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アカアシシギ幼羽4羽。キアシとアオアシもいたが、そろわず恒例の信号写真にならなかった。

2021年10月18日(月)19日(火)21日(木)蕪栗沼・白鳥地区

2021年10月21日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2021年10月18日(月)19日(火)21日(木)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、 EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】サカツラガン、オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、オオハクチョウ、コガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、チュウヒ幼鳥♀(18日)・成鳥♀(21日)、ノスリ、ヒバリ(5科15種)
【メモ】例年、伊豆沼または蕪栗沼経由でカリガネポイントに行き、十分カリガネを見れば後は行かないことにしている。初日はあまりカウントもできず、飛んでいる姿しか見られなかったので、翌日また行ってみた。マガンの群れにたいていは混じっているので、ポイントの田んぼを見ていくと、マガンの群れの中にカリガネがいた。一通りカウントしていくと18羽ほどいた。そのカウントの途中、金目マガンの後ろで寝ているサカツラガンを発見した。これはカリガネをまめにカウントしていなければ、「マガンがいっぱいいるね」と見逃すところだった。しばらく見ていると動き出して羽繕いや頭掻きをしていた。久々のサカツラガンだったが、サカツラガンと言えば、嘴の基部が白いはずだが、この個体は全く白いところがなかったので、幼鳥か、若い個体かもしれない。2013年3月16日に加美町宮崎で観察したサカツラガンもほとんど白い部分がなかったが、今回は全然ない個体。ちなみに今回のサカツラガンは、ここに留まるのかと思ったら、翌日には観察できず、その後も多くの方が探したようだが、結局、自分を含め2人しか見ることができなかった。どこに行ったのか?20日はいなかったというので21日に行ってみたが、やはり見つけられず、白鳥地区の土手で昇る月を見て帰ってきた。カリガネに関しては、2日目は一か所の田んぼで18羽だったが、3日目はエリアの東側も含め比較的広い範囲を探したので、30羽+はいたと思う。
【参考】2013年3月16日(土)宮崎・小野田
【写真】
<10月18日>
  
首輪が黄色のカリガネ(左端)、青のマガン(中央)。隣にカリガネ成鳥/首輪マガン/シジュウカラガンを追うオオハクチョウ
<10月19日>
  
いつもの風景   サカツラガン
  
サカツラガン
  
サカツラガン/カリガネ成鳥、後ろにも/カリガネ幼鳥
  
カリガネ成鳥・幼鳥/この画面に14羽のカリガネ。残りは左の方の田んぼ。
<10月21日>
  
ドジョウを捕まえたダイサギ/マガン。右2羽は少し若い。/キツネがマガンの後ろを歩いている。
  
カリガネポイントに1羽だけいたシジュウカラガン/カリガネ/オオヒシクイ
  
白鳥地区の夕焼け。アオサギとチュウヒ♀/マガンが塒についてしまってから昇った月


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