私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2013年3月11日(月)白石川

2013年03月16日 | 白石の野鳥
■2013/3/11(月)8:17-10:07【天気】晴れ
【場所】JR東白石駅前白石川
【種名】ダイサギ,アオサギ,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,カワアイサ,トビ,ナベヅル1,カモメ,ヤマセミ,ヒバリ,ツグミ,ウグイス(初鳴き),カワラヒワ,ベニマシコ♂若鳥2,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(13科25種)
【メモ】2月からいるというナベヅルを見に行った。今まで,伊豆沼,南郷の2回見たうちでは,一番近いところで観察できた。このフィールドは,職に就いてから5年間通い続けた場所で,公園もきれいに整備されたり,途中で餌付け禁止になったりと,いろいろあったが,白鳥愛護会の方々が昔から一生懸命保護に取り組んでいたところだ。今日はいつもいるカワセミを見ることができなかったが,ヤマセミは昔いたところで何と20年ぶりに見ることができてうれしかった。
【写真】
  
■駐車場に着いて川を見たら,いい感じのところにいたので,ラッキーと喜んだのもつかの間,カメラマンがナベヅルを追って走ってきたために,そこに行く前に飛ばれてしまった。途中,朝食を食べに吉野家に行って戻ってきてみると,今度は,石を投げて飛ばしていたのにはさすがに怒りを隠せなかった。
  
■逆光でもとてもきれいだった。駅の方に行って順光で風景全体を撮影したが,このナベヅルは野生ではあろうが人に慣れているようだった。
  
■時々上空を見上げていたが,これだけ体が大きいとここでは天敵もいないような気がするが・・・。


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2013年3月16日(土)宮崎・小野田

2013年03月16日 | 田谷地沼・宮崎地区
■2013/3/16(土)12:12-14:13【天気】晴れ 
【場所】加美町宮崎地区・小野田地区
【種名】カワウ,ダイサギ,アオサギ,マガン,オオヒシクイ,サカツラガン,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,ハイタカ,ノスリ,チュウヒ,コチョウゲンボウ♂,オオバン,キジバト,コゲラ,ヒバリ,キセキレイ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,タヒバリ,ヒヨドリ,モズ,ツグミ,シジュウカラ,ホオジロ,カシラダカ,カワラヒワ,ハギマシコ,シメ,ムクドリ,スズメ,カケス,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科45種)※3月中の記録を含む
【メモ】2月は地吹雪が毎日ひどく,通勤に2時間かかった日もあったが,3月に入り,少しずつ暖かくなってきた。宮崎地区は,北東から賀美石,宮崎,旭の3地区があり,広大な田圃が広がっている。宮崎の東隣は小野田地区の原地区でここも田圃が広い。要するに薬莱山の麓までずっと田圃があって,雪解けが高度に沿って順々に始まっていく。先週は宮崎中学校前の田圃にマガン,ハクチョウの群れが朝は8:30,帰りは5:30とだいたい時間が決まって「出勤・退勤」していた。学校がランドマークになっているのか,行き帰りとも学校の真上を通過していく。それはもう最高の光景で,船形連峰を背景に毎日,幸せな風景の中で勤務していた。先週末からは採餌地は旭地区と原地区に移動しているが,まだ5000羽はいる。今日は,午後からゆっくり,田圃を回ってハクガン探しをした。去年も1羽目撃情報があり,今年もあったからだ。結局,ハクガンの代わりにサカツラガンを見つけたのがラッキーだった。来週前半頃まではまだマガンがいると思われるので,ハクガンのチャンスがないわけではない。ガンを探している途中,農家の近くに見上げるほどの巨大な木があり,その下を通ろうとしたら,スズメらしきものが樹の枝全体に止まっていてすごかったので,真下に来てから一応双眼鏡で近くを見たら,全部ハギマシコだった。最初,車のフロントガラスから70mmで撮影し,ゆっくり降りて撮影しているうちに,当然だが飛ばれてしまった。その数は千羽単位のレベルだったろう。まるでムクドリの大群のようにかたまりが飛んで行った。これから5・6月までが田谷地沼をはじめいいシーズンになる。本当にここは山紫水明の里だ。
【写真】
  
■学校前の田圃で採餌するマガンとハクチョウの群れ。
  
■船形連峰を背景にマガンの群れ
  
■ダイサギ/ノスリ/ミヤマガラス
  
■サカツラガンとマガン,ハクチョウの群れ
  
  
■ハギマシコの群れ


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