■2017/9/25(月)6:34-11:37【天気】晴れ曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】京都府宇治市岩間山
【種名】ハチクマ8+(76),トビ12+,ツミ1(9),オオタカ1(2),サシバ128+(1288),ノスリ1(14),ハヤブサ1(1),ハシブトガラス,シジュウカラ,コシアカツバメ,ヒヨドリ,メジロ,エゾビタキ,キセキレイ(9科14種)
【メモ】南丹市に仕事を兼ねて京都に行くことにした。時季的にどこかよい探鳥地はないかと京都支部のHPを見たところ,宇治市の岩間山のタカの渡りウォッチングがよいということになり,早速,カウントデータを過去に遡って見たところ,9月25日前後と出たので,あとは天候を見ると24日(日),25日(月)は晴れ。平日でないとだめなので,25日がちょうどよいということになった。前日の最終の新幹線で京都まで行き,25日の0時頃に滋賀県のJR石山駅前に到着し,ビジネスホテルに宿泊し,朝5時起きで準備をして6時にホテルを出発し,奥宮神社の駐車場に6時20分に到着し,そこから10分ほどかなり緩い山道を登っていくと,琵琶湖大橋を一望するタカ見の場所に着いた。既にカウントをされている方が一人いて,いろいろお話しを聞きながら鳥見を始めた。
エゾビタキやコシアカツバメが飛び回っていて,カウントの方にうかつにもあれは「ツバメ」ですかと質問したが,よく見ればコシアカツバメだった。仙台の方には全くといっていいほどいないので(ずっと昔,大河原で繁殖していたのを見に行ったことはあるが),飛んでるツバメといえば,ツバメ,イワツバメ,ショウドウツバメで,アマツバメとハリオはいるが,ヒメアマツバメはいないというわけだ。山頂から下はガスが時々かかり,視界がなくなったりしたが,時々サシバが飛ぶくらいで,時間が過ぎていき,タクシーに来てもらう10時30分が近づいてきて,いくら何でもこれではだめだと1時間遅らせてもらった。その頃から,カウントの方々が増えてきて,そうか!これからねということで期待していると,10時過ぎから比叡山の展望台方面をどんどんサシバの群れが通過し始めた。遠くにタカ柱が立ち,やがて流れて琵琶湖の上を通過して比叡山の方を行くものと,数は少ないがこちらの岩間山方面へ流れてくるものもあり,真上をサシバの群れが旋回しながら飛んでいくのもあった。群れの中にはハチクマらしきものも混じってはいたが,何しろ遠い。琵琶湖大橋近くからこちらに向かってくるサシバとか,けっこう見応えがあったが,大きく見たいものはサシバではなく,ハチクマなので,時間も近づき諦めかけていると急に上空にハチクマが一羽現れた。500mmを真上に向けて連写した。あとで見るとあまりよく撮れてはいなかったが,満足だった。もっといれば,あと2,3羽は来たかもしれないが,1時過ぎには南丹市に行かなければならないので,カウントの皆さんに御礼を言って山を下りた。それにしてもあのカウントぶりはすごく,とても参考になったが,マガンのカウントとは違い,いかに重複しないようにカウントするかがポイントのようだった。しかも,範囲(視界)がやたら広く,距離もスコープでやっと見えるものから真上に来たものまで様々で,複数いないと正確な数はカウントできないようだ(ここでは一人では無理)。実際,カウントをする複数の方と記録をする方は別でやっていた。
竜飛は何度か行ったが,いつもよい写真は撮れなかったが,ここは日にちと天気がうまく合えばいいようだし,前日の白樺峠のデータが一日遅れでこちらに来るので(タカが),予想がしやすいようだ。しかも,ここは絶景!というところがいい。できれば,比叡山側の眼下を飛んでくれれば順光でかなりよい写真が撮れそうだ。トビはそういうところを何度も飛んでいるが,しかたがないので最後にちょっと撮影した。
さて,下山して途中,幻住庵に寄り,1時間ほどで南丹市役所で仕事を済ませ,すぐに戻って嵯峨嵐山駅で下車して,タクシーで大沢池に行ったが,マガモとカルガモしかおらず,そこから渡月橋で下ろしてもらって,ダイサギを撮影し,野々宮神社から竹林を通って落柿舎に行き,嵯峨嵐山駅に戻り,京都駅で生八つ橋をお土産に買って,仙台駅に着いたのは21時だった。
今回のコースは京都観光を兼ねたいいウォッチングだった。
<参考になるHP>
日本野鳥の会京都支部
タカの渡り全国ネットワーク
【写真】
■タカの渡り観察ポイント
■コシアカツバメ/エゾビタキ もっとちゃんとまじめに撮影しておけばよかった。
■オオタカ若鳥/ノスリ/サシバ
■近くに来たサシバ/トビ,背景は比叡山展望台/サシバ15羽はいる。ディスプレイのゴミを取ってからカウントしてください(笑い)。ピントが合わなかった。
■琵琶湖大橋からこちらへ飛んできたサシバ。最初,肉眼ではほとんど見えない。
■サシバ/カウントしてみましょう。
■輪になって飛ぶサシバ/サシバの群れ/これはハチクマ3羽
■サシバ/ハチクマ
■ハチクマ
■ハチクマ/こういうところをサシバとハチクマが飛んでくれたらよい写真が撮れたと思う。
Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】京都府宇治市岩間山
【種名】ハチクマ8+(76),トビ12+,ツミ1(9),オオタカ1(2),サシバ128+(1288),ノスリ1(14),ハヤブサ1(1),ハシブトガラス,シジュウカラ,コシアカツバメ,ヒヨドリ,メジロ,エゾビタキ,キセキレイ(9科14種)
【メモ】南丹市に仕事を兼ねて京都に行くことにした。時季的にどこかよい探鳥地はないかと京都支部のHPを見たところ,宇治市の岩間山のタカの渡りウォッチングがよいということになり,早速,カウントデータを過去に遡って見たところ,9月25日前後と出たので,あとは天候を見ると24日(日),25日(月)は晴れ。平日でないとだめなので,25日がちょうどよいということになった。前日の最終の新幹線で京都まで行き,25日の0時頃に滋賀県のJR石山駅前に到着し,ビジネスホテルに宿泊し,朝5時起きで準備をして6時にホテルを出発し,奥宮神社の駐車場に6時20分に到着し,そこから10分ほどかなり緩い山道を登っていくと,琵琶湖大橋を一望するタカ見の場所に着いた。既にカウントをされている方が一人いて,いろいろお話しを聞きながら鳥見を始めた。
エゾビタキやコシアカツバメが飛び回っていて,カウントの方にうかつにもあれは「ツバメ」ですかと質問したが,よく見ればコシアカツバメだった。仙台の方には全くといっていいほどいないので(ずっと昔,大河原で繁殖していたのを見に行ったことはあるが),飛んでるツバメといえば,ツバメ,イワツバメ,ショウドウツバメで,アマツバメとハリオはいるが,ヒメアマツバメはいないというわけだ。山頂から下はガスが時々かかり,視界がなくなったりしたが,時々サシバが飛ぶくらいで,時間が過ぎていき,タクシーに来てもらう10時30分が近づいてきて,いくら何でもこれではだめだと1時間遅らせてもらった。その頃から,カウントの方々が増えてきて,そうか!これからねということで期待していると,10時過ぎから比叡山の展望台方面をどんどんサシバの群れが通過し始めた。遠くにタカ柱が立ち,やがて流れて琵琶湖の上を通過して比叡山の方を行くものと,数は少ないがこちらの岩間山方面へ流れてくるものもあり,真上をサシバの群れが旋回しながら飛んでいくのもあった。群れの中にはハチクマらしきものも混じってはいたが,何しろ遠い。琵琶湖大橋近くからこちらに向かってくるサシバとか,けっこう見応えがあったが,大きく見たいものはサシバではなく,ハチクマなので,時間も近づき諦めかけていると急に上空にハチクマが一羽現れた。500mmを真上に向けて連写した。あとで見るとあまりよく撮れてはいなかったが,満足だった。もっといれば,あと2,3羽は来たかもしれないが,1時過ぎには南丹市に行かなければならないので,カウントの皆さんに御礼を言って山を下りた。それにしてもあのカウントぶりはすごく,とても参考になったが,マガンのカウントとは違い,いかに重複しないようにカウントするかがポイントのようだった。しかも,範囲(視界)がやたら広く,距離もスコープでやっと見えるものから真上に来たものまで様々で,複数いないと正確な数はカウントできないようだ(ここでは一人では無理)。実際,カウントをする複数の方と記録をする方は別でやっていた。
竜飛は何度か行ったが,いつもよい写真は撮れなかったが,ここは日にちと天気がうまく合えばいいようだし,前日の白樺峠のデータが一日遅れでこちらに来るので(タカが),予想がしやすいようだ。しかも,ここは絶景!というところがいい。できれば,比叡山側の眼下を飛んでくれれば順光でかなりよい写真が撮れそうだ。トビはそういうところを何度も飛んでいるが,しかたがないので最後にちょっと撮影した。
さて,下山して途中,幻住庵に寄り,1時間ほどで南丹市役所で仕事を済ませ,すぐに戻って嵯峨嵐山駅で下車して,タクシーで大沢池に行ったが,マガモとカルガモしかおらず,そこから渡月橋で下ろしてもらって,ダイサギを撮影し,野々宮神社から竹林を通って落柿舎に行き,嵯峨嵐山駅に戻り,京都駅で生八つ橋をお土産に買って,仙台駅に着いたのは21時だった。
今回のコースは京都観光を兼ねたいいウォッチングだった。
<参考になるHP>
日本野鳥の会京都支部
タカの渡り全国ネットワーク
【写真】
■タカの渡り観察ポイント
■コシアカツバメ/エゾビタキ もっとちゃんとまじめに撮影しておけばよかった。
■オオタカ若鳥/ノスリ/サシバ
■近くに来たサシバ/トビ,背景は比叡山展望台/サシバ15羽はいる。ディスプレイのゴミを取ってからカウントしてください(笑い)。ピントが合わなかった。
■琵琶湖大橋からこちらへ飛んできたサシバ。最初,肉眼ではほとんど見えない。
■サシバ/カウントしてみましょう。
■輪になって飛ぶサシバ/サシバの群れ/これはハチクマ3羽
■サシバ/ハチクマ
■ハチクマ
■ハチクマ/こういうところをサシバとハチクマが飛んでくれたらよい写真が撮れたと思う。
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