第三者委員会が31日、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。

 第三者委の綿引万里子委員長は、一連の事態の根幹には問題意識の低さがあったと指摘。「間違った判断基準をもとに動いてしまった」と断罪した。

日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 

 日大アメフト部を巡っては、8月に3年生部員が麻薬取締法違反罪で起訴され、10月16日には2人目の部員が逮捕された。

 事態が明るみとなる前の7月には、沢田康広副学長がアメフト部の寮で大麻のような不審物を12日間にわたって保管し、警視庁への報告が遅れたことが発覚。また、林真理子理事長は8月2日の囲み取材で「違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」と発言するも、その翌日となる8月3日に2回目の捜索差押えがあり、5日に大麻取締法違反等で逮捕者が出た。

 第三者委の綿引氏は「『立証されていないなら良いじゃん』『不利益を与えていないから良いじゃん』と、間違った判断基準をもとに動いてしまった」と厳しく言及した。

 報道陣からの「隠蔽(いんぺい)ではないか」との問いかけには、「立証されていなければ事実ではないという判断基準はおかしいと思うが、そういう判断基準で動いてしまったことが問題。隠そうとしたというよりも、立証されていないので事態を小さく収めてしまおうとした姿勢が間違っていた」と説明を繰り返した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年10月31日  20:25:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:林真理子理事長と沢田副学長対立に「異常事態…悲しいこと」第三者委員会が吐露

2023-11-01 06:10:20 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:林真理子理事長と沢田副学長対立に「異常事態…悲しいこと」第三者委員会が吐露

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:林真理子理事長と沢田副学長対立に「異常事態…悲しいこと」第三者委員会が吐露 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、大学の対応を検証していた第三者委員会が10月31日、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。

 第三者委の綿引万里子委員長は、林真理子理事長と沢田康広副学長が対立状態にあることについて「今の状態を続けていたら日大は再生できないと思う」と厳しく言及した。

日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 

 日大アメフト部を巡っては、8月に3年生部員が麻薬取締法違反罪で起訴され、10月16日には2人目の部員が逮捕。部が昨年10月に実施した独自調査では、卒業生など約20人に大麻使用の疑いが生じていたことが判明している。

 この一連の動きの中で、沢田氏は大学幹部への情報共有が不十分だったとされている。林氏はこれらを問題視し、第三者委の調査が報告される前に沢田氏に辞任を要求。それを受けた沢田氏は、辞任を求める理由に合理性がないと主張し、両者の対立が表面化している。

 綿引氏は「こういう異常事態になったことは悲しいこと」と吐露。林氏らの進退に関しては「この法人をどう立て直すべきかはこの法人自身が考えること。経営層がどういう人であるべきか、どう立て直すかは法人が向き合って考えてもらいたい」と促した。

 第三者委は具体的な再建方法の決定は大学側に委ねるとし「この人が辞めたらといって済ませる問題ではない。理事長の選考委員会で、どういう資質を有する人が良いのかを提言して、誰を理事長にすべきかを話していくしかない」と説明した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年10月31日  20:01:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:林真理子理事長「教育機関として再起できるよう誠心誠意努力」第三者委報告書受けコメント

2023-11-01 06:10:10 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:林真理子理事長「教育機関として再起できるよう誠心誠意努力」第三者委報告書受けコメント

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:林真理子理事長「教育機関として再起できるよう誠心誠意努力」第三者委報告書受けコメント 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、林真理子理事長が31日、第三者委員会の報告書を受けてコメントを発表した。

報道陣の呼びかけには応じず車に乗る林真理子理事長(撮影・沢田直人)

 

 林氏は「大学執行部の判断ミスなどで大学の混乱が大きくなり、本学の学生・生徒、保護者、卒業生につらい思いをさせてしまったことを最初にお詫び申し上げます」と謝罪。その上で「調査報告書でご指摘を受けた全ての事項を真摯に受け止め、社会から信頼され、社会に広く貢献できる存在であり続ける教育機関として再起できるよう誠心誠意努力してまいります」とした。

 報告書を受けて、日大は大学としてのコメントも公表。「調査報告書でご指摘を受けた全ての事項を真摯に受け止め、本事案の再発防止策と本法人の管理運営体制の再構築を含む改善計画を速やかに策定していきたい」とした。大学の今後の対応や、記者会見を開くかについてはついては「今後検討いたします」とした。

 第三者委員会は31日午後、日大本部で記者会見を開き、調査報告書の説明を行った。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年10月31日  19:35:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【日本大学】:林真理子理事長へ厳しい指摘「学生ファーストなっていない」アメフト部薬物問題の第三者委

2023-11-01 06:10:00 | 【大学「国公立・私学・大学院・医学系・工学部系」、大学ファンド=優秀な研究成果】

【日本大学】:林真理子理事長へ厳しい指摘「学生ファーストなっていない」アメフト部薬物問題の第三者委

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【日本大学】:林真理子理事長へ厳しい指摘「学生ファーストなっていない」アメフト部薬物問題の第三者委 

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、大学の対応を検証していた第三者委員会が31日、東京都千代田区の日大本部で記者会見を開いた。

 第三者委の綿引万里子委員長は、林真理子理事長の対応について「林さんは学生ファーストと言っているが、学生ファーストになっていないと思います」と厳しく指摘した。

日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 日大アメリカンフットボール部の薬物事件を巡り、会見を行う第三者委員会の綿引万里子委員長(撮影・江口和貴)

 日大アメフト部を巡っては、8月に3年生の部員が麻薬取締法違反罪で起訴され、10月16日に2人目の部員が逮捕された。部が昨年の10月に行った独自調査では、卒業生など約20人に大麻使用の疑いが生じていたことが判明している。

 林氏は8月2日の囲み取材で「違法な薬物が見つかったとか、そういうことは一切ございません」と発言。しかし、この発言の翌日となる8月3日に2回目の捜索差し押さえがあり、5日に大麻取締法違反等で逮捕者が出る事態となった。調査報告書では「失言に近い発言」と断定した。

 第三者委の綿引氏は「正しく事実を伝えようとする姿勢に欠けていた。正しく認識してもらうことが不可欠だった」と言及した。

 一方で「林氏個人の責任というより、理事長が正しく判断できるような組織的な対応ができていなかったことも問題」とも分析した。林氏は21年12月に田中英寿元理事長が脱税事件で逮捕されたことを受け、22年7月に就任。綿引氏はその流れを踏まえた上で「まだ改革途上。やっと学外の血が入っていて、良い議論がされているところもあった」と調査結果を説明した。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・日本大学・アメリカンフットボール部の薬物事件】  2023年10月31日  18:18:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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【2023年10月30日 今日は?】:世界ヘビー級王座戦でムハマド・アリがフォアマンを破る「キンシャサの奇跡」

2023-11-01 00:00:40 | 【社説・解説・論説・コラム・連載・世論調査】:

【2023年10月30日 今日は?】:世界ヘビー級王座戦でムハマド・アリがフォアマンを破る「キンシャサの奇跡」

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【2023年10月30日 今日は?】:世界ヘビー級王座戦でムハマド・アリがフォアマンを破る「キンシャサの奇跡」

 ◆10月30日=今日はどんな日

  世界ヘビー級王座戦でムハマド・アリがフォアマンを破る「キンシャサの奇跡」(1974)

ジョージ・フォアマンからダウンを奪うアリ

 ◆出来事

  ▼ソ連の無人宇宙船コスモス186号と188号が初の軌道上ドッキング(1967)▼シドニー五輪女子マラソン金の高橋尚子に国民栄誉賞(2000)

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1968年のソビエト連邦の切手

 ◆誕生日

  ▼大川栄策(48年=演歌歌手)▼レッド吉田(65年=TIM)▼清春(68年=歌手)▼仲間由紀恵(79年=女優)▼鬼束ちひろ(80年=歌手)▼佐藤勝利(96年=Sexy Zone)▼池田美優(98年=モデル)▼宮崎想乃(00年=タレント)

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・今日は?】  2023年10月30日  00:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。

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