私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2017年9月5日(火)鳥の海

2017年10月22日 | 鳥の海
■2017/9/5(火)12:31-13:07【天気】晴れ【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ムナグロ9+,シロチドリ11+,オグロシギ1,オオソリハシシギ3,チュウシャクシギ2,ホウロクシギ1,アオアシシギ1,キアシシギ4+,ミユビシギ3+,トウネン38+,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ(9科19種)
【メモ】平日公休日ウォッチングで鳥の海に行った。天気がよく,かげろうが立っていた。鳥の海は蒲生干潟と違って,干潟の中に緑の藻があるので,逆光で写真を撮った時に水面の色が緑っぽくなってなかなかいい。震災前は,干潟のかなり広い範囲で水深がちょうどいい深さになって,シギチドリが広い範囲で採餌できていたが,あの状態に戻るのには相当の年数がかかるだろう。最近は蒲生も鳥の海も普通種の種類も個体数もかなり少なくなってきているような感じがする。確かに珍鳥はぽつぽつ出ているが,渡り鳥の中継地としての環境で重要なのは珍鳥ではなく普通種の種類と個体数だろう。
干潟を一通り見て,海岸に出ると,まず砂浜にメダイ,ムナグロの群れがいた。ゆっくり観察しようと見ていると,ハヤブサの襲来であっという間に飛んでしまった。思ったよりたくさんいたので,と言っても50羽+だが,感動した。
【写真】
  
■アオアシシギ幼羽/トウネン幼羽/メダイチドリ幼羽・成鳥夏→冬羽
  
■カエルの様なイメージののっぺりしたキアシシギ幼羽/トウネン幼羽の群れ
  
■オグロシギ幼羽とトウネン幼羽/チュウシャクシギ幼羽,オオソリハシシギ幼羽,キアシシギ幼羽/ランディングしようとオオソリハシシギをよけたオグロシギ。奥はホウロクシギ幼羽
  
■まだ嘴が短いホウロクシギ幼羽/メダイチドリ冬羽
  
■ムナグロ幼羽/メダイチドリ,ムナグロ,シロチドリ,ミユビシギの混群/ハヤブサ若鳥


Copyright(C)2017 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.