路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【国民民主党】:榛葉賀津也幹事長「話にならない!」怒り「103万円の壁」減収額めぐる与党側試算の粗さに

2024-12-07 00:10:40 | 【税制・納税・減税・年収「103万円の壁」・ふるさと納税・物納・脱税・競売】

【国民民主党】:榛葉賀津也幹事長「話にならない!」怒り「103万円の壁」減収額めぐる与党側試算の粗さに

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【国民民主党】:榛葉賀津也幹事長「話にならない!」怒り「103万円の壁」減収額めぐる与党側試算の粗さに 

 国民民主党の榛葉賀津也幹事長は6日の定例会見で、同日に与党と国民民主との間で行われた税制改正協議で示された、「年収103万円の壁」をめぐる「減収見込み額」の与党側の試算根拠に対し、怒り心頭でコメントした。

榛葉賀津也幹事長(2024年11月11日撮影)榛葉賀津也幹事長(2024年11月11日撮影)

 政府側は「103万円の壁」引き上げに伴い、所得税の課税最低額を178万円に引き上げれば、国と地方で7~8兆円の税減収となると試算し、この日の会議で試算根拠を記した紙を配布した。榛葉氏は配布されたペーパーに「下記の試算は10月31日時点での粗い試算であり相当の幅をもって見る必要があることに留意が必要」とのただし書きが赤文字で記されているとして「この数字が荒くてあいまいだよと、認めたペーパー。これを基準に(全体で)8兆円、地方は4兆円足りなくなるというのは、話にならないね」と酷評。内容についても「めちゃくちゃ粗削りの財源試算。所得税、地方税の算出根拠が与党側から出されたが、こんないいかげんというか、粗い試算で、8兆円の減税とか、地方税が4兆円足りなくなるとか騒いでいたかと思うと、なんだったんだと」と怒りをあらわにし「もう1度、整理してほしい。納税者や有権者をあまりにもばかにしている。全国知事会もこれを根拠に(反対と)おっしゃったんですよね、こんな粗い根拠でいわれたら、たまらないですね」と、反論を続けた。

 「103万円の壁」引き上げのねらいを「この国の税収を減らすのではなく、取り過ぎた税金を国民に戻し、デフレから脱却して手取りを増やし、可処分所得を上げて消費を増やし、この国の経済を回し、好循環させていくためだ」と主張。与党側が示した実施時期について再来年の2026年となっていることにも「話にならない」と繰り返し「納税者、有権者は待っている。すぐやるのは当然だ」と、実施を急ぐべきとの認識を示した。

 その上で「(与党が103万円の壁の引き上げを)こんなにやる気がないのなら、補正も賛成できるか分からない」「こんなことでは、補正もどうなるか分からない」と、石破茂首相が総理成立を目指す2024年度補正予算案への対応についても言及。「衆院選の結果は、1日も早く103万の壁を突破して手取りを増やしてほしい、減税してほしいというものでしょ。(与党は)もう忘れたんですかね」と、けん制するように語った。

 一方で、補正予算案の採決で反対する可能性を示唆したのかと問われると「こういう、いいかげんなことをするなら賛否を考えないといけないが、いま交渉している。きちんとしたデータと根拠をもって、来週以降きちんとした交渉ができることを信じたい」と述べた。「あまり国民の気持ちをもてあそばない方がいいと思う」と、自民党側にくぎを刺す場面もあった。

 元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政策・国民民主党・年収「103万円の壁」問題】  2024年12月06日 18:12:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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