私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2016年4月17日(日)蒲生海岸

2016年04月17日 | 蒲生海岸
■2016/4/17(日)8:08-8:42【天気】曇り
【場所】蒲生干潟,七北田川河口
【種名】カルガモ,メダイチドリ12+,シロチドリ5+,ミユビシギ28+,ハマシギ35+,ユリカモメ,カモメ,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ(4科10種)
【メモ】天気はやたら悪かったが,蒲生に行ってみた。七北田川河口にセグロカモメの第1回・2回冬羽と成鳥夏羽の群れが入っていた。関東以西に行けばセグロカモメは,こちらでいうオオセグロカモメのように当たり前に観察できるが,たいてい春と秋から冬にかけての渡りの途中に大きな群れが見られるくらいで,多くはない。震災前の釣師浜は,こうした群れを観察する場所としては最高で,例年秋頃にセグロカモメの大きな群れの中にタイミルセグロカモメが混じっている群れが観察できた。蒲生や鳥の海でも時々見ることもあるが,200羽以上の群れはそう観察できない。南三陸コースでは白浜海岸で多少の群れが見られることもあるが,釣師浜ほどではない(震災前の「磯浜」を参照)。そういうことで,関東では当たり前だが,セグロカモメを見るとちょっとうれしくなるのだった。特に第2回冬羽なんかはけっこうきれいで好きなステージだ。セグロカモメに似て非なるが,アメリカセグロカモメやホイグリンカモメだろう。どちらも目の前で見たのは1回ずつだが,色や体型がかなり違う。モンゴルはまだ成鳥夏羽は見たことがない。
【写真】
  
■セグロカモメ成鳥夏羽・第2回冬羽,ウミネコ第1回冬羽・第2回冬羽,ユリカモメ成鳥夏冬中間羽・第1回冬羽/メダイチドリ夏羽
   
■メダイチドリ♂夏羽(奥),♀夏羽(手前)/ハマシギ,ミユビシギ


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