私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2023年8月25日(木)・27日(日)大沼・赤沼

2023年08月29日 | 大沼・赤沼

■2023年8月25日(木)・27日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】赤沼・大沼
【種名】カルガモ、カンムリカイツブリ、ダイサギ、コチドリ幼2、オオジシギ幼1、アオアシシギ幼1、トウネン幼3(5科7種)
【メモ】赤沼のカンムリカイツブリは、おそらく3回ほど浮き巣がだめになったのを乗り越え、2羽のヒナを孵した。鳥友に繁殖失敗だねと言ったら、2羽孵っているよと教えられ、見に行くと確かに1羽は親の背中に乗って、こちらを見ていた。それからまた見に行くと、もうかなり大きくなって餌をもらっていた。例年、赤沼のつがいは遅れて繁殖するが、今年は大変だったのではないか。水を張った休耕田にはしばらくシギチが入らなかったが、これまで聞いたところによると、セイタカシギ、エリマキシギ、オグロシギ、タカブシギ、アオアシシギ、トウネンなどが入っていたようだが、見たのはトウネン幼羽3とアオアシシギ幼羽1、それにオオジシギ幼羽1だった。こうした水を張った休耕田は、以前はところどころにあって、たくさんのシギチが見られたものだが、震災以降は太陽光パネルが大規模に置かれたり、休耕田そのものがなくなったりしている。名取、岩沼、長谷釜周辺は、渡りのシギチドリにとってよい環境があった。
【写真】
  
8/23の赤沼カンムリカイツブリ。ヒナを背負っている。/25日のカンムリカイツブリ
  
宮古島に行く前に休耕田に立ち寄る。ダイサギ、アオアシシギ、オオジシギ。
  
オオジシギ幼鳥/トウネン、コチドリ幼鳥

トウネン幼鳥3羽


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2023年8月12日・(土)13日(日)大沼・赤沼

2023年08月29日 | 大沼・赤沼

■2023年8月12日(土)・13日(日)【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】大沼・赤沼
【種名】カルガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ヨシゴイ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ幼2、オオジシギ幼1、アオアシシギ幼1、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ♀、ハシボソガラス、、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(19科27種)
【メモ】大沼に行くと、例によって、ヨシゴイの幼鳥が自分で獲るのもめんどうそうに鳴きまくっている。それでも親が来ないと、自分でトンボを取ろうとしたり、親同様、水中の小魚を狙ったりするが、見ている時間帯では、いずれも失敗して、ひたすら親を呼んでいた。オオジシギがいないねなどと言って、ふと下を見ると、ムクドリみたいなのがすぐ近くをのこのこ歩いているので、一応撮っておくかと思ってレンズを向けると、それはムクドリではなくオオジシギだったのは笑いだ。餌のミミズがいるので、すぐ近くで採餌していたようだ。ここにいるオオジシギは、成鳥のように顔が白っぽい部分が少なく、雨覆もあまり擦れていないので幼鳥と思われる。
【写真】
  
オオジシギ幼鳥/水面に飛び込んだオオヨシキリ/お得意の首伸ばし
  
バンの幼鳥/これは赤沼の親子/水路に3羽のカルガモの幼鳥っぽいヒナ
  
赤沼で抱卵するカンムリカイツブリ/カイツブリ幼鳥/ムクドリと間違える。雨覆いがきれい。
  
カワウ/オオジシギ幼鳥
  
オオジシギ幼鳥/ヨシゴイ幼鳥
  
ヨシゴイ幼鳥/バン幼鳥
  
ゴイサギ幼鳥/ヨシゴイ幼鳥


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