■2022年3月11日(金)11:01-14:20【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】加美町宮崎地区、小野田地区
【種名】マガン,シジュウカラガン,コハクチョウ,アメリカコハクチョウハイブリッド,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,オオバン,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒヨドリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(11科21種)
【メモ】今シーズンは積雪が多く、前回3月5日は小野田、宮崎地区の田んぼはまだ雪に覆われており、中新田地区の観察がメインだったが、このフィールドで初めてカリガネを観察した。今回は前回から約1週間後ということで行ってみたが、雪解けは宮崎の陶芸の里スポーツ公園ラインまでで、そこから上はまだ雪に覆われガンハクチョウの姿はなかった。いつものように賀美石地区からスタートした。ミヤマガラスの大群が,マガン・ハクチョウの群れが採餌している近辺にいた。宮崎地区と小野田地区にはおおよそマガンの3000を超す群れと、ハクチョウ類は1万羽は越す群れがいた。特に小野田中から鳴神神社までの高谷地の広大な田んぼに多くの群れが集結し、採餌していた。このエリアは、震災の年に加美町に勤務していた時から観察していたところで、特に密度が高い。また、今回は積雪でガンはいなかったが長清水地区、旭地区はマガン、ハクチョウ類の雪解け田圃一大採餌地となっている。
エリアを回りながら、ハクチョウ、ガン類の群れの中から、アメリカコハクチョウやシジュウカラガン、その他のガンがいないか見て回った。シジュウカラガンは至るところにいたが、単独の大群は見られず、ほとんどがマガンやハクチョウの群れの中の小群だった。アメリカコハクチョウに関しても,ハイブリッドはかなりの個体数が確認できた。渡去前のこの時期にしては,ガンもハクチョウもまだ万単位でいるのは,広大な面積の雪解け田圃の採餌地のおかげだろう。山紫水明は,この里を表すのにぴったりの言葉だ。米も野菜もとにかくおいしいところです。
※よけいな話ですが,私が勤務していた学校の給食は毎日,大衆食堂のおいしい定食を食べている感じでした。いわゆる給食の範疇を完全に超えていました。
【写真】
ハクチョウ類はコハクチョウがメインだが,オオハクチョウも多くいる/マガンの大群/ミヤマガラスの群れ
シジュウカラガンとマガン
薬莱山スキー場をバックに飛ぶマガンの群れ/アオサギ/シジュウカラガン
シジュウカラガン/いつもの好きな風景(色麻)
Copyright(C)2022 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.