私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

10月31日午後、まだ3羽しか見つけられなかったが、遠くばかり探していたら、かわいい顔で下にいるではないか。

2018年2月11日(日)鵡川漁港・鵡川河口

2018年02月22日 | 北海道
■2018/2/11(日)10:35-11:25【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】鵡川漁港,鵡川河口
【種名】オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,ホシハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,シロカモメ,ワシカモメ,オオセグロカモメ,トビ,オジロワシ,ノスリ,カササギ,ハシボソガラス(4科17種)
【メモ】土曜日から公休日の火曜日まで4連休だったが前後の土,火曜日は予定が入っていたので,日月の1泊2日で冬の北海道に行くことにした。仙台空港を7:50のJALで8:50に新千歳空港に着き,ホンダレンタカーで,まずは鵡川に向かった。天気はみぞれ気味の雪が降っていたが,さほどのことはなく,鵡川漁港に着いたときには日差しがでていた。が,肝心のカモメがいない。いつもいる堤防をはさんだ砂浜にいたのは,シロカモメ第1回冬羽1,成鳥冬羽3,ワシカモメ成鳥1,オオセグロカモメ第1回冬羽1と,少なく,漁港沿いの堤防にもシロカモメが4羽,第1回冬羽が1羽いたくらいで,?????だった。漁港内もクロガモ,シノリガモ,ホオジロガモがすぐにカウントできるくらいの個体数しかいなかった。これはまずいという感じでいるうち,雪も降ってきて,あまりひどくならないうちに鵡川河口に移動した。雪がどんどん降ってきて,急いで行くと堤防から5分も歩けば河口には着いた。対岸にオジロワシが2羽いたが成鳥はいなかったが,それなりの北海道の風景があって,とてもよかった。車に戻る時も雪がどんどん降ってきて,とにかく寒い。やっと乗って,16時の釧路行きに乗るには3時に空港に着けばよいので,苫小牧北大研究林に寄ることに決めた。カササギだが,初めて北海道で見た。鵡川ICに着くちょっと前の林で,まさかここで止まるわけにはいかなかったので,撮影はできなかったが,ずっと前にソウルで見て,長崎だったかで見て
ということで,まだ3回しか見ていない。オナガの方がきれいだとか負け惜しみを言って,ICを下りたのだった。
【写真】
  
■クロガモ♂が鵡川漁港の岩壁の近くでしきりに潜って貝を食べていた。食べると海水で口をゆすぐ動作を繰り返していた。嘴の中に細いぎざぎざがあるのが分かる。3つ目の写真は,よく見ないと何をしているのか分からない写真だが,直接頭掻き(後ろ足が翼の下を通る)。
  
■ホオジロガモ♂/シノリガモ♀/シノリガモ♂の1年目冬羽がいた。
  
■一見アラスカに見えるが,近くにいた個体と大きさが同じで,歩き始めるとただのシロカモメだった。寒くて縮こまってアラスカしていただけだった。/ワシカモメ成鳥冬羽/シロカモメ第1回冬羽
  
■鵡川の対岸にオジロワシの幼鳥がいて,トビとカラスにモビングされていた。
  
■モビング中/ただのホシハジロ/12月に見たとき,失礼にもポニーとか言っていたが,立派などさんこの子どもに育っていた。特に下半身がすごくがっしりしていたのが印象的。最初,遠くにいたが近づいてきて,12月の時のようにすぐ目の前に来るものと思っていたら,ちょっとだけ小屋の陰に隠れてこっちを伺っていたのはかわいらしかった。その後,すぐ目の前にきたが。


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