私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

蕪栗沼の月にハイチュウを狙ったが、天気予報が変わり、曇りで断念。鳥の海以外の在庫アップ完了。明日から鳥の海。

2005年6月18日(土)宮城蔵王

2005年06月18日 | 宮城蔵王
■ 2005/6/18(土)11:00-13:30【天気】晴れ時々曇り
【場所】青根~エコーライン~刈田峠~刈田岳~刈田峠~前山
【種名】キジバト,アマツバメ+,ヒバリ,ツバメ,ハクセキレイ,ビンズイ,ヒヨドリ,アカハラ(エコーラインを横切る),ウグイス,ヤブサメ,キビタキ,オオルリ,ヒガラ,シジュウカラ,ホオジロ,ノジコ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ホシガラス1,ハシブトガラス(15科21種)
【備考】朝小雨が降っていたので,山はどうかと蔵王刈田リフトに問い合わせると,「今は見えてます」というので急いで出かけた。リフトで登り,御釜に着くと山形県側は晴れ,宮城県側は下界に雲がどーんと溜まっている。山頂付近は晴れで多少風はあっても暑いくらい。礫地にヒバリとビンズイ。雪渓にもヒバリとビンズイがいて採餌していた。荒れ地には違いないからヒバリがいても不思議ではないが,ここまでヒバリがいるとまさに「雲雀」だ。本当に見たいのはヒバリではなく,××ヒバリだが,ちっともお目にかかれない。リフトで降りて,刈田峠の登山口から今日は前山まで行くことにした。ところが,鳥の鳴き声が全然しない。ウグイスさえ鳴かない。途中,何度も来ていそうなおじいさんが登山道の脇で昼食を取っていたので聞いてみると,やはり鳴き声をあまり聞かないという。1週間から10日間ほど,高山植物の成長が遅れているらしく,そのせいではないかと言っていた。前山に着く直前でやめて帰ってきた。コマクサもとっくに咲いているはずなのに,あまり咲いていないところを見ると,そうなのかもしれないし,逆にもっと前に咲いているはずの高山植物が今頃まだ咲いているという状況だった。それからホトトギス類の声も先週もそうだったがあまり聞いていない。我が家にやってくるカッコウも今年は来ないし,鳴いているのを聞いてもいないので,どうなっているのだろうと思うのだった。
【写真】EOS20D+100-400mmISL 全て400mm,プログラムAEで撮影

■蔵王御釜■山頂付近のキアゲハ■登山道脇のヒナザクラ

■コマクサ■コマクサ■コマクサ

■チングルマ■チングルマ■コイワカガミ

■コイワカガミ■ビンズイ■ビンズイ


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