私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

三脚に霜が付着する寒い朝、シジュウカラガンとマガンの飛び出し

2003年4月~2004年3月蒲生海岸

2005年05月29日 | 蒲生海岸
■ 3/28(日) 9:30-11:10 【天気】晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、海面
【種名】 カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ++、オナガガモ、ホオジロガモ♂、ホウロクシギ1、ハマシギ18、ミサゴ1、 トビ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、カモメ、ハクセキレイ、ヒバリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科31種)
【備考】苫小牧からの帰り、そのまま帰るのもいまいちなので、タクシーで蒲生まで来て、9:30から観察を始めた。ダイシャクシギが近くで見られたのがよかった。今シーズンはホウロクシギはけっこう見られたが、ダイシャクはあまり近くで見る機会がなかったのでラッキーだった。1時間の予定がちょっと遅れてしまって10時台のバスに乗り遅れ、11時のバスに乗る羽目になってしまった。しかし、昔から祝日の蒲生-交通公園のバスはスピードが速く?、あっという間に家に着いた。
※よく見たらこれはホウロクシギでした。首・胸から腹、下尾筒まで淡い褐色(この個体はけっこう白っぽい方だが)で、そういえば飛んだときも腰が白くなかったような・・・^^!(コメントはそのままにしておきます)

■ 12/21(日) 8:00-10:30 【天気】晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、海面
【種名】 カイツブリ、カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、オナガガモ、キンクロハジロ、ミサゴ3、オジロワシ成鳥1、ハヤブサ若鳥1、ユリカモメ、オオセグロカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、カモメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、 シジュウカラ、シメ、オオジュリン、ホオジロ、カシラダカ、スズメ、ムクドリ、 ハシボソガラス、ハシブトガラス( 15科31種)
【備考】雪が降ったので、早朝蒲生海岸に行ってみた。ミサゴが3羽、ハヤブサ若鳥1羽、それにオジロワシの成鳥が1羽を一度に同じ空間で見ることができた。これにはユリカモメの大群も逃げまどっていた。ミサゴは2時間30分の観察の間に七北田川河口の前面海面でホバリングし、2回ほど魚を捕った。帰り際に止まり木の方を見ると、こちらに向かって飛び立って、比較的低空でやってきた。連写しているうちにファインダーに入りきれなくなるほど大きくなったが、あとで見たらピンぼけが多く残念だった。ISをたまたま流し撮りモードにしていたのが敗因だった(横はよく撮れていあたのだが)。


■ 9/6(土) 15:30-16:50 【天気】曇り、時々日、満潮へ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、周辺サギのコロニー
【種名】 カイツブリ、カワウ6、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギ2、アオサギ、カルガモ、キアシシギ7、タシギ1、ミサゴ2、ウミネコ、、ツバメ、ハクセキレイ、ヒバリ、ヒヨドリ、 スズメ、ムクドリ、 ハシボソガラス、ハシブトガラス、小鳥の渡りの群れSP( 13科21種)
【備考】カワウの写真を撮りに行った。撮影してみると①幼鳥と成鳥の黄色の裸出部の形、(写真1)、飛翔時の翼の位置(写真3)からカワウであることがわる。ミサゴが2羽獲物の魚を捕まえて、海上を飛んでいたが、干潟奥の方の杭に止まって食べていた。その後も干潟上空を飛翔しながら、何度かダイビングをしていたが、捕まえられなかったようだ。蒲生の上空を、小鳥の群れが何度となく渡っていったが、種類を特定することはできなかった。

■ 9/1(月) 【天気】17:20-18:20小雨、曇り、時々日、満潮へ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、周辺サギのコロニー
【種名】 カイツブリ、カワウ2,ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギ2、アオサギ、カルガモ、キアシシギ7、ミサゴ1、ウミネコ、、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、オナガ、 ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科21種)
【備考】カラシラサギがまだいるかどうか、確かめに行ったところ2羽ともいた。ミサゴが1羽干潟奥の杭に止まっていた。アオサギ1、ダイサギ2、コサギ8、カラシラサギ2がいつもの日和山前の干潟に集まって羽繕いをしていた。小1時間ほどサギの群れをスコープでじっと見ていた。そのうちカラシラサギが1羽姿が見えないと思ったら、導流堤の上で小魚を狙っていた。こちらは上嘴がだいぶ黒くなっている冬羽に換羽中の個体(下の写真の手前-立つとかなりスマート)で、夏羽(同写真奥)-とはいっても嘴が多少黒ずんできているが-の方が換羽がまだのためかやや太って見える。目先の色も冬羽換羽中の個体は黒っぽくなっている。また、おもしろいのは、下嘴がカラシラサギのような黄色で、足もカラシラサギのような濁った黄緑色の個体がいるが、これはコサギの幼鳥で、今日の群れには2羽ほど混じっていた。サギのコロニーの方は先週とあまり変わりはなかったが、シラサギ類の数が少なくなっているようだ。アマサギの幼鳥でまだまだ巣立ちできない個体もけっこういて、しばらくはコロニーが維持されるようだ。
 
■ 8/24(日) 【天気】14:20-15:30 晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、周辺サギのコロニー
【種名】 カワウ2、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カラシラサギ2、アオサギ、カルガモ、ハシビロガモエクリプス1、キアシシギ4、トビ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、 ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科21種)
【備考】 カラシラサギは、2001年に見たとき同様の行動を取っていた。今回は2羽。並んだときに一方がすこし小さいように見えたがどうだろうか。サギのコロニーではチュウサギ3兄弟ではなく2兄弟になっていた。1羽あまり餌をもらえなかったのがいたので、落鳥したかもしれない。コロニー自体はまだまだ幼鳥が多く、かなり大きくなっているのに餌をもらっている個体が多かった。干潟奥にハシビロガモのエクリプスが1羽と、カワウが2羽いた。
【追記】1週間後の8月30日(土)に行ったときには、いるにはいるが、自力で飛べるものがほとんどで、コロニーは「解散状態」にあった。

■ 7/12(土) 13:30-15:30 【天気】晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、七北田川、周辺サギのコロニー
【種名】 ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オナガガモ♂1、トビ、シロチドリ,ウミネコ、コアジサシ2、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科22種)
【備考】 先週に引き続き、蒲生周辺のサギのコロニーに出かけた。チュウサギの3羽のヒナは、ずいぶん大きくなって、頭部の産毛も1週間前よりも少なくなっていた。体全体が少しスマートになり、胴体も少し長くなっている。アマサギのヒナも同様である。蒲生干潟では上空をコアジサシが鳴きながら飛んでいた。ササゴイは七北田川の下流域にいた。

■ 7/5(土) 14:00-15:30 【天気】曇り、時々晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、周辺サギのコロニー
【種名】 ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、シロチドリ2,ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(12科18種)
【備考】最初に蒲生地区屋敷周辺にあるサギのコロニーを見に行った。年配の夫婦の方(バードウォッチャーではない)が「いっぱいいるねえ」と見物していた。例年この周辺にサギのコロニーがあるが、場所的にはそれほど広くはないが、かなりの個体数がいる。ダイサギ、チュウサギ、アマサギ、コサギが営巣していた。多いのはゴイサギとチュウサギ、アマサギだったようだ。ササゴイもいると聞いていったが見つけられなかった。よく探せば見つけられたかもしれない。

■ 6/19(木) 12:00-14:30 【天気】晴れ
【場所】干潟、七北田川河口、海岸
【種名】 ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、トビ、オオバン、シロチドリ10,メダイチドリ1、トウネン1、ソリハシシギ2、ウミネコ、コアジサシ2、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科27種)
【備考】平日にもかかわらず、サーファーや釣り人が非常に多かった。干潟の奥まで人が入り込んでいた。昔の蒲生海岸ではあり得なかったことである。身近な自然もいいがこれだけマナーを守らない人々がいるのでは、渡り鳥も安心して羽を休めることはできないと思った。本来シギチやサギ類が採餌している場所に人がいるため、鳥がいないという状況である。渚でソリハシシギとトウネンの3羽(写真)がしきりに採餌していた。盛りは過ぎたようだがハマヒルガオの咲く浜辺で、シロチドリがしきりに擬傷していた。

2003年4月~2004年3月白石川

2005年05月29日 | 白石の野鳥
■ 11/22(土) 【天気】8:30-9:00 曇り
【場所】JR東白石駅前白石川(松ヶ丘公園前)
【種名】カイツブリ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カワアイサ、トビ、ユリカモメ、コサギ、トビ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キジバト、モズ、ヒヨドリ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、カシラダカ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科26種)
【備考】堰の工事で水位が1mほど下がっており、写真のように中州がすっかり出ていて歩ける状態だった。環境がかなり変わっていたため、エサ場に集まってくるカモ類、ハクチョウ類も例年に比べかなり少なかった。
【写真】中州の写真。通常はこの河原は水面下で、ハクチョウ類が中州の岸辺で休んでいる場所である。エサ場は川まで桟橋をかけて、そこで餌をやるように地元の方がやっていたようだった。

2003年4月~2004年3月鳥の海

2005年05月29日 | 鳥の海
■ 3/7(日) 10:00-10:30,13:00-13:30 【天気】晴れ 【潮】満潮へ(10:30ころ干潮) ハマシギ173羽
【場所】鳥の海、下新田 
【種名】 カイツブリ、カワウ++、ウミウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、スズガモ、ホオジロガモ、トビ、チョウゲンボウ♂1、コチョウゲンボウ♀1、ハマシギ++、ユリカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ+++、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(17科31種)
【備考】午前中は干潮で、西の堤防下付近でハマシギの群れが採餌していた。カモ類、カイツブリ類は種類数、個体数とも少なかった。防波堤は午前午後とも、大型化カモメ類の姿はなく、いつものようにカワウの大群が防波堤を占拠していた。

■ 2/7(日) 13:00-14:00 【天気】晴れ 【潮】 満潮 シロカモメ成鳥冬羽と第1回冬羽
【場所】鳥の海、下新田 
【種名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ+、カワウ++、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ++、カルガモ++、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ+、ホオジロガモ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♂1、ハマシギ14、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、シロカモメ成鳥冬羽1、第1回冬羽1、 カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、カシラダカ+++、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科44種)
【備考】磯浜の帰りに鳥の海に寄った。堤防をスポッティングスコープで見ると、やや逆光でも何やら白い大型カモメが2羽いたので、よく見るとシロカモメ成鳥冬羽と第1回冬羽個体だった。昨シーズンは観察できなかったが、今回は非常にきれいな成鳥がいて感激した。磯浜では第1回冬羽だったので、この日はシロカモメを3羽みたことになる。鳥の海の西側田圃の下新田には1万羽を超すカシラダカがいた。データにはないが1月中に来たときにはチュウヒがこの群れを襲っていて、今日はノスリ、チョウゲンボウが何度か群れを襲撃していた。秋の田圃のイナゴのように広い畦を走る車の前後左右にごちゃごちゃいて、採餌していた。車が動くとぱっと近くに移動してまた食べる。ヒバリもその中にいる。写真は車の窓から鳥(撮り)放題という感じだった。ミサゴは、鳥の海の水門近くの水路で一度獲物を探していたが見つからなかったようで、頭上を通過して、隣の水路に行った。そこで、ダイビングして大きな魚を捕まえ、悠然と去っていった。写真データ

■ 12/23(火) 9:30-10:00  13:00-14:00 【天気】晴れ 【潮】 満潮へ ミヤマガラス383羽
【場所】鳥の海、周辺田圃(新田)、海岸
【種名】 カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ2、トビ、ノスリ、コチョウゲンボウ♀1、シロチドリ12、ハマシギ43、ミユビシギ3、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、 カモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(21科46種)
【備考】磯浜に行く途中と帰りの2回見た。マガモを中心にかなりの羽数が干潟北側半分に分散していた。今日はカワセミを久しぶりにいつもいる場所で見ることができた。ノスリは警戒心が強いとよく言われるが、私の知る限りでは、伊豆沼、蕪栗沼、その他のフィールドでもあまり逃げない(ノスリに限らず他のワシタカ、ハヤブサ類も)ように思う。猟銃等で撃たれる心配が滅多にないせいだろうか。ハジロカイツブリが水門で採餌していた。この場所にはアビやハジロカイツブリなどが時々やってきて採餌している。海岸線では、防潮工事が本格的に始まっている。

■ 11/1(土) 12:30-15:30 【天気】晴れのち曇り 【潮】 満潮 ミヤマガラス600+羽
【場所】鳥の海、周辺田圃(新田)、海岸
【種名】 カイツブリ6、ハジロカイツブリ2、カンムリカイツブリ9、カワウ2、ウミウ10、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、トビ、ハマシギ303、ミユビシギ2、アオアシシギ2、オオソリハシシギ1、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、 カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、キクイタダキ、シジュウカラ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科47種)
【備考】海岸部 をハマシギの50-100羽の群れが渚沿いに採餌しながら、相馬方面へ3回ほど通過していった。鳥の海周辺(堤防、浜)には98羽のハマシギと2羽のミユビシギ、1羽のオオソリハシシギ、2羽のアオアシシギの混群が移動しながら採餌していた。小鳥の冬鳥がだいぶ見られるようになり、新田の田圃ではミヤマガラスの600羽を超す群れが、電線にとまったり、田圃に降りて採餌したりしていた。鳥の海の周囲の堤防そばの電線にもlミヤマガラスが群れていた。

■ 10/26(日) 13:10-16:20 【天気】晴れのち曇り 【潮】満潮 ミヤマガラス483羽、カモ類約6300+(マガモ中心)
【場所】鳥の海、周辺田圃(新田)
【種名】 カイツブリ、カンムリカイツブリ15、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、トビ、チュウヒ1、ハヤブサ成鳥♀1、ハヤブサ成鳥2(亘理-岩沼インター間)、チョウゲンボウ2(下新田)、ハマシギ5、ミユビシギ7、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、 カモメ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ホオジロ、オオジュリン(阿武隈河川敷)、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(21科44種)
【備考】 昨年11月3日の備考欄に「新田でミヤマガラスの群れ525羽+をカウントした。これまで、11月に下新田に行ったことがなかったので、ミヤマガラスは10月下旬には、すでに渡ってきていたのかもしれない。」と書いたが、今日は483羽カウントした。前回の5日に下新田にはいなかったので、この間に渡ってきたと考えられる。今や、ミヤマガラスはもう珍しくもないが、大陸からやってきたカラスというとやはり、ハシブトやハシボソガラスとは違った感慨がある。鳥の海にはマガモを中心にカウントしたところ約6300羽のカモ類が入っていた。そこにチュウヒとハヤブサが襲いかかっているのを見ることができた。チュウヒも何度か襲ったが動きがハヤブサと比べるとかなり緩慢だった。ハヤブサは何度も水面すれすれにカモ類の群れをかすめて襲おうとしていたが見ている時間には1羽も獲れなかった。今日は日曜日ということもあり、鳥の海周辺はあちらこちらで「はらこ飯」を売る出店が多かった。11月の3連休は鳥の海でカンムリカイツブリの撮影をしたいと思う。朝から行くと、休日でもけっこう堤防近く10mくらいの距離に寄ってくるので、それに期待したいと思う。ミヤマガラスの塒からの飛び出し写真もいいかもしれない。

■ 10/5(日) 12:15~13:30 【天気】晴れ 【潮】干潮へ
【場所】鳥の海、北側休耕田
【種名】 カイツブリ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、トビ、エリマキシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、 ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(15科29種)
【備考】 干潟が出ていない時間だったため、シギチはいなかった。防波堤にもシギチはおらず、カモメ類の群れにセグロカモメが比較的多く見られた。民家そばの北側水田でエリマキシギがしきりに採餌していた。

■ 9/16(土) 9:20~12:00 【天気】晴れのち曇り 【潮】干潮へ
【場所】鳥の海、南側水路休耕田
【種名】 カイツブリ、ウミウ、ゴイサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、メダイチドリ、トウネン、ハマシギ、アオアシシギ、キアシシギ、イソシギ、タシギ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、 ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ♂♀、セッカ、カワラヒワ、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(21科44種)
【備考】 最初に水門近くの電線にコムクドリ♂2♀3がいた。あとで写真で幼鳥をチェックしたが全部成鳥だった。蛭島の護岸にササゴイがいて採餌していた。コガモの大群、マガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、スズガモと揃っており、オオセグロカモメ、ユリカモメも姿を見せた。次週はもっと冬鳥が揃っているだろう。シギチでは、防波堤の上にトウネン100+の群れがいた。ハマシギは冬羽の成鳥と幼鳥がいた。幼鳥は背がムナグロのような色をしていてきれいだった。メダイチドリの群れが岸近くの干潟で採餌していた。アオアシシギが1羽いて、例によって「キョーキョー」という哀愁を感じさせる(時にうるさい)声を出して向こうへ飛んでいった。防波堤にはフサカサゴ科のでっかいクロソイを釣った釣り人がいた。今日は平日だったので磯浜、新地まで行くつもりだったが、牛橋河口で引き返してきた。アオアシシギが1羽いた。昼食は1300円の「見晴」の「はらこ飯」を食べた。今日は平日だったのでフラミンゴが休みで、いつもlは600円のはらこ飯弁当なのだけれど、今日は「高級はらこ飯」を食べてしまった。はらこ飯本体はもちろんおいしいのだが、セットで付いてくる他の小鉢やあら汁もうますぎるのである。

■ 9/6(土) 13:00~13:40 【天気】晴れ、曇り、風やや、 【潮】満潮へ
【場所】鳥の海、南側水路周辺休耕田
【種名】 カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、スズガモエクリプス1、トビ、ミサゴ2、シギ鳴声SP、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、 スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (11科16種)
【備考】 鳥の海漁港にスズガモのエクリプスがいた。防波堤付近の杭2カ所にミサゴがそれぞれ止まっていて、獲物の魚を食いちぎって食べていた。周辺田圃にはサギ類の姿はだいぶまばらになってきた。今秋の鳥の海はシギチの数が昨年と比べると多くないようだ。

■ 8/30(土) 9:30~10:00 【天気】晴れ、曇り、風やや、 【潮】干潮
【場所】鳥の海、南側水路周辺休耕田
【種名】 ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、チョウゲンボウ2、キアシシギ2、ウミネコ、キジバト、モズ、ヒバリ、ツバメ、、ハクセキレイ、 ヒヨドリ、セッカ、ホオアカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (17科23種)
【備考】 防波堤前面に広く干潟が出ていたが、シギチの姿は見られなかった。キアシが2羽防波堤の近くにいた。干潟がでても蒲生同様、人が干潟に入って釣りの餌採りをしているので採餌できないようだ。

■ 8/24(日) 11:30~13:00 【天気】曇り、風やや、波立ち 【潮】満潮へ
【場所】鳥の海、南側水路周辺休耕田
【種名】 カイツブリ2、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、キアシシギ4、ソリハシシギ4、トウネン32、ウミネコ、キジバト、モズ、ヒバリ、ツバメ、、ハクセキレイ、 ヒヨドリ、セッカ、ホオアカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (16科25種)
【備考】 シギチはトウネン、キアシ、ソリハシの3種だけだった。干潟で採餌していたが、潮が満ちるにつれて、防波堤に移動した。ウミネコは防波堤工事現場に群れていて、約400+いた。

■ 8/22(金) 13:00~14:30 【天気】晴れ、風やや、波立ち 【潮】満潮へ
【場所】鳥の海、南側水路周辺休耕田
【種名】 ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、ハマシギ8+、キアシシギ1、ウミネコ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (12科21種)
【備考】 周辺田圃にはゴイサギの個体数が多かった。鳥の海は長雨の影響で濁っていた。干潮を過ぎていたので、シギチはハマシギ(群れ飛翔)とキアシ(防波堤)しか見ることができなかった。

■ 6/29(日) 13:00~14:00 【天気】晴れ 【潮】干潮
【場所】鳥の海、周辺休耕田
【種名】 ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、シロチドリ3、ウミネコ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、セッカ、ホオアカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (15科25種)
【備考】 周辺田圃にはアマサギ(下写真)とチュウサギの個体数が多かった。奥の干潟は出ていたが、シロチドリが3羽いただけだった。

■ 4/26(土) 12:45~14:45 【天気】晴れ 【潮】干潮から満潮へ

【場所】鳥の海、周辺休耕田
【種名】カイツブリ、ウミウ、カワウ、ゴイサギ、アマサギ冬羽1、ダイサギ、チュウサギ+、コサギ、アオサギ、マガモ2、カルガモ+、コガモ+、ヒドリガモ+、オナガガモ2、スズガモ+、カワアイサ♂1、トビ、ハヤブサ若鳥1、キジ♂1、シロチドリ8,メダイチドリ50+、キョウジョシギ2、トウネン4、ハマシギ30+、オバシギ4、ミユビシギ80+、キアシシギ2、オオソリハシシギ40+、チュウシャクシギ30+、タシギ3、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ+、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ウグイス、ホオジロ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス (22科50種)
【備考】シギチドリ類の個体数は昨年4/27よりもかなり少ない。またコアジサシも昨年は4/20の段階で観察されているが今回はまだ見ていない。満潮に向かい干潟がなくなり、防波堤にシギチの群れが集まっていたのを観察していたが、ハヤブサ若鳥の急襲で、全て分散してしまった。

■ 4/12(土) 12:30~13:30 【天気】雨 【潮】満潮
【場所】鳥の海
【種名】 カンムリカイツブリ夏羽、ウミウ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、スズガモ、カワアイサ♀、トビ、ユリカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(13科23種)
【備考】 鳥の海の潮干狩りは今年も見送るそうで、来年は実施するということだった。満水状態で、波が荒かった。カンムリカイツブリはたいていの個体が夏羽になっており、きれいだった。風雨が激しく、シギチを見に防波堤まで行けなかった。ウミウは鳥の海の防波堤、カモメ類は亘理漁港川の防波堤にいた。

2003年4月~2004年3月伊豆沼

2005年05月29日 | 伊豆沼・内沼
■ 2/1(日) 17:00【天気】晴れ   ハクガン成鳥1
【場所】二工区
【種名】マガン、ハクガン成鳥1
【備考】気仙沼から観光で帰る途中に寄り、17:00ぴったりにたまたま2工区を通った時にハクガンを含むマガンの大群が田圃に降りてきたのを撮影した。

EOS10D+EF100-400mm,ISO1600,1/45 F5.6プログラムAEで撮影。暗くて、白いハクガンがどこにいるのかわからず、双眼鏡で見て位置を確認し、デジタルビデオで撮影し後にカメラで撮影した。ファインダーにはかろうじて首を上げたかどうかがわかる程度にしか見えない暗さだったが、けっこうちゃんと映っていた。人間の目よりカメラの方がいいみたいだ。場所は1/1にコクガンがいた同じ田圃。

■ 1/31(土) 12:00-13:00【天気】晴れ オジロワシ2
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、二工区
【種名】ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ(越夏)、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、 チュウヒ、オジロワシ成鳥1若鳥1、オオバン、ウミネコ若鳥、カモメ、キジバト、ハクセキレイ、 ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 17科38種)
【備考】この日は蕪栗方面が中心だったので、ざっと見て回った。新田桟橋上空でオジロワシの成鳥1と若鳥1を見た。成鳥の方はカラスに執拗にモビングされ(写真)、風に乗って南東方向へ飛んでいってしまった。若鳥の方は、何か獲物を掴んでいた。距離はかなり遠く肉眼でやっとオジロワシと見える程度だった。


■ 1/18(日) 12:30-14:00【天気】晴れ   ハクガン成鳥1
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、二工区
【種名】コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ(越夏)、ハクガン、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、 チュウヒ、オオバン、バン、ハマシギ、カモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、アオジ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、ベニマシコ♀、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 17科38種)
【備考】家族でハクチョウを見に行った。探鳥ではなかったが、一応いつものコースを回った。前回はコクガンだったが今回はハクガンだった。2工区、3工区合わせてマガンの数は前回よりもかなり多く2万5000羽~3万羽ほど見ることができた。11月頃の活気が戻ってきた感じである。

■ 1/1(木) 12:30-15:00【天気】晴れ   コクガン成鳥1 オジロワシ成鳥1、若鳥1
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、二工区
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ(越夏)、コクガン、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オジロワシ2 チュウヒ、オオバン、ハマシギ10、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 17科38種)
【備考】初日の出を見ようと思っていたが、寝過ごしてしまい、伊豆沼に着いたのは何と12時過ぎだった。内沼浄土の白鳥のエサ場にハマシギの群れ10羽がいて、全く人を恐れず(というか無関心で)オナガガモやオオバン、ハクチョウの間に入って、しきりに波打ち際で採餌していた。100mmで足下にいるハマシギを撮影する状態だった。これを見れば鳥が何を恐れ、何を警戒するか、よくわかろうというもので、特に自分たちに関心がないとわかれば、こうして近くに寄ってくるものである。シギチは特にそのようだ。ハマシギを撮影し終わって、築館町サンクチュアリーセンターに止めた車に戻ろうとしてふと上空を見ると、たくさんのトビに混じって、オジロワシの成鳥と若鳥が並んで飛行したり、時々空中でじゃれ合ったり(バトル?)していた。はじめは例によってオオワシの若鳥とオジロワシの成鳥のバトルかと思ったら、若鳥の方はオジロワシだった。二工区に行くとマガンの群れ約4000羽の群れがいて、道路と水路を挟んた田圃の小群の中にコクガンの成鳥が混じって採餌していた。

■ 11/2(日) 11:30-15:30【天気】晴れ  
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、二工区
【種名】カイツブリ、カンムリカイツブリ、コサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、ハクガン成鳥1、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、トビ、ミサゴ、チュウヒ1、オオタカ成鳥1、オオバン、ハマシギ83、アオアシシギ5、ウズラシギ1、ツルシギ2、オオソリハシシギ8、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、カケス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 16科40種)
【備考】最初に獅子鼻でシギチを観察し、内沼浄土に行った。オオハクチョウが前回に比べて飛躍的に数が増えており、ハクチョウ類の渡りも本格的になってきた。3工区ではマガンの大群がいて、探鳥会をしている方々が熱心に観察していた。それから新田桟橋に行くと、知り合いのS氏はじめ、800mm以上の超望遠でオオタカ成鳥を狙っている一団がいた。帰る時間が迫ったので、蕪栗沼は今日は寄らず2工区をまわって帰るつもりが、ずっと向こうの田圃でガンの一群が飛び立ってすぐ降りたその中にハクガンがおり、順光の方にまわった。車の中から2時間以上ついつい見続けた。何度か、土手向こうの北北西の田圃にいた大群が、目の前のハクガンのいる群れに合流してきて、なかなかいい光景だった。ビデオも1時間車の外に置いて撮りっぱなしにした。後で見たらハクガンのいろんな仕草が撮れていた。塒に帰るところを写真に撮りたかったが、もうだいぶ暗くなってきて、たとえ飛び立つところを撮ってもぶれぶれなので、3時30分過ぎに帰った。

■ 10/19(日)【天気】晴れ   マガン計1285+9473+862+12004=26,250羽(内沼+三工区+二工区)
【内沼】8:48-9:38 観察順
ハマシギ40、ミサゴ1、アオサギ12、カモ類1042羽、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ヒドリガモ、マガン1258羽、ダイサギ、コサギ、カシラダカ、モズ、ヒヨドリ、カケス、ウグイス、スズメ、ムクドリ、オオハクチョウ越夏1、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、カイツブリ2、アオサギ、キジバト
【三工区】9:50-11:00
アオサギ、ヒバリ35、ノビタキ2、チュウサギ、トビ、トウネン、オオジュリン、ハシブトガラス、ハシボソガラス、マガン9473+2326(三工区西側土手下)
【迫町サンクチュアリーセンター前田圃】11:02-11:10
マガン862
【二工区】11:20-11:40
マガン群れ1872+1685+4879+168+2072+1203+125=12004羽
【獅子鼻】11:48-12:00
オオハクチョウ成鳥2、幼鳥3、オオソリハシシギ16、オオハシシギ2、オグロシギ13、アオサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、シジュウカラ
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、二工区
【種名】カイツブリ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、トビ、ミサゴ、オオバン、ハマシギ、トウネン、オグロシギ、オオソリハシシギ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 セグロセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、ノビタキ、オオジュリン、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 18科37種)
【備考】今回はゆっくりカウントをしようと思い、内沼から三工区、新田桟橋、二工区、獅子鼻とまわった。マガンの数は上記時間帯の書く観察場所の合計で、内沼の群れが三工区にきた可能性もあるが(10:30頃から各方面から三工区へ降り始めたので)、三・二工区合わせてこの時間帯では25000羽くらいだったろう。内沼ではミサゴ(写真)がしきりにダイブしようとホバーリングをしていたが、結局獲物は捕れずじまいで、伊豆沼の方へ飛んでいった。ノビタキ(写真下)は三工区でヒバリの群れと一緒にいた。

■ 10/17(金)①5:00-8:00  ②10:30-11:30【天気】晴れ  伊豆沼獅子鼻飛び出し 約8000羽+内沼約15000羽+
【場所】獅子鼻、内沼、三工区、
【種名】カイツブリ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン23000+、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ、チュウヒ、オオバン、ハマシギ72,ツルシギ2、オグロシギ10(うち1羽夏羽)、オオソリハシシギ12、ユリカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、 ヒヨドリ、モズ、ウグイス、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 18科32種)
【備考】自宅を3:48に出て、内沼には5:00少し前に着いた。5:10から北側堤防でカウントをはじめ、約15000羽ほど数えた。堤防のすぐ近くにも1000羽近くいたが、ほとんどは沼の中央部に帯状に展開していた。ブロック単位で1回目のカウントを終了し、確認の2回目のカウントに入って3分くらいしてから一斉に飛び始めた。沼中央上空ははガンでいっぱいになり、久々に大群を見た。その後、一部は北西に飛んだが、ほとんどは沼に降りた。5:30を過ぎたので、獅子鼻に移動した。獅子鼻の干潟にガンが密集していて、これは約8000羽程度だった。5:45を過ぎると内沼から次々に大群がやってきて、一部は獅子鼻に降りはじめた。5:59分に全体が飛び出し、6:00放送の時刻を知らせる音楽とともに大群が上空を舞い、残ったのは数百程度だった。マガンが飛び去った後は、100羽を超えるシギチが干潟で採餌をはじめた。獅子鼻を後にして、この時期よくハマシギが採餌している内沼浄土に行って、ハマシギ2羽を撮影してきた。
蕪栗沼に行った後、再び三工区に戻り、ハクガンを捜したがすぐ見つかった。事前の情報では幼鳥(灰色の)ということだったが、成鳥の方を見つけた。マガンの大群は三工区の区画整理された田圃のややぬかるみの中に大挙して採餌していた。ほとんど同じ密度でいるので、区画を4分割して、1ブロックを数え、区画以外の群れを加えたところ、約2万4000羽ほどだった。したがって、伊豆沼、蕪栗沼を合計するとマガンの羽数はおよそ3万以上になる。この後は蕪栗沼を経由して、帰宅した。朝早くから午前中で、シギチやハクガンも見ることができたし、まあまあの鳥見ができたのでよかった。

■ 10/5(日)5:40-6:30 【天気】晴れ  伊豆沼獅子鼻飛び出し 約13,000羽
【場所】獅子鼻、三工区、伊豆沼中干潟
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン13000+、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、アオアシシギ6、オオバン、 キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、モズ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 15科28種)
【備考】 今シーズン初めての朝の飛び出しを見た。羽数がまだ1万ちょっとなので、一斉に飛び出したときに空を覆う迫力はまだないが、久々に見た飛び出しはやはり感動ものである。沼の北西部に塒を取るシラサギの群れ(写真)はマガンが全部飛び出し終わった6:20頃から少しずつ各方面へ飛び始めた。カケスの群れが何度かやってきては沼の堤防沿いの灌木に止まっては飛び去っていった。(写真)カケスの渡りと色づいた柿の木はいかにも秋らしい感じがする。

■ 9/23(日)7:30-11:30 【天気】晴れ  7:50三工区マガン292羽、11:00 三工区マガン700羽+
【場所】獅子鼻、三工区、伊豆沼中干潟
【種名】カイツブリ、ゴイサギ、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン700+、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、バン、オオバン、 ムナグロ1、トウネン冬羽1夏羽1、ウズラシギ2、エリマキシギ1、ツルシギ冬羽2、コアオアシシギ2、アオアシシギ4、クサシギ2、タカブシギ2、オグロシギ7、タシギ6、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、カケス(群れ、渡り)、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 15科40種)
【備考】最初に3工区に行き、マガンをカウント(写真1)した後、伊豆沼中の干潟のシギチを観察したが、これが逆光で時間がかかり、順光になるまで2時間半ほど見続けた。ヨシ原の奥の方に見え隠れするのが、アオアシシギとコアオアシシギ、タシギ、トウネンの夏羽個体、ツルシギ。ヨシ原の手前の干潟にいたのが、ムナグロ、トウネン冬羽、ウズラシギ、エリマキシギ、クサシギ、タカブシギ、オグロシギ。クサシギとタカブシギでは、足の色の違い、上面の模様の違い、翼を上げたときの下面の違い(クサシギはタカブシギのように白っぽくない)、胸の模様等の違いで識別した。見れば見るほどいろいろ出てくる状態だったが、時間もないので一通りチェックした後、新田桟橋にいった。その間、ゴイサギがマガンのような大群で飛翔していた。その後伊豆沼の北側を外周し、再び3工区に着いたときには、ガンは700羽(写真2)を超えていた。

■ 9/21(日)12:00-12:35 【天気】曇り、小雨  マガン78
【場所】獅子鼻、三工区、伊豆沼中干潟
【種名】カイツブリ、ゴイサギ(大群1000+)、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン700+78、マガモ、カルガモ、コガモ、オナガガモ、トビ、バン、オオバン、トウネン、アオアシシギ、クサシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科29種)
【備考】 昨年より1週間遅れて(というか昨年が早かった)マガンの群れがやってきた。ビデオカメラ(たぶん本物の)で撮影していた人が近寄るたびにちょっとずつ警戒しながら、採餌していた。伊豆沼中は干潟化しており、ゆっくり見ればかなりの鳥種が観察できたのだが、墓参りのついでに寄っただけだったので、次回の楽しみにすることにした。

■ 7/27(日)12:00-13:00 【天気】晴れ
【場所】獅子鼻、内沼、浄土、新田桟橋
【種名】ササゴイ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、カルガモ、オナガガモ、トビ、オオバン、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科23種)
【備考】長雨の影響で、沼の水位が道路近くまで上がっていた。内沼浄土の駐車場は完全に水没、新田桟橋の駐車場も水没、かろうじて観察小屋への土手が水没しないでいる状態。ハスは完全に全滅してはいないが、とてもハス祭りができる状態ではない。内沼のカモ類もほとんど姿がなく、時折、オオバンの姿が見えるくらい。元気なのは釣り人たちで、水位が上がると岸近くに小~中くらいの魚がやってくるので、それを釣ろうと大勢にぎわっていた。蕪栗沼周辺と比べるとサギ類の数がかなり少なかった。

■ 5/17(土)14:30-15:00 【天気】晴れ、
【場所】伊豆沼、内沼
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、コハクチョウ、オオハクチョウ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、セイタカシギ成鳥♂1、キジバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科24種)
【備考】セイタカシギ♂1が新田桟橋にいた。

2003年4月~2004年3月蕪栗沼

2005年05月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■ 1/31(土)14:00-16:00 【天気】晴れ  マガン・ヒシクイ 約25000羽
【場所】西側田圃、北側田圃、南側田圃、東側田圃、涌谷町、豊里町
【種名】 アオサギ、ダイサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、オオヒシクイ、カルガモ、マガモ、コガモ、 オナガガモ、タゲリ8、トビ、チュウヒ、チョウゲンボウ♂1、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 11科21種)
【備考】西側田圃3500+、北側田圃800+、南側田圃(不耕起湛水田)20000+、東側田圃34、涌谷町+豊里町1200+、計25534+。サカツラガンを探しに行ったが見つけられなかった。

■ 1/1(木)15:30-17:00 【天気】晴れ  マガン・ヒシクイ 約20000羽
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】 ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、ヒシクイ、オオヒシクイ、カルガモ、マガモ、コガモ、 オナガガモ、トビ、チュウヒ、チョウゲンボウ♀1、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 13科26種)
【備考】蕪栗沼では塒入りを見るために、南側駐車場に車を置いた後、徒歩で蕪栗沼に行った。日没後、空を網の目が覆うようにマガンと(オオ)ヒシクイの1万場羽を超える大群が白鳥地区から移動してきた。朝の飛び出しにも匹敵する大移動で、いつものことながら感動することしきりである。写真は塒入りするオオヒシクイの群れ。背景の山は船形連峰。

■ 10/19(日)13:00-14:00 【天気】晴れ  マガン約15000羽
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、東側田圃
【種名】 ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガン、カルガモ、マガモ、コガモ、 ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、チュウヒ幼鳥♀1、ハヤブサ、ハマシギ8、アオアシシギ12、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 13科27種)
【備考】沼にはこの時間ハマシギとアオアシシギの群れが沼の真ん中に固まって、風上を向いて休息していた。白鳥地区はカモ類と越夏のハクチョウ、サギ類くらいで、開水面にはマガンの羽毛がたくさん落ちていた。東側田圃にマガンの群れが非常に広く展開していた。(下の写真)この時間帯では東側田圃3カ所で約13000羽、田尻町沼辺の田圃で約2000羽、計約15000羽を観察した。マガンの群れの近くの田圃では、チュウヒとハヤブサがしきりに雁の群れを狙っていた。(写真)

■ 10/17(金)8:00-10:30 【天気】晴れ  マガン12000+(8:30~10:30)、カリガネ成鳥1、幼鳥2、シジュウカラガン雑種1
【場所】白鳥地区、東側田圃
【種名】 カイツブリ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン雑種、カルガモ、マガモ、コガモ、 ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、チュウヒ(国内型♂成鳥)1、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カシラダカ(初認)、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 13科27種)
【備考】沼と白鳥地区はほとんど見なかった。マガンの群れ約6000羽が白鳥地区東側田圃の萱刈川側にいて、採餌・休眠していた。一通り群れを見て、北側の田圃に降りていた群れを観察しに行った。8:30頃から南、西、北東、北西方向から群れがどんどんやってきて、目の前の田圃に降りはじめた。最初観察した群れも移動していることから、合計するとだいたい12000羽+になる。群れの中にシジュウカラガンの雑種と、カリガネ成1幼2がいた。空気が揺らいでいたため、田圃一枚の距離でそれほど遠くなかったのだが、クリアな写真にはならなかった。成鳥は土手のすぐそばにいて、1,2回顔を上げたがあとは寝てしまっていた。このあと、ハクガンを探しに伊豆沼三工区へ行き、12:00過ぎに蕪栗沼に戻ったが、沼までいく元気がなかったので、そのまま帰宅した。

■ 10/5(日)8:30-10:30 【天気】晴れ  マガン5000+(9:30~10:00)
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺河川、田圃、遊水池
【種名】 カイツブリ、ゴイサギ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン、コハクチョウ(越夏)、オオハクチョウ(越夏)、カルガモ、マガモ、コガモ、 ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、オオタカ成鳥1若鳥1、チュウヒ1、 ハヤブサ若鳥1、ムナグロ1、ウズラシギ1、ハマシギ、1、エリマキシギ3、オオハシシギ1、ツルシギ8、コアオアシシギ4、アオアシシギ2、オグロシギ24、オオソリハシシギ 1、セイタカシギ1、キジバト、ヒバリ、ツバメ、 ショウドウツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ノビタキ♂1、ツグミ2(初認)、ウグイス、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス( 20科46種)
【備考】 蕪栗沼のシギチの数と種類が前回よりも多かった。白鳥地区の開水面はあまりよく見なかったので、もう少し種類・数ともいたかもしれない。マガンは情報では伊豆沼・内沼よりは少ないが10000羽を超しているようであるとのこと。観察した時間帯の戻りガンはトータル約5000羽程度だった。稲刈りがあちらこちらで進み、帰り道の田尻町沼部、田尻の刈り取り終わった田圃では、マガン約200羽+の群れを4カ所で見ることができた。顔が黒い秋羽(と便宜上呼ぶ)♂のノビタキが萱刈川駐車場近く白鳥地区堤防付近の灌木に止まっていた(写真)。また駐車場近くの電柱にノスリ(今シーズン初認)が止まっていて、カラスにモビングされていた。(写真)吉田川白鳥地区駐車場付近で見たツグミ2羽も今年初認である。沼内のオグロシギは先週より数が増えていて24羽いた。下の写真には20羽のオグロシギと1羽のハマシギ(中央)が写っている。セイタカシギは先週に引き続き観察できた。シギチは先週に比べ、種類が増えてきている。

■ 9/23(火)12:00-13:30 【天気】晴れ、曇り  マガン3
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺河川、田圃、遊水池
【種名】ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン、コハクチョウ(越夏)、オオハクチョウ(越夏)、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、トビ、オオタカ若鳥、、ハヤブサ、エリマキシギ4、ツルシギ2、コアオアシシギ4、アオアシシギ21、オグロシギ8、オオソリハシシギ1、セイタカシギ成鳥♂1、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、スズメ、ムクドリ、カケス(群れ)、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科33種)
【備考】マガンは朝200+飛び出したという情報をいただいたが、昼近くに行ったので若鳥3羽が飛んでいたのを見ただけだった。一方、シギチは沼を中心に7種出た。周辺田圃は冷害の影響で稲刈りが全く行われておらず、ガンが降りて採餌休息する場所がない。

■ 9/21(日)13:00-13:15 【天気】曇り、小雨  マガン3
【場所】白鳥地区
【種名】ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガン若鳥3、カルガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ムナグロ、トビ、チュウヒ若鳥♂、コチョウゲンボウ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ショウドウツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス(14科25種)
【備考】お墓参りを兼ねて、実家に行くついでに伊豆沼、蕪栗沼に行った。家族が一緒だったので、どちらもちょっと見ただけだったが、「鳥影濃し」の印象があった。白鳥地区の水面が出ているところにはカルガモの大群を中心に多くのカモ類が集まっていた。今シーズン初認のマガンが3羽いたが、猟銃の音が西南方向から断続的に聞こえて、その音の影響か3羽とも飛び出して北東へ向かった。蕪栗沼には時間の関係で行かなかった。獲物を見つけたチュウヒ若鳥♂1がヨシ原の中に降下して行った。白鳥地区の東側田圃の道を車で行くと、前方からムナグロの群れ20+がやってきた。「だんご」になって萱刈川方面へ飛んでいくので、何事だろうと思ったら、後ろからコチョウゲンボウが追ってきていた。 わずか15分しかいなかったのに、これくらい見ることができたので、次回が楽しみである。

■ 7/27(日)12:00-13:00 【天気】晴れ
【場所】白鳥地区
【種名】カイツブリ、ヨシゴイ、ゴイサギ、ササゴイ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、トビ、オオバン、ウミネコ400+(水田)、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、セッカ、ホオアカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(19科30種)
【備考】白鳥地区の水位は上がっておらず、草地化している状態。水面が出ているのは全体の20%以下というところだった。蕪栗沼の方を見る時間がなかったので、白鳥地区の越流堤を少し歩いて観察し、あとは田圃をまわった。ウミネコの成鳥、幼鳥の群れ400+が水田にいた。新聞に地震との関係にふれて、南郷町の水田のウミネコの群れの記事が掲載されていたが、自分の知る限りでは、例年7・8月は蕪栗沼周辺の田圃には例年ウミネコの群れが多く、水路のザリガニがたくさんいるところには群れでやってきて捕食している。今回の群れもザリガニやカエルを捕食していた。ただ、今年は雨量が多く水路の水かさも多いので、今日見た群れは、減反した田圃とそばの小さな堀で盛んに捕食していた。ホオアカがあちこちできれいな声で鳴いていたのでビデオで録音してきた。

■ 5/17(土)15:30-16:30 【天気】晴れ、残マガン6
【場所】蕪栗沼・白鳥地区・野谷地
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン、カルガモ、コガモ、ヨシガモ♂1、オカヨシガモ♂1♀1、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、トビ、コチドリ1,ハマシギ6+、トウネン6+、ツルシギ38、アオアシシギ2、キアシシギ5+、キジバト、カッコウ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、オオヨシキリ、コヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(16科32種)
【備考】マガンが6羽残っていたが、カリガネはもういなかった。ツルシギがやや多かった。シギチとマガンをざっと見て早く帰る予定だったが、ついつい長くなってしまった。

■ 4/13(日)12:00-15:50 【天気】晴れ、強風 残マガン23、カリガネ1、ウズラ1
【場所】白鳥地区
【種名】ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガン、カリガネ、コガモ、オナガガモ、トビ、コチョウゲンボウ♀1、ウズラ1,ハマシギ、タシギ、キジバト、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ムクドリ、スズメ、ハシボソガラス(営巣)、ハシブトガラス(16科24種)
【備考】カリガネが残っているというメールをいただいて、予定より1日遅れて行ってみたところ、マガン成鳥21羽、幼鳥2羽の群れに混じって成鳥1がいた。白鳥地区の水面と野谷地地区の田圃で草が生えているところを、4時間で2往復していた。白鳥地区の土手で、ここでは初めてウズラを見た。道を足早に横切り、さらに短い羽をフルに羽ばたいて飛んでいってしまった。上面の縦班がよく目立った。今日の蕪栗沼と白鳥地区は、釣りをする地元の人の車が入っていて(蕪栗沼の方にも)、沼や白鳥地区の中野鳥といえば、マガンとカリガネだけだった。

2003年4月~2004年3月その他

2005年05月29日 | 県外・国外・その他
■ その他の記録
0403221145 河原町尾形橋イワツバメ5初認
0403141500 広瀬川評定河原橋付近でウグイスの初鳴きと谷渡り。
0403290930 白石川でウグイスの初鳴き
0309240630 吉成 オオタカ若鳥1(朝、庭の池の金魚に餌をやろうとしたら、オオタカの若鳥が、我が家の屋根を超えて飛んでいった)
0309231230 郡山中南門でボソガラスのテリトリーに入ったカゴ抜けオカメインコ1羽がボソガラス2羽にいじめられていたのをサッカー部員が助け、翌日飼い主に引き渡された。
0309151540 実沢 オオタカ成鳥1
0309061730 八乙女交差点 イソヒヨドリ♂1♀1
0309011150 郡山中学校南庭 オナガ14羽
0308010730 郡山中学校多目的ホール イソヒヨドリ♀1
0305090730 広瀬橋 アマツバメ30+