私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

広瀬川を歩いたが、メジロとホオジロとジョウビタキしかいなかった。小鳥少なし。

2007年1月1日(月)奥松島(再掲)

2007年01月01日 | 奥松島・野蒜

■2007/1/1(月)10:30-12:00【天気】晴れ 【機材】EOS30D+EF100-400mmⅠ(再掲)
【場所】宮戸島
【種名】フクロウ(1科1種)
【メモ】車で室浜に行く途中、狭い道路にはみ出した枝があり、そこにフクロウが止まっていたのを発見した。少し行き過ぎたところに駐車して、戻ったが全然逃げない。やや斜め後ろを振り向いたが、身動きしないので、しばらく見ていた。400mmでは,全身が入らなかったので,多少離れて100mmで撮影した。また近くに寄っていろいろ見たが,尾羽はけっこう摩耗していた。爪は長く鋭い。片足で枝を掴んでいる。顔の羽根の造りはかなり複雑で、人間の鼻のように見える嘴は短く曲がっている。写真もずいぶん撮り,10分以上見ていたが,そのうち羽音もさせず飛び立ち,来た方向の道の真ん中の空間を音もなく一直線に飛んでいった。こういう狭い枝に覆われた小径の空間をすーっと飛んでいくのはまさにフクロウならではだろう。
フクロウといえば,幼少の頃,実家の作業場の電球を夜暗くなってから、点灯したところ、フクロウが作業場の梁に止まって、ネズミを狙っていたフクロウが目が眩み、落下したのを難なく捕まえたことがあった。ヒモでつないでおいたが,当然のことながら翌朝にはいなかった。
※宮古島のフクロウの記録を掲載していたサイトが終了したので再掲した。記事一覧
【写真】

  
  
  
舗装されていない坂になっている細道に突き出た枝に止まっていた。

  
尾羽/風切羽には鋸歯状の突起(セレーション)があり、音もなく飛行するのに役に立っているとか
  
顔面の羽毛の変化がすごい この写真はこれまで多く生徒や先生方に差し上げたもの(森の賢者)


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