私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

早く、春にならないかなと思います。毎日寒いですね。カワセミ♂♀は元気に小魚を食べてますが。

2007年1月1日(月)加護坊山,蕪栗沼

2007年01月15日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2007/1/1(月)7:40-8:00,13:00-15:00【天気】晴れ
【場所】蕪栗沼西側田圃,白鳥地区,加護坊山,蕪栗沼,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,ハクガン,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,ミコアイサ,トビ,ノスリ,ハイイロチュウヒ,チュウヒ,ハヤブサ,コチョウゲンボウ,タゲリ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,シジュウカラ,アオジ,オオジュリン,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科40種)
【備考】朝の西側田圃沿いの農道脇にタゲリの群れがいた。田圃の窪みに潜んでじっとしているが,長い冠羽と特徴のある顔でこちらを見ているのですぐ見つかってしまう。白鳥地区の土手に上がると,まだ朝明けの橙色の光線がハクチョウを照らしていて,背景の栗駒山も美しかった。ここから今日は石巻,宮戸島へと行った。加護坊山山頂に着いたのは午後1時。加護坊山は小学生の時と大きさが感覚的にあまり変わらない。少し急で山頂付近は息が切れる。眼下に蕪栗沼と白鳥地区,周辺田圃が見える。ハクチョウは肉眼でガンも気をつけてみると田圃に点々としているのがわかる。北側は順光だが,仙台方面の南側は逆光で薄く山々が見える。この山は低いにもかかわらず,360度本当にすばらしい眺めだ。ハレー彗星が涌谷方面の鳴瀬川あたりに落ちるように見えたのを今も覚えている。さて,山を下って蕪栗沼に行った。西側田圃でハクガンが道路のすぐ脇にいて,泥んこになりながら採餌していたが,後ろから家族連れの車がきて,ほんの数分しか観察しないうちに飛ばれてしまったのは,全く残念だった。自分が見ても小さいハクチョウ,いやアヒルに見えたくらいだ。もちろん体型は違うけれども。
【写真】
  
■朝の白鳥地区と栗駒山/加護坊山から見た蕪栗沼・白鳥地区,周辺田圃/朝の田圃でじっとしていたタゲリ
  
■西側田圃道路脇の泥田で採餌していたハクガン。せっかくの顔が泥だらけ。これまで見た中で一番近いところにいた。
  
■飛び立つハクガン/オオヒシクイ
  
■家族が採餌する間,見張りをする親(父親?)ではあるが,2,3分前は自分もひたすら食べていました/マガンの若鳥/オオハクチョウの交歓


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