政治的権能をもたない天皇の「平和」論は
ギリギリの「憲法活かす」論だ!
皆さんの幸せを祈り、わが国が世界の国々と相たずさえ、人類の平和と福祉を求めつつ、ともに発展することを心より念願いたします
皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております
明仁・徳仁天皇の「願い」・「意向」を具体化するのは
天皇の地位の最終的決定権者である主権者国民の憲法を活かす不断の努力あるのみ!
一般参賀に参加した14万余の主権者の「こころ」をどのように理解するか!
安倍晋三首相の憲法改悪に利用されるのか!?
それとも
憲法平和主義を具体化する主権者となるか!?
「護憲派」は試されている!
NHK 一般参賀に14万人余 天皇陛下「国民の幸せと世界の平和を」 2019年5月4日 17時49分 退位即位 儀式 行事
天皇陛下の即位を祝う一般参賀が4日、皇居で行われ、14万人余りに上る大勢の人が訪れました。天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べ、この中で国民の幸せと世界の平和を願われました。
3日前の今月1日に即位された天皇陛下の即位を祝おうと皇居には大勢の人が詰めかけ、皇居の正門の前には午前9時すぎの時点でおよそ5万人が集まり、予定より20分早く門が開けられました。待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇陛下は、皇后となられた雅子さまや皇位継承順位1位の「皇嗣」となられた秋篠宮さまなどの皇族方とともに宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振って応えられました。
皇后さまは黄緑色のロングドレス姿で、天皇陛下とことばを交わしながら笑顔を見せられていました。
そして天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べられました。 この中で、訪れた人たちからの祝意に感謝のことばを述べたうえで「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております」と述べられました。 天皇陛下は4日一日で皇后さまや皇族方とともに合わせて6回ベランダに立ち、祝賀に応えられました。
東京の都心は最高気温が25度近くになり、天皇陛下は午後2時からの5回目以降には、これまでのおことばに加えて「暑い中、来ていただいたことに深く感謝いたします」と述べ、訪れた人たちへの気遣いを見せられていました。
宮内庁によりますと、4日参賀に訪れた人は14万1000人余りに上ったということで、平成以降の一般参賀では上皇さまの退位を前にしたことしの新年の参賀に次いで2番目に多い人数になりました。
上皇さまのおことば受け継ぐ
4日の天皇陛下のおことばは、29年前、上皇さまが即位を祝う一般参賀で述べられたおことばを受け継ぐ内容になりました。
前回の平成2年11月の参賀で上皇さまは、国民からの祝意に感謝の気持ちを表したうえで「ここに皆さんの幸せを祈り、わが国が世界の国々と相たずさえ、人類の平和と福祉を求めつつ、ともに発展することを心より念願いたします」と述べられました。
4日、天皇陛下は「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともにわが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展をとげることを心から願っております」と述べ、上皇さまと同じように国民の幸せと世界の平和を願われました。
専門家「平成スタイルを踏襲」
象徴天皇制を研究している名古屋大学の河西秀哉准教授は、4日の天皇陛下が述べられたおことばについて、「平成は皇室が国民的な支持を受け、尊敬の具合、共感の具合が高かったがきょうのおことばは基本的には、平成のスタイル、形式をそのまま踏襲しているものだったと思う」と述べました。(引用ここまで)
主権者国民の「平成時代」観に注目!
自公政権・民主党政権の問題点浮き彫り!
「令和の時代」をどのような時代にするか!
「平和を願う」「安全で平穏な時代に」するためには
天皇依存ではなく 主権者国民の責務は大きい!
改めて令和の時代が始まったと実感しました。
何か新しいことにチャレンジしてみようかなと、とても前向きな気持ちになれました!
平和を願うというおことばだったので、そのとおり安全で平穏な時代になればいいと思います
私たちはこれから令和の時代を担っていく世代だと思うので、いい時代にしたいと思います
NHK 天皇陛下「国民の幸せと世界の平和を」 初の一般参賀 2019年5月4日 12時09分 退位即位 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190504/k10011905201000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
天皇陛下の即位を祝う一般参賀が4日、皇居で行われ、開門前からおよそ5万人の人たちが集まりました。
天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べ、この中で国民の幸せと世界の平和を願われました。
3日前の今月1日に即位した天皇陛下が天皇として初めて参賀に応えられることから、皇居には4日朝早くから大勢の人たちが詰めかけました。
東京はおおむね晴れの天気となり、皇居の正門の前には開門前の時点でおよそ5万人が集まりました。
このため予定より20分早く午前9時10分に門が開けられ、待っていた人たちは二重橋を通って宮殿の前に向かいました。
天皇陛下は午前10時から、皇后となられた雅子さまや皇位継承順位1位の「皇嗣」となられた秋篠宮さまなどの皇族方とともに宮殿のベランダに立ち、訪れた人たちに笑顔で手を振って応えられました。
そして、天皇陛下は即位後初めて一般の人たちを前におことばを述べられました。 この中で、寄せられた祝意に感謝のことばを述べたうえで「ここに皆さんの健康と幸せを祈るとともに、わが国が諸外国と手を携えて世界の平和を求めつつ、一層の発展を遂げることを心から願っております」と述べられました。
宮内庁によりますと、午前11時半までにおよそ6万5000人が参賀に訪れたということです。
天皇陛下は午後1時ごろと2時ごろ、それに3時ごろに皇后さまや秋篠宮ご一家とともにベランダに立たれる予定です。
宮内庁は、混雑の状況によっては入門まで2時間以上かかる場合もあるとして時間に余裕を持って訪れるよう呼びかけています。
また、熱中症にも注意してほしいとしています。
「令和始まった実感」「平穏な時代に」
千葉県から娘と訪れた42歳の女性は「天皇陛下のおことばを聞いて、改めて令和の時代が始まったと実感しました。何か新しいことにチャレンジしてみようかなと、とても前向きな気持ちになれました」と話していました。
千葉県から夫とともに来た67歳の女性は「ものすごい数の人がいて、天皇陛下の姿を見ることができませんでした。少し残念ですが、大勢の人と一緒にお祝いできて、とても感激しました」と話していました。
沖縄県から東京への旅行中に家族で訪れた45歳の男性は「とてもいい機会だと思って来ましたが、人がたくさんいてびっくりしました。平和を願うというおことばだったので、そのとおり安全で平穏な時代になればいいと思います」と話していました。
東京 中野区の高校1年生の女性は「天皇皇后両陛下が出てこられたとき、すごい歓声が上がって、歴史的な瞬間に立ち会えたと思いました。私たちはこれから令和の時代を担っていく世代だと思うので、いい時代にしたいと思います」と話していました。(引用ここまで)