■2023年3月26日(土)6:20-10:22【天気】曇り時々晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】尻屋岬沖~苫小牧港
【種名】コハクチョウ9、オオハクチョウ5、マガン14、シノリガモ4、クロガモ12、コアホウドリ8+、クロアシアホウドリ2、アホウドリ2,ミツユビカモメ++、ウミネコ2、セグロカモメ1、オオセグロカモメ+、ハクセキレイ4(4科13種)
【メモ】朝は6時から7Fデッキで観察を始めた。幸い雨風は天気予報通りなく、海面も凪と言ってよい状態だったが、天気が曇りで暗く、そこが天気予報とはちょっと違っていた。海上だから仕方がないが、それでも時々晴れ間もあったが、ほぼ曇りと遠景は霞んでいて、尻屋岬と恵山岬は全く見えず、GoogleMapで位置を見ながら観察した。例によって尻屋崎沖からコアホウドリ、アホウドリ、ミツユビカモメが見られ始め、一番多かったのはカモメだった。その後、北上するカモメとミツユビカモメの混群を何度か見た。船のすぐ下を、船と並行して、ハクセキレイの小群が北上していくのには驚いた。疲れたらフェリーで休むのだろうか。それとも一気に海峡を渡るのか。そのうち、あまり遠くない距離に、オオハクチョウとコハクチョウ、それにマガンの一群が、写真のように一列になって北上していくのを見ることができた。これにはかなり感動した。その後、恵山岬沖を過ぎる頃に、船首の方向を見ると、黒い群れが飛んでいた。ウミスズメか!と思ったが、ちょっと群れの形や飛び方が違う。それは何とオナガガモが北上するむれだった。がっかりと言うとオナガガモに失礼だが、渡りを見ることができたのでよかった。県内にあんなにいたオナガガモも、こうして海を渡っていくのだろう。苫小牧港に近づくにつれ、例によって何もでなくなり、最後は苫小牧港内にウミネコ、クロガモとシノリガモを見て終わりだった。ウミスズメ類はまたしても見ることができなかったが、ハクチョウとマガン、カモメ類、カモ類、ハクセキレイの北上を見ることができたのはよかった。
【動画】海を渡るオオハクチョウ・コハクチョウとマガン
【写真】
ミツユビカモメ1W/ミツユビカモメAdW/アホウドリ若鳥
カモメ1W/夜明け/セグロカモメ4W
海峡を渡るハクチョウとマガン/オオハクとコハクが混在していた/カモメAdS
カモメとミツユビカモメ/カモメAdW/カモメとミツユビカモメの混群、次々に群れが現れた。
オオセグロカモメ幼羽/オオセグロカモメAdS/コアホウドリ
コアホウドリとオオセグロカモメ2W/オオセグロカモメ3W/クロアシアホウドリ
コアホウドリ/ミツユビカモメ/北上するオナガガモ/カモメとミツユビカモメ
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