■2010/5/22(土)6:44-9:13【天気】晴れ
【場所】金華山沖
【種名】オオハム1,コアホウドリ6,クロアシアホウドリ3,オオミズナギドリ++,アカアシミズナギドリ4,ハイイロミズナギドリ++,ハシボソミズナギドリ+,ウミウ,ダイサギ,オオセグロカモメ,ウミネコ+,ウミスズメ2,ウトウ6,ムシクイSP1(8科14種)
【メモ】7時出航予定だったが,思いの外早く着いたので6時40分出航となった。最初のポイント金華山南東沖約11Kmの波浪計付近を目指す。天気は穏やかで,波もほとんどない状態だったが,海鳥もまたいなかった。オオミズナギドリが牡鹿半島沖で,出始め,続いてハシボソミズナギドリとハイイロミズナギドリの数が多くなってきた。この時点ではハイイロよりハシボソの方が個体数が多かった。ウミスズメが浮かんでいるのが見え,ウトウ,オオハムと思われるアビ類も出現。金華山を過ぎる辺りから浮かんでいるハイイロミズナギドリの群れが見られるようになった。光線の関係でハイイロミズナギドリは翼を下に下ろした時に翼下面が白く光って見えて美しい。オオミズナギドリも初列の手前まで白いが,白の輝きが違う。ハシボソミズナギドリは真っ黒な感じでおでこが出っ張っている。少し走ると今度はハシボソミズナギドリが船の近くを多く飛ぶようになった。ハイイロ,オオミズナギドリの群れは相変わらず多い。海は本当に凪ぎ状態。
金華山を過ぎ,フェリー航路を過ぎる頃に,海面を45羽のアカエリヒレアシシギの群れが金華山沖北東に向かって飛んでいるのが見えた。夏羽のものがほとんどだった。波浪計付近の海域に着いたが,オオミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ,ハシボソミズナギドリの群れに,3羽のアカアシミズナギドリ,オオセグロカモメ,ウミネコ以外はおらず,目指すアホウドリ類はいなかった。そこでさらに南東に進路を取り,次のポイントに進む。波浪計を過ぎた辺りで,先ほどのアカエリヒレアシシギの群れが波間に浮かんで休息していた。この群れ(おそらく同じ)には,帰路にも出会うことになる。しばらく進んで次のポイント。ここでやっとコアホウドリが船を追いかけてきた。左片足だけが出ている個体だ。この海域では北に向かうダイサギを発見。さらに南東に向かい,金華山がすっかり見えなくなる40Kmほど沖まで進む。この海域でついにコアホウドリとクロアシアホウドリの小群に遭遇。船を見つけてやってきたらしい。コアホウドリ5羽とクロアシアホウドリ1羽,それにミズナギドリ類,ウミネコが集まってくる。ここでしばらく観察していると,沖の方にザトウクジラを見つけたというので,その方向を見たがよくわからなかった。何にしてもめでたいことだ。さてここから今度は針路を北に取り,しばらく進むとおそらく先ほどの群れが移動してきたらしく,コアホウドリ4羽と,クロアシアホウドリが1羽からペアになっていた。ここでもゆっくり観察して,アホウドリは出ていないが,そのうち会えるだろうということで,帰路に着く。帰りは金華山の近くで,クロアシアホウドリとコアホウドリ各1羽に出会った。先ほどとは違う個体かもしれなかった。アカエリヒレアシシギの群れにまた遭遇した。金華山付近から牡鹿半島沖まではハイイロミズナギドリの大群に出会い,鮎川港に9時15分に帰港した。
【写真】
■ハイイロミズナギドリの群れ/コアホウドリとクロアシアホウドリ
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】金華山沖
【種名】オオハム1,コアホウドリ6,クロアシアホウドリ3,オオミズナギドリ++,アカアシミズナギドリ4,ハイイロミズナギドリ++,ハシボソミズナギドリ+,ウミウ,ダイサギ,オオセグロカモメ,ウミネコ+,ウミスズメ2,ウトウ6,ムシクイSP1(8科14種)
【メモ】7時出航予定だったが,思いの外早く着いたので6時40分出航となった。最初のポイント金華山南東沖約11Kmの波浪計付近を目指す。天気は穏やかで,波もほとんどない状態だったが,海鳥もまたいなかった。オオミズナギドリが牡鹿半島沖で,出始め,続いてハシボソミズナギドリとハイイロミズナギドリの数が多くなってきた。この時点ではハイイロよりハシボソの方が個体数が多かった。ウミスズメが浮かんでいるのが見え,ウトウ,オオハムと思われるアビ類も出現。金華山を過ぎる辺りから浮かんでいるハイイロミズナギドリの群れが見られるようになった。光線の関係でハイイロミズナギドリは翼を下に下ろした時に翼下面が白く光って見えて美しい。オオミズナギドリも初列の手前まで白いが,白の輝きが違う。ハシボソミズナギドリは真っ黒な感じでおでこが出っ張っている。少し走ると今度はハシボソミズナギドリが船の近くを多く飛ぶようになった。ハイイロ,オオミズナギドリの群れは相変わらず多い。海は本当に凪ぎ状態。
金華山を過ぎ,フェリー航路を過ぎる頃に,海面を45羽のアカエリヒレアシシギの群れが金華山沖北東に向かって飛んでいるのが見えた。夏羽のものがほとんどだった。波浪計付近の海域に着いたが,オオミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ,ハシボソミズナギドリの群れに,3羽のアカアシミズナギドリ,オオセグロカモメ,ウミネコ以外はおらず,目指すアホウドリ類はいなかった。そこでさらに南東に進路を取り,次のポイントに進む。波浪計を過ぎた辺りで,先ほどのアカエリヒレアシシギの群れが波間に浮かんで休息していた。この群れ(おそらく同じ)には,帰路にも出会うことになる。しばらく進んで次のポイント。ここでやっとコアホウドリが船を追いかけてきた。左片足だけが出ている個体だ。この海域では北に向かうダイサギを発見。さらに南東に向かい,金華山がすっかり見えなくなる40Kmほど沖まで進む。この海域でついにコアホウドリとクロアシアホウドリの小群に遭遇。船を見つけてやってきたらしい。コアホウドリ5羽とクロアシアホウドリ1羽,それにミズナギドリ類,ウミネコが集まってくる。ここでしばらく観察していると,沖の方にザトウクジラを見つけたというので,その方向を見たがよくわからなかった。何にしてもめでたいことだ。さてここから今度は針路を北に取り,しばらく進むとおそらく先ほどの群れが移動してきたらしく,コアホウドリ4羽と,クロアシアホウドリが1羽からペアになっていた。ここでもゆっくり観察して,アホウドリは出ていないが,そのうち会えるだろうということで,帰路に着く。帰りは金華山の近くで,クロアシアホウドリとコアホウドリ各1羽に出会った。先ほどとは違う個体かもしれなかった。アカエリヒレアシシギの群れにまた遭遇した。金華山付近から牡鹿半島沖まではハイイロミズナギドリの大群に出会い,鮎川港に9時15分に帰港した。
【写真】
■ハイイロミズナギドリの群れ/コアホウドリとクロアシアホウドリ
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