私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

昨シーズン鳥の海シギチアップは、秋の渡り後半。春の渡りが始まる前に、昨シーズンのアップは終わりそう。

2024年12月15日(日)諫早干拓

2024年12月28日 | 県外・国外・その他

■2024年12月15日(日)11:23-13:36【天気】曇り、小雨【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】諫早干拓(小江干拓、中央干拓、森山干拓)※吾妻干拓へは時間がなく行かずじまい。
【種名】マガモ、カルガモ、ホシハジロ、キジバト、マナヅル、ナベヅル、オオバン、タゲリ、セグロカモメ、トビ、ハイイロチュウヒ♂♀、ノスリ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ムクドリ、ホシムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、アトリ(16科26種)
【メモ】千々石海岸でカモメを見て、道を引き返し、まずは中央干拓に行ってみた。各干拓地は、水路と堤防で区切られていて、ここまでは〇〇干拓エリアとわかりやすい。とりあえず、ツルとクロツラヘラサギを見ればOKということで、あまり細かく鳥は見なかったが、ツルは、大好きなマナヅルがたくさんいて、うれしかった。そして何よりも、マナヅルの群れが採餌する風景が素晴らしかった。次に森山干拓に行くと、あちこちにナベヅルとマナヅルがいた。農道のすぐわきで採餌していて、車を停めても特に何とも思わないようで、親子で採餌を続けていた。吾妻干拓にも行けばよかったが、調整池に行きたかったので、戻って小江干拓に行ったのはいいが、調整池といってもやたら面積が広く、どこにいるか聞ける人もいなかった。雨もますます降ってきた。今日は、東よか干潟の夕暮れ時と干潮の様子も見たかったので、狩りをしていたハイチュウを間近に見て終了となった。諫早干拓はもったいなかった。どこも、もっといたかった。
【写真】
  
諫早干拓北部排水門/海側、遠くに雲仙岳/中央干拓の一面のキャベツ畑
  
伊豆沼や蕪栗沼の田んぼの水路のようなところや耕地に、ガンではなくツルがいた。
  
耕地にはたくさんのハウスが立ち並んでいた/耕地のマナヅルの群れ
  
マナヅルの幼鳥というと頭のあたりが茶色っぽいが、これは黒基調だった。2,3年目くらいなのか。/ナベヅルの親子/マナヅルの両親
  
マナヅル親子/アトリ/ホシムクドリ
  
タゲリ/ハイイロチュウヒ♂。蕪栗沼だと、塒を旋回するのをみんなで見ているが、こちらでは、中央干拓や小江干拓の農地が狩場のようだった。


Copyright(C)2024 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.

 


2024年12月28日(土)蕪栗沼

2024年12月28日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2024年12月28日(土)12:20-15:50【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃
【種名】オオヒシクイ、マガン、オオハクチョウ、コガモ+++、タゲリ10+、トビ、チュウヒ♀成鳥2・幼鳥♀1、ハイイロチュウヒ成鳥♀1、ノスリ、モズ、ヒヨドリ、スズメ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(7科15種)
【メモ】前日は、ハイチュウ♂がちょっと遠目だったが明るいうちからよく飛んでくれたので、昼頃からまた行ってみた。14:30少し前からチュウヒが飛び始め、その後、ハイチュウ♀が14:31から何と15:49まで、ほぼ出ずっぱりで飛んでくれた。撮影位置に近いところにもやって来てくれて、これで♂も飛べばなおよかった。♂は結局、戻ってこず、♀が降りた後に引き上げたが、十分見ることができた。チュウヒは♀成鳥2タイプと幼鳥♀のよくあるタイプの3羽が飛んだ。♂成鳥はここしばらく見ていない。♂はかなりきれいなのだが。撮影ISOもほとんど100で、15:30を過ぎたことからISO200にしたが、晴れて光線もよかった日だった。シーズン1回はこういう日がある。
【写真】
  
雪のないというか、冬でも雪が積もらなくなった蕪栗沼周辺田圃/マガンの群れ/冬季湛水田のマガン
  
チュウヒ成鳥♀虹彩は黄色。後半掲載の♀とは下面が異なるタイプ。腰は少し白い羽がある。
  
14:31まだ明るいうちにハイチュウ♀が飛翔を始めた。
  
ハイチュウ♀
  
ハイチュウ♀
  
ハイチュウ♀
  
ハイチュウ♀
  
ハイチュウ♀/チュウヒ成鳥♀下面一面茶褐色タイプ/ハイチュウ♀
  
ハイチュウ♀/マガン/ハイチュウ♀。


Copyright(C)2024 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.