■2014/10/11(日)7:05-8:37【天気】晴れ時々曇り
【場所】蔵王エコーライン~馬の背
【種名】アオバト7、ホシガラス6、ビンズイ1(3科3種)
【メモ】小鳥の渡りを見に蔵王に行ったが、毎年見られるアトリやマヒワは観察できなかった。代わりにアオバトが7羽、前山方面へ飛んで行くのが見えた。2008年の岩手・宮城内陸地震で栗駒の山塊が広範囲に崩れた際、ランプの宿もまた被害に遭い、峡谷が崩れて渓流が堰き止められ、その中に赤い屋根の由緒ある温泉宿が沈んでしまったことがあった。その年もシノリガモやアカショウビン、ヤマセミの観察・撮影に行っていたのだが、偶然、ランプの宿を山道から撮影した写真が残っており、蔵王のお釜も危ないというので、よけい蔵王に行って風景や、植物を撮ったりした。そういうこともあって、今後噴火につながらないことを切に願うのみである。
【写真】
■かなり遠かったが証拠写真くらいには撮影できた/刈田岳駐車場から山形方面/ナナカマドの実
■お釜とその周辺
Copyright(C)2014 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王エコーライン~馬の背
【種名】アオバト7、ホシガラス6、ビンズイ1(3科3種)
【メモ】小鳥の渡りを見に蔵王に行ったが、毎年見られるアトリやマヒワは観察できなかった。代わりにアオバトが7羽、前山方面へ飛んで行くのが見えた。2008年の岩手・宮城内陸地震で栗駒の山塊が広範囲に崩れた際、ランプの宿もまた被害に遭い、峡谷が崩れて渓流が堰き止められ、その中に赤い屋根の由緒ある温泉宿が沈んでしまったことがあった。その年もシノリガモやアカショウビン、ヤマセミの観察・撮影に行っていたのだが、偶然、ランプの宿を山道から撮影した写真が残っており、蔵王のお釜も危ないというので、よけい蔵王に行って風景や、植物を撮ったりした。そういうこともあって、今後噴火につながらないことを切に願うのみである。
【写真】
■かなり遠かったが証拠写真くらいには撮影できた/刈田岳駐車場から山形方面/ナナカマドの実
■お釜とその周辺
Copyright(C)2014 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
■2013/8/15(木)9:15-10:43【天気】晴れ
【場所】蔵王エコーライン~蔵王お釜周辺
【種名】アマツバメ4,ビンズイ1,ウグイス1,ホシガラス1(4科4種)
【メモ】天気は最高で雲一つない状態だったが,お釜周辺ではアマツバメがちょっと飛ぶくらいだった。今回もイワヒバリを探して,お釜の周辺をかなりよく見たが,ビンズイ1羽とアマツバメを見ただけ。しかし,お釜を背景に,高山植物はかなりきれいだった。今年は,仕事で6月はほとんどフィールドワークをしていなかったので(蕪栗でケリの繁殖も見に行かなかった),毎年撮影している6月の植物も見に行けなかった。
【写真】
■ヤマハハコとミヤマコウゾリナ/シラネニンジンとヤマハハコ/シラネニンジン,コイワカガミ
■シラネニンジン,シロバナトウウチソウ,ミヤマコウゾリナ,アキノキリンソウ,コイワカガミ,ヤマハハコ/アキノキリンソウ,ヤマハハコ/まだ咲いていたコマクサ
Copyright(C)2013 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王エコーライン~蔵王お釜周辺
【種名】アマツバメ4,ビンズイ1,ウグイス1,ホシガラス1(4科4種)
【メモ】天気は最高で雲一つない状態だったが,お釜周辺ではアマツバメがちょっと飛ぶくらいだった。今回もイワヒバリを探して,お釜の周辺をかなりよく見たが,ビンズイ1羽とアマツバメを見ただけ。しかし,お釜を背景に,高山植物はかなりきれいだった。今年は,仕事で6月はほとんどフィールドワークをしていなかったので(蕪栗でケリの繁殖も見に行かなかった),毎年撮影している6月の植物も見に行けなかった。
【写真】
■ヤマハハコとミヤマコウゾリナ/シラネニンジンとヤマハハコ/シラネニンジン,コイワカガミ
■シラネニンジン,シロバナトウウチソウ,ミヤマコウゾリナ,アキノキリンソウ,コイワカガミ,ヤマハハコ/アキノキリンソウ,ヤマハハコ/まだ咲いていたコマクサ
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■2013/7/28(日)8:53-10:10【天気】晴れ時々曇り
【場所】蔵王馬の背・お釜,エコーライン
【種名】アマツバメ+,ビンズイ6,イワヒバリ成鳥1・幼鳥1,アカハラ1,ウグイス+,クロジ1,ハシボソガラス1(7科7種)
【メモ】7月14日にも登ったが,この時は賽の河原までは晴れで,山頂は濃い霧でほとんど見えず,かろうじて霧の中のビンズイ3羽を見ただけだった。今日は,朝の段階で坊平ライザワールドに電話をして頂上の様子を聞いたところ,青空というので急いで行くことにした。午後は天候が急変するという話だったので。仙台宮城ICから村田ジャンクション,川崎ICで降り,青根温泉を経由してエコーラインを登るいつものコースだが,賽の河原までは前に車が全然なく,快適なドライブだった。
料金所を過ぎたところで,アカハラが枝先に止まって鳴いていたが,これはどう移動しても逆光だった。黒雲が杉ヶ峯や前山の方にあるが,お釜付近は青空だった。料金所の係の人が昨日まで雨だったよと言っていたので,ラッキーだった。さて,柵に沿って歩き,ビンズイを時々見ながら,上に行ったり,下に行ったりしつつ,お釜の崖に沿って歩いた。今日は何としてもイワヒバリを見つけるぞという気持ちだったので,立ち止まっては双眼鏡で姿を探すが,全然いない。アマツバメが乳白緑色のお釜の水を背景に飛び交っているのを見るばかりだった。
今日はいないかと思って立ち止まっていたら,下の方の小さな岩の上に成鳥がいた。しかし,すぐ飛んで行ってしまって写真は撮れず。また,とぼとぼ歩き,もうここで終わりというところに来た時,足下からイワヒバリの幼鳥が飛び出した。3mほど下に飛んだが,そこからどんどんこちらの方に登ってくる。一番近くて1mちょっとのところまできて,じっとこちらを見上げていたりする。餌でも欲しがっている風情だった。近すぎてピントが合わず,ちょっと下がって撮影した。そのうち,興味をなくしたのか,横を向いて,崖伝いに飛んで大岩の下あたりに降りて,その辺の茂みの中を歩いていた。
2007年7月28日にAさんたちと,目の前でイワヒバリの交尾を見て以来の近さだった。
【写真】
■お釜を飛ぶアマツバメ/ここに成鳥がいたが・・・/足下から幼鳥が飛び出して3mほど下ったところに降りた。
■そこからまたどんどん登ってきてこちらに近づき,正面からこちらをじっと見ている。
■さらに近づいてきた。
■餌でも欲しかったのか,それとも下の方にいた親にここで待ってなさいと言われたのか(それはないだろうが),あとは断崖伝いに飛んで行ってしまった。
■幼鳥の羽。とてもきれいだ。/コマクサは花の盛期は過ぎたが,まだまだ咲いているものも多かった。
■2007年7月28日の交尾の様子。詳細は記事参照。
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【場所】蔵王馬の背・お釜,エコーライン
【種名】アマツバメ+,ビンズイ6,イワヒバリ成鳥1・幼鳥1,アカハラ1,ウグイス+,クロジ1,ハシボソガラス1(7科7種)
【メモ】7月14日にも登ったが,この時は賽の河原までは晴れで,山頂は濃い霧でほとんど見えず,かろうじて霧の中のビンズイ3羽を見ただけだった。今日は,朝の段階で坊平ライザワールドに電話をして頂上の様子を聞いたところ,青空というので急いで行くことにした。午後は天候が急変するという話だったので。仙台宮城ICから村田ジャンクション,川崎ICで降り,青根温泉を経由してエコーラインを登るいつものコースだが,賽の河原までは前に車が全然なく,快適なドライブだった。
料金所を過ぎたところで,アカハラが枝先に止まって鳴いていたが,これはどう移動しても逆光だった。黒雲が杉ヶ峯や前山の方にあるが,お釜付近は青空だった。料金所の係の人が昨日まで雨だったよと言っていたので,ラッキーだった。さて,柵に沿って歩き,ビンズイを時々見ながら,上に行ったり,下に行ったりしつつ,お釜の崖に沿って歩いた。今日は何としてもイワヒバリを見つけるぞという気持ちだったので,立ち止まっては双眼鏡で姿を探すが,全然いない。アマツバメが乳白緑色のお釜の水を背景に飛び交っているのを見るばかりだった。
今日はいないかと思って立ち止まっていたら,下の方の小さな岩の上に成鳥がいた。しかし,すぐ飛んで行ってしまって写真は撮れず。また,とぼとぼ歩き,もうここで終わりというところに来た時,足下からイワヒバリの幼鳥が飛び出した。3mほど下に飛んだが,そこからどんどんこちらの方に登ってくる。一番近くて1mちょっとのところまできて,じっとこちらを見上げていたりする。餌でも欲しがっている風情だった。近すぎてピントが合わず,ちょっと下がって撮影した。そのうち,興味をなくしたのか,横を向いて,崖伝いに飛んで大岩の下あたりに降りて,その辺の茂みの中を歩いていた。
2007年7月28日にAさんたちと,目の前でイワヒバリの交尾を見て以来の近さだった。
【写真】
■お釜を飛ぶアマツバメ/ここに成鳥がいたが・・・/足下から幼鳥が飛び出して3mほど下ったところに降りた。
■そこからまたどんどん登ってきてこちらに近づき,正面からこちらをじっと見ている。
■さらに近づいてきた。
■餌でも欲しかったのか,それとも下の方にいた親にここで待ってなさいと言われたのか(それはないだろうが),あとは断崖伝いに飛んで行ってしまった。
■幼鳥の羽。とてもきれいだ。/コマクサは花の盛期は過ぎたが,まだまだ咲いているものも多かった。
■2007年7月28日の交尾の様子。詳細は記事参照。
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■2012/10/8(月)8:30-9:53【天気】晴れ
【場所】蔵王エコーライン,ハイライン,馬の背
【種名】ノスリ1,キジバト1,カラSP+,シジュウカラ3+,アトリ80+,マヒワ100+,ホシガラス8,ハシブトガラス1(5科7種)
【メモ】この時期はマヒワやアトリが宮城県側から馬の背を越えて,山形県側に渡っていくのを過去に観察しているので,今年も同じ時期に来てみた。紅葉は山頂から降りてきているが,まだまだというところだ。ホシガラスが時々飛ぶのを見ながら,ハイライン料金所を過ぎ,もう少しで駐車場というところで,道路脇にマヒワの大群がアザミ類の種子を採餌しているのを見つけた。大群で前山を背景に何とも雄大な感じで飛ぶかと思えば,目の前にやってきて採餌する。また,飛んで,戻ってきては採餌を繰り返していた。近すぎてピントが合わず,しかもやや斜光なので後ろに下がらなければならなかった。カメラの腕がよければ本当に美しい風景が撮れたと思うが,何ともいたしかたない。しばらく観察した後,車を移動して,観光客だらけの駐車場に着いた。お釜の方へ歩いて行ったが,全く鳥はでず,観光客だけが目立つ。前にリフト乗場付近をアトリの群れが越えて行ったのを見ているので,そちらに歩いて行くと,ちょうどその場所をアトリの群れがやってきて,山形側に飛んでいくのを見た。おそらくこの1週間前後で,相当数のアトリやマヒワが渡って行くに違いない。下山はいつものように聖山平の山道を車で行ったが,カラ類,ツグミ類,ホシガラスなど結構飛んだが,肝心のワシタカには出会えずじまいであった。
【写真】
■ホシガラス/前山への登山道を背景に飛ぶマヒワの群れ/近くに来たマヒワ
■採餌するマヒワ♂/馬の背を越えるアトリの群れ
■ノスリ/前山西斜面あたり/ヤマハハコ
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【場所】蔵王エコーライン,ハイライン,馬の背
【種名】ノスリ1,キジバト1,カラSP+,シジュウカラ3+,アトリ80+,マヒワ100+,ホシガラス8,ハシブトガラス1(5科7種)
【メモ】この時期はマヒワやアトリが宮城県側から馬の背を越えて,山形県側に渡っていくのを過去に観察しているので,今年も同じ時期に来てみた。紅葉は山頂から降りてきているが,まだまだというところだ。ホシガラスが時々飛ぶのを見ながら,ハイライン料金所を過ぎ,もう少しで駐車場というところで,道路脇にマヒワの大群がアザミ類の種子を採餌しているのを見つけた。大群で前山を背景に何とも雄大な感じで飛ぶかと思えば,目の前にやってきて採餌する。また,飛んで,戻ってきては採餌を繰り返していた。近すぎてピントが合わず,しかもやや斜光なので後ろに下がらなければならなかった。カメラの腕がよければ本当に美しい風景が撮れたと思うが,何ともいたしかたない。しばらく観察した後,車を移動して,観光客だらけの駐車場に着いた。お釜の方へ歩いて行ったが,全く鳥はでず,観光客だけが目立つ。前にリフト乗場付近をアトリの群れが越えて行ったのを見ているので,そちらに歩いて行くと,ちょうどその場所をアトリの群れがやってきて,山形側に飛んでいくのを見た。おそらくこの1週間前後で,相当数のアトリやマヒワが渡って行くに違いない。下山はいつものように聖山平の山道を車で行ったが,カラ類,ツグミ類,ホシガラスなど結構飛んだが,肝心のワシタカには出会えずじまいであった。
【写真】
■ホシガラス/前山への登山道を背景に飛ぶマヒワの群れ/近くに来たマヒワ
■採餌するマヒワ♂/馬の背を越えるアトリの群れ
■ノスリ/前山西斜面あたり/ヤマハハコ
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■2012/6/24(日)8:21-10:12【天気】晴れ
【場所】蔵王エコーライン,蔵王馬の背,リフト駐車場付近,聖山平
【種名】トビ,キジバト,カッコウ,コゲラ,アマツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,コマドリ2,アカハラ,ウグイス,シジュウカラ,ホオジロ,クロジ,ウソ(16科17種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王。2009年の6月20日にリフト乗り場駐車場付近で,セイヨウタンポポの種子を食べまくっていたウソを観察したことがあったので,それも期待して行った。2年間は観察できなかったが,今回は駐車場付近のタンポポを食べているウソ♂4羽を発見,というよりは目の前にいただけなのだが。一方,馬の背は目当てのイワヒバリには会えず,ビンズイもほとんどピンぼけでいい写真が撮れなかった。帰りの聖山平では,コマドリの声を2カ所で聞いた。一カ所はかなり粘ってちらっと姿が見えた。ホシガラスは全然見なかったし,声もしなかった。まあ,しかし,ウソが目の前でタンポポを食べていたのでよしとしよう。本来,高山にあるはずのないセイヨウタンポポだが,人の通る道にはたいていあるようだ。
【写真】
■蔵王お釜/お釜付近上空のアマツバメ/ビンズイの囀り
■ウグイスの囀り/ウソ♂
■タンポポの種子を食べるウソの群れ。4羽いた。全部♂。
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【場所】蔵王エコーライン,蔵王馬の背,リフト駐車場付近,聖山平
【種名】トビ,キジバト,カッコウ,コゲラ,アマツバメ,イワツバメ,キセキレイ,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,コマドリ2,アカハラ,ウグイス,シジュウカラ,ホオジロ,クロジ,ウソ(16科17種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王。2009年の6月20日にリフト乗り場駐車場付近で,セイヨウタンポポの種子を食べまくっていたウソを観察したことがあったので,それも期待して行った。2年間は観察できなかったが,今回は駐車場付近のタンポポを食べているウソ♂4羽を発見,というよりは目の前にいただけなのだが。一方,馬の背は目当てのイワヒバリには会えず,ビンズイもほとんどピンぼけでいい写真が撮れなかった。帰りの聖山平では,コマドリの声を2カ所で聞いた。一カ所はかなり粘ってちらっと姿が見えた。ホシガラスは全然見なかったし,声もしなかった。まあ,しかし,ウソが目の前でタンポポを食べていたのでよしとしよう。本来,高山にあるはずのないセイヨウタンポポだが,人の通る道にはたいていあるようだ。
【写真】
■蔵王お釜/お釜付近上空のアマツバメ/ビンズイの囀り
■ウグイスの囀り/ウソ♂
■タンポポの種子を食べるウソの群れ。4羽いた。全部♂。
Copyright(C)2012 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
■2011/7/9(土)6:50-8:01【天気】晴れ
【場所】蔵王お釜周辺
【種名】トビ,ノスリ,キジバト,カッコウ,アマツバメ,ハクセキレイ,ビンズイ,モズ,イワヒバリ成鳥1,アカハラ,ウグイス(9科11種)
【メモ】天気がよかったので早朝出かけた。前回に比べ,鳥の出は悪かったが,ビンズイのペアが昆虫をたくさん嘴に咥えてヒナに運んでいる様子や,ノスリにビンズイが果敢に威嚇を試みている様子とか見ることができた。イワヒバリは,なかなかいいポイントにいたのだが写真は撮れなかったし,幼鳥も発見できなかった。
【写真】
■ビンズイのペアが窪地に潜んでいると思われるヒナに餌を運んでいた。
■コマクサがちょうど盛りだった。/イワヒバリを探しながらお釜の方を見ると,ノスリがビンズイのテリトリーに侵入し,威嚇されていたが,ちっとも意に介しなかった
■お釜の水に映えビンズイの姿が美しかった。/ハクセキレイの幼鳥がいるということは,ここで繁殖しているということだろう。/ここの岩の上にイワヒバリの成鳥がいたのだが,両足を揃えて降りる独特のやりかたでいなくなってしまった。残念。
Copyright(C)2011 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王お釜周辺
【種名】トビ,ノスリ,キジバト,カッコウ,アマツバメ,ハクセキレイ,ビンズイ,モズ,イワヒバリ成鳥1,アカハラ,ウグイス(9科11種)
【メモ】天気がよかったので早朝出かけた。前回に比べ,鳥の出は悪かったが,ビンズイのペアが昆虫をたくさん嘴に咥えてヒナに運んでいる様子や,ノスリにビンズイが果敢に威嚇を試みている様子とか見ることができた。イワヒバリは,なかなかいいポイントにいたのだが写真は撮れなかったし,幼鳥も発見できなかった。
【写真】
■ビンズイのペアが窪地に潜んでいると思われるヒナに餌を運んでいた。
■コマクサがちょうど盛りだった。/イワヒバリを探しながらお釜の方を見ると,ノスリがビンズイのテリトリーに侵入し,威嚇されていたが,ちっとも意に介しなかった
■お釜の水に映えビンズイの姿が美しかった。/ハクセキレイの幼鳥がいるということは,ここで繁殖しているということだろう。/ここの岩の上にイワヒバリの成鳥がいたのだが,両足を揃えて降りる独特のやりかたでいなくなってしまった。残念。
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■2011/7/2(土)6:19-7:43【天気】晴れ
【場所】青根~エコーライン~馬の背~エコーライン~聖山平
【種名】トビ,ノスリ,キジバト,カッコウ,アマツバメ,コゲラ,ハクセキレイ,ビンズイ,モズ,コマドリ,アカハラ,ウグイス,キビタキ,オオルリ,シジュウカラ,コガラ,ホオジロ,ノジコ,アオジ,ウソ,ハシブトガラス(13科21種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王馬の背の観察。宮城ICから川崎ICで降り,青根を経由してエコーラインを登り,帰りは脇道を聖山平経由で降りるコース。青根周辺はキビタキ,オオルリ,ノジコがいつものあたりで鳴いている。エコーラインを登り,ハイラインに入ったところでウソのメスが近くの枯木に止まっていた。よく見ると下の方にきれいな♂がいて,気がついてレンズを向けると2羽とも頂上の方に飛んでいった。上に登っていけばまた観察できるかもしれないと思い,ゆっくり車を走らせていくと,2羽がやはり枯木に止まっていた。逆光だったがとてもきれいだった。♂はしきりに羽繕いをしており,なかなかこちらを向いてはくれなかったので,1,2分撮影した後,さらに頂上を目指した。駐車場までもう一回りというところで,アカハラのきれいな声がしたので,車を止め,見渡すとかなり遠いが,アカハラの♂が梢でしきりに囀っていた。
駐車場に車を止め,早速お釜の方へ歩いて行く。登山客はほとんどいなかった。柵沿いに歩いたがビンズイ以外はおらず,アマツバメが時折お釜の水面上を飛んでいくのを見るだけだった。虫除けスプレーを持ってきたがほとんと効き目がなく,じっと岩に座って観察できないので早々に退散した。レストハウスに戻るとAさんご夫婦がこれから観察ということだったので,一緒に行けば例によって見られる(実際に2+いたそうだが)と思ったが,今日は帰ることにした。聖山平はコマドリとアカハラ,コガラの鳴き声がちょっとしたくらいでホシガラスにも会えずじまいだった。
【写真】
■カッコウ/ウソ♀/ウソのペア
■アカハラ♂/馬の背からの風景
■ビンズイ
Copyright(C)2011 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】青根~エコーライン~馬の背~エコーライン~聖山平
【種名】トビ,ノスリ,キジバト,カッコウ,アマツバメ,コゲラ,ハクセキレイ,ビンズイ,モズ,コマドリ,アカハラ,ウグイス,キビタキ,オオルリ,シジュウカラ,コガラ,ホオジロ,ノジコ,アオジ,ウソ,ハシブトガラス(13科21種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王馬の背の観察。宮城ICから川崎ICで降り,青根を経由してエコーラインを登り,帰りは脇道を聖山平経由で降りるコース。青根周辺はキビタキ,オオルリ,ノジコがいつものあたりで鳴いている。エコーラインを登り,ハイラインに入ったところでウソのメスが近くの枯木に止まっていた。よく見ると下の方にきれいな♂がいて,気がついてレンズを向けると2羽とも頂上の方に飛んでいった。上に登っていけばまた観察できるかもしれないと思い,ゆっくり車を走らせていくと,2羽がやはり枯木に止まっていた。逆光だったがとてもきれいだった。♂はしきりに羽繕いをしており,なかなかこちらを向いてはくれなかったので,1,2分撮影した後,さらに頂上を目指した。駐車場までもう一回りというところで,アカハラのきれいな声がしたので,車を止め,見渡すとかなり遠いが,アカハラの♂が梢でしきりに囀っていた。
駐車場に車を止め,早速お釜の方へ歩いて行く。登山客はほとんどいなかった。柵沿いに歩いたがビンズイ以外はおらず,アマツバメが時折お釜の水面上を飛んでいくのを見るだけだった。虫除けスプレーを持ってきたがほとんと効き目がなく,じっと岩に座って観察できないので早々に退散した。レストハウスに戻るとAさんご夫婦がこれから観察ということだったので,一緒に行けば例によって見られる(実際に2+いたそうだが)と思ったが,今日は帰ることにした。聖山平はコマドリとアカハラ,コガラの鳴き声がちょっとしたくらいでホシガラスにも会えずじまいだった。
【写真】
■カッコウ/ウソ♀/ウソのペア
■アカハラ♂/馬の背からの風景
■ビンズイ
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■2010/10/17(日)6:44-9:34【天気】馬の背 ガス,曇り時々晴れ
【場所】蔵王馬の背,エコーライン,聖山平
【種名】ツミ成鳥♂1成鳥♀1不明1,キジバト,ビンズイ1,カヤクグリ1,カラ類SP8,ホオジロ,アトリ30+の群れ2回,マヒワ50+の群れ1回,カケス2,ホシガラス5,ハシブトガラス(8科11種)
【メモ】昨年10月17日に紅葉を見に蔵王に行ったら,偶然アトリの群れが馬の背を山形側へ越えて行ったのを見て,今回同じ日,ほぼ同じ時間に行ってみた。エコーラインの中間辺りで,レース鳩の群れを見つけた。何回か上空を旋回して南東方向へ飛び去った。この辺りまでは晴れていて,時々ホシガラスも出現する。7時前に駐車場に着いたが,ガスがかかっていて,何も見えない状態。気温は車の計器で8℃くらいだった。7時を過ぎたので,一応外に出てみるが,多少視界がよくなったくらい。結局8時過ぎに出かけた。馬の背を歩いて行くと,8:10に黄緑っぽい小鳥の群れがすぐ近くを飛んでいった。双眼鏡で種類を確認するとマヒワの群れで,一気に馬の背は越えず,リフト前辺りのハイマツに降りる。続いて8:14にアトリ30羽+の群れでこれは何とか撮影したが,ガスがまだかかっていたのと暗かったので証拠写真程度にしか撮れなかった。イワヒバリを探しにいつもの場所に行ったがビンズイ1羽しかいなかった。8:24引き返すところで上空を小型のタカ1羽が馬の背を越えて行った。8:40にリフト付近で待ち構えていると,逆光の方に小型タカ1,順光の方に同じく小型タカ1がほぼ同時にやってきたので,証拠写真のつもりで写しまくった。デジカメの確認画面を見てハイタカかツミと見当を付け,あとは翼先分離数をチェックすると3個体とも5枚でツミだった。最初の個体は暗くて成幼雌雄判別不能だったが,後の2羽は最初が成鳥♂,もう1羽の順光の方が♀成鳥だった。9時近くになり,観光客や登山客でいっぱいになってきたので帰ることにした。
昨年はクマタカ計4羽を見たが,今回は空振りだった。
【写真】
■1枚目:馬の背を越えて行くアトリ/ナナカマドの赤い実/お釜。決して晴れて天気ではなく,不安定な天気だった。
■2枚目:最初のツミ成幼雌雄不明個体/ツミ成鳥♂
■3枚目:ツミ成鳥♀
タカの飛翔識別は『タカの渡り観察ガイドブック』信州ワシタカ類渡り調査研究グループ,文一総合出版,2003年がとても参考になる。
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王馬の背,エコーライン,聖山平
【種名】ツミ成鳥♂1成鳥♀1不明1,キジバト,ビンズイ1,カヤクグリ1,カラ類SP8,ホオジロ,アトリ30+の群れ2回,マヒワ50+の群れ1回,カケス2,ホシガラス5,ハシブトガラス(8科11種)
【メモ】昨年10月17日に紅葉を見に蔵王に行ったら,偶然アトリの群れが馬の背を山形側へ越えて行ったのを見て,今回同じ日,ほぼ同じ時間に行ってみた。エコーラインの中間辺りで,レース鳩の群れを見つけた。何回か上空を旋回して南東方向へ飛び去った。この辺りまでは晴れていて,時々ホシガラスも出現する。7時前に駐車場に着いたが,ガスがかかっていて,何も見えない状態。気温は車の計器で8℃くらいだった。7時を過ぎたので,一応外に出てみるが,多少視界がよくなったくらい。結局8時過ぎに出かけた。馬の背を歩いて行くと,8:10に黄緑っぽい小鳥の群れがすぐ近くを飛んでいった。双眼鏡で種類を確認するとマヒワの群れで,一気に馬の背は越えず,リフト前辺りのハイマツに降りる。続いて8:14にアトリ30羽+の群れでこれは何とか撮影したが,ガスがまだかかっていたのと暗かったので証拠写真程度にしか撮れなかった。イワヒバリを探しにいつもの場所に行ったがビンズイ1羽しかいなかった。8:24引き返すところで上空を小型のタカ1羽が馬の背を越えて行った。8:40にリフト付近で待ち構えていると,逆光の方に小型タカ1,順光の方に同じく小型タカ1がほぼ同時にやってきたので,証拠写真のつもりで写しまくった。デジカメの確認画面を見てハイタカかツミと見当を付け,あとは翼先分離数をチェックすると3個体とも5枚でツミだった。最初の個体は暗くて成幼雌雄判別不能だったが,後の2羽は最初が成鳥♂,もう1羽の順光の方が♀成鳥だった。9時近くになり,観光客や登山客でいっぱいになってきたので帰ることにした。
昨年はクマタカ計4羽を見たが,今回は空振りだった。
【写真】
■1枚目:馬の背を越えて行くアトリ/ナナカマドの赤い実/お釜。決して晴れて天気ではなく,不安定な天気だった。
■2枚目:最初のツミ成幼雌雄不明個体/ツミ成鳥♂
■3枚目:ツミ成鳥♀
タカの飛翔識別は『タカの渡り観察ガイドブック』信州ワシタカ類渡り調査研究グループ,文一総合出版,2003年がとても参考になる。
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■2010/7/11(日)7:39-9:37【天気】晴れ
【場所】蔵王前山~刈田リフト~お釜~刈田峠~聖山平
【種名】トビ,ノスリ1,キジバト,カッコウ2,アマツバメ+,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,コマドリ,イワヒバリ成鳥1幼鳥1,ウグイス,メボソムシクイ,キビタキ,オオルリ,シジュウカラ,ヒガラ,ホオジロ,アオジ,クロジ,ホシガラス5(14科20種)
【メモ】自宅を6:30に出て高速道路を川崎インターで降り,青根を通るいつものコースでエコーラインを登った。いつもよりやや早く着いたので,杉が峰の登山道を歩き,疲れるので前山の麓ですぐに引き返し,チングルマなど撮影しながら,車に戻って有料道路を登った。お釜への道は誰もおらず,柵沿いに歩いて行くと,ビンズイが虫をいっぱい頬張って,幼鳥の姿を探している感じだった。そのうち,近くの灌木の中に入り,しばらくすると出てきた。
その後イワヒバリがいないか,斜面を念入りに探していったがいなかった。すると,いつもいる岩陰にちらっと隠れた小鳥がいた。おおっ,いたいた,という感じで静かに岩陰によると,イワヒバリの幼鳥が1mくらいの距離でこっちを見ている。どちらも驚いて,急いでこちらはレンズを向けたが幼鳥も驚いて,斜面の方へ飛んでいった。そのうち必ず出てくるはずだと,待つこと5分くらいで,岩の上に出てきてくれた。あっちを向いたりこっちを向いたりしていたので,親鳥がいつもの岩の下の方にいるはずだと思い,両方を見ていると,親鳥の声がして,幼鳥がこちらの方に飛んできた。2羽の姿がお釜を見下ろす草むらの中にちらほら見えた。それでいつもなら,ここで何時間でも上に登ってくるはずなので待っているところだったが,羽虫がどんどん熱を感知してか,追い払っても追い払ってもやってくる。防虫スプレーを車の中に忘れてきたことを後悔するもすでに遅く,ついつい退散してしまった。とりあえず,写真は撮ったし,幼鳥も成鳥も撮影でき,繁殖を確認できたので,満足して下山した。聖山平に着くと,県支部改め「日本野鳥の会宮城」の探鳥会の皆さんにお会いし,イワヒバリが出たことなどお話しした。今日はホシガラスもけっこう見られたので,よい日だった。
【写真】
■カッコウ/花の終わったチングルマ
■幼鳥に餌を運ぶビンズイの親鳥
■イワヒバリの幼鳥と止まっている岩。写真中央の下の方で,後ろに大きな岩があるところ。小さくとまっているのが見える。風景はiPhone4で撮影。
■イワヒバリの成鳥/ハクサンチドリ/コマクサ
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蔵王前山~刈田リフト~お釜~刈田峠~聖山平
【種名】トビ,ノスリ1,キジバト,カッコウ2,アマツバメ+,ビンズイ,ヒヨドリ,モズ,コマドリ,イワヒバリ成鳥1幼鳥1,ウグイス,メボソムシクイ,キビタキ,オオルリ,シジュウカラ,ヒガラ,ホオジロ,アオジ,クロジ,ホシガラス5(14科20種)
【メモ】自宅を6:30に出て高速道路を川崎インターで降り,青根を通るいつものコースでエコーラインを登った。いつもよりやや早く着いたので,杉が峰の登山道を歩き,疲れるので前山の麓ですぐに引き返し,チングルマなど撮影しながら,車に戻って有料道路を登った。お釜への道は誰もおらず,柵沿いに歩いて行くと,ビンズイが虫をいっぱい頬張って,幼鳥の姿を探している感じだった。そのうち,近くの灌木の中に入り,しばらくすると出てきた。
その後イワヒバリがいないか,斜面を念入りに探していったがいなかった。すると,いつもいる岩陰にちらっと隠れた小鳥がいた。おおっ,いたいた,という感じで静かに岩陰によると,イワヒバリの幼鳥が1mくらいの距離でこっちを見ている。どちらも驚いて,急いでこちらはレンズを向けたが幼鳥も驚いて,斜面の方へ飛んでいった。そのうち必ず出てくるはずだと,待つこと5分くらいで,岩の上に出てきてくれた。あっちを向いたりこっちを向いたりしていたので,親鳥がいつもの岩の下の方にいるはずだと思い,両方を見ていると,親鳥の声がして,幼鳥がこちらの方に飛んできた。2羽の姿がお釜を見下ろす草むらの中にちらほら見えた。それでいつもなら,ここで何時間でも上に登ってくるはずなので待っているところだったが,羽虫がどんどん熱を感知してか,追い払っても追い払ってもやってくる。防虫スプレーを車の中に忘れてきたことを後悔するもすでに遅く,ついつい退散してしまった。とりあえず,写真は撮ったし,幼鳥も成鳥も撮影でき,繁殖を確認できたので,満足して下山した。聖山平に着くと,県支部改め「日本野鳥の会宮城」の探鳥会の皆さんにお会いし,イワヒバリが出たことなどお話しした。今日はホシガラスもけっこう見られたので,よい日だった。
【写真】
■カッコウ/花の終わったチングルマ
■幼鳥に餌を運ぶビンズイの親鳥
■イワヒバリの幼鳥と止まっている岩。写真中央の下の方で,後ろに大きな岩があるところ。小さくとまっているのが見える。風景はiPhone4で撮影。
■イワヒバリの成鳥/ハクサンチドリ/コマクサ
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■2010/6/12(土)10:42-11:42【天気】晴れ
【場所】蔵王お釜周辺
【種名】トビ1,アマツバメ3,ビンズイ2,モズ1,ウグイス+,ホシガラス1(6科6種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王だったが,花が遅れている感じだった。登山道やリフト沿いにセイヨウタンポポが咲いているが,まだまだ綿毛を飛ばすには時間がかかりそうだった。ムラサキヤシオがあちこちに咲いていた。鳥の方は風が強く,時間が遅かったせいか,さっぱりで,上述した鳥のみという状況だった。6月下旬の蔵王に期待して下山し,鳥の海に向かった。
【写真】
■ビンズイ/ムラサキヤシオ
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【場所】蔵王お釜周辺
【種名】トビ1,アマツバメ3,ビンズイ2,モズ1,ウグイス+,ホシガラス1(6科6種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王だったが,花が遅れている感じだった。登山道やリフト沿いにセイヨウタンポポが咲いているが,まだまだ綿毛を飛ばすには時間がかかりそうだった。ムラサキヤシオがあちこちに咲いていた。鳥の方は風が強く,時間が遅かったせいか,さっぱりで,上述した鳥のみという状況だった。6月下旬の蔵王に期待して下山し,鳥の海に向かった。
【写真】
■ビンズイ/ムラサキヤシオ
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■2009/10/17(土)7:50-9:50【天気】晴れ
【場所】宮城蔵王
【種名】トビ2,クマタカ成鳥3・幼鳥1,キジバト1,ツグミ1,ホオジロ4,アトリ120+・80+・50+・++,ホシガラス5,ハシボソガラス,ハシブトガラス(6科9種),他小鳥SP+
【メモ】今日は生まれてこの方1回も行ったことがなかった蔵王の紅葉を見に行くことにした。鳥はレストハウスあたりに今期一回も見ていないイワヒバリを期待したのだが結局見つけられなかった。ホシガラスくらいは季節柄いるだろうと思っていたが,こちらは5羽観察できた。おまけはクマタカで成鳥3羽・幼鳥1羽の計4個体確認した。
宮城IC~村田JCT~川崎ICから青根経由エコーラインがいつものコースだ。土日は高速代が割安なので釜房経由でなくていい。紅葉は光線の関係であまりいう感じではなかった。時間の経過と光線でよくなるかもしれない。蔵王山頂付近はとっくに紅葉が過ぎていたが,前山方面の森林は,逆光が木々の葉や小枝に部分的に反射してまるで,光の滴をまとっているように見えた。この美しさを100-400mmで表現するのは難しいが,何しろデジ一眼1台,レンズ1個しか持っていない。リフトはまだ動く時間ではなかったので,ハイラインの方を登った。駐車場に着くと車はまだ10台ちょっとで,そこからレストハウスを過ぎてお釜の方へ行くと,馬の背を歩いているのは,100mほど先を行く一人だけだった。たいていの観光客はレストハウスから刈田神社へ行くか,途中の柵からお釜を眺めている。
自分はいないとは思いながらも,イワヒバリを探しにとぼとぼ歩いていった。途中,何かか細いピチピチという感じの鳴き声がそのへんから聞こえたような気がしたが,何もいなかった。お釜周辺の景色は抜群だったので何枚か写真を撮った。イワヒバリにはやはり会えず,またとぼとぼ馬の背をリフトの方に引き返し,リフト近くで休憩していた時だった。今日はまだ1羽の鳥も見ていなかったというのに,馬の背のあたりから山頂を越えて山形方面へ飛んでいく小鳥の大群を見つけた。アトリの群れだった。だいたい100羽前後の群れで,5分おきくらいに宮城から山形方面に向かって行く。2回目の群れの時は,最後尾にどういうわけかツグミがくっついていた。飛んでくる場所の見当をつけて待っていたが,すべて空振りで,こちらで待てばあちら,あちらで待てばさらにあちらという感じで,近くで見たのは1回目だけだった。全部で5回ほど飛んだ。それにしても,馬の背を超えていくアトリの大群というのはちょっと意外だった。これは鳥が例えアトリであっても,高山を越えていくのを観察できたのは非常に有意義なことだった。思えば,最初に馬の背を歩いていた時,微かに聞こえた声はアトリがハイマツあたりで休んでいたのかもしれなかった。もう少しよく見ておけば見られたのかもしれない。
ここで少し気をよくしてハイラインを下山したが,途中でホシガラスが2羽ほど飛んだ。一応リフト付近を見たが何もいなかった。さて,聖山平付近でホシガラスを撮ったが,何しろ半分逆光と遠いのとでEOS7の解像度で撮影したような写真になってしまった。画素が大きいのとかなり解像するので,ウェブに載せるために1200×900に縮小をかけると,ぎざぎざが目立ってしまう。そのまま縮小しないでトリミングした方がよいようで,来年のハヤブサの撮影が楽しみだ。さて,クマタカだが最初成鳥1羽を見たが,双眼鏡で確認しているうちに木の枝で見えなくなった。ところがそこから約20分後に某所で成鳥2羽,幼鳥1羽を見ることができた。最初,カラス5羽が紅葉の山の稜線上空で飛んでいたので,ふと隣の空を見ると,3羽の白っぽいタカが飛んでいた。明らかに大きさの異なる幼鳥1羽は成鳥1羽とくっついて帆翔していた。その外縁に風切が抜けたり傷んでいる成鳥が飛んでいる。こちらはサービスがよく,結構近くまで(とは言ってもかなり遠いが)やってきてくれた。10分くらい見ていたが,幼鳥と成鳥1は紅葉の稜線の向こうに行って見えなくなったが,もう1羽の成鳥は,しばらく旋回しながら飛んでいた。最初に見た成鳥は風切が全然傷んではいなく,距離も遠いので-とは言ってもクマタカにすればお隣ということだろうが-,別の個体だろう。 紅葉を見に行ってクマタカを4羽も見たのだから,やはり鳥見は無心で行くのがよいようだ。いると思って行くとやっぱりいたり,いなかったり,いないと思っていくとやはりいなかったり,意外な出会いがあったり,それで鳥見はおもしろいのだと思う。
【写真】
■五色沢の風景/五色岳とお釜
■ナナカマドの赤い実/逆光の紅葉と木々
■蔵王を越えていくアトリの群れ/聖山平のホシガラス
■アオモリトドマツの実を食べるホシガラス。半逆光で頭部が黒く見える。つやつや頭が印象的。何度もうるさく鳴いていた。
■クマタカ幼鳥と成鳥
■クマタカ成鳥の2個体
■クマタカ成鳥
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【場所】宮城蔵王
【種名】トビ2,クマタカ成鳥3・幼鳥1,キジバト1,ツグミ1,ホオジロ4,アトリ120+・80+・50+・++,ホシガラス5,ハシボソガラス,ハシブトガラス(6科9種),他小鳥SP+
【メモ】今日は生まれてこの方1回も行ったことがなかった蔵王の紅葉を見に行くことにした。鳥はレストハウスあたりに今期一回も見ていないイワヒバリを期待したのだが結局見つけられなかった。ホシガラスくらいは季節柄いるだろうと思っていたが,こちらは5羽観察できた。おまけはクマタカで成鳥3羽・幼鳥1羽の計4個体確認した。
宮城IC~村田JCT~川崎ICから青根経由エコーラインがいつものコースだ。土日は高速代が割安なので釜房経由でなくていい。紅葉は光線の関係であまりいう感じではなかった。時間の経過と光線でよくなるかもしれない。蔵王山頂付近はとっくに紅葉が過ぎていたが,前山方面の森林は,逆光が木々の葉や小枝に部分的に反射してまるで,光の滴をまとっているように見えた。この美しさを100-400mmで表現するのは難しいが,何しろデジ一眼1台,レンズ1個しか持っていない。リフトはまだ動く時間ではなかったので,ハイラインの方を登った。駐車場に着くと車はまだ10台ちょっとで,そこからレストハウスを過ぎてお釜の方へ行くと,馬の背を歩いているのは,100mほど先を行く一人だけだった。たいていの観光客はレストハウスから刈田神社へ行くか,途中の柵からお釜を眺めている。
自分はいないとは思いながらも,イワヒバリを探しにとぼとぼ歩いていった。途中,何かか細いピチピチという感じの鳴き声がそのへんから聞こえたような気がしたが,何もいなかった。お釜周辺の景色は抜群だったので何枚か写真を撮った。イワヒバリにはやはり会えず,またとぼとぼ馬の背をリフトの方に引き返し,リフト近くで休憩していた時だった。今日はまだ1羽の鳥も見ていなかったというのに,馬の背のあたりから山頂を越えて山形方面へ飛んでいく小鳥の大群を見つけた。アトリの群れだった。だいたい100羽前後の群れで,5分おきくらいに宮城から山形方面に向かって行く。2回目の群れの時は,最後尾にどういうわけかツグミがくっついていた。飛んでくる場所の見当をつけて待っていたが,すべて空振りで,こちらで待てばあちら,あちらで待てばさらにあちらという感じで,近くで見たのは1回目だけだった。全部で5回ほど飛んだ。それにしても,馬の背を超えていくアトリの大群というのはちょっと意外だった。これは鳥が例えアトリであっても,高山を越えていくのを観察できたのは非常に有意義なことだった。思えば,最初に馬の背を歩いていた時,微かに聞こえた声はアトリがハイマツあたりで休んでいたのかもしれなかった。もう少しよく見ておけば見られたのかもしれない。
ここで少し気をよくしてハイラインを下山したが,途中でホシガラスが2羽ほど飛んだ。一応リフト付近を見たが何もいなかった。さて,聖山平付近でホシガラスを撮ったが,何しろ半分逆光と遠いのとでEOS7の解像度で撮影したような写真になってしまった。画素が大きいのとかなり解像するので,ウェブに載せるために1200×900に縮小をかけると,ぎざぎざが目立ってしまう。そのまま縮小しないでトリミングした方がよいようで,来年のハヤブサの撮影が楽しみだ。さて,クマタカだが最初成鳥1羽を見たが,双眼鏡で確認しているうちに木の枝で見えなくなった。ところがそこから約20分後に某所で成鳥2羽,幼鳥1羽を見ることができた。最初,カラス5羽が紅葉の山の稜線上空で飛んでいたので,ふと隣の空を見ると,3羽の白っぽいタカが飛んでいた。明らかに大きさの異なる幼鳥1羽は成鳥1羽とくっついて帆翔していた。その外縁に風切が抜けたり傷んでいる成鳥が飛んでいる。こちらはサービスがよく,結構近くまで(とは言ってもかなり遠いが)やってきてくれた。10分くらい見ていたが,幼鳥と成鳥1は紅葉の稜線の向こうに行って見えなくなったが,もう1羽の成鳥は,しばらく旋回しながら飛んでいた。最初に見た成鳥は風切が全然傷んではいなく,距離も遠いので-とは言ってもクマタカにすればお隣ということだろうが-,別の個体だろう。 紅葉を見に行ってクマタカを4羽も見たのだから,やはり鳥見は無心で行くのがよいようだ。いると思って行くとやっぱりいたり,いなかったり,いないと思っていくとやはりいなかったり,意外な出会いがあったり,それで鳥見はおもしろいのだと思う。
【写真】
■五色沢の風景/五色岳とお釜
■ナナカマドの赤い実/逆光の紅葉と木々
■蔵王を越えていくアトリの群れ/聖山平のホシガラス
■アオモリトドマツの実を食べるホシガラス。半逆光で頭部が黒く見える。つやつや頭が印象的。何度もうるさく鳴いていた。
■クマタカ幼鳥と成鳥
■クマタカ成鳥の2個体
■クマタカ成鳥
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
■2009/8/1(土)11:00-12:00【天気】晴れ
【場所】蔵王お釜付近
【種名】ノスリ1,キジバト1,アマツバメ+,ビンズイ1,ウグイス+(5科5種)
【メモ】イワヒバリを見に行ったが前回同様空振り。鳥種,個体数ともとても少ない。お釜がきれいだったので,写真を3枚撮ってきた。しかし,ここですごいアクシデント。雨で斜面が緩んでいる状態だったため,ずるっと1mほど滑落(というほどでもないが)。思わずカメラを岩にぶつけてしまい,EOS50の裏面液晶保護透明プラスチックに4cm以上のひびと,脇のアルミ製筐体に同じく5mmのひびをいれてしまった。帰宅してから保護フィルムを貼ってとりあえずよしとしたがとても悲しい。
【写真】
■お釜を背景にセリ科ミヤマトウキ
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【場所】蔵王お釜付近
【種名】ノスリ1,キジバト1,アマツバメ+,ビンズイ1,ウグイス+(5科5種)
【メモ】イワヒバリを見に行ったが前回同様空振り。鳥種,個体数ともとても少ない。お釜がきれいだったので,写真を3枚撮ってきた。しかし,ここですごいアクシデント。雨で斜面が緩んでいる状態だったため,ずるっと1mほど滑落(というほどでもないが)。思わずカメラを岩にぶつけてしまい,EOS50の裏面液晶保護透明プラスチックに4cm以上のひびと,脇のアルミ製筐体に同じく5mmのひびをいれてしまった。帰宅してから保護フィルムを貼ってとりあえずよしとしたがとても悲しい。
【写真】
■お釜を背景にセリ科ミヤマトウキ
Copyright(C)2009 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.