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遠かったがミヤマガラスの中に初認コクマルガラス。ふと、助手席側を見たら、道路に初認ホシムクドリだった。

2022年3月14日(月)南三陸コース

2022年03月14日 | 南三陸漁港

■2022年3月14日(月)11:07-13:20【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】南三陸コース(石巻市十三浜、大室・小室漁港、相川漁港、波伝谷漁港)
【種名】コクガン、コブハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、タイミルセグロカモメ、ミサゴ、トビ、オジロワシ、オオワシ、チュウヒ、ノスリ、カワセミ、コチョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、オオジュリン(21科47種)+カモシカ
【メモ】朝の段階でどこに行くか迷っていたが、雨が降って蒸気が上がっていたので、南三陸にオオワシを見に行くことにした。泉パークから大和ICで降りて、鶴巣の田んぼを右手にガンやハクチョウ、コチョウゲンボウを見ながら走って行くと、田んぼからは水蒸気が上がっていてとても美しく、山も靄がたなびいていた。大郷ICでまた高速に上がり、目的地をめざした。10時に出て、現地に着いたのは、ちょうど11時ちょっと過ぎたころで、ポジションを決め、オオワシ、オジロワシが来るのを待った。
 目の前をカワセミが飛び、さっきまでかなり遠くにいたコブハクチョウが、いつも間にか近くまで来ていた。ジョウビタキが濡れそぼって、近くにやってきたので撮影した。チュウヒが飛び、トビが水面から魚をさらった。これは来るかも!と待ち構えていたら、11:47オオワシが沼の水面近くをやってきた。自分の正面近くまでやってきて旋回し、またこちらに向かってきた。目の前でさらに高度を上げて、後ろの山に止まった。トビが2羽しきりにモビングして、ほどなくオオワシがまた頭上を通過し、岸向かいの山に止まった。そこでまた、トビにモビングされていた。ふと気配を感じて後ろを見ると山の上でオジロワシ2羽がシンクロして飛び、旋回していた。12:07に撮影を終わり、カモメウォッチングをするため大室・小室漁港に向かった。途中河口で、毎回いるカモやカイツブリ類を見ながら走っていった。天気が悪かったせいか、カモメたちが防波堤の上にいてラッキーだった。タイミルセグロカモメも1羽いた。ただし、今季まだ、シロカモメを見ていないのが残念だ。そこから相川漁港に行き、地元の漁師の方としばらく話をしていると、カモシカがいるよと教えられ、撮影した。春先になるとよく出るらしい。発信機らしきものをつけたコクガンが1羽採餌していたが、昨日はかなりの数が採餌していたそうだ。養殖ワカメの芽も食べるということで、それは食害ですね、と言った。
 そこから波伝谷漁港に行ったが、何もいなかった。コクガンをカウントするため写真を撮影し、来た道を引き返した。今日は思わず、オオワシのアップが見られてよかった。明らかにこちらを見ていたのもわかった。学生時代に、冬の道東に行き、初めてオオワシを見たが、これも明らかに上空から自分たちを睥睨していた。
【写真】
  
ジョウビタキ   カンムリカイツブリ
  
オオワシの飛翔。旋回する。
  
またやってきて、頭上を通過。
  
おおきいー! 怖い。レンズ越しでも怖かった。顔が。
眼の上の黄色い部分は皮膚が盛り上がってまるで眉のように見える。
  
飛びにモビングされ、また飛ぶ。 /コブハクチョウ。
  
オジロワシ、少し若い方。2羽でシンクロして飛んでいた。
  
この風景を撮りたかった/ウミアイサ/スズガモの群れ。コスズはいなかった。
  
セグロカモメが数羽いる/オオセグロカモメ第3回、4回冬から夏羽へ移行中
  
オオセグロカモメ第1回、第2回冬から夏羽移行中/タイミルセグロカモメ成鳥冬羽から夏羽/発信機を付けたコクガン
 
コクガンの群れ/カモシカ(相川漁港)


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