記録的な豪雨による甚大な被害を受け、安倍総理大臣は岡山県倉敷市で決壊した堤防の状況を視察しました。このあと、安倍総理大臣は、復旧にかかる費用を政府が支援する激甚災害への指定を急ぐとともに、被災者の生活再建に全力を挙げる考えを強調しました。
西日本を中心とした記録的な豪雨で甚大な被害が出たことを受け、安倍総理大臣は11日午後、多くの人が犠牲となった岡山県倉敷市真備町を訪れ、決壊した堤防の状況を視察し、臨時の献花台に花を手向けて黙とうをささげました。続いて、安倍総理大臣は岡山県の伊原木知事と会談し、復旧にかかる費用を政府が支援する激甚災害への早期指定や、被災者の生活再建に向けた財政支援などの要望を受けました。このあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「政府としては縦割りを廃し、一丸となって、生活に必要な物資の確保、避難所生活の環境改善、仮設住宅の確保など、きめこまやかな生活支援、そして生活再建に取り組んでいく」と述べました。そのうえで、「激甚災害の指定は迅速に作業を進めているので、被災自治体には、財政上、ちゅうちょすることなく応急対応、復旧対応に全力で取り組んでいただきたい。被災地の皆様が1日も早く、安心して暮らせる生活を取り戻すために全力を尽くす」と述べました。
TBS 安倍首相「一丸となって取り組んできた」、政府の初動対応に 3時間前
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3418812.html
西日本の豪雨災害で甚大な被害を受けた岡山県を訪問した安倍総理は、政府の初動対応について「一丸となって発災以来、取り組んできた」として、問題はなかったという認識を示しました。
「(Q.初動対応が遅れたとの指摘について)政府として一丸となって発災以来、全力で取り組んでまいりました。現場の声を吸い上げ、国が自治体と一体となって対応していく考えです」(安倍首相)
政府の初動対応を巡っては、既に一部地域で避難指示が出ていた5日夜に、安倍総理や自民党幹部が党の若手議員らとの懇親会に出席したことなどから野党側から“危機意識が欠如している”などと批判が出ていましたが、安倍総理はこのように述べ、政府の対応に問題はなかったという認識を示しました。
また、被災地や被災住民への財政支援等を行うため、「激甚災害指定」の手続きを速やかに行う考えを示しました。被災自治体は財政上、躊躇することなく応急対応、復旧対応に取り組んでもらいたいとしています。(引用ここまで)
日テレ 岡山県の被災地を視察 安倍首相がコメント 2018年7月11日 15:42
http://www.news24.jp/articles/2018/07/11/04398410.html
西日本豪雨で被害を受けた岡山県内の被災地を視察した安倍首相が、記者団の取材に応じ、今後の対応について話した。(詳しくは動画で)
安倍首相が岡山県を視察 午後は真備町へ 07/11 12:33
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00396140.html
西日本を襲った豪雨。安倍首相は岡山県を訪れ、現地の被災状況などを視察している。11日午前9時すぎ、自衛隊のヘリで、倉敷市の堤防決壊現場などを上空から視察した安倍首相は、避難所となっている小学校を視察し、避難生活を余儀なくされている被災者に声をかけ、政府として生活の支援に全力を挙げる考えを伝えた。
安倍首相「わたしたちも生活支援、生活再建、しっかり支援していきますから」
被災者「よろしくお願いします」
安倍首相は、午後には、大きな被害が出た真備町の浸水現場を訪れ、黙とうをささげるほか、岡山県知事らと会談し、復旧に向けた要望などを聞くことにしている。(引用ここまで)
NHK 首相 豪雨被害の岡山 倉敷市真備町など視察 2018年7月11日 11時58分豪雨 生活・支援
西日本を中心とした記録的な豪雨による甚大な被害が出たことを受け、安倍総理大臣は、岡山県を訪れ陸上自衛隊のヘリコプターで広い範囲が浸水した倉敷市真備町の状況などを視察したあと、避難所となっている小学校を訪れ住民を励ましました。
西日本を中心とした記録的な豪雨で甚大な被害が出たことを受けて、安倍総理大臣は被災地の状況を把握するため、11日午前、羽田空港から自衛隊機で岡山空港に到着しました。そして陸上自衛隊のCH47輸送ヘリコプターに搭乗し、市内を流れる川の堤防が決壊して広い範囲が浸水した倉敷市真備町や土砂災害が起きた高梁市の被害の状況などを上空から視察しました。このあと安倍総理大臣は、200人余りが避難している倉敷市福田町の第二福田小学校を訪れ、避難所の状況などについて説明を受けた後、被災した人たちに「生活再建の支援をしっかりやっていきます」などと声をかけ、励ましていました。安倍総理大臣は、午後は真備町の堤防が決壊した現場などを視察するほか、岡山県の伊原木知事と会談し、支援などについての要望を受けることにしています。
NHK 森山自民国対委員長 参院選挙法 衆院で早期審議入りを 2018年7月11日 11時20分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180711/k10011527861000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_010
参議院選挙の1票の格差を是正するための公職選挙法の改正案について、自民党の森山国会対策委員長は、11日参議院を通過させ、12日にも衆議院で審議に入り、今の国会で成立させたいという考えを示しました。
自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し、党が提出している参議院の定数を6増やすなどとした公職選挙法改正案について、「衆議院の審議日程を考えると、きょう参議院から送ってもらうのがありがたい」と述べました。そのうえで、森山氏は「参議院で採決されれば、衆議院では、あすにも委員会ができるようにしたい」と述べ、11日参議院を通過させ、12日にも衆議院で審議に入り、今月22日までの今の国会で成立させたいという考えを示しました。これに先立って、自民・公明両党の幹部が終盤国会の運営を協議し、カジノを含むIR=統合型リゾート施設の整備法案などの重要法案を確実に成立させるため内閣不信任決議案の提出など、あらゆる事態を想定し、対応していく方針を確認しました。また、記録的な豪雨で甚大な被害が出ていることを受けて、人命救助を最優先に、万全の対策を講じていく必要があるという認識で一致しました。(引用ここまで)