私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

アカアシシギ幼羽4羽。キアシとアオアシもいたが、そろわず恒例の信号写真にならなかった。

2018年1月14日・21日(日)野蒜・奥松島

2018年02月07日 | 奥松島・野蒜
■2018/1/14(日)7:52-9:55,1/21(日)8:00-11:49【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,宮戸島
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,コオリガモ♂1,ウミアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ++,ハジロカイツブリ,キジバト,シロエリオオハム,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ハマシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,アラスカシロカモメ幼羽,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,オオワシ,ハイタカ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,メジロ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ(26科62種)
【メモ】どこに行くか迷って,そう言えば奥松島はしばらく行っていないと思い,野蒜方面に行くことにした。以前アラナミキンクロ♀がいた鳴瀬川河口で何か珍しいカモはいないかと探していると,あまりに特徴的なコオリガモの♂が波間に揺れていた。北海道,特に稚内港は目の前で見られるのでそれほど感動はなかったが,あとで話を聞くと1週間前からいたらしい。正面顔や横顔が犬そっくりで,「戌年」にふさわしいカモだ。「アオアオアオナー」という鳴き声はたぶん波の音にかき消されて聞こえなかったが,きっと鳴いていたかもしれない。ミサゴがでっかいうぐいを掴んで飛んでいき,河口にはミミカイツブリのこれまで見たことのないような大群が海から次々に切れ目なく飛んできて,着水した。それから,一通り河口を見て,宮戸島に行き,漁港巡りをして,もう一度コオリガモを撮りに戻ったところ,こちらに飛んできたカモがいると思ったら,運良くコオリガモだった。
気をよくして,翌週も日曜日出かけたが,コオリガモはまだいたらしいが,見ることはできなかった。しかし,河口の対岸にカモメの群れがいる中にシロカモメがいるのを見つけた。ただのシロカモメではなく,体型や大きさから亜種のアラスカシロカモメではないかと思い,帰宅してから見たらやはりそうだった。それから,前回見過ごしたオオワシを見ようと,これまでの止まり木ポイントに行くことにした。ポイントを探すと,運良く2ポイント目でいたので撮影した。だいたい震災前から見ていたマツの木に止まっていることが多い。運動のために大高森にも登り,景色を眺め,満足して帰った。さすがに3週目はやめにしたが。
【写真】
  
■最初はこんな感じで発見した。/ミサゴ/イソヒヨドリ♀
  
■たくさんいるオカヨシガモだが,以前は奥松島ではけっこう観察できたヨシガモは姿が見えず/虹彩が見えたので掲載したイソシギ/ミミカイツブリ
  
■こういう群れが次々とやってきた。明らかにハジロカイツブリより多かった。
  
■キジ♀
  
■キジが今までで一番クリアに撮影できた。♂1に♀3で行動していた。♂の目つきが真剣な?写真を選んでみた/石巻
  
■ヒドリガモ,オカヨシガモ,ハマシギ/コオリガモ♂
  
■コオリガモ/ヒドリガモとオカヨシガモ/奥松島外洋側
  
■ハジロカイツブリ/ハシブトガラスのペア/スズガモ
  
■オオワシ
  
■オオワシ/アラスカシロカモメ。鵡川漁港にはよくいる。小型で嘴も細く,尾より初列が突出する。足も短い。顔がかわいい。


Copyright(C)2018 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.