私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

阿武隈川河口のカモメたち。カモメ成鳥冬羽も増えてきた。

2021年10月3日(日)・4日(月)鳥の海

2021年10月04日 | 鳥の海

■2021年10月3日(日)・4日(月)【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500(4日) EF500Ⅱ(3日)
【場所】鳥の海、周辺田んぼ
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、スズガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、オオバン、メダイチドリ夏1・幼羽5、ダイシャクシギ成1・幼1、トウネン幼羽5、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♀、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ショウドウツバメ++、ヒヨドリ++、セッカ♀、ムクドリ、ノビタキ♀、イソヒヨドリ♀、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(23科36種)
【メモ】台風後の鳥の海に行ってみた。1日目は気温が高く、ほぼ無風で干潟では空気の揺らぎが大きかった。海側干潟で藻が大量にある場所にダイシャクシギ2羽が採餌しているのが見えた。2羽で微妙に違うように見えたが、空気の揺らぎがあるのと、やたら距離が遠いのでよくわからなかったが、南側干潟にやってきたときに見た時には、明らかに羽衣のパターンが違っていた。嘴は両方とも長かった。とりあえず、成鳥と幼鳥ということにした。2021年9月5日(日)鳥の海のダイシャクシギは明らかに幼鳥だったが、今日の場合は、とにかく遠く、間近に見ることができなかった。成鳥と幼鳥の比較は、2019年2月11日(月)鳥の海写真の中の2羽のダイシャクシギを見れば、左は成鳥、右は幼鳥の特徴がある。
 海岸に出てみると、台風の影響で防潮堤下の消波ブロック・テトラポッド前にミニ干潟ができていて、シギチが採餌していた。1日目はトウネン5・メダイ5の小群、2日目はトウネン1・ハマシギ1がいた。ショウドウツバメが2日間とも20羽前後防潮堤付近を飛び回っていたし、ヒヨドリの小群が渡っていった。南側の広大な田んぼ、草地にノビタキとセッカがいたが1日目は、R5の高解像を持ってしてもかなり小さくしか映らず、しかも空気の揺らぎでとても写真にも証拠写真にもならないレベルだったので、2日続けて行ったというわけだ。2日目は何とかわかるようには撮影することができたが、小鳥類とジシギはいまだに苦手だ。ということで、シギチはいまだ渡っていて、そのうち、越冬モードに入る。
【写真】
<10月3日>

  
ミサゴとトビ   コメツキガニ   ヒドリガモとダイシャクシギ(左成・右幼)
  
ヒドリガモの群れ ダイシャクシギ(左成・右幼)トウネン・メダイチドリ幼羽
  
トウネン・メダイチドリ幼羽 計10羽 ミサゴ成鳥♂
  
ミサゴ成鳥♂   ダイシャクシギ(右成・左幼)
<10月4日>
  
セッカ♀     ノビタキ♀   ハマシギ幼羽→第1回冬羽    
  
ハマシギ幼羽→第1回冬羽 トウネン幼羽
  
トウネン幼羽とヨロネン幼羽(9/13石巻)の角度比較 ショウドウツバメ


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