私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2022年6月18日(土)蔵王御釜周辺

2022年06月20日 | 宮城蔵王

■2022年6月18日(土)10:30-13:40【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】駒草平~リフト~御釜往復
【種名】キジバト2、アマツバメ8+、トビ1、ノスリ1、ホシガラス1、ハシボソガラス1、ハシブトガラス4、ヒバリ2、ヒヨドリ3+、ウグイス++、イワヒバリ成鳥1、ビンズイ4+、ウソ♂1(10科13種)
【メモ】今日は前回見ることができなかったイワヒバリを見に行くのが第一の目的だが、何と言ってもいつも家を出るのが遅いので、どこのフィールドでも10時過ぎからの観察になる。自宅から御釜に行くのには、帰りも含めて、遠刈田ルートと青根ルートのどちらかだが、今シーズンは自宅~宮城仙台IC~村田IC~遠刈田ルートで行って、帰りは青根ルートから川崎町を経由して自宅に戻ることにしている。鳥+温泉+おいしい食べ物、これが野鳥観察では大事なこと(笑い)。
 閑話休題。さて、今日は最初にウソ♂が駒草平近くの道路で車の前を横切って飛んだので幸先がいいと思っていたら、あとは1羽も出ない。ホシガラスも前回はかなり飛んだのに、帰りの不帰の滝で1羽のみという結果になった。
 さて、リフト乗場周辺の広い駐車場は土曜日ということもあり、車でいっぱいだった。乗車場に行く道の両側はマイヅルソウとハクサンチドリがたくさん咲いていた。リフトに乗って登っていくと、ウグイスの鳴き声があちこちでするが、姿は見えない。リフトを下りて、御釜まで歩き、そこから柵伝いに登っていく。途中、イワカガミを撮影しながら、ビンズイの鳴き声に居場所を探すが、観光客がやってきて、すぐに御釜の方へ飛んで行ってしまう。また戻ってくるが、何しろ人の方が鳥より明らかに多いので、ビンズイも落ち着かないようだった。柵の切れ目あたりまで来ると、急に御釜からアマツバメ4羽が飛んできた。それまで、花を撮るためISO100だったのを、急遽400に、AFも追従モードに変更し、露出をー2からー1/3に変更して、アマツバメを追った。以前、月山に登った時には頂上付近で、やたら低空飛行で多くのアマツバメが途切れなく間近に飛んでいたことがあったが、あの状態なら数打てば当たるで中にはいい写真も撮れたはずだが、たった4羽であっという間に馬の背を越えて行ってしまったのは残念だった。
 気を取り直して、御釜の斜面で鳴いているビンズイを探すことにしたが、何しろ双眼鏡を持ってきていないので、肉眼で探す。ちょっとでも動けば、けっこう遠くでもわかるが、見つけるのにしばらくかかった。ガレ場の間で餌を探していたようで、やっと動いているのを発見し、レンズを向けると、斜面を登りながら、昆虫を探しては食べていた。別な個体が、御釜を背景に飛びながら囀っていた。なぜか、イワヒバリでなく、ただのヒバリが御釜を背景にいたのには少し驚いた。
 そこから少し歩き、イワヒバリを探すが見つからず、そのうち、やっと、雪渓の下から飛んできて、ガレ場に降りたのを見つけたが、遠いのとビンズイよりさらに探すのは難しく、諦めて出てくるのを待つことにして、平らな岩を見つけて一休みし、スマホなど見ていた。すると、ガレ場からイワヒバリが飛んできて雪渓に降りた。ウォーキングとホッピングを混ぜたような歩き方で、雪渓をこちらの方にやってくる。見ていると、たくさん昆虫をくわえて、さらに雪の上にいた餌に狙いをつけたが、あっという間に飛ばれてしまった。そのあと、さらに自分の方に近づいてきて、まるで「たくさん捕まえたよ」とでもいうように胸を張って、トウネンが時々やる立歩きのような感じで、近づいてきた。その後、雪渓の下に降りて行ったが、おそらく、餌をヒナに与えるためだったろう。雪渓が消える頃になれば、幼鳥に餌をあげる姿もみることができるはずだ。
一応目的は達したので、高山植物を見ながら、下山した。
【写真】
  
マイヅルソウ/イワカガミと昆虫たち
  
御釜とイワカガミの群落/アマツバメの飛翔
  
翼上面の羽衣の様子が見える/体の下面は縞模様/ビンズイ
  
餌の昆虫を探す。テントウムシの類は敬遠。
  
嘴で挟んで、キアシシギがカニをつかまえた時にやるように、振り回し、足や羽にダメージを与え、何度か、地面に投げ出して、最後は、取れるものは取れた状態で、腹部を上にして転がし、食べていた。/御釜を背景に囀りながら飛ぶ/これは普通のポジションの囀り
  
ハイマツの上に止まったが囀らなかった/ヒバリです
  
ここのコマクサは花はまだだった/①餌を見つける②飛ばないで
  
③あー飛んだ④去る者は追わず⑤どんどんこっちにやってきた
  
ヒナにやる餌はいっぱいあるからいいんだよ~とでも言いたげにこちらへやってきて、あとは雪渓の下に飛んで行った。
  
ミヤマオダマキ/セイヨウタンポポ
  
ヒナザクラと花のアップ/ワタスゲ
  
ワタスゲのアップ/チングルマ/ハクサンチドリ
  
コマクサ/不帰の滝の先にある滝


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2022年6月1日(水)宮城蔵王

2022年06月01日 | 宮城蔵王

■2022年6月1日(水)10:45-14:30【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】賽の碩~駒草平~大黒天~リフト乗り場~御釜往復
【種名】キジバト2、アマツバメ10+、トビ1、ノスリ1、モズ2、ホシガラス4、ハシブトガラス2、シジュウカラ1、ウグイス++、カヤクグリ1、ウソ8(♂5♀3)、アオジ2(10科12種)
【メモ】何となく鳥がいるのは蒲生、広瀬川・・・くらいしかなかったので、6月ということもあり、蔵王に行くことにした。賽の碩ではシジュウカラ1とホシガラスが2羽、駒草平ではアマツバメ6+とアオジ1+、ホシガラス2、大黒天はアオジ1、リフト上下付近ウソ8・カヤクグリ1で、カヤクグリは下りリフトのすぐ近くの木に止まっていたのを近くになって発見し、レンズを向けたとたん逃げられてしまった。撮れていれば大きかった。御釜付近は雪渓も鳥影なしだったが、水面の上をアマツバメが1羽飛んでいた。ウグイスはリフトの中腹までは鳴いていたが、それ以降はなし。鳥を見る時間帯が、いつも最も鳥がいない時間帯(笑い)なので、仕方ないが、今回は出た方。高山植物はこれからというところだった。ウソは、雪の上に出ていた実を食べていた。そのうちセイヨウタンポポの種子を食べるようになる。これを初めて見た時はかなりショックだった。今日はアカウソはいなかった。コマクサもイワカガミを花を咲かせる準備をしていた。
【写真】
  
不帰の滝アマツバメ/ミネズオウ/イワカガミ準備中
  
御釜/ウソ♂/ウソ♂別個体
  
ウソ♀/西洋タンポポ/準備中のコマクサ
  
スミレsp/雪渓を背景に囀るアオジ/ムラサキヤシオ
  
どこ?ホシガラス/不帰の滝/雪渓を背景に囀るアオジ


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2021年6月18日(金)蔵王御釜周辺

2021年06月18日 | 宮城蔵王

■2021年6月18日(金)10:43-12:08【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mmF4.5-7.1
【場所】蔵王御釜周辺
【種名】アマツバメ1,ビンズイ1(2科2種)
【メモ】今シーズン最初の蔵王だったが,今日は鳥のいない日だった。馬の背にはイワヒバリはもとより,ビンズイさえいない。帰りにリフト乗り場に行くときに,アマツバメが1羽すぐ近くを飛んだのと,リフトからビンズイを1羽見ただけだった。ウソは下のリフト乗り場あたりには,タンポポが綿毛になっていることもあり,時々ペアで姿を見ると係の方が言っていたが,上の方はまだ綿毛になっておらず,いる感じはなかった。セイヨウタンポポがリフト乗り場周辺にたくさん見られるようになってから,タンポポの種子を綿毛ごとむさぼるウソを見たのはずいぶん昔のことになる。蔵王のウソと言えば,ハイマツに止まっているのが定番と学生時代から思い込んでいたので,タンポポの種子を食べているのを見るのは何ともおかしかった。ということで,本当に何も見なかった蔵王だった。しかし,やはり蔵王は鳥がいなくても大好きなフィールドだ。ちなみに4Kドローンを持っていったが,時間が遅かったのでやめにした。植物や風景を撮影するのにISO100にするのを忘れていた。やじゃり100と400では,写りが違う。背景のぼけの粒子と色に一番特徴が出る。しかし,いつも400にしておかないと急に鳥が出たときにF7.1でISI100では飛んでる鳥は確実にぶれてしまうので,400にしている。
【写真】

  

イワカガミ

  

空がきれいだった ミネズオウ   御釜

  

御釜               やぱり空がきれい 

  

ハクサンチドリ  リフトから湿原  セイヨウタンポポ

  

ワタスゲ             コバイケイソウ

  

枯木にコケ    ヒナザクラ    コマクサ

  

コマクサ             不帰の滝

 

不帰の滝     コマクサ    振り子滝を撮るのを忘れる


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2020年7月10日(金)蔵王馬の背・御釜

2020年07月24日 | 宮城蔵王

【場所】蔵王馬の背・御釜周辺
【種名】イワツバメ,ウグイス,イワヒバリ成鳥3幼鳥3,ビンズイ(4科4種)
【メモ】3日間ある夏季休暇を有効に使うため,第1日は蔵王にした。2・3日目は,石巻,蒲生,鳥の海でシギチを見るため8月下旬から9月初旬にした。さて,7月10日にしたのは,週間予報で蔵王御釜が曇りになっているのが,金曜9時から11時となっていたからだ。さて,そういうことでエコーラインからスカイラインを通って,駐車場に到着。そこから御釜を望む柵沿いに歩いてみたが,何もいないし,声もしない。やっと柵が終わり近くになってビンズイが1羽。今日はこれで終わりか?とまた,てくてく歩いて行き,いるはずのエリアで何もおらず,はずれかと思って,岩に腰掛け,黒糖くるみなど食べていると,足元から幼鳥が出てきて(というか,幼鳥がいたところの岩に腰掛けて休憩していただけだが),こっちをちらっと見ると,近くの岩に降りた。右側の目先がちょっと皮膚炎か何かになっている幼鳥で,左側は正常だった。まだ幼鳥なので「じゃんこ座り」しかできないようだった。しばらくくるみを食べながら写真を撮影した。そのうち親鳥らしき鳥が2回往復していたので,早々に引き上げ,直登した。途中,高山植物を撮影しつつ,登山道まであと1mくらいのところでまた腰を下ろし,疲れたのでくるみを食べていると,またまた,すぐ近くから成鳥がやってきて,何か加えるとそれを幼鳥にあげていた。その反対側にも幼鳥に給餌している親鳥がいた。こちらの親鳥は自分のすぐ近くで幼鳥にやる餌を探し始めたので,肉眼でよく見えたが,500mmでは近すぎてピントが合わなかった。最初の幼鳥は広角で撮影したが,105mmで十分だったが,500mmの方が色がよく出るので,少し遠いところに行ってから撮影した。今日は思わず,イワヒバリを堪能したが,ちなみに雨は早く降り始め,最初の幼鳥の頃はけっこう小雨で,駐車場に着いたときにはずぶぬれだった。500mmはレンズにさえ雨があたらなければOKなので,特に気にすることもなく,途中,ビンズイなど撮りながら,戻った。
【写真】

ハクサンチドリとイワカガミ/ザオウアザミ/御釜

イワカガミ/ハクサンチドリ白花/ハクサンチドリ薄ピンク

チングルマ   コマクサ    不帰の滝

チングルマ   ビンズイ    イワヒバリ幼鳥

イワヒバリ幼鳥1

イワヒバリ幼鳥1 イワカガミ  幼鳥2に餌をやる親鳥2

幼鳥3に餌をやって飛び出す親鳥3

イワヒバリ親鳥3

ビンズイ。こう見ると確かにセキレイの仲間


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2018年9月24日(月),10月7日(日),10月21日(日)蔵王

2018年10月21日 | 宮城蔵王

■2018/9/24(月),10/7(日),10/21(日)【天気】晴れ 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】蔵王エコーライン,馬の背
【種名】キジ♂1,アマツバメ,トビ,モズ,ホシガラス+,シジュウカラ,アトリ100+,カワラヒワ30+(7科8種)
【メモ】9月24日は晴れたが,駒草平のアマツバメくらいで,ホシガラスもほとんど出なかった。10月7日は満を持して暗いうちから家を出,駒草平に着いたが,ものすごい強風でその上は時間が過ぎてもすごいガスがかかり,山頂にも行けず,結局,アトリの渡りは見ることができなかった。10月21日,たぶんいないと思ってアトリをとりあえず探しに行ったが,何とこの日からエコーラインのゲートが8時にならないと開かず,それでも御釜には8:24に一番乗りだったが,今度は鳥が全くいないという状況だった。しかし,開門前にゲートからしばらく歩くと,今まで見たことがない場所にキジ♂がいてびっくりした。ホシガラスはそっちこっち飛んでいたが,近くには来なかった。ゲートに戻ると,7:34から7:40のわずか6分間の間に,約30羽ほどのアトリの群れが3回,カワラヒワの群れが1回,山頂方向を目指して飛んでいくのを観察できた。
【写真】
  
■御釜/アマツバメ
  
■馬の背からの風景
  
■駒草平から夜明けの風景。ものすごい強風の日。
  
■岩沼あたり/アトリの渡りの群れ
  
■ホシガラス/馬の背の道の氷



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2018年7月17日(火)蔵王御釜

2018年07月17日 | 宮城蔵王

■2018/7/17(火)12:53-14:11【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】宮城蔵王馬の背・御釜周辺
【種名】アマツバメ6,トビ4,ノスリ1,ホシガラス2,ハシボソガラス,ウグイス+,イワヒバリ成鳥3(4),カヤクグリ2,ビンズイ4(5科8種)
【メモ】今日で,大学の前期講義が終わり,やっと一息,蔵王に行くことにした。あまり午後からは行かないが,だめもとで行って見たところ,やはりだめで,アマツバメがちょっととビンズイしか飛ばない。仕方がないので,岩に腰掛け,イワオトギリの黄色い花をスマホで撮影するなどして閑をつぶしていたら,すぐ近くの茂みからひょっこり1羽顔を出した。あまりに近すぎて500mmでは撮れずにいたところ,御釜の方に飛んで行った。それから遠くを見ると,崖の中腹辺りの岩の上に1羽止まっていたので,とりあえず証拠写真と撮影したら,何と露出ダイアルがいつの間にかf4からf14になっていて,これは撮影してからモニターを見るまで分からなかった。どおりで遠くまで写っているわけだ。それからすぐに設定を戻して,岩に座っていると,またまた下から1羽登ってきたり,少し離れたところに1羽いて,それとくっついている個体がやってきて,計3羽同時に見ることができた。実際は2ペアらしく4羽のようだった。イワヒバリはあまり人を恐れず,じっとしていれば,どんどん登ってきて近寄ってくる。今回も,一度見つけてからはそこでずっと観察撮影していた。
ところで,以前は刈田神社の近くやどちらかといえば御釜の東の断崖でよく見たが,崖がだいぶ崩落して営巣に適さないためか,西側で見られるようになった。噴火の危険性で何年か人の立ち入りが禁止されていたので,もう少し個体数が増えているのかと思えばそうでもないようだ。過去の観察記録を見ると7月下旬に交尾と幼鳥の記録があるので,2回繁殖するのかもしれない。
コマクサはいつも火星の砂礫にポツポツと咲いている感じのを撮影していたので,今日は不帰の滝をバックに涼しげな感じのや,灌木の下に咲いているのを撮影してみたら意外に,いつもと違う感じに撮ることができた。
【写真】
  
■視界がよくなっていつもいる岩を見ると1羽止まっていた。どういうわけかf4がf14になっていて,知らずに1/20で撮影したら遠くまで写っていた。ビンズイも2羽で営巣中らしかった/岩の上で休んでいるとこっちにやって来た。
  
■別個体
  
■同一個体
  
  
■同一個体
  
■コマクサ/不帰の滝の瀑布
  
■シロバナハクサンチドリ?/ハクサンチドリ/イワカガミ



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2017年7月9日(日)蔵王

2018年01月17日 | 宮城蔵王
■2017/7/9(日)6:37-9:38【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ,16-35Ⅲ
【場所】蔵王御釜,馬の背,リフト乗り場周辺
【種名】アマツバメ,トビ,モズ,ホシガラス,ハシボソガラス,ウグイス,ミソサザイ,イワヒバリ,カヤクグリ(7科9種)
【メモ】最初に馬の背から御釜の柵周辺を見て,イワヒバリを探しに歩いていると,柵の切れ目辺りでイワヒバリが御釜の崖から柵を越えて登山道を横切っていった。辺りを探したがいなかったので,しばらく歩くと岩の向こうに1羽成鳥が止まっていた。とりあえずそこで満足し,戻って湿原に行き,ワタスゲやチングルマの写真を撮影した。トキソウが一帯に咲いていた。今日は暖かく天気もよい蔵王だった。ちなみに,今日は100-400ではなく500mm+7DⅡをぶら下げて,さらに16-35mm+5DⅣも持ち,カメラ2台だったので,ちょっと疲れた。
【写真】
  
■リフト乗り場付近/ハイマツの実/チングルマの妙,花の時より美しいかも。
  
■ワタスゲ/トキソウだったが花の盛りには時既に遅しという感じだった/ハクサンチドリのにほひ
  
■ビンズイ成鳥S。確かに目の後ろ下に黒と白の部分がある。
  
■かなり遠かったが登山道脇の岩場にいた。
  
■どうみてもミソサザイ/どう見てもビンズイ/鳥がいなかったのでしかたなく500mmでコマクサを撮影した。


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2017年6月24日(土)蔵王

2018年01月16日 | 宮城蔵王
■2017/6/24(土)11:54-14:21【天気】晴れ 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蔵王御釜,
【種名】ビンズイ,ウグイス,アカウソ♂♀(3科3種)
【メモ】家を出るのが遅くなり,お昼過ぎに蔵王に着いた。最初にリフト近くのワタスゲの湿地の木道を歩いた。チングルマ,ワタスゲ,ヒナザクラの群落が広がっていた。そこからリフトに乗って馬の背を目指したが,リフトの下にツマトリソウやマイヅルソウが咲いていた。リフトから降りるとすぐ脇にアカウソがペアでいたが,♀の方はさっさと逃げてしまい,♂だけしばらく至近距離でセイヨウタンポポの種子を食べるのを見ていた。ここで気付いたのがアカウソの赤い羽毛の生え方で,この個体は一様に赤いのではなく部分的に赤い羽毛だった。それから御釜まで行ったが,ビンズイくらいしかおらず,またとぼとぼ下山して帰宅した。
【写真】
  
■ヒナザクラ/ワタスゲ/チングルマ
  
■イワカガミ/ハクサンチドリ/御釜斜面のハクサンチドリとイワカガミ
  
■アカウソ♂


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2017年6月13日(火)宮城蔵王

2018年01月16日 | 宮城蔵王
■2017/6/13(火)5:59-8:57【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蔵王エコーライン,前山,リフト周辺,馬の背,御釜
【種名】キジバト,ホトトギス,カッコウ,アマツバメ,トビ,モズ,ホシガラス,ハシブトガラス,ヒガラ,シジュウカラ,ヒヨドリ,ミソサザイ,アカハラ,ウソ(11科14種)
【メモ】6月11日(日)に早朝蔵王に行ったが,麓の円田から見た蔵王は山頂に雲がかかっていて,途中で引き返し,公休日の13日火曜日に再度チャレンジした。最初に前山の途中まで行き,高山植物の写真を撮影し,山形側でも撮影した。蔵王刈田リフト周辺はガスがかかっていてカッコウの姿は見えたが,ホトトギスは声だけでちらっと姿が見えただけだった。戻って御釜に行ったがやはりガスが出て,柵が伝いに行くとホシガラス幼鳥が近い距離にいた。羽衣が褐色で雨覆い先端に白色の点があった。御釜はきれいに見えなかったが戻るときには晴れてビンズイはよく見ることができた。下山の途中でウソがかなり遠くに見えたが,やはりガスがかかり始めた。今日もガスに悩まされたがいつものことで,晴れた時間も多く,高山植物を堪能できたのはよかった。特にヒナザクラやチングルマの群落がきれいだったし,残雪のハイマツもきれいだった。
【写真】
  
■蔵王町円田から,山頂には雲がかかっている。6/11(日)の画像/蔵王の好きな風景/ハイマツに残雪
  
■ムラサキヤシオ/チングルマ/ヒナザクラ
  
■イワカガミの群落/コマクサ/モズ
  
■モズ/カッコウ
  
■ビンズイ
  
■まるでホシゴイのようなホシガラス幼鳥/ウソ♀


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2017年5月21日(日)蔵王

2017年05月21日 | 宮城蔵王
■2017/5/21(土日)3:48-6:56【天気】晴れ
【レンズ】EF100-400mmF4-5.6LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf5.6 ISO100,EF16-35mmF2.8LISⅢ+EOS5DmkⅣ AVf2.8 ISO100【場所】
【場所】蔵王御釜,ハイライン,エコーライン,ミズバショウ群生地
【種名】キジバト,トビ,ハイタカ成鳥♂,ノスリ,モズ,ハシボスガラス,ハシブトガラス,ヒガラ,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,メボソムシクイ,センダイムシクイ,メジロ,ミソサザイ,ムクドリ,アカハラ,キビタキ,オオルリ,ノジコ,アオジ(13科21種)
【メモ】この日は6時から交通規制がかかっていたので,自宅を真っ暗なうちに出て,御釜も4時には撮影し,前山への登山口駐車場付近で小鳥の鳴き声を聞き,6時前に大鳥居を通過し終わったが,なにぶんも鳥は見れなかった。それからコイカルを探しに水芭蕉群生地に行ったが,オオルリとキビタキばかりで,鳴き声はするが,姿は容易に見せずという状況だった。終わりに川原子ダムから南蔵王の景色を眺め,帰宅した。シーズンはこれからだ。
【写真】
  
■御釜/駒草平展望台から
  
■水芭蕉群生地/川原子ダム(カルガモ2)から不忘山


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2016年10月15日(土)宮城蔵王(2)

2016年10月23日 | 宮城蔵王
■2016/10/15(土)5:55-9:45【天気】晴れ【レンズ】17-40mm 100-400mmⅡ 500mmⅡ 手持ち
【場所】蔵王エコーライン賽の磧~こまくさ平展望台~蔵王ハイライン~駐車場~馬の背~リフト乗り場~お釜往復
【種名】アオバト14,トビ1,モズ1,ホシガラス12+,ハシブトガラス2,アトリ(5科6種)
【メモ】馬の背を越えていったアトリの群れと時間を下記に掲載した。500mm手持ちなので,群れが山形側に入らないと全体羽数がわからず,写真に入った数をまず数え,だいたい群れの大きさで判断した。実際はもっと多いと思う。最大の渡りは8:01と8:02の群れでレストハウス近くの展望台で観察していたところ,空が黒い点々点に埋まるくらいの群れが下からわき上がってきて,逆光で刈田神社側を越えていき,今度は順光で馬の背を大群が渡っていった。8:07の群れはお釜水面上空を飛んでぐるっと回って引き返し,またお釜付近に移動して,そこから馬の背を越えた。
 結論から言えば,この日はアトリが宮城県側から馬の背を越えて山形県側に行く渡りの日にちょうど出会えたということになる。今日の群れの一部は馬の背のハイマツの中でピチピチ地鳴きしていた群れが,7:00を過ぎて飛び出した小群もいた。これは20羽はいかない群れで,ほとんどが「谷底」から湧いてきたという感じだった。
 残念だったのは,これほどの群れなのにそれを追ってやって来るべき猛禽を1羽も見ないでしまったことだ。今回までの観察でこの時期アトリやマヒワが,馬の背周辺を越えていく渡りのコースになっているというのは,ほぼ確実だろう。
<アトリの羽数>
-----------------------------------------
馬の背リフト乗降場付近から
7:28 50+
7:33 50+
レストハウス近くのお釜展望台から
7:51 40+
7:54 200+
7:58 30+
8:01 300+  
8:02 200+
8:05 30+
8:07 62 (お釜水面を飛翔によりカウント可)
8:08 40+
8:17 56 (100-400mm撮影によりカウント可)
ハイライン下山 刈田駐車場へ移動
8:47 68 刈田駐車場(リフト乗場)
9:24 50+ 賽の磧
計1000羽+
-----------------------------------------
来年は,40mmで群れ全体を撮影してから,100-400mmか500mmで撮影するのがグッドだろう。
【写真】
  
■羽ばたいて滑空の繰り返し。宮城側から登ってくるときは,比較的上を飛ぶが馬の背を越えるときは,かなり低空を飛ぶ。
  
■下から湧き上がってきて,すぐ近くを通過していった。逆光!
  
■よく見ると各種羽衣があることがわかる
  
■刈田神社前を通過する群れ/こちらへ向かってくる群れ/馬の背のハイマツ帯を越える群れ
  
■上がってきて下っていく時間は1分以下/ナナカマドの赤い実


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2016年10月15日(土)宮城蔵王(1)

2016年10月18日 | 宮城蔵王
■2016/10/15(土)5:55-9:45【天気】晴れ【レンズ】17-40mm 100-400mmⅡ 500mmⅡ 手持ち
【場所】蔵王エコーライン賽の磧~こまくさ平展望台~蔵王ハイライン~駐車場~馬の背~リフト乗り場~お釜往復
【種名】アオバト14,トビ1,モズ1,ホシガラス12+,ハシブトガラス2,アトリ(5科6種)
【メモ】
 土日は天気がよく,渡りが見られるのではないかと期待して4時に起きて5時に出発し,5:55からまず滝見台で三階の滝を撮影した。山は紅葉がまだ完全に進んでいないのだが,朝日に照らされて赤く染まっていた。エコーラインのポイント,ポイントで,鳥の海から閖上,仙台港,青葉区のビル群を望遠で撮影しながら登っていった。
 まず,7時前に駐車場に着かないといけないので,こまくさ平や賽の河原はパスし,ハイラインを登っていった。途中,マヒワの群れがいそうな場所を見たが,見ることはできなかった。駐車場に着いて,山形側を見ると,7:03にアオバトの群れが山形側に飛んでいった。とりあえず写真を撮ったが,みんなピントが合わず,あとからぼけピンのアオバトを数えたところ12羽だった。最初,下の方を飛んでいる5羽を見つけたがあとで上方から7羽が合流し,12羽になった。もう少し明るくコントラストがあればピントが合ったと思うが残念だった。
 それから500mmを肩に,双眼鏡を首から提げて,てくてく馬の背を歩いてリフト乗り場で鳥を探し,いないので夏だとイワヒバリがいるお釜に行ったが,何もいなかった。引き返してまたリフト乗り場に行き,そこから歩いて平らなところで,渡りが始まるのを待つことにした。最初に飛んだのは7:28分で,それから5分おきくらいに大群が馬の背を越えていった。これらの観察記録の詳細は(2)で記載する。8時30分を過ぎてあまり飛ばなくなったので,下山し,リフト乗り場に行くと,また大群が飛んできた。それから,こまくさ平展望台でホシガラスを探したが,全くおらず,車を数分走らせたところで,ホシガラスを発見し,じっくり観察した。以外と逃げずに自分の周りの枝から枝に飛んでは止まり,降りては採餌と5分くらいだったが身近でじっくり行動を観察することができた。そうこうするうちに,またアオバトが2羽前山を目指して飛んでいった。以前にもこの辺りで同じ方向に飛んでいくアオバトを見たので,この時期,渡りのルートになっているのかもしれない。それからまた降りて,賽の磧で鳥を探していると,またまたアトリの大群が山頂を目指して飛んでいくのだった。
 いったい,どこから来て,どこで繁殖し,蔵王を越えてどこに行くのか?またまた調査してみる気になったのだった。
【写真】
  
  
■蔵王エコーラインからの朝焼けの風景
  
  
  
■ホシガラスが近くに来て撮影し,やっと目の色がわかった。
  
■お釜の上を飛ぶアトリの群れ/アオバト2羽/こまくさ平展望台付近から(XperiaZ5プレミアムで撮影)


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2016年7月16日(土)蔵王馬の背

2016年10月02日 | 宮城蔵王
■2016/7/16(土)6:40-9:30,他に6/26と8/7【天気】晴れ 【レンズ】○100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】蔵王馬の背
【種名】アマツバメ+,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ホシガラス5,ハシボソガラス,ウグイス,アカハラ,イワヒバリ,キセキレイ,ビンズイ,アカウソ♂♀(10科13種)
【メモ】6月26日はガスで何も見えず,不帰の滝付近の鳥を探したが何もおらず,コマクサを撮影して終了,帰りにお釜ピザを食べ,キセキレイが餌を運んでいるのを撮影し,青根温泉でお湯につかって帰った。8月7日はイワヒバリを探してお釜付近を歩き,やっと成鳥1羽を2度見つけたが写真を撮るには至らず,チョウゲンボウが飛び回っていたので,イワヒバリはすぐ隠れたりとチャンスがなかった。7月16日はAさん夫妻とイワヒバリを探したが,時間切れで帰り,あとでちょっとだけイワヒバリが出たと教えてもらう。ということで,イワヒバリについては,たくさん繁殖しているかと思えばそうでもないということがわかった。確かに馬の背付近で繁殖しているイワヒバリは,これまででは明らかに2ペアは確認したことがあるが,それ以上は見たことがない。
 さて,7月16日だが,最初にリフト付近に行ったら,ホシガラスが5羽いて,錆びた旧リフト施設の上に集まっていた。それから山形側にリフトに沿って降りていった。リフトの近くにカヤクグリが鳴いていて,そのまた近くにアカウソペアがいた。アカウソは,この時期,この場所では初めてだった。ビンズイは以前より番の数が減っている印象を受けた。以前なら至る所にビンズイがいたと記憶している。
【写真】
  
■コマクサ/旧腹帯分校近くのキセキレイ/お釜から蔵王町・白石方面/
  
■お釜の上を飛ぶアマツバメ/霧が尾根筋を流れ下る/リフト小屋の屋根の上のホシガラス
  
■全部で合計5羽が旧リフト小屋や赤く錆びた旧リフト施設の上に集まっていた。
  
■ホシガラス/かわいいカヤクグリが旧リフト鉄塔近くにいた
  
■アカウソのペア
  
■ビンズイ幼鳥/ビンズイ成鳥/アマツバメの群れ


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2015年10月12日(月)蔵王エコーライン

2015年10月12日 | 宮城蔵王
■2015/10/12(月)10:27-15:23【天気】宮城蔵王晴れ山形蔵王曇り時々晴れ
【場所】エコーライン
【種名】ホシガラス3(1科1種)
【メモ】今日は家族サービスで蔵王に紅葉を見に行った。前回から2日しか過ぎていなかったが,不動滝から上は紅葉が盛りで特に澄川辺りの紅葉はとても美しかった。今日あたりは早朝に行けば渡りの小鳥を見られたかもしれなかったが,自宅を出たのが9時過ぎだったので,紅葉を楽しむ他なかった。ワシタカも上空を注意しながら行ったが全然見つけられず,かろうじてホシガラスが3羽飛んで行ったのを見ただけだった。山頂付近は雲があまりなく,ハイラインを行けばお釜もきれいに遠くから見ることができたと思うが,何しろ行くのが遅かったので,駐車場に着くまで1時間以上おそらくかかるような渋滞だったので諦めて,山形蔵王に下り,ライザワールドで昼食を取り,途中物産館に寄って,山形道経由で帰仙した。
【写真】
  
  
■エコーライン沿いの紅葉


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2015年10月10日(土)宮城蔵王

2015年10月11日 | 宮城蔵王
■2015/10/10(土)7:16-10:01【天気】刈田岳付近曇り時々強風,他は晴れ
【場所】青根,エコーライン・ハイライン・馬の背(一部)
【種名】ハヤブサ成鳥1(青根),ホシガラス8+,ハシブトガラス2,シジュウカラ3,ハクセキレイ1,カワラヒワ3+,マヒワ10+(5科7種)
【メモ】出勤する前に散歩で,蔵王の峰々に雲一つない日がある。そういう時に行ければよいのだが仕事があるからそうも行かない。今回の連休は,天気予報を見て,また連休のスケジュールと照らし合わせて,初日に行くことにした。
 これまで,この時期はアトリとマヒワが馬の背付近を宮城県側から山形県側に渡る様子を観察してきた。今日はリフト合流地点付近で9時過ぎまで1時間以上待ったが,晴れる見込みがなく,鳥の声も全くしなかったので下山し,最初に駒草平展望台に上がって,不帰の滝,三階滝,振子滝など見つつ,紅葉の風景を撮影していた。風が半端ではなく,離れている不帰の滝のしぶきがここまでやって来るほどで,観光客もすぐ景色を見て展望台から降りていった。強風でまず自分自身が飛ばされないようにしなくてはいけないくらいなので,カメラは手ぶれどころではない。そうこうしているうちに,眼下にホシガラスが2,3羽飛び始めた。そのうち1羽が距離はあるが展望台の真下やってきた。また,2,3羽が不帰の滝の前を何度も飛んだりし,なかなかの風景だった。マヒワの小群も何度か飛んでいたが,何しろ被写体が小さいのと,距離が遠くてピントが合わず強風,しぶきで写真は全然だめだったが,十分に楽しめた。
 それから賽の河原まで行くと,ここでもホシガラスがいた。カワラヒワが数羽遠くを飛んでいた。シジュウカラが目の前に飛んできたが風にあおられて妙にゆっくりだったのが面白かった。
【写真】
  
■リフト三叉路付近のアオノツガザクラとコケモモ/ヤマハハコ/ナナカマド
  
■調べ中/紅葉の宮城蔵王
  
■紅葉/ヤマハハコ
  
■紅葉の山肌/展望台直下のホシガラス/ホシガラス
  
■ホシガラス/展望台からの絶景
  
■不帰の滝/コマクサ/カワラヒワ


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