憲法を活かす野党共闘こそが
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NHK 参院広島選挙区再選挙 立民など推薦の宮口治子氏 当選確実 選挙
与野党対決の構図となった参議院広島選挙区の再選挙は立憲民主党などが推したフリーアナウンサーの宮口治子氏が、自民党の候補者らを抑えて初めての当選を確実にしました。
参議院広島選挙区の再選挙は、NHKが行っている開票所の取材などで、立憲民主党、国民民主党、社民党が推薦した宮口治子氏が自民党の西田英範氏らを抑え、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、初めての当選を確実にしました。
地元ラジオ局でパーソナリティーを務め、現在はフリーアナウンサーとして活動しています。
今回の再選挙は、おととしの参議院選挙をめぐって公職選挙法違反の罪で有罪が確定した河井案里氏の当選無効に伴って行われ、「政治とカネ」の問題が最大の争点になりました。
特定の政党ではなく、政治団体「結集ひろしま」から立候補した宮口氏は、立憲民主党など野党から幅広く支援を得て、自民党の西田氏との間で、激しい選挙戦を展開しました。
そして、政治とカネの問題に対する県民の姿勢を示さなければ、政治は変わらないと訴えました。
その結果、支援を受けた野党各党の支持層に加え、日本維新の会の支持層や、無党派層などからも幅広く支持を集め初めての当選を確実にしました。
与野党対決の構図となった参議院長野選挙区の補欠選挙は立憲民主党の羽田次郎氏が、自民党の候補者を抑えて初めての当選を果たしました。
参議院長野選挙区は、立憲民主党の新人で、共産党、国民民主党、社民党が推薦する羽田次郎氏が自民党の新人で、公明党の推薦を受けた小松氏を抑えて初めての当選を果たしました。
羽田氏は51歳。
父親の羽田孜 元総理大臣の秘書を経て現在はコンサルティング会社の役員です。
羽田雄一郎・元国土交通大臣が新型コロナウイルスに感染して亡くなったことに伴う今回の補欠選挙で、議席を維持したい立憲民主党は、弟の次郎氏を擁立しました。
そして、県内での高い知名度を背景に、ほかの野党の支援も受けて、選挙戦を展開しました。
その結果、立憲民主党に加え、支援を受けた野党各党の支持層を固めたほか、無党派層からも幅広く支持を集め初めての当選を果たしました。
自民党が候補者擁立を見送った衆議院北海道2区の補欠選挙は、立憲民主党の元議員、松木謙公氏が5回目の当選を確実にしました。
衆議院北海道2区の補欠選挙は、立憲民主党の元議員で、共産党道委員会、国民民主党、社民党が推薦する松木氏が5回目の当選を確実にしています。
松木氏は札幌市出身の62歳。
平成15年の衆議院選挙で初当選して以降、民主党政権では農林水産政務官などを務めました。
吉川貴盛元農林水産大臣の議員辞職に伴う今回の補欠選挙で自民党が候補者擁立を見送るなか、松木氏は、立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の統一候補として選挙戦を展開しました。
そして、政府の新型コロナ対策では不十分だとして、現金10万円の一律給付を追加で行うなど、対策の強化を訴えました。
その結果、立憲民主党に加え、支援を受けた野党各党の支持層を固めたほか、自民党の支持層や、無党派層からも一定の支持を集め5回目の当選を確実にしました。