雛飾り

２０１４年３月３日（月）晴　4.2℃～-0.5℃

　日が当たりにくい歩道に居座り続け、足元を脅かしていた氷の塊。春到来を思わせるような暖かい日が続き、やっと観念したかのように解けだした。午前中はぽかぽか陽気となり日陰の雪を片づけると汗がにじむ。オーバーを着ないで街歩きができた。午後３時過ぎになると気温が下がり小雪がちらちらと舞い降りた。３月は冬と春とのせめぎ合いはまだ続く。しばらくは雪の備えも必要だろう。



　今日は３月３日女の子の節句。娘が小さい頃は７段に雛人形を並べ、桃の花を飾り、雛あられや菱餅を供える、すこやかな成長を祈ったものである。白酒や寿司などの飲食を楽しんだ。娘が家を出てからも男雛、女雛だけでも飾った。いつからだろうか雛人形は箱の中に入れられたまま飾られなくなってしまった。

　喜多方市では今年も２月１５日～３月３日まで「ひなの蔵めぐり」が開催された。
「女の子の健やかな成長を願うと共に、古きよき伝統文化の魅力を発信するため、市民の方の善意により集まった雛人形を一堂に展示。ひなミュジアム」　また、市内の蔵、店頭などでも古き良き伝統文化と華やかな雛人形を次世代へ継承する趣旨に賛同して雛人形を飾っている。

　酒づくりで喜多方に行っていたので、ひなミュージアムの巨大な雛壇、蔵や店頭の雛飾りを見て回った。飾ってもらえた雛人形は晴れ晴れとしているようだった。我が家の雛人形も来年は箱から出して飾ってやろうと思った。