私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

名取川河口、ヒドリガモの群れに混ぜてもらっているアメリカヒドリガモ

2008年2月11日(月)磯浜,釣師浜,新地漁港

2008年05月09日 | 磯浜漁港
■2008/2/11(月)13:00-13:00【天気】晴れ
【場所】磯浜漁港,釣師浜,新地漁港
【種名】ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,マガモ,カルガモ,ヒドリガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ビロードキンクロ,シノリガモ,ミサゴ,トビ,シロチドリ,ミユビシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,ワシカモメ,アラスカシロカモメ,カモメ,ウミネコ,ツグミ,ハシボソガラス(9科25種)
【備考】今回ブログの記事が遅れていたのは,小型シロカモメの識別でいろいろ調べていたからだ。最初見たときは,典型的なアラスカシロカモメの第1回冬羽と思っていたのだが,アイスランドカモメの第1回冬羽の可能性もあると考えた。最終的に識別についてご教示を仰ぎ,アラスカシロカモメとした。以前,北海道の鵡川で見たアラスカシロカモメ(上のシロカモメ写真右端)に頭の形や嘴,それとやはり全体の印象が,によく似ている。足が短く初列がかなり長いのは決定打にはならない。ただこの個体は,普通のシロカモメをただ小さくした小型ではなく,アラスカシロカモメの特徴をよく備えていると思う。ちなみにこのシロカモメは首のところに網か釣り糸で傷つけたらしく,皮膚が若干出ていたが,写真のようにかなり元気そうだったのが何よりだった。いつもご教示をお願いしては,懇切丁寧に教えていただいている。感謝申し上げたい。
【写真】
  
■水浴びするアラスカシロカモメ第1回冬羽,普通のシロカモメとは全く形態が異なる。翼が長く,足が短く,頭が丸く,目が大きい。
  
■昔飼っていた秋田犬みたいな顔でかわいい。もう少し嘴が短く,黒っぽく,頭が少しだけ斜めだったらよかったのにと思う。
  
■翼を広げたところ
  
■こうして見るとやっぱりアラスカシロカモメに見える。


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2007年12月31日(月)釣師浜

2008年01月27日 | 磯浜漁港
■2007/12/31(月)9:40-10:10【天気】曇り時々晴れ
【場所】釣師浜・新地漁港
【種名】(科種)
【備考】天気が悪く,河口付近のカモメの個体数も少なかった。とりあえず,近づいてちょっとの間見ていたら,シロカモメの第1回冬羽が飛んできて目の前に降りた。これはラッキーと思っていると,オオセグロカモメ,ワシカモメ,セグロカモメ,それにカモメが一緒に並んで渚にいたので撮影した。これは大型カモメ3種のなかなか分かりやすい写真だ。シロカモメは盛んに水を飲んだり羽繕いをしていた。強風で渚に出ると羽毛が逆立つ。大きさは他の大型カモメよりもずいぶん大きく見えた。そのうちパッとカモメが飛んだと思ったらハヤブサのお出ましだ。自分の周りを砂浜すれすれに飛んでカモメを追い散らし,川の岸に降りて水を飲んだり,水浴びしたりしていた。
【写真】
  
■シロカモメ第1回冬羽,ウミネコと比べるとずいぶん大きい/セグロカモメ成鳥冬羽/ワシカモメ第3回冬羽?とシロカモメ
  
■シロカモメ第1回冬羽
  
■左からオオセグロカモメ,ワシカモメ,セグロカモメ各成鳥冬羽,それからカモメ第1回冬羽,顔つきがそれぞれおもしろい。/ハヤブサ若鳥(成鳥に近い)


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2007年12月1日(土)・8日(土)釣師浜

2008年01月04日 | 磯浜漁港
■2007/12/1(土)10:30-11:15,8日(土)11:00-12:00【天気】晴れ,曇り
【場所】釣師浜
【種名】ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ(1科6種)
【備考】釣師浜(福島県だが宮城県のすぐとなりということで)10月は2回,11月は2回,12月は1日,8日と通い,上記以外のカモメを探したがアウトだった。しかし,セグロカモメについては成鳥夏羽,幼羽,第1回冬羽,第4回冬羽,成鳥冬羽を見ることができた(関東以西ではやたらいるが,宮城県内はやたらいるわけではない)。かなり小さい個体や,足の短い個体やらいろいろ見ることができたのは収穫だった。
【写真】
  
■ワシカモメが喉を膨らませて威嚇の姿勢でやってきた。おお,どうしたと思っていたら,オオセグロカモメがものすごい形相で迫ってきている。そばにいたもう1羽のワシカモメは,空威張りの哀れなワシカモメをちらっと見ているようでもあった。
  
■ワシカモメ成鳥冬羽/ワシカモメ成鳥冬羽/セグロカモメ第4回冬羽
  
■カモメ第2回冬羽/オオセグロカモメ第2回冬羽/オオセグロカモメ第1回冬羽飛翔
  
■セグロカモメ成鳥冬羽/釣師浜のカモメ類の群れ。灰色の背のカモメはワシカモメ,セグロカモメ
  
■コチョウゲンボウ成鳥♂,ミサゴ,ノスリ(鳥の海周辺で撮影)


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2007年11月17日(土)磯浜・釣師浜・新地漁港(写真続き)

2007年12月31日 | 磯浜漁港
■2007/11/17(土)12:40-14:25【天気】晴れ
【場所】磯浜・釣師浜・新地漁港
【写真続き】
  
■水浴びでは上に飛び上がり,また着水し,水浴びする行動がよく見られる/典型的なワシカモメ成鳥冬羽,成鳥冬羽で嘴に黒斑がある個体も多い。右はオオセグロカモメ第1回冬羽
  
■ワシカモメ第4回冬羽と成鳥冬羽/ワシカモメ成鳥冬羽/ワシカモメ第4回冬羽
  
■ワシカモメ成鳥冬羽/第3回冬羽/第4回冬羽
 


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2007年11月17日(土)磯浜・釣師浜・新地漁港

2007年12月31日 | 磯浜漁港
■2007/11/17(土)12:40-14:25【天気】晴れ
【場所】磯浜・釣師浜・新地漁港
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ヒメウ,アオサギ,マガモ,カルガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ミユビシギ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,ハクセキレイ,イソヒヨドリ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(11科30種)
【備考】前回は,セグロカモメの夏羽を見て,ちょっと驚いたが,今回は同じセグロカモメでも見た目や大きさが違いのある個体を多く見ることができた。ワシカモメも各世代がいる上に個体数が多く,例年多くなっているような気がする(カウントをしたわけではないので)。学生時代はシロカモメやワシカモメを県内で見ることはまずなかったが,今のように真面目に(笑い)カモメ類を見ていなかったためだろう。釣師浜は小さな川だが砂子田川が流れ込んでいるために,カモメ類が水浴びするのに最適な場所だ。砂浜と真水が流れ込む浅い川,これがカモメたちにとっては絶好の場所なのだろう。県内,県外も含めてカモメ類が多く集まっている砂浜はこんな環境が多い。
【写真】
  
■羽が傷ついて飛べない瀕死のウミネコに盛んにちょっかいをかけるハシブトガラス。ウミネコの尾羽に噛みついて引っ張り回していた。近くの浜にはウミネコの大群がいるにもかかわらず,彼らはいっさい関心がなかったようだ。/磯浜のクロガモの群れ/釣師浜から磯浜の座礁船を遠望
  
■一見カナダカモメ風だが,背の色が明らかに違うセグロカモメ成鳥冬羽/ウミネコの群れ,奥はワシカモメ/新地漁港のミユビシギ
  
■新地漁港のミユビシギ/オオセグロカモメ成鳥冬羽の飛翔/セグロカモメ成鳥冬羽の水浴び
  
■やや小型の典型的なセグロカモメ成鳥冬羽/誰もあまり見向きもしないトビだが,砂浜でとても堂々とした風情だったので撮影した/ワシカモメ成鳥冬羽の典型的個体
  
■身体の大きさがウミネコより多少大きいくらいのセグロカモメ/後ろのオオセグロカモメと比べると明らかに小さく,嘴も小さいセグロカモメ成鳥冬羽/小さい個体のアップ写真
  
■ワシカモメ成鳥冬羽で下嘴の中間部があまり太くない個体だが,もっと細い個体(♀型)もいる/ワシカモメとオオセグロカモメの水浴び/ワシカモメ第4回冬羽


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2007年10月14日(日)磯浜,新地漁港,釣師浜

2007年11月22日 | 磯浜漁港
■2007/10/14(日)11:10-11:40【天気】
【場所】磯浜,新地漁港,釣師浜
【種名】ウミウ,オオセグロカモメ,セグロカモメ成鳥夏羽,ウミネコ,ユリカモメ(2科4種)
【備考】この日は今季初めて鳥の海周辺田圃でミヤマガラス50+を見た。2週間前はほとんどオオセグロカモメの群れだったが,ウミネコの数が前回より多少多かったが,やはりほとんどオオセグロカモメだった。その中に,すぐ目についたのが,この時期にしては珍しい夏羽の個体がいた。セグロカモメかそれともモンゴルか,帰宅してからいつものようにメールで識別をお願いしたところ,セグロカモメの夏羽ということだった。オオセグロカモメやワシカモメの夏羽は1,2月頃から見られるようになるが,セグロカモメの夏羽個体を見る機会はこれまでなかった。それで時期夏羽というとモンゴルかというように考えたのだが,違っていたようだ。幼羽は今年生まれてから,第1回冬羽になるのだが,その時期は,けっこう個体差があるのが観察しているとわかる。台風の日に遭遇したアカエリヒレアシシギの群れも,同じ群れで飛んできているのだが,幼羽から冬羽になる換羽の程度の違いが明らかだった。前回の観察では,幼羽といえば全部幼羽だったが,今回は幼羽の中にも肩羽に第1回の冬羽が幼羽に重なるように生えてきている。そういえばアカエリとか,ミユビシギも肩羽あたりから冬羽が始まっているようだ。オオセグロカモメの肩羽は,幼羽の褐色部分が多いべたっとした感じの羽から,真ん中が褐色の線模様あるいは型くずれした碇模様になっている。こういう変化がカモメ類はよく観察できるのでおもしろいと思う。生まれてから,成鳥になるまでの換羽のサイクルというのは実に興味深いものがある。それで同じオオセグロカモメでも全部違うので何度,見てもおもしろいというわけだ。しかも,これって何?というわけのわからないのもいるのは,とても楽しいものだ。
【写真】
  
オオセグロカモメ成鳥冬羽/第1回冬羽/肩羽が茶っぽい灰色の羽になっているが,第1回冬羽。初列風切が焦げ茶。
  
第1回冬羽と第4回冬羽/第1回冬羽,初列風切が茶褐色/第4回冬羽
  
3個体ともすべて第4回冬羽
  
左端の個体は成鳥冬羽,他の2個体が第4回冬羽
  
2個体とも成鳥冬羽/どちらも今年生まれだが,画面左の個体の方が冬羽への換羽が早い。右は肩羽に第1回冬羽が見える。/幼羽。同じく肩羽に冬羽が出てきている。
  
第1回冬羽/幼羽で肩羽に冬羽が生えてきているのがわかる
  
実は初めて見たセグロカモメの成鳥夏羽。カモメの夏羽を見たときもびっくりしたが,これもびっくり。


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2007年10月2日(火)磯浜・釣師浜

2007年11月17日 | 磯浜漁港
■2007/10/2(火)11:20-12:20【天気】曇り
【場所】磯浜,釣師浜
【種名】オオセグロカモメ,ウミネコ(1科2種)
【備考】そろそろ大型カモメが南下する季節ということで,蒲生から磯浜,釣師浜に行ってみた。オオセグロカモメの群れがほとんどで,ウミネコの数より多かった。この時期のオオセグロカモメは,冬羽に移行しているが,今年生まれの個体はまだ幼羽のままのものも多く見られる。
【写真】
  
■暗色型の幼羽で右の2個体と比べると羽縁の白い部分が少なくなっている。
  
■どちらかというと暗色タイプの幼羽/幼羽の飛翔/鳥の海で撮影したセグロカモメの幼羽。オオセグロカモメ幼羽では初列風切の羽縁が薄い褐色だが,セグロカモメでは濃い焦げ茶色。
  
■全部,第2回冬羽だが,個体差がかなりある。
  
■第3回冬羽と幼羽/第3回冬羽/第4回冬羽
  
■全部成鳥冬羽だが,左端の個体は顔がだいぶ黒い。


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2007年1月21日(日)磯浜,釣師浜

2007年01月24日 | 磯浜漁港
■2007/1/21(日)10:00-12:00【天気】晴れ,波高し
【場所】磯浜漁港,釣師浜,新地漁港,水神沼
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ヒメウ,ダイサギ,アオサギ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホオジロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,ビロードキンクロ成鳥♂2♀2若鳥♂1,シノリガモ,ホオジロガモ,トビ,ミユビシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ツグミ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科36種)
【備考】天気が良かったので,鳥の海・磯浜方面にカモメ類を見に出かけた。橋の上を通過する際,釣師浜を見るとカモメの群れがいたので,まず新地漁港に向かった。ミユビシギ,ハジロカイツブリ,スズガモを見て釣師浜の端から端まで歩きながら,カモメ類を観察した。シロカモメはいなかったがワシカモメやオオセグロカモメの何世代かの個体がいた。海を見るといつもは磯浜寄りにいるクロガモの群れが釣師浜の前面海面にいる。漁船が多く出ていて,頻繁に沖を航行しているので,海ガモたちは比較的海岸近くにいたようだ。とは言っても距離はだいぶ遠い。スコープで見るとすぐにビロードキンクロの♀がいるのが見えた。よく見ると,3羽で行動しており,成鳥♀,成鳥♂,それにスコープでないとわからないが♂の若鳥だった。別の手前の方には,やや褐色で色が薄い♀1羽と,♂1羽のペアがいた。もう少し近いと,ビロードキンクロらしく写真が撮れるのだが何分遠かったので仕方がない。ビロキンといえば,納沙布岬の崖下で見た群れを想い出すが,かなりの数の変な顔がわずかな開氷面にひしめいていた。中には寝ている間に氷に足が埋まってしまったのか動けないでいる情けないビロキンもいた。今日の釣師浜前面海面は,コオリガモやコケワタガモがいないだけで,クロガモ・ビロキン・シノリガモ・ホオジロガモと冬の北海道では普通種のカモたちが一カ所で見られ,何となく得をした気がした。流氷の状況を見ながら2月に25年ぶりに納沙布,羅臼に行く予定なので,何となくそんなイメージで海を見ていた。海がせり上がって見えないのは北海道とは違うところだ。昼はパピハウス2号店のモッツアラレピザを食べたが,いつものようにおいしかった。帰りに水神沼に寄り,何か別なものはいないかと探したが,いつも通りの種類だった。この後鳥の海に向かった。
【写真】上の写真はビロードキンクロ成鳥♂の飛翔
  
■3羽いたうちの1羽。羽ばたきの様子。初列風切・次列風切,そして特に3列風切の様子がよくわかる。右端の写真は何か餌になるものをくわえているが,これ何?
  
■3羽のミユビシギ。それぞれ羽色,模様,嘴が違う。真ん中の個体は嘴がやや変形している。
  
■3番目のミユビシギ/嘴変形ミユビシギ/防波堤の上に1羽いたところへもう1羽がやってきたのに対し,威嚇し追い回していた。
  
■姿勢を低くし背中の羽根を逆立て,追い回す。なかなかおもしろいシーンだった。
  
■ワシカモメ第1回冬羽。身体全体がほぼ一様な色系統をしている。/雨覆,三列風切,尾羽がまだ褐色がかる。嘴も黒い部分が多く,嘴の黄色い部分も成鳥に比べると薄い。
  
■ワシカモメ成鳥冬羽。嘴に黒い斑があるが,赤い斑が大きく明瞭。/初列風切(推進力),次列風切(揚力),三列風切(翼と本体とのつなぎ)の様子がよくわかる。初列風切の羽軸は中心からそれているため,打ち下ろせば前に進む。
  
■オオセグロカモメ第4回冬羽/オオセグロカモメ第4回冬羽→夏羽/オオセグロカモメ成鳥冬羽
  
■オオセグロカモメ成鳥冬羽→夏羽/それぞれの世代がいるオオセグロカモメ/ユリカモメ成鳥冬羽(小さい!)とオオセグロカモメ
  
■ビロードキンクロ♀成鳥・やや茶ぽい♂若鳥・成鳥♂/♂若鳥・成鳥♀,♂は潜水中/成鳥♀
  
■シノリガモとクロガモ/ハジロカイツブリ冬羽/スズガモ♂♀


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2006年11月3日(金)・5日(日)磯浜・釣師浜

2006年12月05日 | 磯浜漁港
■2006/11/3(金)12:00-13:30,11/5(日)11:00-12:00【天気】晴れ
【場所】磯浜漁港,釣師浜
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,ウミウ,ヒメウ,マガモ,カルガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ユリカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,ウミネコ,ハクセキレイ,イソヒヨドリ(6科16種)
【備考】鳥の海から磯浜・釣師浜へ移動した。クロガモはまだ見ることができなかった。カモメ類はシロカモメとカモメを除き,いつもの種類が揃っていた。ワシカモメは第4回冬羽が1羽だけだったが,セグロカモメはいつもよりは少し多かった。今回の写真は種間の違いや年齢による違いがわかるように撮影した。
【写真】
  
■ウミネコ第3回冬羽,セグロカモメ,オオセグロカモメ各成鳥冬羽/ワシカモメ第4回冬羽とセグロカモメ成鳥冬羽の飛翔形
  
■セグロカモメ成鳥冬羽/オオセグロカモメとセグロカモメ成鳥冬羽/ワシカモメ第4回冬羽
  
■P10がほとんど見えないセグロカモメ成鳥冬羽/オオセグロカモメ第1回,第4回,成鳥冬羽/オオセグロカモメとセグロカモメ成鳥冬羽
  
■オオセグロカモメの着地(一等賞!)/オオセグロカモメ第1回冬羽,加えては放り投げて遊んでいるように見えた。/3種います。
  
■スマートなセグロカモメ成鳥冬羽/セグロカモメ成鳥冬羽左右同一個体
  
■オオセグロカモメ第2回冬羽と成鳥冬羽/第2回冬羽/第1回冬羽
 
■新地漁港のコサギ


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2006年11月12日(日)磯浜漁港・新地漁港,釣師浜

2006年11月12日 | 磯浜漁港
■2006/11/12(日)13:30-14:00【天気】曇り時々晴れ,小雨
【場所】釣師浜,新地漁港,磯浜漁港
【種名】ヒメウ,コサギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒドリガモ23,クロガモ48(4科7種)
【備考】この日は翌日の出張の下見ついでの探鳥だったが,釣師浜と新地漁港は全然だった。釣師浜のカモメ類は数も少なく,2種のみ。しかも,いつもと違い,警戒心が強く,かなり遠いのにさっさと飛んで行ってしまった。この浜はサーファーや散歩の人たちが多いので,もしかしたらよほど怖い目にあったのかもしれない。ということで磯浜漁港に行ったがここも何もいない。海浜公園の前面海面を見ると,釣り人のすぐ目の前にクロガモの群れが浮かんでいる。いつものクロガモの波乗りの光景で,今季の初認だ。さらに見るとそこから沖の方にへ目をやるといくつかのの群れがいた。4から12,3羽のグループになっていて,♀や若鳥は数が少なかった。♂の若鳥は成鳥♂のような黄色いこぶはないが,よく見ると少し平らに盛り上がっていて,周囲に黄色い部分があるのがわかる。♀は若鳥に似ているが,若鳥も成鳥もこぶや黄色い部分はない。写真でもわかるが成鳥♂の初列・次列風切りの裏面はやや淡く光に反射すると白く見える。舌は薄いピンク色で,口を大きく開けるとあごが外れたように大きくなる。それで大きい獲物も飲み込めるのだろう。ところで,貝など飲み込んだ後はやはり砂嚢で擂り潰すのだろうが,やはり人間業ではない。ビロキンがいないかと探したがヒメウしかいなかった。遠くに翼鏡が白く見えのがいたのですかさず撮影したが,拡大するとただのヒメウだった。
【写真】
  
■クロガモの群れ/若鳥♂が混じる/口を開けているクロガモ
  
■初列風切りが光を反射して淡く見える
  
■真ん中の写真では初列の裏はほとんど白く反射している/遊んでいるのか,争っているのか,よく見る光景だ。


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2006年3月19日(日)磯浜・釣師浜

2006年03月22日 | 磯浜漁港
■2006/3/19(日)14:30-16:00【天気】晴れ,強風
【場所】磯浜,釣師浜
【種名】ハジロカイツブリ12,ウミウ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,クロガモ8,トビ,オオバン,シロチドリ3,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ第1回冬羽1・第2回冬羽2・第4回冬羽から夏羽移行中1・成鳥夏羽1(計5),カモメ,ウミネコ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス(11科18種)
【備考】磯浜にあるピザ屋さん「ぱぴハウス」にピザを食べに行ったついでに鳥も見た。磯浜漁港内は特に何もおらず,海上にはクロガモとハジロカイツブリの小さな群れがいた。新地漁港はミユビシギがおらずカモメ類だけだったが,釣師浜は工事が終わったらしく,まっすぐになった河口でオオセグロカモメを中心にたくさんのカモメ類が水浴びしていた。浜にはいつものようにたくさんのカモメ類が群れていた。また渚と堤防の中間あたりの砂浜にうずくまって強風をしのいでいるオオセグロカモメの群れもいた。シロカモメはついに今シーズンこのフィールド(磯浜~新地漁港)では観察することはできなかった(鳥の海では見たが)。強風で砂塵が舞い,海と渚,砂浜の境界が見えない状態だったが,かえってよい写真が撮れた。
【写真】
  
■渚から飛んでくるカモメ類とランディングしたユリカモメ
  
■ワシカモメ成鳥夏羽/同第4回冬羽から夏羽へ移行中個体
  
■ワシカモメ第2回冬羽/同第2回冬羽/同第1回冬羽(計5個体)
  
■オオセグロカモメ第1回冬羽から夏羽移行個体/カモメ成鳥冬羽と第2回冬羽/カモメ成鳥冬羽


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2005年10月1日(土)磯浜・釣師浜

2005年11月16日 | 磯浜漁港
■2005/10/1(土)9:30-10:00【天気】曇り
【場所】磯浜,釣師浜,水神沼
【種名】カイツブリ,ウミウ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,コガモ,ミサゴ,トビ,オオタカ若鳥1,キジ,オオバン,トウネン幼羽4,ミユビシギ54,オオセグロカモメ,ワシカモメ幼羽1,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ♂♀,カワラヒワ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科28種)
【備考】鳥の海から磯浜・釣師浜に行った。釣師浜ではミユビシギ54羽+トウネン4羽の群れが波打ち際で採餌していた。河口には大型カモメ類が群れていたので行ってみると,1羽だけパターンが違う幼羽がいる。全体的にもわーっとしたコントラストのないワシカモメだ。例えて言えば,絵の具で塗ったものに水で更に薄めて塗った感じ。ワシカモメに特徴的なパターンである。そのうちミユビシギとトウネンの群れが目の前にランディングして,採餌を始めた。一斉に更新する様は実におもしろい。何度もこの場所が気に入っているのが,飛んでは降りるのを繰り返していた。おかげで,こんな写真が撮影できたのである。
【写真】
  
■オオセグロカモメ成鳥冬羽と幼羽/オオセグロカモメ成鳥冬羽/オオセグロカモメ第1回冬羽と成鳥冬羽,ワシカモメ幼羽
  
■ワシカモメ幼羽/オオセグロカモメ幼羽とワシカモメ幼羽(奥)
  
■ウミネコ第2回冬羽と成鳥冬羽/トウネン幼羽
  
■トウネンとミユビシギの群翔
  
■ミユビシギのランディング/成鳥夏羽から冬羽移行個体/トウネンとミユビシギ(成鳥と幼羽混群)


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2005年9月2日(金)磯浜・釣師浜

2005年09月06日 | 磯浜漁港
■2005/9/2(金)8:25-9:15【天気】晴れ
【場所】磯浜,釣師浜,水神沼
【種名】ウミウ,ゴイサギ,ダイサギ,チュウサギ,アオサギ,カルガモ,トビ,チョウゲンボウ♀,シロチドリ成鳥♂夏羽2♀夏羽3幼羽52,メダイチドリ幼羽2,トウネン幼羽2,ミユビシギ3(夏→冬2,かなり夏羽1),オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ♀,イソヒヨドリ♂♀,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(16科23種)
【備考】磯浜から釣師浜にかけて計64羽のシギチ混群を観察した。圧倒的にシロチの幼鳥が多かった。釣師浜のカモメ類は,まだウミネコが多く,オオセグロカモメは少なかった。水神沼は何もいなかった。松川浦まで行く予定だったが時間の関係で新地漁港で引き返した。
【写真】
 
■釣師浜のシロチドリを中心とした群れ。他にミユビシギ,トウネン,メダイチドリが混じっていた。


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2004年4月~2005年3月磯浜漁港

2005年05月29日 | 磯浜漁港
■ 3/27(土) 9:00-11:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、クロガモ37、オオバン、 ミサゴ、トビ、トウネン1,ハマシギ8、ミユビシギ18、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科27種)
【備 考】 水神沼はガンカモ類は全ていなかった。新地漁港のシギチ、大型カモメ類は前回とほぼ同じだった。トウネンが1羽、ミユビシギの群れに混じっていた。ワシカモメの第1回冬羽個体は前回と同じ個体だろう。シロカモメは2羽見られるが、今回はより白い個体の方だった。冬羽後期の個体でかなり全体が白くなっている。

■ 2/5(土) 14:00-16:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、 ヒメウ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ミサゴ、トビ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科33種)
【備 考】 最初に釣師浜に行ってカモメ類を観察したが、オオセグロとカモメしかいなかった。それから新地漁港に行くと、ミユビシギ、ハマシギが船着き場の藻をしきりに食べていた。カモメ類も防波堤に多く止まっていた。だいたいここにいるのが、釣師浜やその全面海面、磯浜漁港やその前面海面を行ったり来たりしているらしかった。防波堤の上にそれとすぐわかるワシカモメの第1回冬羽がいた。2mくらい近寄っても全然逃げようともせず、のんびりしている。おかげで肉眼で特徴をよく観察することができた。シロカモメも同じ第1回冬羽だが、冬羽後期のかなり白い個体や、ややバフ色の個体の2羽がいた。釣師浜の砂子田川の小河口は浜のだいぶ南に蛇行していて(しょっちゅう流路が変わる)、大型カモメ類はここでよく水を飲んだり、水浴びをしている。海に流れ込む真水の川と砂浜はカモメたちにとって大事な場所なのである。田代島などでは生活排水が流れるわずかな細い流れのところに大型カモメ類がいるし、砂崎でも水産加工場の汚水と行ってよいような流れの先に大型カモメが群れていた。磯浜漁港に戻ると、漁港内にミミカイツブリが1羽魚を捕まえて飲み込もうと努力している最中だった。2,3回逃してはすぐに潜って捕まえ、3分くらいかかって飲み込んだ。帰りはミサゴがクリークでギンブナを捕まえたところを見ることができた。フナが跳ねているところが印象に残った。あの後、フナは連れ去られ、ミサゴのエサとなってしまうのであった。鳥の海はもう遅かったので、一部しか見なかったが、ちょうど干潮で、ハマシギやミユビシギの大群がいた。きちんと見ればかなりの種類個体数が観察できたと思う。

■ 1/1(土) 14:20-14:50 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ケアシノスリ1、ノスリSP1、オオセグロカモメ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科22種)
【備 考】釣師浜には前回よりも少なくカモメが4羽いただけだった。消波ブロックにも全くいなかった。釣師浜から磯浜に戻る途中、ケアシノスリ1とノスリSP1を見た。片方の黒帯に気を取られて、もう一羽の方をよく見なかったのは残念だった。後ろから車が来ていたので減速するのが精一杯で(雪道だったし)、写真を撮れなかったのはさらに残念だった。大型カモメ類が非常に少なくなっていたのが気になった。

■ 12/23(火) 14:30-15:30 晴れ
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ56、オオバン、ミサゴ1、トビ、ノスリ、オオタカ成鳥1、ハイタカ成鳥1、ハヤブサ成鳥1、チョウゲンボウ♀1、コチョウゲンボウ♀1、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科31種)
【備 考】「天気晴朗なれども波高し」で、浜にはカモメ類はあまりいなかった。クロガモの群れが前回よりも多かった。大型カモメが空振りだったが、ワシタカ類が、非常に多く出たのはラッキーだった。

■ 11/28(日) 14:20-15:30 晴れ曇り ワシカモメ第4回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ248+、カンムリカイツブリ1、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ38、オオバン、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ成鳥冬羽1、第3回冬羽1、オオセグロカモメ成鳥冬羽、第4回冬羽、第3回冬羽、第1回冬羽、ワシカモメ第4回冬羽、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科29種)
【備 考】 日曜日の午後ということもあり、大勢の釣り人がいた。漁港周辺は釣り人だらけでいつも北側防波堤を占拠しているをカモメ類は1羽もいなかった。クロガモは漁港隣の浜の前面海面にいた。すぐ近くにハジロカイツブリの2群れがいて、それが合体して波間に浮かび、次々に潜水しては浮上していく様はなかなかおもしろかった。釣師浜のカモメ類は、シロカモメを除く常連がいた。今回は特にセグロカモメをよく注意して見た。足の色、大きさ、嘴の大きさ・形、背の色、初列風切りと尾羽の長さ等である。「普通種を日頃からきちんと見ていればカモメ類の識別はさほど困難ではない」という意味の氏原さんの言葉を実践することにした。波打ち際にたくさん並んでいるカモメを見ているだけで本当にいろんな仕草をするし、カモメ類は本当におもしろい。幼羽、第1回冬羽、第2回冬羽、第3回冬羽、第4回冬羽、そいて成鳥冬羽とまだまだ難しい。また換羽時期についても亜種によって差があるというのも本当におもしろい。この時期、セグロカモメはちょっとスマートに体長が短く全体的に小振りに見えるが、初列風切りが摩耗しているのやこれから生え替わるのとかあるようだ。確かに初列がなければ、体長が小さく見える。それから、初列の先端が黒白の連続だと、たたんでいるときには斑に見えるし、先端が黒で連続していれば、黒に見えるというよく見てみれば当たり前のことがよくわかった。それから、初列の裏面の黒い部分も種類によって大きさが違う。ズグロの方がユリカモメより黒い部分が大きい。それから、嘴の色だが成鳥冬羽では、嘴は赤い部分をのぞいて、全体が黄色っぽくなるが、第4回冬羽では、赤い部分がオレンジ色で黒斑が混じり、黄色いのは嘴の先端部分で規模までは白っぽいようだ。こういう特徴はデジカメで撮ると後でよくわかる。いろいろわからないことだらけだが、それだけカモメ類はおもしろい。

2003年4月~2004年3月磯浜漁港

2005年05月29日 | 磯浜漁港
■2004/3/7(日) 11:30-12:30 晴れ ワシカモメ第4回冬羽1、シロカモメ第2回冬羽1、同第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ8、ハジロカイツブリ182、ウミウ3、ヒメウ2、アオサギ1、ダイサギ2、マガモ+、コガモ+、オナガガモ+、クロガモ48、トビ、ユリカモメ+、セグロカモメ2、オオセグロカモメ++、ワシカモメ第4回冬羽1、シロカモメ第1回冬羽1、第2回冬羽1、ウミネコ3、カモメ+、キジバト3、ハクセキレイ2、セグロセキレイ1、ヒヨドリ5、イソヒヨドリ♂1、ツグミ+、スズメ+、ムクドリ+、ハシボソガラス+、ハシブトガラス+(13科28種)
【備 考】クロガモは2つの群れになって、漁港前の前面海面(かなり遠い)をゆっくり潮に乗って北上していた。釣師浜に着くと、民家の瓦屋根に時々見られるイソヒヨドリのきれいな♂がいた。浜に出てみると河口はいつもより広くなっていて、カモメ類が水浴びをしていた。シロカモメ第1回冬羽とワシカモメ成鳥冬羽が並んで採餌をしていた。そこから50mくらい離れた渚にオオセグロカモメ第1回冬羽、夏羽にまじって、シロカモメの第2回冬羽がいた。第1回と比べると背の色がやや灰青色気味の部分が多く、嘴も第1回のように先端の黒い部分と肉色に部分の境界が明瞭ではない。今日は渚で30分くらいワシカモメとシロカモメの行動を観察していた。ワシカモメというのは田代島でもそうだったが、けっこう好奇心が強く、遠巻きながら人間を左右に動きながら観察している様子が見られた。おにぎりをあげればきっと寄ってきたことだろう。シロカモメの方もあまり人を恐れず、目の前でしきりにサーフィン?していた。ワシカモメは渚でしきりに採餌していたが、シロカモメの方は、休んだり、波が来ると浮かんだり、羽ばたいたりという行動を繰り返していた。
【写真】
  
■ワシカモメ第4回冬羽/シロカモメ第1回冬羽



■ 2/7(日) 11:30-12:30 晴れ ワシカモメ成鳥冬羽1、シロカモメ第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、オオタカ成鳥1、ノスリ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀1、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科31種)
【備 考】 海面は穏やかで、前回同様海上にはあまり鳥影はなかった。クロガモが十数羽、ハジロカイツブリの大きな群れが2つ程度だった。新地では前回磯浜前面海面を飛んでいたシロカモメと同一個体かどうかは不明だが、第1回冬羽個体がいた。近くにワシカモメの成鳥もいた。12/23の2羽のワシカモメとは全然別の個体だった。クロガモの群れがいないのが少々寂しかった。写真データ

■ 1/11(日) 12:30-14:00 晴れ強風、波高し シロカモメ第1回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、チュウヒ、コチョウゲンボウ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀3、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科32種)
【備 考】晴天だったが、強風で波が高く、クロガモの群れは見られなかった。波間にハジロカイツブリの群れや、ミミカツブリが少々いたくらいだった。前回でなかったシロカモメは第1回冬羽個体が飛翔しているのを観察できた。また、いつも大型カモメ類が集まっている河口の形状が変わってしまっていて、水浴びもままならぬ状態になっていた。

■ 12/23(火) 11:30-13:00 晴れ クロガモ500+ ワシカモメ2
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、新地(福島県)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、ノスリ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♀1、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科31種)
【備 考】前回は1羽しか見られなかったクロガモが磯浜の前面海面に群れを作っていた。渚に比較的近く盛んに潜っては採餌していた。 新地の釣師川河口にはワシカモメ2羽がいた。シロカモメはまだいなかったが、年が明ければ見られるかもしれない。

■ 11/8(土) 8:30-10:30 曇り 
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、新地(福島県)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、クロガモ、オオバン、トビ、ノスリ、ハヤブサ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、イソヒヨドリ♂1、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科26種)
【備 考】今シーズン初めて磯浜漁港に行った。クロガモは1羽しか見なかったが、すでに南下しているようだ。釣師川河口(といってもとても小さいが)にシロカモメが来ていないか見にいったが、まだいなかったようだ。