2014年3月2日(日)雨 3.4℃~0.4℃
喜多方市中央公民館主催の「知的のんべえ酒づくり講座」とは別に今年初めて喜多方市の蔵元「大和川酒造」が自然エネルギーでつくる『おひさまスパーリングで乾杯! プロジェクト』を立ち上げ参加者を募集した。案内が来たので応募し9月に酒造米収穫体験をし、2月1日、2日に洗米から蒸米、冷却、麹種まき、仕込みなどの酒づくり体験をした。
その酒がスパークリングである。昨日飯豊蔵に集まり、工場見学、精米所見学などをしてから本社北方風土館へ移動し乾杯イベント!を行った。瓶内二次発酵系の発酵している酒なので栓を開ける時に慎重にしないと炭酸ガスが吹き出て大変なことになる。気をつけながらガスを少しずつぬいいたのだが、1本だけ急いで開けたため酒が吹き出ってあわてた。
ハプニングがあったが、スパークリング完成を祝って乾杯した。麹の味わいと、爽やかな飲み口、香りはフルティーで甘い酒。口の中でプチプチとガスがはじける。イタリアンやフレンチなどにも合わせて飲める、シャンパン替わりの新感覚のお酒である。冷やして飲むのがおすすめ。
女性向の酒かな。アルコール度数は14度あるので口当たりがいいからと盃を重ねると酔いが回る。また飲むヨーグルト(夜ぐると)が提供されたがこれも甘い。度数は8度くらい。飲んべえは甘い酒はほどほどにして純米吟醸酒を飲み交わし懇親を深めた。
醤油手帳さんのブログをお借りすると次のように書いてありました。
『日本酒のスパークリングと呼ばれる微発泡のお酒は大きくわけると3種類があったりします。
◾活性にごり系
◾瓶内二次発酵系
◾炭酸ガス注入系
これらについて順番にお話ししようと思うのですが、その前に覚えていただきたいことがあります。それは日本酒が造られるとき、つまり発酵するときに「糖分が発酵されてアルコールと二酸化炭素になる」ということです。
なので、ものすごいおおざっぱに言うと、お米が分解されて糖分になる(ずっともぐもぐお米を噛んでいると甘くなるというあれと同じです)→糖分が分解されてアルコールと二酸化炭素になる、という順番でお酒がつくられているのです。新酒で作りたてのお酒にちょっと炭酸ガス感があるのはこういう理由だったりするのですね。ということを頭に入れて、順番に見ていきましょう。
・活性にごり
これはにごり酒なのですが、発酵している最中のお酒を濾過したりしないでそのまま菌が活きている状態で瓶につめたものです。なので、瓶の中でもどんどん発酵しています。アルコールと二酸化炭素(炭酸)が作られていくのですね。中から出てくる炭酸で瓶が爆発しちゃわないよう、ふたに空気穴が開いていて、空気が抜けるようになっています。「横倒し厳禁!」なんて書いてあったりするのもこのタイプです。
時間が経つと発酵が進んでしまって、甘みが減っていくのもこのタイプの特徴と言えるでしょう。
・瓶内二次発酵系
これはいったんお酒を瓶に入れて、その中に新たに酵母(場合によっては糖も)を入れて封をしたタイプです。酵母はお酒の中の糖分を分解してアルコールと二酸化炭素を作るので、封をしていたら炭酸ガスが瓶の中に閉じ込められることになります。なので、封を切ると泡がしゅわしゅわと出てくるのですね。これはシャンパンと同じ作り方になります。
有名な一ノ蔵の「すず音」は、同じ一ノ蔵のお酒「ひめぜん」を瓶内二次発酵させたお酒です。
こちらも時間が経つと発酵が進んでしまいます。なので基本的には要冷蔵ですね。温度が低いと発酵はゆっくりと進んでいきますので、味が変わるのもゆっくりになるというわけです。
・炭酸ガス注入系
こちらはお酒に炭酸ガスを入れて、そのままふたをするというタイプです。使うお酒は火入れといい、加熱殺菌をしていて味が変わらないようにしています。「火」という言葉を使っていますがそんなに高温で殺菌をしているわけではありません。あまりにも温度を上げるとアルコールが飛んじゃいますからね。牛乳の低温殺菌みたいなものを想像するといいでしょう。
このタイプは品質が安定しているのが特徴です。瓶内二次発酵のものよりも、とにかく要冷蔵というわけではありません。』
喜多方市中央公民館主催の「知的のんべえ酒づくり講座」とは別に今年初めて喜多方市の蔵元「大和川酒造」が自然エネルギーでつくる『おひさまスパーリングで乾杯! プロジェクト』を立ち上げ参加者を募集した。案内が来たので応募し9月に酒造米収穫体験をし、2月1日、2日に洗米から蒸米、冷却、麹種まき、仕込みなどの酒づくり体験をした。
その酒がスパークリングである。昨日飯豊蔵に集まり、工場見学、精米所見学などをしてから本社北方風土館へ移動し乾杯イベント!を行った。瓶内二次発酵系の発酵している酒なので栓を開ける時に慎重にしないと炭酸ガスが吹き出て大変なことになる。気をつけながらガスを少しずつぬいいたのだが、1本だけ急いで開けたため酒が吹き出ってあわてた。
ハプニングがあったが、スパークリング完成を祝って乾杯した。麹の味わいと、爽やかな飲み口、香りはフルティーで甘い酒。口の中でプチプチとガスがはじける。イタリアンやフレンチなどにも合わせて飲める、シャンパン替わりの新感覚のお酒である。冷やして飲むのがおすすめ。
女性向の酒かな。アルコール度数は14度あるので口当たりがいいからと盃を重ねると酔いが回る。また飲むヨーグルト(夜ぐると)が提供されたがこれも甘い。度数は8度くらい。飲んべえは甘い酒はほどほどにして純米吟醸酒を飲み交わし懇親を深めた。
醤油手帳さんのブログをお借りすると次のように書いてありました。
『日本酒のスパークリングと呼ばれる微発泡のお酒は大きくわけると3種類があったりします。
◾活性にごり系
◾瓶内二次発酵系
◾炭酸ガス注入系
これらについて順番にお話ししようと思うのですが、その前に覚えていただきたいことがあります。それは日本酒が造られるとき、つまり発酵するときに「糖分が発酵されてアルコールと二酸化炭素になる」ということです。
なので、ものすごいおおざっぱに言うと、お米が分解されて糖分になる(ずっともぐもぐお米を噛んでいると甘くなるというあれと同じです)→糖分が分解されてアルコールと二酸化炭素になる、という順番でお酒がつくられているのです。新酒で作りたてのお酒にちょっと炭酸ガス感があるのはこういう理由だったりするのですね。ということを頭に入れて、順番に見ていきましょう。
・活性にごり
これはにごり酒なのですが、発酵している最中のお酒を濾過したりしないでそのまま菌が活きている状態で瓶につめたものです。なので、瓶の中でもどんどん発酵しています。アルコールと二酸化炭素(炭酸)が作られていくのですね。中から出てくる炭酸で瓶が爆発しちゃわないよう、ふたに空気穴が開いていて、空気が抜けるようになっています。「横倒し厳禁!」なんて書いてあったりするのもこのタイプです。
時間が経つと発酵が進んでしまって、甘みが減っていくのもこのタイプの特徴と言えるでしょう。
・瓶内二次発酵系
これはいったんお酒を瓶に入れて、その中に新たに酵母(場合によっては糖も)を入れて封をしたタイプです。酵母はお酒の中の糖分を分解してアルコールと二酸化炭素を作るので、封をしていたら炭酸ガスが瓶の中に閉じ込められることになります。なので、封を切ると泡がしゅわしゅわと出てくるのですね。これはシャンパンと同じ作り方になります。
有名な一ノ蔵の「すず音」は、同じ一ノ蔵のお酒「ひめぜん」を瓶内二次発酵させたお酒です。
こちらも時間が経つと発酵が進んでしまいます。なので基本的には要冷蔵ですね。温度が低いと発酵はゆっくりと進んでいきますので、味が変わるのもゆっくりになるというわけです。
・炭酸ガス注入系
こちらはお酒に炭酸ガスを入れて、そのままふたをするというタイプです。使うお酒は火入れといい、加熱殺菌をしていて味が変わらないようにしています。「火」という言葉を使っていますがそんなに高温で殺菌をしているわけではありません。あまりにも温度を上げるとアルコールが飛んじゃいますからね。牛乳の低温殺菌みたいなものを想像するといいでしょう。
このタイプは品質が安定しているのが特徴です。瓶内二次発酵のものよりも、とにかく要冷蔵というわけではありません。』