会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都一人旅第4日目ー5 下鴨神社

2010-01-07 19:15:00 | 旅行
1月7日(木) 七草粥  雨も時折降るが暖かい   
 七草粥を食べ、お茶を習っている妻を送迎。買い物もつき会う。
 テレビのニュースでは藤井財務大臣の辞任について色々な憶測が報道されるが、素直に健康上の理由ということで大騒ぎしないで、通常国会を開き予算審議をしっかりやってほしい。
 テロ騒ぎで開催が危ぶまれたイエメンとのサッカー試合も平山のハットトリックシュートで辛くも3対2勝った。ほっとする。

10日(木)   下鴨神社へ
仙洞御所の拝観を終えたのが午後2時半。宿に行くには早過ぎるので京都御所の北にある相国寺へ歩いて行く。残念ながら特別拝観は終わっていた。境内を自由に見て回った。雨が少し降りだしたのでタクシーで下鴨神社へ(760円)。

"禅宗京都五山の一つ 相国寺"
足利義満が創建した臨済宗相国派の大本山。豊臣秀頼寄贈の法堂は山内最古の建物で重要文化財。同寺や末寺が所有する宝物は相国寺承天美術館で見ることができる。


 下鴨神社は遅くまで紅葉がみれる所だと運転手さんが教えてくれた。
雨は止んだが、どんよりとした曇り空。あまり期待しないで下車。
世界遺産の表示のある所で写真を撮り、参道を本殿へ進むと木々の紅葉が残っていた。少し落葉はあるがこの時期に見れたのはラッキーである。境内に「さざれ石」があったので写真を撮った。
 晴れた日の午前中に来たかった。参拝して境内を出るころには辺りは薄暗く、写真もよく撮れない。帰り道 「方丈記」の作者鴨 長明 の「梄すみか」がある河合神社に寄った。
 日暮が早く街灯がともりだした。今晩の宿「花屋旅館」の場所がわからないので西木屋町までタクシーに乗った。(1220円)


"京都最古の神社の一つ 下鴨神社"
祭神は上賀茂神社に祀られている祖父神と母神で、正式名は、賀茂御祖神社。平安時代は王城鎮護の神として崇められていた。国宝の本殿をはじめ、重文の社殿が立ち並び厳かなたずまいを見せてくれる。


"国歌「君が代」にうたわれた「さざれ石」"
さざれ石とは、小さな石という意味。火山の噴火により石灰岩が分離集積して凝固した岩石。この石は年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る岩石。「古今和歌集」には私たちの遠い祖先から信仰してきた生石(いきいし)伝説の「さざれ石」が詠まれており、国歌の原典となっている。


"鴨長明の住居 方丈"
神武天皇の御母神を祀った神社 河合神社に鴨 長明の方丈はあった。鴨 長明は「ゆく河の流れはたえずしてしかももとの水にあらず」の冒頭の文で始まる方丈記の作者。宮廷歌人であったが50歳で公職から身を引き隠遁。各地を転々とした。移動しやすいように組み立て式の「梄すみか」=方丈を活用。
広さは一丈(約3m四方)。約2.73坪。畳5帖半。間口、奥行も一丈というところから「方丈」と名がついた。土台状のようなものの上に柱が建てられているのが特徴。