私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2021年4月22日(木)鳥の海

2021年04月22日 | 鳥の海
■2021年4月22日(木)10:08-12:34【天気】晴れ 【機材】EOSR+100-500mm EOSR+24-105mm
【場所】鳥の海
【メモ】37年間+4年間計41年間働いたあととりあえず1年間は休養を兼ねて鳥見をすることにした。それで,以前から一番やりたかったことが同じフィールドの同じ時間帯に1週間鳥見をすることだった。ということで,とりあえず月から金まで鳥の海に通ったわけだが,月は曇り,火・水はそれなりに出たが,いまいちだった。そして4日目の木曜日,黄色い家の向かいの干潟に,シギチがごちゃっと集まっているのに遭遇した。ちょうど,潮が上がりかけていて,どんどん,いる場所が狭くなり,砂浜までチュウシャクシギが上がってきていた。これは,大ラッキーでカウントの手間が省ける。100mmに入る画角にシギチの群れがいる。しかも,メダイ,ハマシギ以外は全部ここにいるわけだ。オオソリ,チュウシャク,コオバ,オバシギの4種がいた。動画にもアップしたので分かると思うが,こう狭い場所にたくさんいると,まさに鶏の感じ。常に動き回っているのもいればじっとしているものもいる。トラブルも多発という感じ。以前,上野動物園でソリハシセイタカシギが狭い飼育舎に本当に鶏のように飼われていたのを見て,どうみても鶏だと思った。せわしなく常に動き回っているわけだ。自分も酉年なので同じようなものか。
閑話休題。ここから,海岸側の干潟を見ようと思い,車を移動させると,白い小型のカモメが飛んでいるのを見つけた。当然コアジサシではないので,まあ,悪くてもカモメ,ユリカモメと思ったが,翼の感じやフォルムが違う。もしやと思って見たら,やはりズグロカモメの第1回夏羽移行個体だった。ズグロカモメと言えば蒲生で越冬し,頭が黒くなったのを観察したことがあったし,昨年は松川浦に2羽冬羽がいた。ズグロカモメは干潟を巡回して,カニを食べているのを蒲生では何度も見ている。鳥の海でもやはり干潟を巡回していたが,肝心のカニがほぼ捕れない感じだった。餌がないから,1日でいなくなってしまったのかもしれない。なにはともあれ,月曜日から通ったかいがあった。金曜日はカウントに専念しようと思ったわけ。
【写真】

オバシギ            オオソリハシシギ

コオバシギ   オオソリ♂夏羽 オオソリ♀夏羽移行個体

コシジロではない チュウシャクシギ 

コシジロでない チュウシャクシギ これはコシジロ

♂夏羽移行個体   オバシギ

コオバシギ夏羽移行個体 キョウジョシギ♂夏羽 カニを狙うズグロカモメ

降下中 R5は1回目にピントが合うと1羽ならどこまでもくいつく

カニは捕らえられなかった 

ズグロカモメ第1回夏羽移行個体  カニも咥えている

ズグロカモメ ホウロクシギとズグロカモメ

ホウロクシギ


Copyright(C)2021 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2021年4月22日(木)鳥の海のシギの群れ

2021年04月22日 | 鳥の海

2021年4月22日(木)鳥の海のシギの群れ