■2013/1/20(日)8:58-13:44【天気】晴れ時々曇り 0℃~4℃
【場所】鳥の海,阿武隈川河口,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ♂1,スズガモ,クロガモ,ビロードキンクロ♂2,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ♀,オオバン,シロチドリ15,ハマシギ146,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ♂1,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(21科47種)目録第6版による
【メモ】今日はあまり時間を気にせずに鳥の海から磯浜まで行くことができた。年末年始から今日まで,リビングこたつ庭に来る鳥ウォッチング(これがなかなか心地よいのだが)が中心だったので,久しぶりの鳥行だった。最初に被災した荒浜中近くの道路から沼地になった被災田の細い道路を行くと,チョウゲンボウがスズメの群れを追いかけていた。止まった木のそばまで行ってみると,こちらに気づいて飛ぼうとしたのはいいのだが,写真のように小さな枝に左足が引っかかって,危うく落ちそうになるのを,そこは小さくても猛禽のプライドか,何とか体を保って,また止まり直したのには,思わず失笑してしまった。それからAさんから情報をいただいた阿武隈川河口に行ってみた。河口に以前あった海岸沿いの砂浜はすっかり見えなくなっていて,それより少し上流に砂州が大きく伸びているところがあった。以前はこれほど大きくなかったと記憶している。そこにはカモメ類やミミカイツブリが混じるハジロカイツブリの群れ,対岸の河口付近にクロガモ,ビロードキンクロといった海ガモがいた。亘理大橋の下ではウインドサーフィンをしている人もいた。カモメやオオセグロカモメの大群からシロカモメやセグロカモメ,ワシカモメを探したが見つけることはできなかった。
そこから,仮設の荒浜海鮮市場に行き,フラミンゴでいつものようにホッキ飯(一念発起飯)を家族の分も含めて4個購入し,一つは昼食に食べ,3つは自宅に持ち帰った。
以前は船だまりになっていたところに,冷凍庫を備えた加工場が建てられている。近くの船揚場に行くとカンムリカイツブリやミミカイツブリがいた。津波で鳥の海を干潟部分と漁港のエリアに分けていた防波堤が流失し,以前はこの防波堤にカワウの大群やカモメ類,シギチが休んでいたものだったが,これがなくなったために,カワウたちは船だまりの前の砕石を積んだ防波堤の上にいる。また,鳥の海の景観を美しいものにしていた蛭島は,昨年から樹木が伐採され平らになっているので,防波堤といい,蛭島といい,鳥の海の潟湖の景観を美しいものにしていたものがなくなって,景観的にも変化に乏しいものになってしまっている。
対岸に回ると,干潟が出てきたあたりに,ユリカモメやハマシギの群れが採餌していた。
【写真】
■スズメを追っていたが獲物をゲットできず,被災した民家の庭の木に止まったチョウゲンボウ♀。この後写真のようなことが起こった。
■再建が決まった荒浜中/船揚場で採餌するオオバン
■オオセグロカモメの♀型と♂型個体/コサギ/イソヒヨドリ♂
■カワウの群れ/ノスリ若鳥♀
■ミミカイツブリ冬羽。夏羽に換羽中の個体は,2008年4月6日の記事を参照
■ミサゴが食べているおこぼれを待っているカモメ/鳥の海バンディングハマシギ/マガモ♂
■ハジロカイツブリ冬羽/ハジロカイツブリの群れに3羽のミミカイツブリ
■カンムリカイツブリ冬羽(ちょっと遠かった)
Copyright(C)2013 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】鳥の海,阿武隈川河口,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ♂1,スズガモ,クロガモ,ビロードキンクロ♂2,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ♀,オオバン,シロチドリ15,ハマシギ146,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,カワセミ,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ♂1,ツグミ,ホオジロ,カシラダカ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(21科47種)目録第6版による
【メモ】今日はあまり時間を気にせずに鳥の海から磯浜まで行くことができた。年末年始から今日まで,リビングこたつ庭に来る鳥ウォッチング(これがなかなか心地よいのだが)が中心だったので,久しぶりの鳥行だった。最初に被災した荒浜中近くの道路から沼地になった被災田の細い道路を行くと,チョウゲンボウがスズメの群れを追いかけていた。止まった木のそばまで行ってみると,こちらに気づいて飛ぼうとしたのはいいのだが,写真のように小さな枝に左足が引っかかって,危うく落ちそうになるのを,そこは小さくても猛禽のプライドか,何とか体を保って,また止まり直したのには,思わず失笑してしまった。それからAさんから情報をいただいた阿武隈川河口に行ってみた。河口に以前あった海岸沿いの砂浜はすっかり見えなくなっていて,それより少し上流に砂州が大きく伸びているところがあった。以前はこれほど大きくなかったと記憶している。そこにはカモメ類やミミカイツブリが混じるハジロカイツブリの群れ,対岸の河口付近にクロガモ,ビロードキンクロといった海ガモがいた。亘理大橋の下ではウインドサーフィンをしている人もいた。カモメやオオセグロカモメの大群からシロカモメやセグロカモメ,ワシカモメを探したが見つけることはできなかった。
そこから,仮設の荒浜海鮮市場に行き,フラミンゴでいつものようにホッキ飯(一念発起飯)を家族の分も含めて4個購入し,一つは昼食に食べ,3つは自宅に持ち帰った。
以前は船だまりになっていたところに,冷凍庫を備えた加工場が建てられている。近くの船揚場に行くとカンムリカイツブリやミミカイツブリがいた。津波で鳥の海を干潟部分と漁港のエリアに分けていた防波堤が流失し,以前はこの防波堤にカワウの大群やカモメ類,シギチが休んでいたものだったが,これがなくなったために,カワウたちは船だまりの前の砕石を積んだ防波堤の上にいる。また,鳥の海の景観を美しいものにしていた蛭島は,昨年から樹木が伐採され平らになっているので,防波堤といい,蛭島といい,鳥の海の潟湖の景観を美しいものにしていたものがなくなって,景観的にも変化に乏しいものになってしまっている。
対岸に回ると,干潟が出てきたあたりに,ユリカモメやハマシギの群れが採餌していた。
【写真】
■スズメを追っていたが獲物をゲットできず,被災した民家の庭の木に止まったチョウゲンボウ♀。この後写真のようなことが起こった。
■再建が決まった荒浜中/船揚場で採餌するオオバン
■オオセグロカモメの♀型と♂型個体/コサギ/イソヒヨドリ♂
■カワウの群れ/ノスリ若鳥♀
■ミミカイツブリ冬羽。夏羽に換羽中の個体は,2008年4月6日の記事を参照
■ミサゴが食べているおこぼれを待っているカモメ/鳥の海バンディングハマシギ/マガモ♂
■ハジロカイツブリ冬羽/ハジロカイツブリの群れに3羽のミミカイツブリ
■カンムリカイツブリ冬羽(ちょっと遠かった)
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