私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2006年9月8日(金)~12日(火)小笠原航路,父島,母島,硫黄島クルーズ(再掲)その1

2023年08月02日 | 県外・国外・その他

■2006年9月8日(金)~12日(火)【天気】晴れ曇り【機材】EOS30D+EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM、PowershotS3 IS
【場所】小笠原航路、父島、南硫黄島・硫黄島・北硫黄島、母島
【種名】ハジロミズナギドリ1,シロハラミズナギドリ4,アナドリ+,オオミズナギドリ++,オナガミズナギドリ++,アカオネッタイチョウ+,シラオネッタイチョウ成鳥+,幼鳥1,カツオドリ++,アカアシカツオドリ+,幼鳥1,カワウ+,ゴイサギ1,ダイサギ2,コサギ1,オガサワラノスリ2,メダイチドリ+,ムナグロ+,ダイゼン2,キョウジョシギ+,トウネン4,ヒバリシギ1,セイタカシギ成鳥♂1,トウゾクカモメ3,ユリカモメ+,セグロカモメ+,オオセグロカモメ+,ウミネコ+,クロハラアジサシ3,オオアジサシ1,アジサシ++,クロアジサシ+,シロアジサシ成鳥1,アカガシラカラスバト,ツバメ2,オガサワラヒヨドリ4,イソヒヨドリ++,ハシナガウグイス5,イオウジマメジロ+,ハハジマメグロ+(17科37種)
【メモ】  ※ ジオシティ終了に伴い、閲覧できなくなったことから記録の再編集・再掲。
 母島には23年ぶり,硫黄島(未上陸)には22年ぶりに行った。2006年9月8日(金)10時,薄曇りの湿った風に吹かれながら小笠原丸はゆっくりと東京竹芝桟橋を離れ,父島を目指す。今回の探鳥はいつものような1人ではなく,ワイバードのツアーに参加しての「探鳥会」の一員としてだ。が,デッキで一日中海鳥を探す元気はなく,他力本願で教えて貰いながら,写真撮影と観察をした。船室で寝ていることも多く,朝寝と昼寝は日課のようなもので,みんなが熱心に見ている時に寝ていたため,見るべき時に見ることができなかった海鳥もけっこういた。
【写真】
  
9/8 15:02三宅島/15:05三宅島/15:45御蔵島 
  
9/9 5:17朝焼け/9:40聟島列島/16:13父島二見港と小笠原丸
  
9/10 5:24 南硫黄島付近/6:04 南硫黄島
  
8:14 南硫黄島から北上し、自衛隊基地のある硫黄島
  
硫黄島を後にし、北上。
 
12:20北硫黄島 /17:23 父島二見港に戻る。翌日母島へ
  
カツオドリad♀/アカアシカツオドリad/ハハジマメグロ

【コメント】この時の機材は、EOS30DとEF100-400mm F4.5-5.6L IS USMの組み合わせだったが、この時まで、というか大学時代からキャノンのカメラがプログラムAEがついた時から、カメラ任せのシャッター速度と露出で撮影していた。このツアーは「真木さんと行く!硫黄島 3島巡りと母島」ということで、いろいろ撮影について教えていただいた。特に、今となっては、それ以外の撮影方法では鳥は撮影してはいないが、”絞り優先”でできるだけ速いシャッター速度で、撮影するというものだった。当時、プログラムAEだったので、”えーっ”というくらいのショックだった。早い話、今メインで使っているEF500は、被写界深度を気にする場合以外はf4、RF100-500はf7.1のAvモード。ISOはf4ではISO100、f7.1ではISO400固定で通常は使っている。ただし、撮影したり、車の座席でレンズが転がっているうちに、勝手に設定が動いてしまっていて、それを知らずに夢中になって撮影し、途中で、なんだあ!設定が・・・・となることもしばしば。特に、金華山沖では多い。というわけで、それ以後は、きっぱりAvモードになっている。ちなみにRF100-500のF7.1というのは、最初暗いんじゃないのと思ったが、F5.6やF6.4とF8の間の絶妙な位置で、通常、ISO400で撮ればぶれも問題なく、被写界深度の関係で、あまりピントを気にせず、カメラのAF任せで撮影できる値になる。このツアーでも、ISO400のF5.6dで撮影すれば、使えるコマもたくさんあったはずなのに残念だ。もう一度行くしかない。ただし、行くならやはり三島クルーズでないとね、と思うのだった。三度退職したら、小笠原海運の船に乗るしかない。もっと言えば、最初からロタ島に行くという手もある。


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