私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2005年5月15日(日)鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■2005/5/15(日)10:30-12:30【天気】晴れ シギチ9種164羽
【場所】鳥の海,松林,周辺田圃
【種名】カイツブリ,カワウ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ(大群),ヨシガモ♂2♀2,ヒドリガモ,ハシビロガモ,スズガモ,トビ,キジ♂,コチドリ4,メダイチドリ16,キョウジョシギ48,トウネン夏羽2,ハマシギ23,ミユビシギ1夏羽,キアシシギ4,オオソリハシシギ43,チュウシャクシギ23,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ♀,ウグイス,センダイムシクイ(S),キビタキ(S),オオルリ(S),アオジ,シジュウカラ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(24科45種)
【備考】この日も(聖和学園薬師堂キャンパス)~サギ~蒲生~鳥の海コースだった。鳥の海には岩沼の海岸線沿いに南下し,10:30に着いた。これから干潮になるのを勘違いして,いつまでも満潮を待っていたら,潮が引いていったのには驚いた(当たり前だが)。防波堤に行くと,キョウジョシギがうじゃうじゃいて,すごかった。足輪のあるのを1つ見つけたので,前回のキアシ足輪と山科鳥研にメールで送った。どちらも右足関節上の金属足輪だった。オオソリとチュウシャクシギは防波堤のカワウ側,端の方にいたが中州の干潟へ移動した。その後は西側干潟の牡蠣の貝殻のかたまりの上に止まり潮が引くのを待っていた。先週いなかったコガモの大群やこの時期時々見るヨシガモも観察できた。
【写真】


■キョウジョシギ♀夏羽/■キョウジョシギ♀夏羽■キョウジョシギの群れ

■キョウジョシギ♂夏羽■キョウジョシギ♂夏羽(足輪あり)■オオソリとチュウシャクシギ


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2005年5月8日(土)鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 2005/5/8(土)12:00-14:30【天気】曇り晴れ,天候不安定 シギチ9種432羽+,コアジサシ18羽+

【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,カワウ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,ハシビロガモ,スズガモ,トビ,キジ♂,コチドリ4,メダイチドリ14,キョウジョシギ18,トウネン夏羽1,ハマシギ178+,ミユビシギ62,キアシシギ12,オオソリハシシギ58,チュウシャクシギ85,ユリカモメ(大群),オオセグロカモメ,ウミネコ,コアジサシ18,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ウグイス,シジュウカラ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(20科40種)
【備考】この日もいつものコースでビール工場のサギのコロニー,蒲生海岸,鳥の海と回った。この日は気温が高く,田植えの真っ最中だが田圃から水蒸気があがって一面ガスがかかっている。鳥の海に着くと気温は著しく低下。鳥の海ラーメンを食べながら店の人に聞いたら,こういう日は大気が非常に不安定になって気温が急激に低下し,風が強くなるということだった。鳥の海の水面からも水蒸気があがり,空には低く雲がたれ込め,風が非常に冷たい。時々日が射すが,すぐに曇ってしまう。中州の潮干狩りの人々も霞んで見える。防波堤に行くと,コアジサシが干潟にいて,盛んに求愛のエサを♀?に運ぶ♂?の姿が多かった。写真を撮ろうと思ったが,何しろガスで,ピントが合わないと来ているので諦めた。まあ,いつものようにほほえましい風景なのだが,簡単にエサを受け入れてくれない♀?が多かった。潮が満ちるまで,待っていると防波堤の上にシギチが集まってきたのでカウントしながら,写真を撮った。干潟が出ているときと,防波堤に集まった時を比べると,チュウシャクシギとオオソリはだいたい個体数は一致する。防波堤の上で一通り休息すると,周辺の田圃に行って採餌し,潮が引くとまた干潟にやってくるというパターンを繰り返している。最初は西側の干潟,潮が満ちてくると東側の干潟,そして防波堤,それから田圃という順だ。メダイやキョウジョシギは海岸付近にいることも多い。定年になって暇になったら,鳥の海ラーメンを食べながら民宿で2週間も暮らし,朝から晩まで1日中シギチを見ていたいと思うのであった。しばらくはかなわぬ夢であるが・・・・。
【写真】


■ハマシギ夏羽■キアシシギ(足輪)■コアジサシ

■オオソリ,ハマシギ,ミユビシギの群れ■オオソリ,ハマシギ,ミユビシギ■キョウジョシギとメダイチドリ


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2005/5/4(水)栗駒

2005年05月29日 | 花山湯ノ倉温泉
■ 2005/5/4(水)9:30-11:00 【天気】晴れ

【場所】栗駒
【種名】オシドリ♂1、シノリガモ♂1♀1、コゲラ2、キセキレイ3、ヒヨドリ4、カワガラス18、ミソサザイ1、ヤブサメ3、ウグイス5、エゾムシクイ1、センダイムシクイ2、キビタキ8、オオルリ3、ヒガラ4、ヤマガラ2、シジュウカラ3、ゴジュウカラ2、キバシリ1、メジロ1、アオジ1(13科20種)
【備考】今年は、連休中に来ることが出来たので、意外と簡単にシノリガモのペアに会えた。5月中旬から下旬は、例年もう少し羽数が増える。ブナ林が渓谷の崖に生える明るい場所で、ゴジュウカラがしきりに鳴いていた。歩いているすぐそばの木から何やら飛んできて、3mくらい離れた折れた古木に止まった。よく見ると久々のキバシリで、撮影するのも忘れてじっと肉眼で見ていた(ついつい日頃見慣れないものを見ると、じっと撮影もしないで見てしまう)。それから隣の木にいどうしたのでカメラを構えると、今度は背後にゴジュウカラがやってきた。これも大きく撮れそうだったので、どっちを撮るか迷っているうちに、両方飛ばれてしまった。後にはキバシリの飛んだ後の木の幹が空しく写っているだけだった。この時期の例年に比べると、キビタキ、オオルリの数が少なかったが、時間帯が10時近くだったからかもしれない。カワガラスは、2羽でディスプレイしているのをたくさん見かけた。しかし、5月の中旬から下旬ともなるとぱったり姿が見えなくなる。営巣のためだ。
【写真】

■シノリガモ♀■シノリガモ♀■シノリガモ♂

■渓流で餌を探す■背伸びして体重移動し、岩を乗り越える■岩に乗った

■ちょっと振り向く■倒木を乗り越える■頭掻き

■♂が♀の採餌場所にやってきたため攻撃する♀


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2005/5/3(火)金華山

2005年05月29日 | 金華山・航路
■ 2005/5/3(火)9:30-15:00 【天気】晴れ

【場所】女川-金華山航路、金華山
【種名】ラインセンサス出現順
① 8:45~ 9:15女川~金華山桟橋
ヒメウ、ウミネコ、ウミウ、ウトウ8
② 9:30~10:00金華山桟橋~二ノ御殿
トビ2,シジュウカラ5、ホオジロ2、オオセグロカモメ第1回夏羽1,ウミネコ++、ウミウ+、ヒメウ+、メジロ6、アオジ2、サンショウクイ2、アオゲラ1、ヒガラ3、ツグミ6、キビタキ♂6、コゲラ3、ヤマガラ4、センダイムシクイ3、ハシブトガラス2、サシバ幼鳥1、ニホンザル成1
③10:10~10:35二ノ御殿~外周路
ツグミ3、シジュウカラ5、センダイムシクイ4、アオジ♂1、シロハラ1、ヒヨドリ4、オオルリ1S、キビタキS、ヤブサメ1、トビ1、ウグイス4、ホオジロ5、ホンシュウジカ成2幼4
④10:40~11:40外周路~大函崎
オオルリ1、トビ1、キビタキ♂4♀3、メジロ8、ヤマガラ1、シジュウカラ2、ヒヨドリ2、ハシブトガラス1、コゲラ1、ホオジロ1、アオダイショウ1、ニホンザル成1
⑤11:50~12:45大函崎・小函崎
オオセグロカモメ++、ウミウ++26番い+繁殖、ウミネコ++、ハクセキレイ2、ヒメウ成23幼4、アビSP、ハシボソミズナギドリ++、ハイイロミズナギドリ++、オオミズナギドリ++
以下タイムのみ
⑥12:50~13:20大函崎~外周路、13:30~14:15外周路~二ノ御殿、14:30~15:50二ノ御殿~桟橋

【備考】今回はコースを二ノ御殿コースにした。山椒峠コースは時間と体力をかなり要するのと、小鳥類が多いホテル跡付近の灌木が復路しか見られないためである。逆に山椒峠コースでは外周路に出るところが「キビタキの照葉樹林」となっていて、ここも捨てがたい。しかし、これからも毎年行くとして、体力と時間とを考えると、大函崎往復の最短コースがよいと判断した。
 女川-金華山航路は往復ともほとんど海鳥の出ない寂しいものとなった。往路でウトウが金華山が近くなってから1回だけ群れが出ただけだった。ホテル跡の沢沿いの灌木では、センダイムシクイ、サンショウクイ、それにサシバの撮影ができた。営林署小屋付近ではツグミが多かった。ヒトリシズカとクリンソウはちょっと早いらしく、全体的に例年より開花が遅れ気味だった。二ノ御殿を下り、せせらぎの森に着くと、キビタキ・オオルリ・センダイムシクイが掛け合いをしていた。ドラムのセンダイムシクイ、ツインギターのオオルリ、キビタキの声にしばらく聞き入っていた。大学時代に大年寺山で聞いたクロツグミ・オオルリ・キビタキ(日本3大鳴鳥)の掛け合いを思い出した。
 外周路から千人沢を少し過ぎたところに照葉樹林が開けたところがあって、そこは1羽のキビタキのテリトリーになっていた。そのエリア内をぐるぐる回りながら枝に止まって鳴き続けるので、撮影は楽だった。メジロの巣があり、何度もそこに出入りしていた。ここで約30分ほどキビタキを撮影した。
 大函崎に着くとウミウが繁殖していた。昨年は、大函崎と小函崎の中間部が営巣のメインだったが、今年は大函崎一帯で、中間部は皆無だった。小函崎から例によって、ヒメウが集まっている岩棚に近づき撮影した。お昼を食べながら外洋を見ると、この時期から見られる「一筋のミズナギドリの道」を次から次へとミズナギドリ類が南下しているのが見られた。EOS20で撮影して、拡大してみると3種類の識別はできる。実際その海域でフェリーから見られるのがそうだから、間違いはないだろう。今回は航路ではミズナギドリ類は全く見られなかった。天候と時間帯が関係していることが多いからだ。一般に海が荒れた16時前後の船で帰ると、かなりの羽数を見ることができる。ただし、船の方に聞いたところ、今年はやや遅いということだった。
 全体的に島の植生は少しずつ回復してきている印象があった。ただし、外洋側のマツ林の状況は悲惨なもので、フェリーから見てもその枯死の様子は明らかだが、実際に林の中を見ると、ほとんど手に負えない状況にあるようだ。
【写真】表題:サシバ幼鳥(胸の縞が縦縞なので)ホテル跡付近


■キビタキ♂■囀り■キビタキ♂

■キビタキ♂■オオセグロカモメ成鳥夏羽のペア■オオセグロカモメ成鳥夏羽

■山椒の木に止まったサンショウクイ■サンショウクイ■センダイムシクイ

■センダイムシクイ■抱卵するウミウ■ヒナを抱く親鳥


■ウミウ成鳥夏羽■ウミウ幼鳥とヒメウ成鳥■ヒメウ成鳥夏羽

■ヒメウ成鳥と幼鳥■サクラソウ科クリンソウ


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2005年4月30日(土)蕪栗沼

2005年05月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■ 2005/4/30(土)14:30-16:30 【天気】晴れ

【場所】白鳥地区、蕪栗沼、南側田圃
【種名】カイツブリ、ダイサギ、チュウダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、トビ、チュウヒ♀成鳥、ケリ2、オオハシシギ1、エリマキシギ♀1♂3、アオアシシギ2、タカブシギ2、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、不明小鳥SP、コヨシキリ(初認)、オオヨシキリ(初認)、シジュウカラ、ホオアカ(初認)、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ8、ハシボソガラス、ハシブトガラス(19科32種)
【備考】蕪栗沼は風は多少あったが暖かく、半袖で十分だった。南側駐車場をスタートして半周コースを取った。オオヨシキリやコヨシキリが鳴いており、葦原の中で聞いたことがない小鳥の声もした。姿も見えず結局、不明とした。蕪栗沼に着くと、なんと全然いない。亜種ダイサギが2羽いるくらい。シギチはどうしたとよく見れば、真ん中あたりにちょっといる。白鳥地区には亜種チュウダイサギとタカブシギ2羽がいたくらい。ケリはいつもの場所にいた。蕪栗沼も6月にかけていよいよおもしろくなる。
【写真】

越流堤の脇に咲いていた天然のボケ(木瓜)バラ科 Chaenomeles speciosa


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2005年4月30日(土)伊豆沼

2005年05月29日 | 伊豆沼・内沼
■ 2005/4/30(土)12:30-13:30 【天気】晴れ

【場所】伊豆沼獅子鼻、内沼浄土、伊豆沼中、伊豆沼新田
【種名】カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、ヒシクイ、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、ハヤブサ若鳥1、ツルシギ成鳥夏羽21、キジ♂1♀1、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (20科30種)
【備考】伊豆沼、内沼とも薄茶色に濁った水で3月に来たときよりは、水位はやや低かったが、干潟は全然出ておらずシギチは期待薄だった。新田でツルシギの群れ21羽が休息中で、頭部と頸部が真っ黒い成鳥2、冬羽から夏羽へ移行中の個体1、その他は黒白部分が目立つ1年目夏羽か♀個体が多かった。
【写真】

 
ヒシクイとツルシギ夏羽の群れ 新田キジ♂ 伊豆沼中
 
ツルシギ夏羽の飛翔ツルシギ夏羽(1)
 
ツルシギ夏羽(2)ツルシギ夏羽(3)


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2005年4月2日(土)伊豆沼

2005年05月29日 | 伊豆沼・内沼
■4/2(土) 13:30-15:00 【天気】晴れ

【場所】新田桟橋鴨池
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、ヒヨドリ、エナガ、ベニマシコ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 11科21種)
【備考】鴨池しか見なかったが、ハシビロガモをかなり近く見ることができた。ベニマシコはまだ残っていた。


2005年4月24日(日)鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 2005/4/24(日)9:00-14:00 【天気】晴れ 満潮へ シギチ総数8種116種

【場所】鳥の海、海岸
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、スズガモ++、ホオジロガモ、カワアイサ、ミサゴ1、トビ、コチドリ2、メダイチドリ夏羽24、ハマシギ4,オバシギ夏羽5、ミユビシギ冬羽2、オオソリハシシギ夏羽31、ホウロクシギ2、チュウシャクシギ46、ユリカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ノビタキ♀2、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (22科45種)
【備考】またしても、潮干狩り+シギチの観察に行った。潮が引いていて、西側干潟にシギが集まって採餌していた。昼食後、東側干潟に行き、防波堤上のシギチを観察した。まだオオソリとチュウシャクが例年通りメインで、種類数はまだ多くなっていない。オバシギ5羽はこの時期多少珍しいかもしれない。
【写真】
  
防波堤上のオオソリハシシギ夏羽♂と♀/同オオソリとチュウシャクシギ
  
蛎殻からカニを探すチュウシャクシギ/この後、粘ってついにゲット


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2005年4月17日(日)鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 4/17(日)6:00-7:30 【天気】晴れ、満潮

【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】 カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミサゴ2,トビ、ハヤブサ成鳥♂1♀1、キジ♂1、オオバン、コチドリ成鳥夏羽3,メダイチドリ28、ムナグロ1,ハマシギ1,ミユビシギ2、ユリカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ第1回冬羽から移行中個体1、カモメ、ウミネコ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ(渡り)、モズ、ノビタキ♂3♀5、ツグミ、ウグイス(囀り)、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (28科54種)
【備考】干潮は午後からだったが、お昼頃から定義へ三角あぶらげを食べに行く予定だったので、5時すぎに起きて、鳥の海に行った。東部道路の延長区間沿いのクリークに沿って、ノビタキが見られた。運転席のドアのすぐ脇のヨモギの枯れ枝に止まっていた♂が一番近かったが、何しろ近すぎて撮れなかった。肉眼で15秒ほどじっくり見ることができた。それから鳥の海の外周路を運転しながら見たが、カモやカイツブリがいるくらい。海岸を歩いて行く途中、ムナグロが飛んできて、距離は遠いけれど海をバックになかなかいいポジションに止まって、撮るぞと思ったらサーファーの四駆に驚いて、逃げていってしまった。この浜も、サーファーに占領されている。少し行くと、今度はメダイ、ハマシギ、ミユビの群れが飛んできて、四駆の轍でじっと身を潜めていた。そのうち歩き出して波打ち際で採餌しては、浜にあがって休んでいた。堤防に着いたが、特に何もいなかった。そのうち、先ほどのメダイの群れがやってきた。オオソリやセイタカあたりも見たかったが、この満潮の状態では無理かと思われた。ノビタキの写真を撮ろうとクリーク沿いに帰ったが、もはや釣り人しかいなかった。ミサゴが獲物を捕まえにダイビングしたのを見たが、一回飛び上がったと思ったら、掴み損ねたらしく、もう一度水に沈んで、今度は片足で掴んで飛んでいった。それをユリカモメの若鳥が気丈にも追っていくのだが(写真)、けっこうミサゴも気にしているようだった。最後は、ハヤブサの夫婦?を見た。鉄塔の上でヒヨドリが渡ってくるのを見張っている。やってくると、ぱっと飛んで襲撃した。見ている間は1羽も捕まえられなかったようだったが、あれだけ次々と飛んでくるのだから、餌に不自由はしないだろう。並んでみると雄と雌のあまりの大きさの違いに唖然とした。特にこの雌が体格がよすぎるように見えたのは、単なる思い過ごしだろうか。私は雄がとても気の毒そうに思えた。

2005年4月9日(土)鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 4/9(土)9:00-12:00 【天気】晴れ、干潮から満潮へ

【場所】鳥の海、周辺田圃(苺狩りハウス付近)
【種名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ夏羽、カンムリカイツブリ夏羽、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ♂1♀1、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミサゴ、トビ、コチョウゲンボウ♂1♀1、メダイチドリ夏羽3、セイタカシギ声、ユリカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ第1回冬羽摩耗、カモメ、ウミネコ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (22科43種)
【備考】潮干狩りのついでに干潟で鳥を見た。ハジロカイツブリの夏羽の群れがいた。ちょっと遠かったのでよくは撮影できなかった。アメリカヒドリの♂♀が飛んでて着水したが、写真を撮る前にミサゴに追われてそこら中のカモやカワウ、カモメ類が飛び立ってしまい、撮影できなかったのは残念だったが、この時期渡りの途中のアメヒがよく見られる。シギチ類はほとんどいなかったが、セイタカシギの鳴き声(翌日Kさんが2羽見ているので確実だろう)とメダイの夏羽がいたくらい。コチョウゲンボウは苺狩りのビニールハウス近くのマツの木に2羽ペアで止まっていた。


2004年4月~2005年3月奥松島

2005年05月29日 | 奥松島・野蒜
■ 1/3(月) 15:50-16:20 【天気】曇り

【場所】鳴瀬川河口
【種名】ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ82、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ミサゴ、トビ、ハイタカ、ノスリ、ハヤブサ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、タヒバリ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス (8科28種)
【備考】時間の関係で河口だけだったが、ミサゴが内臓をすっかり食べて、そのまま塩を詰めれば塩鮭になるような大きな魚(最初赤い魚に見えた)を掴んで旋回しているのや、これまで見たことがなかったオカヨシガモの大群を見ることができてよかった。いつもだと河口先端で見ることが多かったが、河口から離れた造成中の堤防付近にいた。時間があれば野蒜築港跡付近から全部見て回るのだが、これは次回ということにする。

2004年4月~2005年3月磯浜漁港

2005年05月29日 | 磯浜漁港
■ 3/27(土) 9:00-11:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、クロガモ37、オオバン、 ミサゴ、トビ、トウネン1,ハマシギ8、ミユビシギ18、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科27種)
【備 考】 水神沼はガンカモ類は全ていなかった。新地漁港のシギチ、大型カモメ類は前回とほぼ同じだった。トウネンが1羽、ミユビシギの群れに混じっていた。ワシカモメの第1回冬羽個体は前回と同じ個体だろう。シロカモメは2羽見られるが、今回はより白い個体の方だった。冬羽後期の個体でかなり全体が白くなっている。

■ 2/5(土) 14:00-16:00 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、新地漁港、水神沼
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、 ヒメウ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ミサゴ、トビ、シロチドリ、ハマシギ、ミユビシギ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科33種)
【備 考】 最初に釣師浜に行ってカモメ類を観察したが、オオセグロとカモメしかいなかった。それから新地漁港に行くと、ミユビシギ、ハマシギが船着き場の藻をしきりに食べていた。カモメ類も防波堤に多く止まっていた。だいたいここにいるのが、釣師浜やその全面海面、磯浜漁港やその前面海面を行ったり来たりしているらしかった。防波堤の上にそれとすぐわかるワシカモメの第1回冬羽がいた。2mくらい近寄っても全然逃げようともせず、のんびりしている。おかげで肉眼で特徴をよく観察することができた。シロカモメも同じ第1回冬羽だが、冬羽後期のかなり白い個体や、ややバフ色の個体の2羽がいた。釣師浜の砂子田川の小河口は浜のだいぶ南に蛇行していて(しょっちゅう流路が変わる)、大型カモメ類はここでよく水を飲んだり、水浴びをしている。海に流れ込む真水の川と砂浜はカモメたちにとって大事な場所なのである。田代島などでは生活排水が流れるわずかな細い流れのところに大型カモメ類がいるし、砂崎でも水産加工場の汚水と行ってよいような流れの先に大型カモメが群れていた。磯浜漁港に戻ると、漁港内にミミカイツブリが1羽魚を捕まえて飲み込もうと努力している最中だった。2,3回逃してはすぐに潜って捕まえ、3分くらいかかって飲み込んだ。帰りはミサゴがクリークでギンブナを捕まえたところを見ることができた。フナが跳ねているところが印象に残った。あの後、フナは連れ去られ、ミサゴのエサとなってしまうのであった。鳥の海はもう遅かったので、一部しか見なかったが、ちょうど干潮で、ハマシギやミユビシギの大群がいた。きちんと見ればかなりの種類個体数が観察できたと思う。

■ 1/1(土) 14:20-14:50 晴れ 
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、オオバン、 ケアシノスリ1、ノスリSP1、オオセグロカモメ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科22種)
【備 考】釣師浜には前回よりも少なくカモメが4羽いただけだった。消波ブロックにも全くいなかった。釣師浜から磯浜に戻る途中、ケアシノスリ1とノスリSP1を見た。片方の黒帯に気を取られて、もう一羽の方をよく見なかったのは残念だった。後ろから車が来ていたので減速するのが精一杯で(雪道だったし)、写真を撮れなかったのはさらに残念だった。大型カモメ類が非常に少なくなっていたのが気になった。

■ 12/23(火) 14:30-15:30 晴れ
【場 所】磯浜漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ56、オオバン、ミサゴ1、トビ、ノスリ、オオタカ成鳥1、ハイタカ成鳥1、ハヤブサ成鳥1、チョウゲンボウ♀1、コチョウゲンボウ♀1、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科31種)
【備 考】「天気晴朗なれども波高し」で、浜にはカモメ類はあまりいなかった。クロガモの群れが前回よりも多かった。大型カモメが空振りだったが、ワシタカ類が、非常に多く出たのはラッキーだった。

■ 11/28(日) 14:20-15:30 晴れ曇り ワシカモメ第4回冬羽1
【場 所】磯浜漁港内、漁港防波堤周辺海面、釣師浜(砂子田川河口)、水神沼
【種 名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ248+、カンムリカイツブリ1、ウミウ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ38、オオバン、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ成鳥冬羽1、第3回冬羽1、オオセグロカモメ成鳥冬羽、第4回冬羽、第3回冬羽、第1回冬羽、ワシカモメ第4回冬羽、ウミネコ、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科29種)
【備 考】 日曜日の午後ということもあり、大勢の釣り人がいた。漁港周辺は釣り人だらけでいつも北側防波堤を占拠しているをカモメ類は1羽もいなかった。クロガモは漁港隣の浜の前面海面にいた。すぐ近くにハジロカイツブリの2群れがいて、それが合体して波間に浮かび、次々に潜水しては浮上していく様はなかなかおもしろかった。釣師浜のカモメ類は、シロカモメを除く常連がいた。今回は特にセグロカモメをよく注意して見た。足の色、大きさ、嘴の大きさ・形、背の色、初列風切りと尾羽の長さ等である。「普通種を日頃からきちんと見ていればカモメ類の識別はさほど困難ではない」という意味の氏原さんの言葉を実践することにした。波打ち際にたくさん並んでいるカモメを見ているだけで本当にいろんな仕草をするし、カモメ類は本当におもしろい。幼羽、第1回冬羽、第2回冬羽、第3回冬羽、第4回冬羽、そいて成鳥冬羽とまだまだ難しい。また換羽時期についても亜種によって差があるというのも本当におもしろい。この時期、セグロカモメはちょっとスマートに体長が短く全体的に小振りに見えるが、初列風切りが摩耗しているのやこれから生え替わるのとかあるようだ。確かに初列がなければ、体長が小さく見える。それから、初列の先端が黒白の連続だと、たたんでいるときには斑に見えるし、先端が黒で連続していれば、黒に見えるというよく見てみれば当たり前のことがよくわかった。それから、初列の裏面の黒い部分も種類によって大きさが違う。ズグロの方がユリカモメより黒い部分が大きい。それから、嘴の色だが成鳥冬羽では、嘴は赤い部分をのぞいて、全体が黄色っぽくなるが、第4回冬羽では、赤い部分がオレンジ色で黒斑が混じり、黄色いのは嘴の先端部分で規模までは白っぽいようだ。こういう特徴はデジカメで撮ると後でよくわかる。いろいろわからないことだらけだが、それだけカモメ類はおもしろい。

2004年4月~2005年3月田代島

2005年05月29日 | 田代島・航路
■ 2/11(金) 10:00-15:00 晴れ 
【場 所】田代島仁斗田~大泊往復、田代島~門脇桟橋
【種 名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、オオバン、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ,、シロカモメ1stw、カモメ、ウミネコ、ウミスズメ夏羽、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ルリビタキ♀、ジョウビタキ、イソヒヨドリ♂幼鳥、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ♀、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(25科58種)
【備 考】門脇桟橋から田代島まではレンズの調子が悪く、調整ばかりしていて鳥は見なかった。仁斗田から探鳥を開始した。漁港には大型カモメが群れていたのでひとまず見て、凪の間に行く。途中、メジロとジョウビタキがオオイヌノフグリの花が咲いている暖かそうな場所で採餌していた。メジロ4羽とジョウビタキ♂で地面でメジロがエサを食べているのは初めて見た。しかし、小径の脇のブッシュには田代島名物の「猫」(まあ網地島だっていっぱいいるが)が、猫視眈々と狙っているのであった。凪の間では例によってカイツブリ類やシノリガモ、ウミアイサ、セグロカモメなどがいた。そこから戻り、マンガアイランドに行く。途中ミソサザイが民家の塀にいた。マンガアイランドは風が強く、ここも例によってイソヒヨドリとツグミくらい。池にカルガモ。そこから自然教育センターに向かう。シロハラとアオジが多い。民家の庭先にいろいろ小鳥がいる。複数で行けば、かなりもっと小鳥は出ていたろうが、何しろあっちを見ればこっちに出る、こっちを見ればそっちこっちに出ると言った状態だ。牡蠣の貝殻置き場にはツグミとアオジが多い。いつものところでルリビタキの雌がいたが、写真は撮れなかった。センターではカシラダカ、ホオジロ、シメ、アオジ、スズメがエサを採っている。大泊に着くと、あまり大型カモメ類はいなかったが、全部で40羽+はいた。昨年は、ここで昼食にして、ワシカモメにおにぎりや鯨の缶詰をあげたが、今日は出航1分前に駐車場に着くという状態で、持っていたのはたまたま前日リュックに入れておいたカモメの野菜ミックスジュース一本だけという状態で、ワシカモメの第1回冬羽がいたが、野菜ジュースは飲むわけもない。それよりこちらの食料がそれだけなのだからあげるわけにもいかないのだ。それから、また仁斗田まで戻った。お目当ての大型カモメ類は、とにかく丁寧に撮りまくった。ワシカモメが今シーズンは多く、養殖筏を含めると、20羽以上観察できた。仁斗田防波堤で9羽、大泊防波堤で7羽、筏で6羽ほど数えた。しかも仁斗田を船が出て、養殖筏、そして大泊の10分間くらいだから移動しているとは考えられない。しかも、第1回冬羽から成鳥冬羽まで各世代いる。大型カモメの個体数としては、オオセグロカモメがほとんどで、次がワシカモメ+20、セグロカモメ10+、シロカモメ1の順であった。田代島は一人で気軽に行ける本当にいい探鳥地である。1泊でヘビーに見るならやはり網地島だが。帰りはやはり、いつもの海域でウミスズメが20羽前後続けて出た。すでに夏羽になっている個体も3羽ほどいた。

2004年4月~2005年金華山

2005年05月29日 | 金華山・航路
■ 1/3(月) 9:20-11:20 【天気】晴れ時々曇り、北・西斜面積雪
【場所】鮎川港、金華山航路、桟橋~黄金山神社~山頂(444.9m)~二の御殿~ホテル跡~桟橋
【種名】セグロカモメ(鮎川港)、オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、トビ、ハイタカ1(鮎川港)、ハヤブサ1、シジュウカラ1、エナガ4、ホオジロ2、カワラヒワ5、ハシボソガラス、ハシブトガラス(9科13種)
【備考】ここまで鳥がいないかというところまで、鳥がいなかった。金華山には何回も行っているが、コースから黄金山神社にはあまり行ったことがなかったので、今回はまず神社に参拝し、そこから山頂を目指した。山頂まではまあ、息は上がったが積雪も多くはなく、登山者の足跡があったので比較的楽だったが、山頂から二の御殿までは、誰も歩いておらず、膝上までくる積雪にかなり苦心しながら降りた。下りだからまだよかったが、帰ってから筋肉痛で大変だった。二の御殿からは若干積雪が膝下までで、、営林署の小屋あたりではほとんどなかった。しかし、鳥も全然おらず、シカサルもいない。シジュウカラは山頂付近で1羽、エナガはホテル付近で、他の小鳥は神社の表参道でという状態だった。金華山に行ってこれほど鳥を少なく見たのは、はじめの経験だった。

■ 5/3(月) 9:30-15:30 【天気】晴れ時々曇り
【場所】女川-金華山航路(往復)、金華山:桟橋~山椒峠~大函崎・小函崎~二ノ御殿~桟橋のラインセンサス
【種名】
①8:45~9:15女川~金華山桟橋 オオセグロカモメ、ウミネコ、ウミウ、ヒメウ、ウミガラス夏羽1、ウトウ2
②9:30~10:10金華山桟橋~山椒峠登り口(出現順)10:15~11:23山椒峠登り口~山椒峠(10:56)~外周路
ウミネコ++、ハシボソガラス1、トビ1、メジロ6、オオセグロカモメ4、アオジ5、ハシブトガラス2、ホオジロ6、カワラヒワ11、シジュウカラ20、ヤブサメ1、ヤマガラ28、イソヒヨドリ♂1♀1、ヒメウ12、ウミウ20、ヒヨドリ4、オオルリ♂1♀1、サンショウクイ1、センダイムシクイ1、キビタキ♂1♀1、コゲラ2、エゾムシクイ1、サンショウクイ2、アオゲラ2
アオダイショウ1
③11:00~13:34外周路~二ノ御殿登り口(12:00)~大函崎
シジュウカラ10、メジロ11、ヒヨドリ3、ヤマガラ18、イソヒヨドリ♂4♀2、カワラヒワ2、ホオジロ7、コゲラ4、エゾムシクイ1、サンショウクイ1、クロジ♀1、メジロ4、ハシブトガラス2、ヒメウ235+、ウミウ182+、ウミウ繁殖23つがい+、オオセグロカモメ200+、シロカモメ1年目3、セグロカモメ成鳥夏羽2
アオダイショウ1
④14:00~15:45大函崎~二ノ御殿登り口14:32(ノンストップ)~二ノ御殿峠(15:00)~桟橋
アカハラ1、アオジ1、シジュウカラ8、ヤマガラ12,ヒヨドリ3、トビ1、ウミウ23、オオセグロカモメ+、ウミネコ++、ヒメウ3、イソヒヨドリ♂1メス1
④16:00~16:20 桟橋~女川
ウミネコ++、オオセグロカモメ+、ウミウ+、ヒメウ+、オオミズナギドリ++、ハシボソミズナギドリ++、ハイイロミズナギドリ++
【備考】昨年と同じ日時、コースで観察した。今年はキビタキ、オオルリが一番いしか見られなかった。ウミウの営巣は大函崎は0で、大函崎と小函崎の中間の岩棚で23番い確認した。見えないところではもう少しいるかもしれない。小函崎下断崖の大岩では例によってヒメウの群がいて、仲間争いというのか、1羽の成鳥VS若鳥1+成鳥4が争っていて、なかなかおもしろかった。それにしてもヒメウの夏羽は本当に美しい。往路の航路でウトウ2羽とウミガラスの夏羽を撮影した。ウミガラスは波間に浮いていて、はじめウミアイサの♂かと思ったら、近くで見るとウミガラスだった。復路は天候が悪かったので、ミズナギドリ類を期待していたら、やはり大きな群に出会った。ずっと以前にも豪雨、強風で海が荒れているときに窓からものすごい数の群を見たが、今回は群の中心からは比較的離れていて、船の近くを飛ぶ数はそれほど多くはなかった。失敗したのはISO400に設定してシャッタースピードを1/500に上げる予定が、いつの間にかTv優先になっていてしかも1/125に設定がなっていたのを知らずに撮りまくったのが悲劇だった。1/500ならけっこう見られる写真が多かったはずである。連休中にもう一度トライしたい。

2004年4月~2005年3月広瀬川

2005年05月29日 | 青葉山・広瀬川
■ 1/8(土) 13:30-15:30 【天気】曇り

【場所】評定河原橋~花壇2往復 オシドリ64羽(これまでカウントした最大観察個体数)
【種名】 カイツブリ、ダイサギ1、コサギ1、オシドリ64、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ♀、カワアイサ、トビ、オオタカ成、ノスリ、ハヤブサ♂♀、キジ♂♀、イカルチドリペア、ユリカモメ、キジバト、カワセミ♂♀、コゲラ♂1♀2、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ♀、カヤクグリ3、ジョウビタキ♂2♀3、トラツグミ1、アカハラ2、シロハラ1、ツグミ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコグループ1♂2♀2、♂1♀1グループ2、♀1、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(23科43種)
【備考】今回は、時間があったので2往復した。だいたい年が明けてから3月下旬までは例年、同じような種類が同じようなポイントで観察されている。ベニマシコは写真のように♂2個体と♀2個体(1羽は写真がないが)で、昨年と同じような行動パターンだった。おそらく異なる個体が3カ所で観察できる。エナガとコゲラの混群も昨シーズンと同じ場所で観察できる。今回は、ツグミ4種とカヤクグリが萱にくぐらずしっかり姿を現していた。


■ 1/6(木) 15:00-15:30 【天気】曇り

【場所】評定河原橋~花壇往復 積雪約10センチ
【種名】オシドリ♂9♀5、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、イカルチドリペア、キジバト、カワセミ♂1♀1、アカゲラ♀、セグロセキレイ、ヒヨドリ、アオジ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (9科15種)
【備考】詳細は観察日記掲示板に書いたが、その他として例年大橋付近にはたくさんいるが、この辺にはあまりいないオナガガモが30羽+いた。オシドリ14羽はなかなかきれいだったし、カワセミ♂♀もよかった。何しろ双眼鏡の同じ視野に、カワセミ、カルガモ、カワアイサ、セグロセキレイがいて、それぞれ別の採餌行動や休眠をしていたのはなかなかよかった。しばらくは遠くから見て楽しんだ。イカルチドリのペアは、いつのも河原ではなく評定河原橋付近の河原にいた。

■ 11/7(日) 8:00-10:30 【天気】晴れ

【場所】青葉山市営コート~大橋、広瀬橋~評定河原橋
【種名】カイツブリ、ゴイサギ幼羽、ダイサギ、コサギ、オシドリ♂1♀2、マガモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ7、トビ、イソシギ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ♀、ジョウビタキ+、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ♀1、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科28種)
【備考】青葉山市営コートは例によって軟式テニスの錬成会があったが、アカゲラを近くで見ることができた。ベニマシコも広瀬川では今年初めて見た。時間が制限された中で急いで見たので、次回はゆっくり見たい。ヤナギの葉がまだ落ちていないので視界がよくなかった。落ち葉が舞い落ちて、広瀬橋から評定河原橋までとてもきれいだった。

■ 6/2(水) 7:00-7:15,18:00-18:40 【天気】晴れ、曇り

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カルガモ、オシドリ♂1♀1、トビ、チョウゲンボウ♂1♀1幼鳥3、キジ♂1♀1、ウミネコ8、イカルチドリ2、イソシギ1、キジバト、コゲラ、ホトトギス、カワセミ1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、 カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(20科23種)
【備考】 チョウゲンボウの幼鳥3羽が巣立ち直前だったので、朝と夕方に行ってみた。シジュウカラの幼鳥と成鳥の群れもいた。オシドリの♂♀はいつも同じところで見ることができた。

■ 5/15(土) 8:00-8:40 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂2♀1、トビ、チョウゲンボウ♂1♀1、キジ♂1、ウミネコ、イカルチドリ2、キアシシギ1、イソシギ1、キジバト、カワセミ♂1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ♂1、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(20科27種)
【備考】 この時期になると川を上っていくキアシシギ(写真)の2,3羽の群れを見ることがある。今回は1羽だけだった。


■ 5/2(日) 7:00-8:00 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂1♀2、カワアイサ♀1、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♂1、キジ♂1、ウミネコ、イカルチドリ4、キジバト、カワセミ♂1♀1、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ1、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、コムクドリ2ペア、スズメ、カケス2、ハシブトガラス、ハシボソガラス(22科31種)
【備考】 居残りのカワアイサ♀が評定河原橋上流で休息していた。コムクドリが2ペアいて盛んに巣材を運んでいた。カワセミもペアで求愛行動を繰り返し、♀の周りを盛んに♂が飛び回っていた。

巣材を加える♀のコムクドリ。どちらのペアも♀が気丈に見えたのは・・・・・。

■ 4/17(土) 15:30-17:00 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、カワアイサ♀4、トビ、イカルチドリ4、キジバト、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ夏羽なりかけ2、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(16科22種)
【備考】 評定河原橋の堤防に2羽のタヒバリがいた。1羽は夏羽に近い個体、もう1羽はほとんど夏羽だった。


■ 4/10(土) 6:30-7-30 【天気】晴れ

【場所】評定河原橋~花壇
【種名】カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモ、オシドリ♂2、♀3、カワアイサ♀2、トビ、イカルチドリ2、キジ♂2、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、 ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス(16科24種)
【備考】今回の季節を感じさせる変化としては、キジがしきりに鳴いていたこと、オシドリがつがいで行動していたこと、ウグイスがしきりに鳴いていたことなどだろうか。前回のフィールドワークではなかったことである。ベニマシコはもう姿が見えないが、シメやツグミは5月中旬まで残っていることが多い。カワアイサもそろそろ4月中にはいなくなるだろう。今回は渡りの途中の小鳥類が目当てだったが観察できなかった。